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zoom RSS ゲンペイクサギ(源平臭木・クレロデンドロン)

<<   作成日時 : 2006/07/27 17:41   >>

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亡き父の思い出のひとつの花として、その鉢物を見るたびに懐かしく求めているゲンペイクサギ(源平臭木)がある。何時も花が終わると枯らしてしまっているが、管理方法が間違っていたのであろうか?

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柔らかい五角形の白い萼の中から小さな丸く赤い蕾が出てくると、次第に6弁の赤い花びらが開き、中からくるりと曲がったオシベとメシベが面白い格好で出て、そのうち真っ直ぐになる。
萼の白と花の赤のコントラストが非常に美しく、父もこの美しい花を何度も眺めては、何か心慰めていたのであろうか?この紅白の色に源平の謂れがある。茎は黒っぽくてゲンペイカズラとも別名を持っているが、見る限りつる性ではないようだが、園芸種なのだろうか?ゲンペイクサギ(源平臭木)の和名があるものの、ハイカラで西洋風な品の良いイメージの花であり、原産地は西アフリカ原産で明治中期に渡来したそうだ。

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そして別名がクレロデンドロンと舌を噛みそうな言葉だが、クサギ属のことであり、何処かで聞いた事があると調べたら、「クレロデンドロン・ウガンデンセ」。即ち流通名「ブルー・エルフィン」で、以前育てたことのある、青い蝶のような花が咲く大好きな植物であった。そしてなんと、別名がベンケイクサギ(弁慶臭木)で、これらは全く同じ仲間だったと初めて知った。

この二つともクマツヅラ科クサギ(クレロデンドルム)属で、属名Clerodendrum は「運命 cleros」+「樹木 dendron」に由来するそうで、日本語で言えば「運命の木」となるようだ。

日本では山野に自生するクサギ(臭木)も仲間だが、花の色は白で萼は赤とゲンペイと反対である。何故クサギ(臭木)と呼ばれるかと言うと、葉を揉むと独特の臭気が漂よい、花はユリのような香華がするらしい。このゲンペイクサギ(源平臭木)の葉を強く揉んで見たら臭気があったが、花は無臭であった。

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管理は、西アフリカ出身なので、やはり強い光を好み年間通じて日の当たる場所に置かないといけないが、夏の直射光は避けてやや半日陰にした方が無難と言う。日照不足に弱く、暗いところでは落葉し、生育温度が20〜30℃で冬場は室内で越冬ということだが耐寒性は弱く5℃以下では落葉するが大丈夫のようだ。

また、ボタンクサギ(牡丹臭木)と言って、花がシモツケのような咲き方をするものがあるが、以前これも育てて地植えしたが、枯れてしまった。
私が好きで大事に育てていたブルー・エルフィンは、今年の2月には室内で開花してくれていたのに、3月になって突然枯れてしまった。本当に残念であった。。。


参考として:クサギの花
http://www.botanic.jp/plants-ka/kusagi.htm

ブルー・エルフィン
http://annabelle.at.webry.info/200510/article_16.html
http://annabelle.at.webry.info/200602/article_5.html

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<ゲンペイクサギ(源平臭木・クレロデンドロン)>
クマツヅラ科 クレロデンドロン(クサギ)属
学名 : Clerodendron thomsoniae
クレロデンドロンは、ギリシャ語のcleros(運命)と dendron(樹木)が語源。
別名;クレロデンドロン(学名から)、ゲンペイカズラ 、 ゲンペイボク
英名:bag flower
原産地:西アフリカ
花期:5〜7月
性状:非耐寒性常緑小低木、
他に斑入り葉のもの、萼の花色が赤い ベニゲンペイカズラ もある 。


「西洋の風を放つか赤白の対比鮮やか源平臭木は」

「美しき花に実母の面影を重ね愛でしか在りし日の父」

「何れかの花に止まると見せかけて紋白蝶の葉先に遊ぶ」

「源平の臭木の花にも止らずに蝶の3匹群れて飛び去ぬ」

「運命の木の謂れ持つクサギ属心情厚く伝うる花の」

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さん、源平咲きの花がおめでたく、良いものですね。東京の新宿御苑の温室にもあり、何度か見ていますが、寒さに弱いもののようですね。
 うちではボタンクサギを育てていますが、こちらはピンクで沢山集まって咲きますね。武蔵野の雑木林では、クサギの香りの良い花がそろそろ咲きますし、この花はアゲハが好むもので、蜜を吸いに飛んできますね。クサギは、秋の実も星型で、素晴らしいデザインですよね。
なおさん
2006/07/27 21:13
かっわいい!まるで布か何かで作った花みたいだね。
じぃ〜〜〜っと見ちゃったよ。かわいい花で赤と白のコントラストが
いいねぇ〜。私、こんな風にはっきりした色が大好き!
また見に来るね。いつもありがとう。。。
さよちん
2006/07/27 22:21
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
父が好んでいましたので何時も見かけては求めていますが、父もそうだったようで何故か冬越し出来た試しは無いでした。
ボタンクサギはあちこちで見ますが、茎が同じように黒っぽいですね。
うちも植えたのですが、何故かこれも見事に枯れました。
クサギも田舎で近くに生えていて、若芽が薬草とかで父が採って食べていたようで、すごく臭かったようですけど。花の匂いは嗅いだことはありませんでした。蝶が寄って来るのでしょうか?この源平には、見ている限り来ないようです。
なおさんへ
2006/07/27 22:39
さよちんさん、こんばんは。
この花、赤白のコントラストがとても可愛いですよね。
田舎では、山野草見飽きて育ちましたので、園芸種のシクラメン、クジャクサボテン、そしてこの花など、父ははっきりとした綺麗な花が好きでしたよ。菊もユリもまるで花園みたいでした。私も今似たようなイメージで求めているのかも知れません。でも父は美しい花の中に、実母をイメージしていたのかもとこの頃思っています。さよちんも見かけたら、求めたら、さよちゃんも娘さんもきっと喜ぶよ。似たような可愛い花にアブチロンがありますが、どちらも優しい気持ちにさせてくれますヨ。でも鉢が増えると外出がね?
さよちんさんへ
2006/07/27 22:46
一花さん、おはようございます。
先日はコメントありがとうございました。
ゲンペイクサギはなかなかおしゃれな花ですね。こちらではあちこちの藪でクサギがひっそりと咲き始めています。花から流れる甘い香りと葉の放つ臭気とのアンバランスが面白いですね。
リコリス
2006/07/28 05:03
お早うございます。昨日はコメントを有り難うございます。早速「藪茗荷」で調べてみましたら、同じ花が出ておりました。茗荷が生姜科の仲間と言うことまでは判るのですが、「藪茗荷は露草科の仲間で生姜科の茗荷とは縁遠い」とありました。何だかややこしいですね〜(^_^;)
お陰さまで色々と勉強することが出来ました事お礼申し上げます。
一花さんのお花は何時見ても心が癒されますね〜。
この「ゲンペイクサギ」は何故か私も懐かしさを覚えます。
又時々覗かせていただきますね。
有り難うございました。
hina
2006/07/28 09:32
リコリスさん、こんにちは。お久しぶりです。早朝からのコメント有難うございます。
帰国なさってお疲れの所、色々と原稿依頼などお忙しくまた写真の整理お花の名前調べなど大変でいらっしゃるのですね。ご無理なさいませんように。。。
ゲンペイクサギはなかなか洒落た花で、赤白の対比が美しい花です。クサギの花と似ていますが、葉も花も匂いがないし、しかも花色が逆にできていて面白いものですね。私もですが、去年リコリスさんがアップされました、クレロデンドロンもこの仲間だと初めて知りました。この頃調べてブログを書く様になって、少しずつ花の横繋がりが理解できるようになりましたが、花の世界は奥が深いし、変異変種の多さに調べる方にとっては遣り甲斐があるものでしょうね。クサギの花も自然の野山で見ると綺麗で、若葉も食され、花と葉のアンバランスが面白いですね?まだ匂い嗅いだことがありませんヨ。
リコリスさんへ
2006/07/28 11:58
hinaさん、こんにちは。こちらに初めまして。「ミョウガはショウガ科でヤブミョウガはツユクサ科」って、ほんとうにややこしくて、頭捻りますよね???きっとヤブミョウガの葉がショウガやミョウガの葉に似ているので、ヤブと付けたものでしょうね。藪に生えるのはミョウガさんの方ですのにね。hina さんの夕べの画像は、コンクリートの間から出て、随分と逞しい、ど根性ヤブミョウガさんでしたが、種のルーツは一体何処なんでしょうね〜。あれは、ミョウガと一緒で地下茎で殖えていきますよね。田舎で見た時は、藪の草と思って花も千切って、衣類につけたり悪い事して遊びましたが、ネットでお花を見たら綺麗で、悪い事をしたと反省です〜〜。デジカメのお蔭で、お花の世界が広がって嬉しいですよね。綺麗な画像が撮れれば、癒しになりますし、お花にもお返しできて幸せですね。また、あちこちの旅の写真拝見させて下さいね。こちらこそよろしくお願いしますね。
hina さんへ
2006/07/28 12:11
ゲンペイクサギ(源平臭木・クレロデンドロン) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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