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zoom RSS キク(セザンヌ)

<<   作成日時 : 2006/10/10 10:38   >>

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随分前から花屋では鉢植えのキクが出回っており、毎年品種改良された目新しい綺麗な花に惹かれてしまう。菊は花持ちが良く供花や切花に良く利用されるもので、花屋で切花で買うより鉢で求めて、その都度切って使った方が効率が良いようだ。また花後お礼肥をあげて上手くいけば冬至芽が出来、来年も楽しめるのでお徳のような気がする。

「セザンヌ」と言う名前のキク。9月の初め頃から鉢で花屋で見かけていてたものだが、お彼岸の供花用としての菊が欲しくて、目新しいものはこれしかなくて求めていた。
この花は去年から出回っているようで、日本的イメージはなく、名前からして「セザンヌ」などとフランスの画家の名前を持っており、随分と洋風なイメージの華やかな花である。

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もう何年か前に、これに似て花びらでが八重でなくシンプルで、花色が薄めで白地の縁取りのある「星の子」と言う菊が出回っていた。当時花色が珍しく求めて地植えで育ててとても元気であったが、年々の樹木の繁りと共に全く出てこなくなった。
このセザンヌが出回っていて、「星の子」似のこの花何故か目が行ってしまった。
キク・星の子
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            <星の子・2000/10/17撮影>

菊は日当たりを好むもので、また毎年挿し木で株を更新してあげないと下葉が枯れて草丈も間延びし、株もひょろひょろで花付も良くない。
夏場の水遣りが大変であるが、菊は何故か鉢で育てた方がうまくいくようだが、花壇に植えっぱなしのものは、やはり間延びして下葉も枯れたようで余り花付も良くない。

このセザンヌもこのまま花を楽しんだ後、お礼肥をあげて、冬至芽が出てくれると良いが。
去年も新しい菊が出回っていて鉢で求めて楽しんで、仏事で慌しく世話が出来なかったが、その後どうなってしまったか花が出てくるかお楽しみである。
スプレー菊2005/11/14
菊2005/11/13
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菊と言えば、日本人に愛され、日本の国花とまでなっており日本古来からあるかと思っていたが、野菊は古来から日本に自生しているものだが、観賞用の栽培菊は中国から平安時代に伝わったと言う。日本人好みの伊勢菊、肥後菊、嵯峨菊等の古典ギク、伝統ギクは相変わらず今でも愛されているが、今出回っている洋ギクは、1680年代に日本からヨーロッパに紹介されて独自の発展を遂げ、その後1950年代にアメリカでも品種の選抜が行われて日本に里帰りしてきた菊だそうだ。
ポットマムとかスプレー菊としても花屋では洋風のイメージの菊花が鉢として随分と手軽に出回っていて人気のようだ。花持ちも良いし、豪華で見栄えがしてこの時期ちょっとした玄関飾りにも最適であるし、また寄せ植えとしても楽しむことが出来る。

菊は1年中花屋さんで見かけ、儀式用には欠かすことの出来ない花として格調高く気品がある。
さて、源氏物語の33帖「藤裏葉」には菊がたくさん出てくるが、此処では野菊のことを指すのだろうかと思ったが、栽培菊のようでもある。

「あさみどりわか葉の菊をつゆにても濃き紫の色とかけきや 」(源氏・藤裏葉)

「二葉より名だたる園の菊なればあさき色わく露もなかりき」(上仝)

「色まさる籬(まがき)の菊もをりをりに袖打ちかけし秋を恋ふらし 」(上仝)

「紫の雲にまがへる菊の花濁りなき世の星かとぞ見る 」(上仝)

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           <以前育てたポットマム>


<セザンヌ> 
キク科キク属
原産地:中国
花期:10月〜11月
性状:耐寒性宿根草
植え時:6月


「秋晴れの続き洋菊セザンヌの花の笑いに浮き立つひと日」

「華やかなる花色洋菊セザンヌのその名優しく人目惹きたり」

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コメント(18件)

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一花さんへ
 こんばんわ。一番乗りが違うことばかり書いてもいけませんね。
 この菊、セザンヌというのですか。以前から、どの菊にもない独特のよさがあると感じて、写真にとってありますが、HPの表紙にも過去には活用したくらいです。名前が分かったのでよかったです。ありがとう。
>8日の会は如何だったでしょうか?
<ええ、1時から時まで、支部歌会を最初に、後はお二人の歌集の祝賀会でした。軽い食事をしながらおしゃべりとお腹の虫とのせめぎ会い、アルコールもほんの少々、終了後は、気の会う方とお茶でした。首尾よく4時30分にはお開きです。暗くなるのも早くなったし、年齢の高い方もいますので!
 楽しい集まりになりましたよ。
ヤス
2006/10/10 19:38
続きです。表紙の鉾杉が整然ときれいですね。
>合歓木って、家にはないのですが、華やかですね。、「合歓木=漢名」は、
 ”歓=昏”というわけで合昏という意味ですか?
 ネムにも意外な物語が秘められていますね。皇族では実は嵯峨天皇が、このネムが好きで庭木にしたらしいとのことですよ。薬用植物でもあります。
★昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木の花君のみ見めや戯奴さへに見よ
☆吾妹子が形見の合歓木は花のみに咲きてけだしく実にならじかも
 ただし、郎女は逃げ腰でこの恋は実りませんでした。
★親しきはうすくれなゐの合歓の花むらがり匂ふ旅のやどりに
>「うすくれない」「むらがり匂ふ」「旅のやどりに」と茂吉にしては言葉に何か親密さと華やかさ、ロマンチックさがありますね。
<茂吉は、いいですよね。
いつも丁寧にありがとう。歌の寸評だと、いかがかなと思い、一般的なコメントの方がよいのではと思っています。まだまだ、歌に救われるというお年でもないでしょうからね。(ごめんなさい、立ち入った話でした。)
ヤス2
2006/10/10 19:39
 一花さん、昨年もいろいろキクを見せていただきましたが、今年もまたキクの季節がきましたね。
 個人的には野生菊の風情が好ましいと思うのですが、洋風花壇には、こういう目新しいキクの方が好まれるものでしょうね。
 大輪のものよりも、こういう小菊の方が、今の庭向きなのでしょうね。草丈もあまり伸びずに咲くものが人気だそうですが、野菊の場合は、すらりと伸びて咲くのもまた風情がありますよね。

 また、いろいろな菊を見せていただくのを楽しみにしていますので。
なおさん
2006/10/10 21:26
今晩は。皆様同好の士なんですね。私なんか割り込んでしまってすみません。とても楽しく読んでいますよ。菊は、きっともっとも日本的な花なんでしょね。それでいて洋菊と、花を好きな方が、やっぱり、品種を改良したのでしょうね。今朝ほどは、変なクイズごめんなさい。一花さんのところにあるというのでなおさらびっくりです。そうそう水引は、トリミングして拡大してみあmした。お花が見えます
hanahhana1952
2006/10/10 21:30
一花さんこんばんは
いよいよ菊の季節になって来ましたね。最近は洋ギクが花屋を賑やかにしていますね。どの菊も綺麗で香りもいいのですが、私はどの菊よりも薩摩野菊の香りが一番好きです。キット子供の頃から目の前にあったからなのでしょう。
ゆう
2006/10/10 23:00
ヤスさん、こんばんは。お疲れのところ、たくさんコメント有難うございます。この菊は、従来の菊らしくなくて、はっきりとした顔立ちですよね。何故セザンヌなんて銘が付けられたのか知らないのですが、フランスのお洒落っぽいイメージがあったのでしょうか?この菊は独特の洗練された華やかさと明るさがあるようですね。以前「星の子」って言うのを育てたのですが、それより八重種のようです。「星の子」は夫が以前選んで求めたものです。
8日は午後1時から4時半までで、無事司会も歌論も終わられてお疲れさまでしたね。会の運びとか、ご高齢の方もいらっしゃるし、色々と気遣いもなさったことでしょうね。、同じ短歌をなさってらっしゃる方とのお食事会や茶話会は、楽しいですよね。私も何時もご先輩の方々のお話を伺うのが楽しみで、歌の事になると時間も忘れてしまって、またやらなきゃーと元気を貰えますよね。それに色々と貴重な経験をなさってらっしゃって、親身になって人生のアドバイスして下さいますよね。本音で話せて有り難いですよね。楽しい集いでよかったですね。
ヤスさんへ
2006/10/10 23:06
合歓木って、薬用植物で、好まれて庭木にもなさるものですね。結構高木になるとかでしたが、小さめに育てて花を愛でてらっしゃる方もいらっしゃるようです。優しい花ですよね。 
万葉の歌も言葉が簡単のようで、独特の言葉の解釈が難しいですよね。相聞歌は大らかに詠ってありますよね。
茂吉の風貌からして、こんな歌も詠ったのかとびっくりでした。
>歌に救われるというお年でもないでしょうからね。
ホントですよね。ガーデニング趣味で、ただ短歌を習っていて下手でどうしようもないところです・・下手だから習っているので、出来の悪い生徒で・・・ご迷惑おかけしております〜。またよろしくお付き合いくださいね。
ヤスさんへ2
2006/10/10 23:07
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。もうすっかり寝不足解消されましたでしょうか?
なおさんは、野菊がお好きなんですよね。ナカガワノギクとか、もう色々鉢で育ててらっしゃいましたね。(そうそう、昨日のコメント返しで間違って書いてしまいました。大歩危中ですみません。ハマギクでなく、「イソギクとこのダルマギク」が地で元気でした。)小さい頃、父が菊好きで大輪仕立てとか珍しいものをたくさん鉢で育てていて、其れを見て育ってますので自然に珍しい菊の洋菊に目がいってしまうのですよ。これは遺伝的と諦めて?おりますヨ。未だ鉢で求めて楽しんでいますが、去年のものは出てくれたか?です。私は嵯峨ギクとかも野菊も勿論好きですけどね。欲張りで何でも花だったら好きです〜。洋菊は寄せ植えとか玄関飾りとか、今風な現代感覚で合うのかも知れませんね。
なおさんへ
2006/10/10 23:20
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
野菊は優しい野の風を感じさせて慎ましやかな中に華やかさもあり、奥底がありますが、栽培菊は、華やかさがありますが儀式用のイメージがあって、ちょっと硬い感じがするようですね。其処で今風にモダン感覚で改良されたものが出回っているのでしょうね。以前育てたポットマムの菊はこの頃余り出回りませんね。背丈の低い、中輪多花のもので可愛らしいのが邪魔が無くて良いのかもしれません。
ミズヒキご覧になれましたか?「クイズ」皆さん驚いてらっしゃいましたネ。
hanahhana1952さんへ
2006/10/10 23:28
ゆうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
もう鉢物のポットマムは早くから出回って、びっくりしてます。業者さんは1月以上も早く出荷するのですね。うちの庭のダルマギクは今盛りで、野の風情があって柔らかい感じで良いですよ。でもこのセザンヌは、またそれで個性主張があって玄関飾りとしても小花がおしゃれっぽくて可愛いイメージで、使いようだと思ってます。父が菊好きで、小さい頃から色々な種類を見て育ってますので、派手な菊も好きになってしまってます・・
サツマノギクって、ゆうさんのお近くでは良く見られたのですね。うちの辺りでは見たこともなかったです。イソギクの葉とハマギクの花に似ているのですが、香りもあるのですか?素晴らしいですね。一度本物を見てみたいです。
ゆうさんへ
2006/10/10 23:35
レンガ色と白の花弁を持つ綺麗な菊ですね、しかしセザンヌとは又なんとも面白い名前を業者もつけたものですね、個人の希望としてはもう少し違う名前を付けてほしいと思いながら眺めています。
OSAMI
2006/10/11 08:00
一花さん、キクの数々見せて頂きました。キクってすごい種類があるのですね。もう少しすると大輪の菊花展などが催されますね。和歌山城にも沢山出展されるのです。
彦左
2006/10/11 15:24
「源氏物語」という文字を目にするとなんとなく心が華やぎます。あのころも「庭師」のような人たちがいて、美しい庭を菊で飾っていたのでしょうか。
未来
2006/10/11 16:11
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
すみませんね、カメラの所為でレンガ色っぽく映ってますが、赤とピンクに近い色なんです。洋菊ですから、きっと印象に残る名前をと言うことで、セザンヌなんてお洒落っぽいフランス風な名前が付いたのでしょうか?
キクですから、和名の方がいいかも知れませんね。でもまだ今鉢で育てているものの名前は「ティエラ」なんて付いてますよ。横文字は覚え難いですね。若しかして、また何処かで目にされるかも知れませんね。
OSAMI さんへ
2006/10/11 18:26
彦左さん、こんばんは。ご無沙汰しております。コメント有難うございます。
この菊は鉢で求めた小さなポットマムで、洋菊と呼ばれております。従来の菊は文化の日の11月頃から見頃になるようです。うちも地のものは未だ蕾です。ポットマムとして売っている洋菊や野菊は時期的に早いのですよね。和歌山城も菊花展でにぎわうのですね。またその時はアップして下さいね。
彦左さんへ
2006/10/11 18:30
未来さん、こんんばんは。コメント有難うございます。
源氏物語、確か「窯変源氏物語」と言うことでブログアップされてましたね。
昔から、建物を建てたのちに庭を造り造園する訳ですから貴族社会には必ず庭師もいなくてはいけないことですよね。美しいお屋敷を作って、あちこちに女性を侍らせていて、曲水の宴とか、庭で宴もあったので、池やら作って庭園が必要だったと思いますよ。歌に「籬(まがき)の菊」と出てきますが、竹や柴などで粗く作った垣根ですから、庭師かが作ったのでしょうね。万葉の頃も庭で宴が開かれて、花鳥風月に遊んでいましたので、庭師さんは居たのでしょうね。日本古来にある野に咲く菊は野菊と呼ばれ、栽培される園芸種の菊は中国から平安時代に中国から伝わったそうです。
未来さんへ
2006/10/11 18:48
一花さん、「窯変源氏物語」をよく覚えていてくださいました。原文の源氏を読みこなせないものですから、色んな人の約本を読み漁りました。その中でも面白かったのがこの本でした。和歌も難解なものは少し手を加えてあって、文中に文章として意訳を書いてありますので、これはこれとしてとても面白い本だと思います。読んでいますと、様々な植物が出てきますし、1000年前の日本を事細かに想像するのはとても楽しいです。昨日は「藤裏葉」を読み直しました。ついでに装束の色も、写真で確認したりしました。
未来
2006/10/12 10:21
未来さん、こんばんは。コメント有難うございます。
高校の頃の古典は大学入試の為の勉強で、文法とかばかりでちっとも面白くなかったですよね。なんでこんなのが役に立つかなんて漢文とかも思ったものです。でも日本語や歴史を勉強するには古典からとかですよね。植物も和歌もそうですし、昔の教養人はすごいですよね。宮中の人たちは漢詩も歌も教養として身につけていますよね。私は日本語もろくに知らないのですが、古典の世界も言葉が難しいです。短歌も古語と文法で悩ましいですが・・。
源氏の世界の装束など綺麗ですよね。着物など装飾学などから研究すると面白いですよね。現実的に、下着とか洗濯とか考えると着物の世界って考えられませんよね?私は今の所、花がどういうものが出て来て、歌はどんなのかとか調べるだけで、膨大でちょっと大変です。
未来さんへ
2006/10/12 23:03
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