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zoom RSS クレマチスの花後・他

<<   作成日時 : 2006/09/18 18:37   >>

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      (クレマチス・2006・5/15撮影)
クレマチス・2006/05/17
クレマチス・2006/05/31


パーゴラの頂上に朝顔が咲きだしていた頃、そこに巻き髭のようなものがあった。それは次第に綿毛のようなふわふわしたものに代わっていくが、これはクレマチスの花後の姿である。小さく丸まったものは、まるで小さな鳥の巣のようでもあり、ターバンを巻いた小人のようでもある。花芯の部分なのであろうか?
花の盛りを終え、あの美しかったクレマチスの最盛期の姿とはまるで違った形となって、次の子孫を残そうとしている。花後の姿はあわれとも美しいとも思える。
そして秋風が吹いて木枯らしになる頃には、風に飛び散って総てが姿を消してしまうに違いない。
他の花でこのような存在感のある変わった姿になるものがあっただろうか?オキナグサ、センニンソウなども少し変わった形になるが、不思議な花もあるものである。

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         (タカノハススキ、シュウメイギク、サワギキョウ、ギンミズヒキ)

上は父が生前に作った自在鉤である。本来の大きな竹でなく小さな竹で今風に作ってある。手先の器用だった父は色々と趣味の教室などに通って、あれこれと作っていた。(花作りは勿論だが)
自在鉤とは昔、田舎の囲炉裏で天上から吊るして鍋を釣ったりして使われていたものだが、、私が記憶している頃にはもうガスに代わっていたので覚えがない。でも私が赤ちゃんの頃、囲炉裏の中の火に手を入れてやけどをしたとかで、今でも右手の内側に小さな傷が残っていて、今までそれをすっかり忘れていた。田舎では、それ以降ガスに切り替えたのだろうか?戦後、煤の付いた自在鉤は不要のものとして古美術商が、田舎でいらなくなったものを、あれこれとただ同然で引き取って行ったようだ。が、今では手作りの昔を懐かしむ骨董、レトロブームである。この自在鉤を磨いて黒光りさせて、田舎の床の間には飾ってあった。
大きな水瓶、火鉢など今風にアレンジして重宝がられているようで、骨董も使いかた次第ではナウイ感じになる。

この小さめな自在鉤に、軽い篭の花器を吊って今庭に咲いている季節の花を活けてみた。(ワレモコウ(吾亦紅)も毎年一緒に活けていたのだが、去年から花が出てこなくなった。)

「花姿留めぬ巻き毛のクレマチス種を育み秋風に揺る」

「花籠を吊りたる小さき自在鉤在りし日の父の温もりを持つ」

「去年より花の咲かせぬ吾亦紅花篭寂しも赤き小花に」

「列島を遠く離れて台風の去りゆくらしも折々風吹く」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
今日は台風の影響による雨で早めの訪問になりました。
クレマチスの花後は哀れですね。あの美しい花姿からは想像も出来ませんね。
お父様手作りの自在鉤に吊るした活花、良いですね。しかも全部の花が自家製(失礼、言葉が良くないですね)。写真も和風で良いですね。最高です。
デコウォーカ
2006/09/18 19:19
 一花さんちはクレマチスその後ですか。オキナグサ、センニンソウ、カザグルマなどと同様、白髪頭を振り乱しているお爺さん、という雰囲気になり、面白いものですよね。カザグルマは種子を分けていただいて播いたことがありますが、見事に芽が出ませんでした。
 クレマチスも改良して育種がさかんですが、種子から育てるのも大変ですね。

 それから、お父様の手造りの自在鈎、味があって良いですね。籠に活けた野の花も素朴な雰囲気に合って、風情を感じます。手先が器用で、いろいろな細工ができると楽しいでしょうね。今はもう亡くなったのですが、鹿児島の姉の義父も、器用で子供たちに竹細工などを教えていたのだそうです。
なおさん
2006/09/18 19:26
>一花さんへ
 テッセン(クレマチス)は、中国から入ったのですね。日本のも「カザグルマ」が自生していますよね。とはいうもののやすやすとお目にかかれるカザグルマではありませんね。
■ひとときの雨を止みたる夕凪に鉄線の花ふるへつつあり<宮柊ニ>

■花籠を吊りたる小さき自在鉤在りし日の父の温もりを持つ<一花>
 何かにつけて親を思い出す。これも供養の一つですね。
 時を経て思い出せる何かを残すのが、子に対しての思いやりなのですよね。
ヤス
2006/09/18 19:51
お父様手作りの自在鉤に ぶら下がったお花素敵ですね。お父様も喜ばれていることでしょう。 クレマチスの種は昨年ネット友からクイズとして出されました。o(*^▽^*)o~♪   センニンソウは種が仙人のひげに似ている所から名前が付いたのだそうです。その種が出来るのを今か今かと待っている所です。
今日も雨になりましたね。御身体少し楽ですか。
ゆう
2006/09/18 22:14
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
台風の影響は余り受けず、時折強い風が吹いて、夕方から晴れてくれましたね。また北海道に台風は向かっているようですね。
今まで撮った画像を整理していたら、クレマチスの花後の姿が綺麗でしたのでアップしてみました。それに花もそろそろ草臥れて、前と同じ花ばかりです。庭に植えていたものも長雨で駄目になったりです。(それに今日はちょっと疲れっぽくて、やる気がしませんでした〜。)
父が作った自在鉤、こんな所に出すのは恐れ多いのですが、今日のクレマチスの花後の姿が地味でしたので、花でも添えてと思って自己勝手流の生け花を吊って載せました。花は今サワギキョウも2度目の返り咲きで、ピンクのシュウメイギクは今を時めく花盛り、ギンミズヒキもボチボチ、タカノハススキは不調です。デコウォーカ さんは和風がお好みなんですね〜。
デコウォーカ さんへ
2006/09/18 22:25
なおさんこんばんは。3日連休でしたが、ごゆっくりなさいましたか?
クレマチスの後がこんな姿だとは去年まで余り目に留めずに、気が付かなかったようです。冬クレマチスとはまた違った形のもので、このクレマチスは巻いたターバン姿が良いですよね。
>白髪頭を振り乱しているお爺さん→これって今日は敬老の日なんですからネ〜。も〜なおさん。そんな発想なんだけど???なおさんの頭、未だ大丈夫よね。これに似ていないですよね?
父の作った自在鉤、小さめでお洒落で飾りになってますヨ。なおさんちのお姉さまは、あちらの地の方と結婚なさったのですか?では、鹿児島弁は、なおさんもお分かりでしょう?うだもしたんとか、もじょうかとか?
あちらの昔の方は器用で、色々自分で作ってらっしゃったみたいですよ。ホウキやザルなんか作ったり。小刀で竹細工したりして遊んでいたのでしょうね。小さい頃帰鹿すると、私の子供にも父が竹とんぼ、水鉄砲など作ってくれていました。今は小刀を持つと危ない、凶器として没収で、鉛筆も研げない子供達が多いですよね。

なおさん へ
2006/09/18 22:44
ヤスさん、こんばんは。お休みのところコメント有難うございます。何時も色々教えて下さって有難うございます。日本の自生のカザグルマにも似ていますが、これは園芸種だと思いますよ。
■ひとときの雨を止みたる夕凪に鉄線の花ふるへつつあり<宮柊ニ>
雨の中に咲いていて夕凪時、鉄線の花がふるえつつありと見る。風もない凪時に濡れて寒そうだったのでしょうか?花への愛情が滲み出て、細かい描写になっていますね。
私の歌は即詠でまだ推敲の余地ありですね。すみません下手丸出しで。
やすさんは短歌や茶道、花や植物など他、お子さん方に、時を経て思い出せる何か色々残されるものたくさんおありで羨ましいです。子に対しての思いやりなんでしょうね。小さい頃から子供には手作りで食事、衣類など母の愛情として出来る限りして来たつもりです。でも私の2人の男の子は植物にちっとも興味を持ちませんので、こうして植物の事を日々綴って、CDにでも焼いて残せたらと思って日々書いているのですが・・難しいですね。
今日は歌を調べて、こちらまで貼って下さって有難うございました。

ヤスさんへ
2006/09/18 23:02
ゆう さん、こんばんは。コメント有難うございます。
クレマチスの花後の姿、面白く、これがあの花?なんて思ってしまいますね。
蕊の部分なんでしょうね。冬クレマチスも綿毛みたいでしたが、こんなに大きくなかったですよ。父の手作り自在鉤、古いものが現代風に使えるのですよね。この頃骨董市に行くと、面白いものが色々ありますね。糸車も斬新で小さな花器に置きとか使えそうでしたよ。無垢素材が懐かしくなってきていますが良い物は高いですよね。食器もそうですが、漆器は管理が難しいですよね。花活けは自己勝手流です〜。センニンソウを育ててらっしゃるのですか?先日ある方のブログでセンニンソウの髭を見せて頂きました〜。長い髭ですね。そうそう、田舎からオキナグサの種をどっらり貰ってきましたが、未だ植えておりません。なかなか山野草が育たない庭ですから。鉢で播く予定です〜。
ゆう さんへ
2006/09/18 23:12
種、芽、花、そして、花の終り、花の時間の流れを感じます。人もそうなんでしょけど、人の時間は、もう一寸長くの時間の流れ。花の終りに感じて、在りしの人を思うお気持ちわかるような気がします。亡くなった父親を、今、思い出させいただいたような気がします。
hanahhana1952
2006/09/19 01:51
クレマチスは蔓も針金のようですしも実も針金を丸めたような感じから、綺麗な毛玉になねんですね、面白い花だと思います、実はタンホホみたいに風に乗ってとんでいくのでしょうかね。
OSAMI
2006/09/19 06:32
hanahhana1952さん、こんばんは。随分と夜更けのコメント有難うございます。私も宵っ張りですが、普段の日は午前様すると翌日起床できませんので、程ほどです〜。花を種から育ててらっしゃるって仰ってましたが、発芽、成長、蕾、開花、結実、そして終わりの時は土に還っていきますね。土と言う字は、大地の上に十字架を立てたものの祈りの姿で、終わりそして始まりの姿だとある歌人に聞いた事があります。ガーデニングしていれば花の一生に多くを学び、ひいてはそれが人の生き様と同じだと言う事を学びますよね。私は自然派の歌人が好きで、詠み方も自然体がすきなんですが、そこがまた難しいですね。hanahhana1952さんも、アップの画像の景の中に情を見て取られますね。お友達が、感性があるって仰ってましたとのこと、頷けますね。お父様も亡くなられた由、お寂しいことでしょうね。私も父が亡くなって、最後に父から聞いた言葉は、「自然の声を聞け」でした。ガーデニングで土いじりしながら、色々考え教えられております。
hanahhana1952さんへ
2006/09/19 18:59
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
クレマチス(鉄線)の花はキンポウゲ科でとても綺麗ですよね。花後は、針金をクルクル巻いたような形だと、今まではあまり気にしなかったのですが、今年写真でじゅっくりと見ました。この巻き毛は3センチ位で、内側に種を持っていて、蒲公英の綿毛みたいに風であちこち飛んでいきます。冬クレマチスはこんな形ではなかったのですが、違う形の綿毛で、庭にあちこち飛んで、実生苗が出来てあちこちから蔓が出ています。このクレマチスは未だ実生苗を確認していません。出てくると嬉しいのですが・・
OSAMI さんへ
2006/09/19 19:04
一花さん、クレマチスの花後綺麗に記録されましたね。
こうして蕾から満開そして花後を記録するのも面白いですね。
彦左
2006/09/22 16:31
彦左さん、おはようございます。こちらにもコメント有難うございます。お返事遅れました。
クレマチスの花後は面白いと言うか独特でその後も綿毛みたいになって飛んでいくものだと植物の花の時だけでなく、花の後も今回は見せてくれるものだと教えて貰えました。デジカメだからpcに簡単に記録できるのですよね。 文明の利器も素人にとって良いものですよね。彦左さんみたいな使いかたは出来ませんが、pc用語は頭がこんがらがってきます〜。
彦左 さんへ
2006/09/23 09:21
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