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zoom RSS クロサンドラ(大輪クロサンドラ)

<<   作成日時 : 2006/08/29 19:27   >>

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昨日ブログで、クロサンドラ・リフレブルーと言う花色が青緑か翡翠のものを取り上げたが、今日は一般にクロサンドラと呼ばれるオレンジ色のクロサンドラの花である。
クロサンドラ

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普通のクロサンドラとしてはオレンジ色を花屋で見かけるが、調べて見ると他にも原産地では黄色や赤みが強いオレンジとかもあるようだ。
昨日のクロサンドラ・リフレブルーと違って、花びらの形は夫々3枚に分かれて居らず、1枚の花びらが大きく3枚にくびれた形を呈している。

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          (右・クロサンドラ・リフレブルーの花びらと比較)

和名がヘリトリオシベ(縁取雄),、ジョウゴバナ(漏斗花)、キツネノヒガサ(狐の日傘)と呼ばれるが、漏斗の形をしているのでジョウゴバナ、そしてちょっと暑い色だがキツネノマゴの日傘にでも丁度良さそうな形なので、キツネノヒガサは納得できる。ヘリトリオシベ(縁取雄)の名前の由来は分らないが、このクロサンドラの語源はcrossos(房飾り)とauer(雄)からきており、葯のかたちからと言うことだが、この語源からヘリトリオシベなのだろうか?
そしてメシベ・オシベは昨日の花には見えていたが、このオレンジのものは一体何処にあるのかちょっと見当たらない。調べて見ると、きちんと種は出来るようである。
その後、「オシベ、メシベは花弁の裏で花柄の所と推定します」と言う貴重なアドバイスを戴いたので、早速調べて見たら、花柄の中の筒の真ん中が膨れていて、裂いてみたら其処にオシベの葯が何本か隠れて収まっていた。メシベもあるようだが小さくて分らなかった。花色が派手な割りには、随分と慎ましやかな受粉形態をしているものだ。

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         (花柄の中のオシベ・メシベ)

花の咲き方も、苞と呼ばれる花穂がこちらは随分と長く、其処から花柄が少し伸びて幾つも花が集まって咲いてくる。
花は今日の蒸し暑さのせいか、昨日咲いたものがもう午後には散ってしまった。このオレンジも同じように1日花のようだ。だが、もう次の花びらが見えており、やはり熱帯もので太陽の光を受けて次々と咲いてくれている。
葉はこちらは丸葉だが、厚みのあるの光沢の葉はクロサンドラ・リフレブルーとまったく同じである。

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これは昨日も書いたが、キツネノマゴ科クロサンドラ属で、キツネノマゴ科は今迄ブログアップしたものとして、似たような花穂を出して咲くパキスタキスがあった。あとツンベルギアもそうであったし、他知っていてブログアップしていないものにアカンサス(ハアザミ)属等があり、本来の小さな花のキツネノマゴとはまるで違っているような形のものも同じキツネノマゴ科に入っている。
キツネノマゴ科の定義を調べて見ると、『熱帯を中心に約360属2500種あまりが分布する。草本、半低木、つる性などがある。葉は対生で単葉。花は総状または集散状花序で合弁花。花冠は5つに分かれておりそのうちひとつが唇弁になっている。』と大雑把な書き方をしてある。
花の世界の分類を極めるのはなかなか難しく、そしてカタカナ名の花を覚えるのも難儀なものである。調べて見ると植物の世界の種類の多さにはビックりで、同じ近縁種と言われてもなかなか類似点を見つけるのも、しかとした観察眼が必要のようで、分類立てて整理して覚えるのも記憶と忍耐力がいるようだ。

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この花の管理は真夏は葉が日焼けするので、7〜8月は午前中日の当たる場所で乾燥に注意し、花後は花穂を早めに切り取らなくてはいけない。そして越冬温度は10℃以上と、寒さに弱いので室内で管理となっているが、冬場でも観賞植物として充分に楽しめる艶やかな葉である。

さて、今日のこの画像のものは、『従来の花と違って超大輪で花色も燃え上がるような桃色で、室内、戸外を問わず、一鉢で篝火をアピールします』という、銘が「篝火」のクロサンドラである。
今日は昨日と打って変わって随分と暑い1日であったが、日射の下、この篝火はあかかと燃え立ってとても眩しかった。開花期が11月までとあるが、その頃までこの篝火が燃え続けてくれるものであろうか?種火を絶やさないように大事に管理して見守ってやらなければいけないようだ。

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<クロサンドラ(大輪クロサンドラ「かがり火」)>
キツネノマゴ科クロサンドラ属
学名:  Crossandra infundibuliformis
英名 firecracker flower
和名:ヘリトリオシベ、ジョウゴバナ 、キツネノヒガサ
別名:クロッサンドラ・インフンディブリフォルミス、
    サマーキャンドル、ファイヤークラッカーフラワー
原産地:インド、スリランカ
花期:5〜11月
管理:乾燥に弱い、越冬10℃以上で冬は室内。花後は花穂を切る。多花性なので追肥。
性状:常緑低木(非耐寒性)、原産地では1mにもなる。
花色:朱赤(橙)・黄
殖やし方:挿し木、種、成長が早いので翌年は鉢の植え替え。
クロサンドラ・リフレブルー 2006/08/28

「夏日暮れコンクリートの道歩む余熱を反す足裏の空気は」

「寄生には知られぬ知恵あり忍耐ありナンバンギセルの花色深し」

「炎天の真昼に赤く燃え咲ける篝火花の花穂群れいる」

「真っ白の日傘の観念崩れ去り黒の日傘をトレンディーとして」

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
今日の花は昨日コメントで取上げたクロサンドラですね、この花は良く見かけますけれど、昨日のものは本当に珍しい花でした。
OSAMI
2006/08/29 20:49
 一花さんちは、昨日に引き続き、黒さんドラですね。オレンジの方が一般的ということですが、画像を見ても、見た覚えがないですねえ。どこかの植物園の温室で出会っているハズなのですが。若年性痴呆症ですかねえ?狐が日傘にしたり、篝火にしたりするのであれば、化かされてしまっているのかも知れませんね。科もキツネノマゴ科ということですし。

 日本の野辺にあるキツネノマゴは、もうお馴染なのですが、今、やさしい薄桃色の花を咲かせていますね。
 もっと秋が深まると、渋い紅葉も楽しめて良いものですよね。
なおさん
2006/08/29 22:08
OSAM1さん、こんばんは。コメント有難うございます。
昨日は珍しい色の「クロサンドラ・リフレブルー」が丁度咲いたのでアップしましたが、こちらは定番のオレンジのクロサンドラです。覚えるために比較してアップして見ました。花びらが違うし、オシベメシベも見当たらないし、葉の形も違うし、花穂の付き方、比較観察するのに丁度良いタイミングでした。今日は暑かったので、花が昨日と逆だったら良かったです。
この花はお散歩で良く見かけられるのですね。明日も暑いのでしょうか?お散歩中止だったのですね。
OSAMI さんへ
2006/08/29 22:42
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。今日も昨日に引き続き、黒さんドラです〜。もうすっかりこの花と名前は頭にインプットされましたでしょうネ。赤々と篝火みたいですからね。それに昨日のは、青磁色と言うか翡翠色の珍しい花色でしたからね?これでまた、知りませんとなるのでしょうかね〜。若年性痴呆症でした?(まさかネ?老人性ではないですよね〜確か、早朝の徘徊もありましたしね。)なさんこそ化かし専門ではなかったですか?私は何時も草冠の花に化かされてばっかりです〜。たったひとつに花には化かされていません。それって一花ですヨ
日本のキツネノマゴって、地味なシソ科のような花なんですね。画像で始めて知りました。キツネノマゴは秋に渋い紅葉が楽しめるのですか?
同じキツネノマゴ科って分類がどうなっているのでしょうね。ツンベルギアも、アカンサスも他こんなものがと言うのもありましたよ。科と属の関係で植物を見て覚えるのも良いのですが、関係付けられないようなものまでありますね。園芸種は顔立ちが分かれてますが、山野草には似たよな顔の植物が多く見分けが難しいですね。
なおさんへ
2006/08/29 22:57
いつもとても詳しいお花の解説で感心させられております。
本当に植物がお好きなんですね。
「花屋で見かける」とありましたが、私は記憶にありません。
あんまり花屋にも立ち寄りませんが・・・きっと、自分の好きな花以外は興味をもてなくて、記憶に残らないのでしょうね。
未来
2006/08/30 05:24
おはようございます。
オシベ、メシベは花弁の裏で花柄の所と推定します。昨日のリフレブルーの花弁は下向きの様で今日のオレンジは上向きの様です。さらに昨日のリフレブルーは花柄のと所にオシベ、メシベが付いていた。これを合わせての推定結果です。
花期が11月まで有り、冬は鑑賞植物としても楽しめるならば、花愛好家には有り難くまた経済的な花ですね。
デコウォーカ
2006/08/30 06:43
未来さん、こんにちは。コメント有難うございます。
去年の7月からブログを始めて1年経ちましたが、同じ花の繰り返しの2番煎じで面白くないと思って、ブログ止めようかな〜と何度も思ったのです。しかし、その後せっかく此処まで来たし、花も下手な短歌も自分のための勉強で何か収穫があって残せたらとあれこれ調べて書いています。結構時間がかかるものですね。他の方のブログも参考にしてみると、やはりブログは、綺麗な画像で、短く面白く、インパクトのあるものが人気のようですね。私みたいに長ったらしいものは読むのは疲れられると思いますが、お付き合い下さって有難うございます。去年のものは随分シンプルだったのですよ。今後記載記述に間違いもあるかも知れませんので、そこは素人ブログですのでお許し下さいネ。色々教えて戴くと有り難いですよ。
この花は花屋さんでご覧になられませんか?きっと派手ですので、他の植物に目移りされるのかも知れませんね?また何処かで見られるかも知れませんね?
未来さんへ
2006/08/30 10:18
デコウォーカ さん、こんにちは。コメント有難うございます。こちらは昨日と違って日差しもなく凌ぎやすいです。お散歩日和ですが・・さて、>オシベ、メシベは花弁の裏で花柄の所と推定します。のご意見有難うございました。何時も推理、観察眼が冴えてらっしゃいますよね。早速花びらの裏、後ろ辺りを見回しましたが無かったので、花びらを抜いて花柄を見ましたら、中間部が膨れていまして、裂いて見ましたら黄色い約の付いたオシベが鎮座しておりました。「ヤッター・アッター」で、ルーペで見ました〜。花色が派手な割には、随分慎ましやかな中に隠れていたのですね。一昨日の青緑色の地味な花色の方は、しっかりと外に出していましたのに、一見派手と見えても、慎ましやかな花もあるのですね〜。発見でした。「花柄の所と推定」と言う名探偵さまのお蔭で無事解明出来て、コレにて1件落着!!!でした〜。お蔭様で画像を記事に載せられました。またよろしくお願いしますね。探偵料はこちれに貯金して置きます〜。
デコウォーカ さんへ
2006/08/30 10:40
一花さん、どうしてきれいなオレンジ色がクロサンドラってクロがついているのでしょうね。但し、この花は見たことがある気がします。
彦左
2006/08/30 12:39
彦左さん、こんばんは。この花色は前のクロサンドラ・リフレブルーの青緑色と違ってオレンジ色のスタンダードのものです。
クロサンドラは学名が「Crossandra infundibuliformis」で クロサンドラの語源はcrossos(房飾り)とauer(雄)からだそうですよ。
「黒さんドラ」と戯れに呼べば覚えやすいので、駄洒落で誰かさんが仰ったのですので、本気になさらないで下さいね。英語名の花は名前がなかなか覚えられませんね。
彦左さんもあちこちお出かけですので、ご覧になってらっしゃるかも知れませんね。
彦左さんへ
2006/08/30 18:46
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