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zoom RSS ホヤ・カルノーサ(サクララン)

<<   作成日時 : 2006/08/30 18:38   >>

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5年前に園芸店で見た観葉植物コーナーの50センチ程の1鉢。「ホヤ・カルノーサ」と書いてあったので、店員にどんな花が咲くのか尋ねてみたが、何年も此処に置いてあるのに花が咲いたのを見た事がないと言う。観葉植物なので、花が咲くものなんでしょうかね?と逆にこちらに聞かれた。

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名前がホヤ・カルノーサと言えば、私が知っている綺麗な花の咲く例のサクラランに間違いないと思って即求めた。
ホヤ・カルノーサと呼ばれるサクララン。6年前に夫が屋久島から帰って来て、「素晴らしい土産があるよ、こんな綺麗な花は初めて見た」と言って、知人から大事に花が咲いている一枝を戴いてきて、初めて見て知ったその花。
蝋細工とも、砂糖菓子・ガラス細工のようでもあったピンクの美しい花。何度見ても可愛くもありただ美しいしの一言に尽きた。夫が貰って来たこの1輪の花の付いていた一枝は、肉厚のサボテンのような多肉の葉であった。
僅か10p位だったろうか?それを挿し木して育てて見ているので、ホヤ・カルノーサの葉は記憶にしっかりとあった。

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園芸店で求めた観葉植物のホヤ・カルノーサの葉は、夫が戴いてきた葉とは違い斑入り葉で、ハツユキカズラを思わせるクリームとピンク葉もあったが、これは紛れも無く私が記憶しているサクラランのようであった。夫の貰って来たものと同じような花が咲くか、名前はホヤ・カルノーサと同じだが、ちょっと心配だった。

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その後、家で育てること5年。観葉植物扱いで3年間は年中室内で育てていたのだが、2年前に趣味の園芸の本で、冬は内、後は外でそして蔓を切らないで伸ばしてやる、と言う育て方のポイントを初めて知った。
園芸店では観葉植物として年中室内で育てていたので花が咲くことは無かったのだ。この植物は熱帯のもので、屋久島では日の当たる樹木に蔓状に伸びて高い所に花が咲いているらしい。
それで、こちらの冬場では凍らせないように室内で、春から戸外の日当たりの良い所で管理すれば花が咲くと聞き、夏場日焼けしないような西陽の当たらない場所で管理した。

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一昨年の外での管理が良かったと見えて、去年初めて3輪咲いた花。
初めての花を見た時の喜びは、何にも替え難い程の感激で、毎日幾度も眺めては愛で暮らした。
そして今年も未だか未だかと花が咲くのが心配で毎日見ていたが、一度7月に花芽が出来ていたのに不注意で落ち、やっとまた同じように花を咲かせてくれた。花が咲く場所は、何故か不思議と去年と同じ蔓の場所に咲いているようだ。

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蕾は最初小さな粒粒があるような塊で、その後徐々に蕾が膨らみ、線香花火みたいな感じで大きくなってくる。蕾を確認したのが8月の10日頃で、開花までに20日を要していた。
花は、説明するまでも無く、タダ美しいの一言である。その咲き方は、中心部から放射状に何本も2センチ位の小花の付いた花柄が出て、こんもりと直径8センチくらいの半球形を作っている。その姿はまるで昔の小町娘の髪飾りにでもなりそうな形の花である。
ピンクの外の5弁の小花の中にまた小さな5弁の二重の花模様があり、外の花びらの素材は起毛素材のようで小さい羽毛が立っているように見える。そして中の花の素材はガラス細工様で中心部は赤く盛り上がっている。
去年と違って、ズーム写真で今回初めて撮って見て、その美しさを再認識した。

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今年の長雨の為か花の中心部に白いカイガラムシ見たいなものが付着して、他にも枝と葉の間にも見られる。1輪はしっかりと半球形をしているが、もう1輪はカイガラムシか天候不順の所為か分らないが半球形にはならず、花びらが途中で落ちて僅か何輪か咲き残っている。

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この花は、ガガイモ科ホヤ(サクララン)属と言うがランではない。ガガイモの花は未だ実際に見た事が無く、こんな綺麗な花を付けているのだろうか?ブログで緑のブツブツ感のある実は何度か見た事があったが、これには去年実が出来なかった。
屋久島から夫が貰ったものは緑葉で、これは挿し木して6年にもなるが、未だ花がついてもいない。何時咲くのか気長に待つ事になる。

          (花裏の様子)
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                                                                                                          (右下画像の左・園芸店より。右・屋久島より挿し木)
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<ホヤ・カルノーサ(サクララン)>
ガガイモ科ホヤ(サクララン)属
学名: Hoya carnosa
和名: サクララン (桜蘭)
英名: wax plant
花期:7〜8月
性状: 常緑蔓性低木 、宿根草
原産地: 日本南部、中国〜豪州
花色:ピンク、赤
用途: ミニ、小〜大鉢、吊り鉢、あんどん、ポール仕立て
育て方:乾燥に強く水は控え目。多肥の必要がない(夏場の生育中に緩効性肥料の置き肥か、液肥を時々)暗すぎると生育が悪い。2年に1回植え替え。挿し木(5〜7月)が容易。
越冬温度5℃以上。生育適温20〜30℃。蔓は切らずに誘引。
サクララン 2005/08/07

他にもホヤの付く仲間の植物があり、
ホヤ・ベラ(蔓を伸ばさずに花が下垂)、
ホヤ・ムルチフローラ(シューティングスター。花は流れ星のような形)、
ホヤ・カーリー(ラブラブハートと呼ばれるハート型の葉。葉はバレンタインデー等の贈り物に)が流通している。

ホヤ・ベラ
ホヤ・ムルチフローラー(シューティングスター)
ホヤ・カーリー
ホヤ・カーリー・花


「桜蘭の花を初めて見し時より求めて育つ観葉植物」

「一鉢の観葉植物花咲かず四年目に見す初めてのはな」

「蝋細工・ガラス細工を思わせて初めて開く桜蘭の花」

「待ち詫びて今年また咲く桜蘭薄桃色の美の極み見す」

「屋久島の土産の一枝桜蘭緑葉繁りて花遠からじ」

「蒸し暑きひと日花壇に早も咲く秋明菊の桃色小花」

「薄曇る空よりぽつんと滴りて石段に残る丸き雨粒」

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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
まぁ〜〜〜、なんてかわいらしいお花でしょう?!とても自然のものとは見えないくらいですね。あるいは自然なものだからこそこんなに美しいのでしょうか。いい物を見せていただきました。
未来
2006/08/30 18:54
大変珍しい花を見せて頂きました、特にアップで見ると中の5角形の所は蝋のような光沢があり、その外側は柔らかそうな毛が生えている花弁になっているようですね、もう一つのものも花が咲くと良いですね珍しい花を有難う御座いました。
OSAMI
2006/08/30 21:12
 今日の一花さんちはサクラランですか。屋久島土産と園芸店で求められたものとあるとは良いですね。図鑑で見ますと、屋久島や沖縄の島などにも生えるそうですね。僕の手持ちの図鑑では白花なのですが、一花さんちのは、桜蘭という名に相応しくやさしいピンクなのですね。
 ガガイモは野に割と多くありますもので、日曜に昭和記念公園の叢でも沢山見てきました。

 桜蘭というと、一花さんに相応しく可憐な雰囲気で良いのですが、僕の場合はどうにも錯乱?という感じでしょうか。コマリものですねえ。
なおさん
2006/08/30 21:25

サクララン、素晴らしいの一言ですね。神様が創ってくれた最高の部類の花の一つと思います。是非、実物を見たいと思っています。
実は、このサクラランは今年になって二回目です。別の方のブログで見たのが最初で、その時も感激しましたが、一花さんのブログで再度見て、さすがお花の先生だと、またまた感激しました。5年もかかって咲かせたサクラランですから、その価値はお金には換えられません。5角形の花は2重になっていて中央が出っ張っている。この天辺を結ぶと半球の面になるような気がしますが・・・。もし、そうだったら世の中の数学の先生もビックリすると思う。(少し酔っ払って来たかな?ここまでにします。)
デコウォーカ
2006/08/30 21:40
こんばんは。未来さん、コメント有難うございます。気にいって頂きましたか?可愛いの一言ですよね。私も初めてこの花を見た時は、こんな花が自然に咲いているのか?自然の造形美の極みとでも思ってしまいました。人造でなく、自然だから美しいの一言だと感激しております。でも綺麗に咲くためには、ハダニが出たりで結構植物にも天敵がいるものなんですよね。
未来さんへ
2006/08/30 23:12
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。ちょっと街の中では見れませんので、初めてご覧になられましたかも知れませんね?私が求めた大鉢でなく、観葉植物としてこの斑入り葉の小さなポット苗が出回っているようですよ。3年ぐらいで蔓さえ伸ばせば花が咲くようです。余り水はやらなくても良いし、冬は室内で観葉植物として、夏は外で管理で余り水遣り、肥料の必要がなく便利なものですよ。何時かまた出合って育てられたら良いですね。
OSAMI さんへ
2006/08/30 23:19
なおさん、こんばんは。お疲れの所コメント有難うございます。なおさんの図鑑、何でも載っていますね(センニンソウの毒性とか?詳しいのですか?)何処の何と言う書でしょうか?お暇な時にあとでゆっくり教えて下さいね。
サクラランは白が載ってます?ピンクが主流ですが、白は初めて知りました。若しかして、ホヤ・ベラ(蔓を伸ばさずに花が下垂、記事中のネットでは白色)ではないですよね?
ガガイモを見た事が無いのですヨ。昭和記念公園に植えてあったのですか?叢なんですか?ではこの辺りの雑木林でも大丈夫でしょうね?田舎では無いようです。気が付かなかったか?です。
>僕の場合はどうにも錯乱?という感じでしょうか。
何が錯乱かこちらが錯乱してます〜。コマリものですねえ。
なおさんへ
2006/08/30 23:31
デコウォーカさん、こんばんは。以前もブログアップされていたのですね。
去年は8月7日アップですから、本来ならもうお少しアップ出来たところでしたが、不注意かで蕾を落としてしまいました。でも花芽の所にハダニが付いたりすると花びらが全部開かずに落ちたり、丸く咲かなかったりですので、これが一番綺麗だったかも知れません。もう1輪咲いていますが、やはり完璧な半球には咲いていませんよ。このアップの画像も若しかしたら、最初の蕾の数より少なくなっているようです。他のネット画像で見ますと、まだたくさん密に花数が咲いて多く見事な咲きっぷりのものがありました。
>5角形の花は2重になっていて中央が出っ張って、この天辺を結ぶと半球の面になる。
ブログ拝見してますと、ウォーキング歩数の記録も、ブログ文や植物の観察も数学的で随分理路整然としてらっしゃいますよね。今日も散歩なさった後の御酒が効いてお疲れのようですね。たくさんのコメント有難うございました。
デコウォーカさんへ
2006/08/30 23:46
 一花さん、僕の図鑑には、そうなんでも載っている訳ではありませんで、いろいろなところからの寄せ集めの情報ですね。
 サクラランの白花が出ていたのは、永田芳男氏の山と渓谷社の「山渓フィールドブックス1 春の野草」で、沖縄の西表島での写真でした。
なおさん
2006/08/31 05:21
一花さん、素晴らしいですね。5年間も辛抱して大事に育てたホヤ・カルノーサが咲きましてその綺麗な花がスゴイですね。流石!一花さん、園芸店で育てられなかった花をこんなにご立派に咲かせるんですね。いや〜〜〜っ!感心いたしました。
彦左
2006/08/31 08:28
ホヤ・カルノーサ。綺麗ですねー。いろいろな種類があるのだといつも驚きです。
なんか手毬の様。花びらにふれてみたくなりますね。
環ちゃん
2006/08/31 12:38
なおさん、こんばんは。ご多忙の早朝からコメント下さって有難うございます。ごゆっくりで良かったですのに、わざわざお返事申し訳ありませんね。
なおさんのブログ記事を見ていますと、ネットや本にない詳しい事を記載してらっしゃるので、若しかして特別な本でも在るのかな〜と思い、どんな本を手元に置いてらっしゃるのかお聞きしてみたかったのです。そして、私も園芸植物の名前は良く園芸店で見ますので判りますが、自然に咲く雑草、野山の植物、樹木などの詳しいものがあれば求めて見ようかな〜と思ってお尋ねしたものです。
本屋でも見ますが、中身の記載内容や情報が少ないような気がしますので。
ネットで「山渓フィールドブックス1 春の野草」は見れましたよ。何巻もありますね。また内容記載など調べて見ますね。わざわざどうも有難うございました。
なおさんへ
2006/08/31 20:15
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。そんなに感心されるような事ではありませんよ。他の方もブログでこの花をアップなさってらっしゃる見たいですよ。私の求めた鉢は大き目でしたので、日光と蔓を伸ばせば、充分に株が充実して花が咲いてくれるものだったのですよ。育て方を知らずにいた何年間が無知でした。今ではネットで検索できて、便利な世の中ですよね。花は手を掛ければその分応えてくれますので、育て甲斐がありますね。
彦左さんこそ、今はお孫さんに至れり尽くせりで手を掛けてあげていらっしゃって、将来どんな花が咲いてくれるかお楽しみですよね。お孫さんもお幸せですよね。
彦左さんへ
2006/08/31 20:24
環ちゃん、こんばんは。この花初めてでしたか?
花も「どの花見ても綺麗だな〜」と言う感じがしますよね。この花が綺麗と思った次の日は、また違う花が好きになって、人の心にはいくつもの色があるのですよね〜。そして環境、年齢、その時々に依って、花を見る目も変っていき、人生加齢と共に深く花を見るようになっていくようですね。華々しい花の盛りも短くて、その短い故に充分に愛でてあげて、ひと時の儚い美しさを楽しんで己の心を豊かに充実して見てあげたいと思います〜。
環ちゃんへ
2006/08/31 20:34
Hello. 本当にきれいです。でも食べたくなっちゃいそうですね。アイシングシュガーで作られたみたいで、ケーキの上にお飾りとしてつかわれているようです。花が咲く前は、チェリーがいっぱい集まったような感じだし。。。 お花が食べ物に見えるのは、私が今とてもおなかすいているせいでしょうか???
Canada
2006/09/02 03:01
Hello.こちらにコメントサンキューです。きれいでしょう〜。ほんと何度見ても可愛いですよ。この花のファンが世界的に多いとかネットに書いてありましたよ。この花が食べ物に見られるってもしかして、お腹がすいているおでしょうね〜。そちらでは三時ですからね。自分の分は自分で好きなものを料理するとか伺いましたよ。パスタだけでは太りますから、日本食が良いですよ。ワカメ食べてね。あと酢の物、絶対身体に良いですからね。今日月下美人でアップしてありますから酢の物、見てよね。(月下美人抜きで色々アレンジして作ってネ)
Canadaさんへ
2006/09/02 22:38
わたしも10数年も前に「婦人のとも」社の園芸の本で見て以来、探し回りましたが見当たりませんでした。でも今、友人が育てているものから3鉢挿し木で戴いて育てています。生きているうちに花が見られるでしょうか。ちなみに
100円ショップに小さい鉢が売られていました。
63歳のともちゃん
2007/01/23 21:25
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