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zoom RSS センニチコウ(千日紅)

<<   作成日時 : 2006/08/27 22:23   >>

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小さいボンボンのような花がたくさん咲くセンニチコウ。
これも昔、田舎の庭にはあちこちで植えてあり良く目にして親しまれていた花のようだ。
漢字で千日紅と書く様に真夏の暑い中を随分長く丈夫に咲くので、この名前が付いているようだ。そう言えば、他にもこの時期に長く咲く花として、百日草とか百日紅(サルスベリ)、日々草があり、誰が名づけたのか知らないが的確な名前が付いている。

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これはちょっと水揚げが悪いようだが、花持ちがとても良いので母が墓花としても使っていて、確か「坊主花」と呼んでいたようだ。我が家も懐かしくて花壇にこの赤紫を植えて幾度か愛でている。
1年草だが育てて見ると丈夫で花期が長い。おまけにたった1株でよく枝別れして、一枝に花が5個も付いているものもある。花の付いた横からまた小さな花が兄弟のように次々とくっ付いて咲いてくる。
花としては遠目に見ると、只丸く固まってシロツメクサのように咲いおり、あまり綺麗ではなく地味で人目も惹かないような花だが、よくよく見ると赤紫の花びらに混じって金粉のような黄色が付いている。
実はこの花と見える部分はたくさんの花が集まって出来た花序で苞と呼ばれて、本当の花はこの金粉のような黄色いもので、それを守る為にカサカサした苞があったのだと今回初めて知った。

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そのかさかさした苞のお蔭で千日も紅と書くように花持ちが良く、、ドライフラワーにもなるようで、風通しの良い場所に置くと3年以上は持つので、花言葉は「不朽、変らぬ愛情」だそうだ。

この花は猛暑、乾燥にも強く原産地は熱帯アメリカのもので、日本には江戸時代の前期に渡来して随分昔から愛でられていたもののようだ。ただ、寒さに弱いので1年草である。
本来は草丈が50センチ程だが、この頃出回っているのは矮性の草丈30センチほどとなっている。
そして花色は昔からこの赤紫が多かったが、白も桃色もこの頃見かける。
その傍に花屋で見かけた赤い種類の花だけは、「ストロベリー・フィールド」と別名が付いていて、ちょっと花の形が三角に尖って草丈も高いようだった。何故これだけ違うのだろうかと疑問に思った。

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この花の仲間には百種以上が知られて、そのうち栽培されているのが、センニチコウとキバナセンニチコウの2種だけと書いてあった。
調べて見たら、キバナセンニチコウは別名がアメリカセンニチコウで、この園芸種は花屋で見かけたストロベリー・フィールズであった。業者によって、キスカーマイン、ラズベリーフィールド、オレンジ等と呼ばれて、葉は細いが花色がセンニチコウと違って黄色でなく橙黄色で、全体的に苞が大きく草丈もあり、一回り大きい多年草である。だか花は1株にたくさんは付かず寒さに弱いので1年草扱いとなっている。
キバナセンニチコウ(ストロベリーフィールズ)

花の世界は次々と新しいものが登場して名前も覚えきれないが、やはり昔から親しまれて来て和名の付いた百日草、千日紅、鶏頭などはこの真夏を代表する花で馴染みの花だろうか?そして温暖化が進めば進むほど花にとっても環境が悪くなるので、それに耐えられるような花がこれからも生き残り、長く愛でていかれるものかも知れない。

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<センニチコウ(千日紅)>
ヒユ科センニチコウ属
学名: Gomphrena globosa
英名 : globe amaranth
別名:ゴンフレナ
原産地:熱帯アメリカ
花期:7〜10月
性状 非耐寒性一年草 、日当たりで管理、
近縁種:キバナセンニチコウ(アメリカセンニチコウ)

「文字だけの虚の世界見てうつつ世の界まで膨るる虚と実の間(あい)」

「文字に見て心に映す人影の思いは自由に空なる界を」

「古里の庭にも 昔見し花の千日紅の紫また愛ず」

「一枝は仏壇の間の供花となる庭に咲き満つ千日紅を」

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちは、千日紅ですね。3年近くも変わらぬ紅い色あいを保つというのだからすごいですよね。ドライフラワーで人気の花で、この時期は花壇でよくみかけますね。
 今日は国営昭和記念公園で講習会があり、そのついでに園内をあちこち見てまわりました。花壇で、この千日紅も見事に咲いていました。
 丸い坊主頭の花が可愛らしく、面白いものですよね。
なおさん
2006/08/27 23:28
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
このセンニチコウは、今街中の公園で見かけますね。安いし、花付きも良いし花期も長いし、昔からある百日紅と共に愛でられている花のようですね。うちも白も以前育てたのですが、花色が汚くなってしまって、やはりこの色が昔からあって一番落ち着くようですね。見えている花と思っていたのは苞で、黄色の金粉みたいなものが花でした。カサカサしているのは花を守る為だったのですね。坊主頭が可愛いくてナデナデしてあげたいですね〜。そう言えば、うちの子供たちは、昔坊主にした事がなかったので、ナデナデしてあげたかしら?
なおさんへ
2006/08/28 00:13
良かったー。話題や因んだ話や、知ってる花が出てきて・・
百日紅がサルスベリで、千日紅は別の花。
千両・万両・百両・一両は「あるのかな」同じような花なのに・・
母が畑に植えていて、丁度私が都会から戻ってきた時に、この花や黄色い・・花が咲き乱れていて、そこに蝶がたくさんやってきていました。仕事以外に写真は撮らなかったけど、この花々に止まるチョウを狙って、また、趣味としての写真撮りが始まったのです。畑の今は、花より団子で、野菜などが主です。
薩摩節
2006/08/28 00:49
センニチコウのこといろいろと詳しく知る事が出来ました、本当の花はアップで見ないと分からないですね、それからこの花は確かに田舎にいた時もよく見かけましたし、墓にも使われていたと記憶していますが、なにか面白い呼び方があったかどうか記憶に残っていません。
OSASMI
2006/08/28 07:17
センニチコウって、今回初めて良く知ることが出来ました、ありがとうございます。ブーゲンビレアが花だと思っていたのが実はそうではないというのと似ていますね。
未来
2006/08/28 10:08
センニチコウは昔から夏の常花でよくどこの家庭でも沢山植えていたのを思う出しますが、最近は田舎でしか見ませんね。先日も田舎を歩いていてきれいに咲いたのを見て撮りました。
彦左
2006/08/28 14:52
私もこの花を見て安心しました。よく見ているし名前も知っていたからです。しかし、花と思っていた所がが花でなく、花が別に有るとは知りませんでした。金粉が花なんですね。今度、良く覗き込んで見てみます。
デコウォーカ
2006/08/28 18:04
薩摩節さん、こんばんは夕べ遅くにコメント有難うございます。返事が遅れました。ブログ記事は何時も見慣れない花ばかりですみませんね。でも今日のお花は馴染みのもので、田舎では何処でも植えてありましたよね。ボンボンのようで、坊主花なんてうちでは呼んでいましたよ。お母様も百日草やら、この花を植えてらしたのですね。写真は仕事以外には撮られなかったのですか?でも蝶が飛んできて、花や蝶の趣味の写真を撮るという精神的余裕が出られて良かったですね。
今は花より団子で野菜畑ですか?うちも母は月1回は田舎に帰り、前庭で野菜を作ったり墓用のお花を育てておりますよ。この花も今育てていることと思います。またお暇になられたら少しでも花も育ててみて下さいませネ。
薩摩節さんへ
2006/08/28 21:01
OSASMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
昨日は偶然、この花をアップなさってらっしゃいましてビックリでしたOSASMI さんの画像では、随分元気で蔓延ってましたね。私もこの花を今回調べてアップするまでは、花は苞の部分で黄色いものは花粉ぐらいに考えておりましたが、カメラでアップして見たり詳しいネット資料で見て違うと分りました。ドライフラワーにはしたことが無かったのですが、丈夫な花ですよね。やはり、田舎でも見られて墓用に利用されていたものですね。
OSASMI さんへ
2006/08/28 21:07
未来さん、こんばんは。コメント有難うございます。
花が苞だってものは、随分たくさんありますよね。何故なんでしょうね?調べてみた事がないのですが、きっと本体の花を守る為なんでしょうか?今度調べて見なくてはいけませんね。ブーゲンビリヤもそうなんですか?知りませんでした。昔、島で蔓状に咲いているのを見て、そこにハブが一緒にいたのですがそれ以来なんか見るのが怖いのですよ。綺麗な花なんですよね。
未来さんへ
2006/08/28 21:12
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
このセンニチコウは、江戸時代の昔からあって日本中に広まったのですね。育てやすいし、夏に強く花期が長く花が飽きが来ないようで、可愛いイメージでしかも供花用にもなりますよね。若い方には余り馴染がないのでしょうか?でもこの頃のガーデニングでは、昔懐かしい百日草、鶏頭等とこのセンニチコウもこちらの花屋で見かけますよ。団塊の世代の方に人気があるのでしょうかね。そちらでは未だ田舎でしか見かけられませんか?彦左さんも、写真を撮られたのですね。
彦左さんへ
2006/08/28 21:19
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
やはり見慣れない花がアップされると、デコウォーカさんもちょっと?となられるのでしょうか?私は何時もデコウォーカさんのアップなさる山野草を知らないのですが、楽しませて戴いております〜。きっとデコウォーカさんの名文の違いなんでしょうね?
でも今日は見慣れた花ですし、OSASMIさん宅でもご覧になって免疫が出来てらっしゃいますので、ご安心下さいませ〜。
この花と思っていたのが実は苞で、花は金粉だったと言う新発見でした。
また、今度じゅっくりとデコウォーカさんも、目を凝らして金粉の花に、鼻を(違いました目を)近づけてよーく覗き込んで下さいませね。
デコウォーカさんへ
2006/08/28 21:30
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