一花一葉

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zoom RSS カンラン(寒蘭)

<<   作成日時 : 2006/08/05 16:43   >>

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夫が何年も前、生前の姑よりもらってきた寒蘭。
本に依ると本来は9月ごろから開花だが、我が家では朝陽が結構当たるので置き場所が悪いのか何故か丁度今頃が時期で、また今年も開花してきた。

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それとあと何年か前、毎年2月に東京ドームで開催される世界蘭展で私が求めた小さな一株。花芽が無く、うまくいって翌年花が咲くと業者に言われたが、何故かその年の秋に初花が咲いて感激であった。緑の花芽がついてどんな花が咲くかワクワクであった。が、開いた花はどうも夫が姑から貰ってきたものと同じ蘭の花のようだった。
それもその筈、蘭展で求めた業者は、私の郷里の近くから毎年この蘭展に出展してるとのことであった。私の郷里は有名な蘭の里で、寒蘭が自生している山がある。きっと姑も其処の里の店から求めたらしく、私が求めた蘭も同じルーツだったようだ。

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この蘭のルーツは古里の蘭の里として有名な山だが、去年合併した方の大きな町は、今年の梅雨末期の大洪水に見舞われ、多くの方々が災害に遭われた。この炎暑の中、後片付けに追われて今大変な時であろう。被災者の方々は国の復興支援を仰ぎつつ、これからの生きる見通しが立たれたことであろうか?

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去年4月に姑が亡くなったが、その初盆の頃の8月には見事な花を咲かせていた寒蘭。今年は何故か一株に1輪だけ。何かと忙しく植え替えもせず花後の管理も悪かったようだ。90年近く生きて来られた人の亡くなったあとの整理、管理とは如何に大変なものであるか、そして残された者の取るべき道とは、人の世の来し方と行く末、世の有り様ををつくづく感じるこの頃である。
そして今年も何とかこの形見の花を咲き継がせ、1年間無事管理することが出来て恙無く己も生かされている事に感謝したい。

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きっと今頃、また古里の山蔭で密かに薫りを放ちながら花を咲かせ、何年も生き続けているであろう寒蘭の花。炎暑の中を薫るこの緑の蘭に、古里の山、家、蘭を愛でて来た亡父、亡祖父、姑のことなどをふっと思った。

寒蘭2005,8/3

「『今年また寒蘭の花咲きました』今は亡き姑(ハハ)にそっと呟く」

「炎天に咲き継ぐ緑の蘭の花古里の山の緑陰のもと」

「気品良く鉢に収まる寒蘭の1輪の花毅然とありて」

「予想だにせずに氾濫起こせし川水清き里は汚濁の中に」

「災害の復興如何にか古里の便りの遠く葉月も過ぎぬ」

「ほんのりと甘き薫りに酔いしれる昨日の欝は屑篭の中」

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちではもうカンランが咲いたのですか?真夏に咲くとは、カンランと言う名前がピンと来ません。早咲きで良いものですね。本で見ると晩秋から咲きだすように書いてありますね。
 東京ドームでも沢山展示がありますし、苗の販売もありますので手に入れやすくなりましたが、シュンランに較べて手がかかりそうな気がして、手が出ずにいます。まあ小さい苗では足も出ない?でしょうが、名品の大株仕立てなどは、目の玉が飛び出る?ような値段ですよねえ。
 一花さんちのはなかなか渋い色あいですが、飽きの来ない趣ですね。
大雨で自生地もその麓の人たちも被害が大きかったそうですが、はやく元通りになると良いですね。
なおさん
2006/08/05 17:37
今日は休みで「さよぴ」と二人でグッスリ寝てました。
「カンラン」って言うから何だろうって見に来ました。
寒い蘭って書くんだね。なおさんが言うように夏場に
咲くなんて珍しいね。今夜はたった今娘がさよを連れて
近くの花火大会に出かけて行きました。
昨日は娘が代休でプールへ行ったようです。
休みになると良くさよを連れ出すいい娘です。私と大違い!
さよちん
2006/08/05 19:51
この花は日本の西の方の花のようですね、昨日のプルンバーゴと違いひの花には香があり、東洋ランの中で最も品が良くソフトな香であると書いてあります、それにしても早く咲きましたですね、綺麗な花を見させていただきました。
OSAMI
2006/08/05 22:49
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
カンランなどと呼んでいますが、毎年何故かこの暑い時期に咲いています。安物の小さな株ですので枯れても惜しくないのですが、姑のものが枯れると大変ですので、一応咲いてくれてヤレヤレです。花は緑で気にいってます。銘品に凝って目が肥えてくると困りますのでこれで結構です。(茶道具が目が肥えてくると大変でピンキリなんですヨネ。)
なおさんも、フウランなどにも凝ってらっしゃるようで、植物好きのお方、きりがないですね。水害、泥がかぶさって塵の山で後始末大変だそうです。
なおさんへ
2006/08/05 23:20
さよちんさん、コメント有難うございます。
カンランなのに今頃?ってこっちも思います。毎年この時期です〜。去年11月末帰省した時、確かカンランがいろいろ咲いていたようですけど。さよちんも、普段はお仕事だし、でも夜、寝たい時に好きなだけ寝れていいね。私は年中不眠症だから、、ぼーっとしてます。夫のいない時寝だめしてますよ。娘さん、母親として、さよちゃんのためにしてあげて自分も救われて幸せなんでしょうね。今が一番子育てで充実の時だから。。
さよちんさんへ
2006/08/05 23:27
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
この花は、九州の南国の方の山のもので、匂いがとても柔らかいものです。花も地味で見栄えがしませんが、シュンランに似て緑です。蘭展で求めた小さな1株はお値段的に普通のものでしたよ。でも他の鉢は、姑の形見となりましたので枯れずに咲いてくれて有り難いでした。ほっとけば咲くようですが、去年と比べて1株に1輪と不調でした。世話の手抜きをすれば花も応えてくれないようです。
OSAMI さんへ
2006/08/05 23:49
蘭と言っても落ち着いた優しい色の花が咲くんですね。
想い出の花、香りも優しそうでとっても素敵です。
hina
2006/08/06 06:23
hinaさん、こんばんは。コメント有難うございます〜。
蘭の花色も、白、更紗色、この花のような緑色、縞花、桃色、黄色、紅花などあるようですよ。
この色は何故か落ち着いた色です。優しい香りに癒されております〜。
hina さんへ
2006/08/06 21:46
姑さんの形見のランが咲いて良かったですね。今後も大事に手入れしてあげて咲かせて下さい。
デコウォーカ
2006/08/07 10:08
デコウォーカ さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
姑が亡くなった去年は何故か異常に花が咲いてくれてびっくりでしたが、今年は咲かない鉢もありましたが、何れかの鉢が咲いてくれて有り難いです。花も亡き人を偲んだのか、それとも手抜きで花後のお礼肥が足りなかったかも知れません。花も世話すればきちんと応えてくれるのですが・・・。
デコウォーカ さんへ
2006/08/07 20:37
カンラン(寒蘭) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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