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zoom RSS ポーチュラカ(花スベリヒユ)

<<   作成日時 : 2006/08/07 19:15   >>

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6月から庭に植えていたポーチュラカ。長雨で成長が思わしくなかったが、真夏本番となって、やっと少しずつ開花してきた。
猛暑の続く地面の暑さは可也な温度だが、それをものとせずポーチュラカは地表を這って横に伸びていく植物である。
葉も茎も水分を含んでいるような多肉質で、乾燥にも暑さに強く出来ているようで和名は花スベリヒユである。スベリヒユとは踏むと多肉質のためにつるりと滑る意だそうだ。

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スベリヒユは畑や荒地に自生して茎が多肉質の赤色をして地面を這う、しつこい雑草の逞しい植物だ。
花スベリヒユはこの雑草のスベリヒユの園芸種で、スベリヒユの花は黄花だが、こちらの花スベリヒユは花びらが2〜3センチと大きく、花色も多彩で美しく一重・八重とある。雑草のスベリヒユの茎は赤っぽいが、園芸種は緑で葉はどちらも同じようである。
カメラ目線で見ると、花の真ん中の黄色いオシベの中心に5角形のヒトデのようなものが見えるが、これがメシベであろうか?

午後から庭に出て花の写真を撮ろうと見ると、何故か何時も萎んでいる。不思議だなーと思って午前中に見たら、朝9時ごろから開花していた。朝顔よりちょっと時間的に咲くのが遅く、午後には花びらが綴じで、午前中を活動時間としているのだろうか?
そう言えば原種のスベリヒユの花も朝だけ開花で昼頃には閉じると言う。

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この植物は簡単に挿し芽で殖やせ、花壇や鉢の中のあちこちに挿しておいたらすぐに付き、今其処此処で開花している。どうも日当たりによるものだろうか、場所によって午後にも花が開いているものもある。若しかしたら開花時間帯は日当たりの時だけかも知れない、良く観察してみよう。あと、一つの花の寿命は1日花と記載してあったがこれは確認したことが無い。

        <以前咲いたマツバボタン(松葉牡丹)2003,9/1撮影>
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この暑い中に、同じように咲くスベリヒユ科ポーチュラカ属のマツバボタン(松葉牡丹)がある。茎や葉の形は違うが、同じように多肉質である。こちらも毎年庭に植えてあるが、今年は長雨の為、株が痛んで花がもう散ってしまった。高温には強いがやはり多湿には弱い。これから株が回復してくれるだろうか?以前は見事に花壇を飾っていたが。
このポーチュラカもマツバボタンも本来は多年草だが、寒さに弱く霜にすぐやられて、1年草扱いとなっている。

花にもユウスゲ・ヨルガオ・ゲッカビジン・カラスウリと夜の時間帯にのみ咲く花、朝顔は午前中、ヒルガオは昼のみ、ほか1日だけ咲くナツツバキ・ムクゲの花と、花夫々の開花時間帯を受粉の為に合わせているようである。
植物は環境に適応しながら開花時期を調整して子孫の繁栄を図り、しっかりと己の身を守ってこの地球に生き延びて来たようだ。

              <雑草のスベリヒユ・画像ネット拝借>
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<ポーチュラカ(花スベリヒユ)>
スベリヒユ科スベリヒユ(ポーチュラカ)属
学名:Portulaca oleracea
和名:花スベリヒユ(花滑りヒユ)
英名:パースリン
原産地:南アメリカ
花期:5〜10月
半耐寒性宿根草 (10℃以上の室内では越冬可)
花色:白、ピンク、赤、橙、赤紫  花びらは一重、八重。
性状:這性、花径2〜3センチ、日当たりで開花、高温乾燥に強いが過湿、寒さに弱い。1年草扱い、挿し木で簡単に殖える。

「途切れなき黒き点々蟻の列真夏の行進行く先知らず」

「点々が線と繋がる蟻の道前者に従い乱すもの無し」

「一捻りすれば崩るる蟻の列暫し時過ぎまたも列なす」

「炎天の陽の下花の開きたり花スベリヒユ優しく笑まう」

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 今日の一花さんちはポーチュラカですね。今あちこちの花壇で花盛りですが、暑さにめげずに見事ですよね。
 先ほどさよちんさんちにおじゃましたら、やはりこの花を写してありました。
 日当たりが良く、湿りすぎないところでしたら、良く育つようですね。
日本のスベリヒユは畑の雑草として、名高いですよね。
 「万葉集」では「いはゐづら」ということで「入間道の大家が原のいはゐ蔓引かばぬるぬる吾にな絶えそね」(巻14 3378)と出てきますし、葉や茎は食用にもされたということですね。
 スベリヒユは抜いておいてもなかなか枯れないナンギな草ですが、抜いたら根をしごいているうちに紅く染まるのだそうで、面白そうですよね。
なおさん
2006/08/07 21:41
なおさん、コメント有難うございます。
ポーチュラカもマツバボタンも丈夫で、どちらも夏の花壇を飾る花ですね。スベリヒユは雑草で非常に逞しく、嫌われ者で抜いても抜いても出てきますね。
食用にもなったそうですが、万葉にもでていることですし美味しかったのでしょうかね。
なおさんへ
2006/08/07 23:54
また一つ勉強しました。マツバボタンは知っています。花スベリヒユを近所の花壇を覗いて探してみます。
デコウォーカ
2006/08/08 00:23
ポーチュラカがあの強靭な雑草スベリヒユの改良種だとは知りませんでした、なおさんが言われているように抜いて捨てた所から根を出して育っている事を経験した事がありました、最近はマツバボタンよりポーチュラカの方が見かける機会が多いように思います。
OSAMI
2006/08/08 10:09
デコウォーカ さん、こんにちは。夜遅くのコメント有難うございます。
そして長い文を何時も読んで下さって有難うございます。マツバボタンはあちこちで良く見ますのでご存知でしたか? 花スベリヒユはご存知なかったでしょうか? 時間帯に依って花が閉じている事もあるようですが、結構花壇のあちこちに植えてある事が多いようですよ。OSAMI さんも、この頃ポーチュラカ(花スベリヒユ)を見かける機会が多いとか仰って下さってますので。出会えると良いですね。
デコウォーカ さんへ
2006/08/08 17:16
OSAMIさん、こんにちは。コメント有難うございます。
ポーチュラカと言うあちらのカタカナの名前ではスベリヒユの園芸種だとは気付きませんよね。和名の花ナスベリヒユでしたら少しは関連があって憶測が付くかも知れませんよね。そう言えば昔、実家の畑にもスベリヒユが生えてきて、黄色い花は綺麗で花かとも思いましたが、雑草だと聞いて抜いた事がありましたよ。乾燥に強く出来ていますので多肉質で汁が結構出るものなんですね。ポーチュラカの方が花がシンプルで綺麗で好まれるようですね。私はどっちも植えましたが、やはりこの時期はシンプルなポーチュラカが好みです。やはり開花時間によって花が閉じておりますよね。今日の曇りの日でも開花しておりますし、光でしょうか?

OSAMI さんへ
2006/08/08 17:29
ポーチュラカ(花スベリヒユ) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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