一花一葉

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<<   作成日時 : 2006/09/10 19:03   >>

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観葉植物として愛でているスパティフィラム。
これは我が家で鉢で育ててもう21年にもなり、枯れることなく年々株が大きくなり今まで株分けもして鉢も殖え、あちこちに分けてあげた。

高温多湿が好きで時々緩効性肥料も与えてはいるのだが、水と光さえ与えれば誰でも上手に育てられる初心者向きの観葉植物だ。家を留守にして1週間ぐらい水を与えないでいると、葉がクタンと横に倒れており、慌てて水を上げるとすぐに元気を取り戻す植物である。観葉植物の育て方の本には、夏場はカーテン越しの室内で管理、冬場は日当たりと書いてあるが、実際そのような育て方をすると花は余り望めないようだ。

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我が家の場合、夏場はしっかりと外の半日陰に出して風通しと日当たりを少し与えてあげ、寒くなってから室内に取り込んでいる。
同じ、観葉植物のクワズイモ、ベンジャミン、ホンコンカポック、コルジリーネ、オリズルランなども同じように夏場は外で管理している。
そうすると花が良く付くようで、去年も12月も部屋で花が咲いてくれていた。
観葉植物として求めたサクラランも同様で、夏場に外で管理するようになってから初めて花が咲いたのである。

今2鉢になっているこのスパティフィラムの葉と茎は、ペットのプレーリードッグの大好物で、春に外に出すまでには鉢の葉が半分以上坊主状態になっていた。
それがもう外に出して5ヶ月、葉がまたすっかり元の状態に戻り、花もたった2輪だが咲いてきて株も回復してきたようだ。

元来日当たりの嫌いなモヤシのような植物もいるが、やはり室内でモヤシ状態で育つよりは、外の空気と風と太陽の木漏れ日を浴びて育つ方が観葉植物としても葉も青々として生命力が逞しく、美しい花も咲かせてくれるようだ。

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この花はサトイモ科で、白い花と見えるのは仏焔苞と呼ばれ、本当の中の花は真ん中の小さな白い肉穂花序と呼ばれるもので、サトイモ科独特の形を持っている。
同じサトイモ科に、水芭蕉、アンスリューム、クワズイモ、カラー、ザゼンソウ、テンナンショウ、ムサシアブミ、ウラシマ草、マムシグサ、コンニャク等があり、何れも同じような仏焔苞と肉穂花序を持つ。

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      (サトイモ科、クワズイモ・アンスリューム・ムサシアブミ・マムシ草)

この中で、サトイモは田舎で母が育てていたのに花は見た事がなかった。幸い田舎の土手にコンニャク芋も植えてあって、其れを何個か以前送ってもらったが、2個残して植えようと忘れていたら其処からニョキニョキと薄紫の竹の子みたいなものが出たと思ったら、仏焔苞が出て花が咲いた。これが初めて見たコンニャク芋の花であった。普通コンニャク芋の花は芋を育てて4年目から出来るそうだが、花を咲かせると株が弱るので余り咲かせないようだ。

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         (コンニャクの花 2003・3/21撮影)

さて、今年4月23日、NHKTVで世界最大の「スマトラオオコンニャク」の花の事を放映していた。
巨大花スマトラオオコンニャクは、7年に一度わずか2日間だけしか咲かない幻の花で、放映していたものは直径1.5m、高さ3mで、開花数時間後に熱を出し、すごく臭い湯気が出たようだ。その臭い匂いに惹かれて虫が集まり受粉し、後に赤い実が出来て鳥が運び繁栄を図るということで、「世界一大きい花は世界一臭い花」であって別名が死体花とも呼ばれていた。
スマトラオオコンニャク

いずれにせよサトイモ科の花は仏焔苞に包まれており、仏像の背後につける光明を表わす光背と言われる後光の光状のものと似て、花も力強く逞しいものが多いようだ。
そして我が家の スパティフィラムの鉢も室内で空気清浄の役割も果たし 随分と後光を受けてか元気で花も咲き、21年もの長い間育ってくれて頼もしい観葉植物である。

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スパティフィラム 2005/12/06

<スパティフィラム>
サトイモ科スパティフィルム属(ササウチワ属)
学名:Spathiphyllum clevelandii
別名:笹団扇
英名 peace lily
原産地:熱帯アメリカ、明治時代に日本に紹介
性状:常緑多年草。冬場5℃以上
品種として、一般に見られるのが、ササウチワ(パティニー)、マウアロナと呼ばれる園芸種。
日本で開発されて葉と花のバランスがよく、微かな芳香のあるメリーという優良品種が今人気。我が家のものはメリー種。
耐陰性の強い植物だが、冬場は日光に当て、夏場は直射日光を当てない。
比較的管理がやさしい観葉植物で、水が好きな植物。

「水空気 光と肥料与えつつ緑葉保てり観葉植物」

「小さなる肉穂花序を囲みたる仏焔苞のま白の眩し」

「忘れいし厨の籠より出で来たるサトイモの紫仏焔苞の」

「木の陰のスパティラムの葉の緑繁りて戦ぐ残暑のま昼を」

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
一花さん、この観葉植物は私も見かけます(違うかも知れないけど)
スパティフィラムというんですね。名前を忘れないように記録しておきます。
彦左
2006/09/10 19:38
今日も暑かったですね、日が落ちてからウオーキングで公園に行ってみますと、名前は分かりませんが虫の音が結構賑やかになっていまして、やはり秋かなと思ったところです、スバティフィラムがフレーリードッグの好物というのは困りものですね、他にもいろいろと植物をお持ちですが、他のものは食べられる事は無いのでしょうか。
OSAMI
2006/09/10 21:01
 一花さん、この仏炎苞は白くて清楚で人気がありますね。観葉種としても、鉢花としても多く見ますよね。
 尾瀬のミズバショウも人気ですが、花後は馬鹿でかくなってしまいますし。コンニャクの花は八王子で今年見ましたが、やはり臭いものですね。
 スマトラオオコンニャクは、東京・小石川植物園で何年か前に花が咲いて、特別公開がありましたが、僕も行列して並んで見ました。大きい見事なものですね。夏の暑い時期でした。臭いですが、面白い花ですね。
なおさん
2006/09/10 21:27
鉢で育ててもう21年、凄いですね!一花さんのお宅で成人式を迎えたとは。
ミズバショウは知っています。それに良く似ていますね。
スマトラオオコンニャクの花の写真を見ました。花でなく化け物ですね?可愛さに欠けると思う。
デコウォーカ
2006/09/10 22:07
彦左さんこんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
この観葉植物は、あちこちで見かけられていらっしゃるかも知れませんよ。近くの郵便局とか銀行の窓口の鉢物などにも利用されておりますよ。
丈夫で育てやすく花が綺麗ですから目立ちますよね。名前は舌を噛みそうで難しいですよね。
彦左さんへ
2006/09/10 23:12
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
今日はまた残暑が厳しく、昼間でも33℃ぐらいあったようで夜も熱帯夜でエアコンしております。
虫の音はきこえるのですが、暑かったり寒かったりで体調も崩れそうですね。明日は雨になるようで嬉しいですけどお散歩が困りますね。
プレーリードッグは、ポトスとか柔らかい葉が好きで食べています。外では紫蘇、ススキ、フウチソウなどイネ科の植物が好きですよ。冬場エンジュルストランペットの葉を食べそうになって慌てました。そう言えば、カラージームを食べて吐いていた事がありましたよ。本来牧草で育つものなんですけど偏食しますよ。
OSAMI さんへ
2006/09/10 23:19
なおさんこんばんは。今日も早くからアップでしたが、相変わらず公園にお出かけだったのですね。休みも少なくなって大変ですけどお元気ですね。
スパッティーも花が清楚で真っ白でこの白は匂いがする種です。今花が咲き始めですが、以前すごい量が咲きました。株も大株になってとても元気で扱いやすいのですが、他の方は枯らすとか仰ってますが、相性なんでしょうか?
コンニャクの花は見たこと無いとか以前仰ってましたが、今年見られたのですか?臭いでした?うちののは臭くなかったですよ。雄株雌株があるのでしょうか?スマトラオオコンニャクは、以前なおさんのブログコメントで小石川植物園でご覧になったとか仰ってましたが、『小石川植物園にあるのは近縁種のアモルフォファルス・ギガス』だと在る方が仰ってました。
>2003年9月14日(日)〜9月21日(日)にかけて「A.ギガス」は、テレビ・新聞等で報道され、多い日には、一日で3488人もの入園者が列をつくり、この珍しい花を楽しんだ。
 なおさんへ
2006/09/10 23:31
もう一つの大蒟蒻」 ショクダイオオコンニャク (スマトラオオコンニャク)
「A.ギガス」と同じ温室で管理しているA. titanum(ショクダイオオコンニャク)の球茎(コンニャク芋)は、騒ぎの収まった10月6日に木箱から掘り上げられ殺菌処理された後、10月9日に再び植付けられた。この時に計測した重量、直径、高さはそれぞれ、28kg、48cm、20cm。もう一つあるショクダイオオコンニャクの球茎も、10月30日に植え替えられ、こちらの方は26.5kg、40cm、20cmであった。1991年11月18日に、当園でショクダイオオコンニャクが開花した時、植付け時の球茎は、重量28kg、直径40cmだった。大きくなったからすぐ咲くかというとそうは行かない。「A.ギガス」は、種子を蒔いてから咲くまで11年もの年月がかかっているのだ。「咲くか」「咲かぬか」すべてはコンニャクしだいなのである。後略。ですって。でも開花したのですよね?
・ttp://www.koishikawa.gr.jp/NLHP/NL26/NL26_2.html
なおさんへ2
2006/09/10 23:35
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
これは何故か相性が良くて、水かけばかりして21年、成人式まで迎えてお年頃となり、株分けしてあちこちに婿入りや嫁入りしたのですが、その後うまくいかかった所もあるようです。水芭蕉と同じ仲間で仏焔苞が似ております。スマトラオオコンニャクの花の写真をご覧になりましたか?
TVで見た時はビックリしました。花後の匂いと言うか煙がすごくて、カメラマンも卒倒しなかったものかと気がかりでした。でも映像もブレずに写ってましたので〜〜。今年8月ブルックリン植物園の温室で,世界最大の花とされているスマトラオオコンニャクが公開されたとか、のち日本の新聞のニュースにも出たようですよ。可愛いどころかお化けですよね。
デコウォーカ さんへ
2006/09/10 23:44
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