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zoom RSS ダイモンジソウ(大文字草)

<<   作成日時 : 2006/10/20 22:40   >>

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秋の山野草として、手頃の大きさで人気のダイモンジソウ。

自生地では、山地の渓谷などの明るい日陰の湿った岩場で見られ、長い花柄の分岐した先に多数の一重の白花、まれに淡紅色の花を咲かせると言うが、残念ながら未だお目にかかったことが無い。
学名の「Saxifraga(サクシフラガ)」はラテン語の石と砕くの2つの単語から成り、石割りという意味だそうだが、岩場の石を割って根が生えるからとか、薬草として結石を溶かす作用があるとか説が色々あるらしい。
ダイモンジソウ(自生の様子)

花屋で見かける園芸種のダイモンジソウは、薄い紅が注目されて以来育種が繰り返されてきて、現在花色も姿も数多くの品種が出回っている。ひと頃に比べると随分と安価で出回っており、1年草感覚になってきたのであろうか?一般的なものは花柄は程々の高さで、花色もピンク、紅、薄緑もあり、八重咲き、巨大輪咲き、複色花など出回っているのを見るだけでも楽しい山野草である。
ダイモンジソウ色々

この花は、中国、日本に分布し、日本では北海道から九州までのどの山地の湿った岩場の渓谷で見られ、地理的な条件などで多数の変種に分類されて、代表的なものに高地性のミヤマダイモンジソウ、葉が浅く裂けるカエデダイモンジソウなど日本では16種が分布しているそうだ。

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ダイモンジソウは、ユキノシタ科ユキノシタ属で、我が家の画像のこのダイモンジソウは「明峰」と書かれたものだ。花はユキノシタの花より花弁数が多くて上が5枚下が2枚あり、花の形は何とかダイモンジの大の字をしているようで、紅の花色は面白いことに花柄までが赤い。
カメラでアップして見ると、花の中心部の盛り上がった丸い黄色と白い12本のオシベがはっきりとして、まるで文字盤模様にも見え、花びらと対照的で引き立って印象的な可愛い花である。
白花は楚々とした山野草のイメージが強いが、何故か紅色はアップして見ると、可憐な山野草のイメージよりも、多花性なので華やかでモダンなイメージさえある。

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葉の形はユキノシタ似だが、それより小さめで白い斑模様が見られず、形は紅葉のような切れ込みがあるが、ユクノシタと違って走出枝(ランナー)がないので、ユキノシタのように日陰のじめじめした所に何処にでも逞しく殖えるものではない。夏場の管理が上手くいかないと枯らすことが多く、ちょっと気難しい植物であるが、山野草愛好家は石づけにして育てて上手に観賞しているようだ。
ユキノシタ・2006/05/29

我が家でもダイモンジソウは、今まで何回も求めては半日陰で湿度の高い所を選んであちこち地植えして育てて見たものの、2年位は翌年咲いてくれた時もあったが、何故か上手くいかなかった。ユキノシタも半日陰だが、これは山地の涼しい所で自生しているので、耐寒性はあるが、耐暑性はそれほど強くなく、近年の温暖化で何故か上手く育たないのであろうか?どうも白花に比べて濃紅色は夏の暑さに弱いとあるので、今回は鉢植えの儘で育てて見ることにした。

また人の字に似た人字草(ジンジソウ)もあり、同じユキノシタ科ユキノシタ属Saxifragaに、以前育てたセイヨウクモマグサ(雲間草)も入っていて驚きである。
セイヨウクモマグサ2006/01/16

「のびやかにこころのままに居たい日の想いの中の大文字草」(鳥海昭子)

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<ダイモンジソウ(大文字草)>
ユキノシタ科ユキノシタ属
学名:Saxifraga fortunei var. incisolobata 
原産地:日本、中国、朝鮮半島、サハリン、南千島
花期:10〜11月
性状:多年草、草丈は10〜30p、耐寒性あり、
管理:春〜梅雨時は日当たり、夏場は涼しく半日陰、乾燥を嫌う。

「大の字の小花集めて紅の大文字草の華やかに咲く」

「庭隅の雪の下ただに蔓延るに気難しき花大文字草は」

「ひと時の花の耀き愛でてまた明日はどの花違うを愛ずる」

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
ひところより安価になったのですか〜。大文字草はそれでも高価だという印象があります。
ユキノシタは庭の日陰にこれでもかというくらい生えてくるのに、大文字草はどこか上品で難しそうだとイメージしていました。やはり何年も咲かせるのは難しいのですね。
雲間草も好きです。でも枯らしてしまったのですけれど・・・。
ミントのみん
2006/10/20 23:30
 一花さん、しばらくぶりでしたが、お戻りになられたのですね。また、よろしくです。
 さて、バイオ技術の進歩で、同じ株が沢山増やせるようになり、ダイモンジソウもずいぶん安くなりました。以前は紅の濃いものはびっくりするような値段でしたが、今ではホームセンターなどでもずいぶん出回るようになりましたね。
 
 尾瀬に行ったとき、岩陰で白いのが咲いていましたが、尾瀬まで行かずとも、秩父や奥多摩の渓谷でもあるものですね。

 ダイモンジソウは、ごく細かい種子が出来ますが、この種子を播いて育てると、親とはやや違うものも産まれて面白いですし、丈夫な苗が出来ますね。
なおさん
2006/10/20 23:51
今晩は〜お久しぶり〜「ひと時の花の耀き愛でてまた明日は何かの違う花愛ず」が好きですね。めでる響きのいい言葉です。花から花へうつるのは、蝶やハチだけでなく、人もなんですね
hanahhana1952
2006/10/21 04:19
今晩は、お久し振りです。
ダイモンジソウは初めてです。面白い花ですね。
デコウォーカ
2006/10/21 05:19
一花さん、しばらくです!
お戻りになって嬉しいです。
早速ご訪問、ありがとうございました。
未来
2006/10/21 06:52
お久しぶりですね、こちらのダイモンジソウは又豪華で綺麗です、シンプルなダイモンジソウは見たことが有るのですが、いろいろの種類があるのに驚いています。
OSAMI
2006/10/21 20:09
ミントのみんさん、こんばんは。こちらに初めまして。夕べ遅くにコメント有難うございます〜。お返事遅くなりました。「ハシカンボク」の地植えに関しての情報有難うございました。白も出回っていたので求めました。こちらとは気候的にちょっと違うのでしょうね。
このダイモンジソウは数年前は良いお値段しておりましたよ。特に紅は綺麗で珍しいでしたので。でも去年あたりから、以前の半額位で出回っていてビックリで、人気なのか良く売れてますね。ユキノシタ同様の管理すれば良いかと思って地に下ろすと、枯れてしまっていますので繊細で気難しやですね。ユキノシタは殖えて困るぐらいですのに、冷涼な山のものは育てるのが難しいです。クモマグサも同じで、植物を枯らしてばかりで困っておりますが、ミントのみんさんも同じ思いされていらっしゃって、ちょっとヤレヤレ〜です。またこれからも色々教えて下さいませ〜。
ミントのみんさんへ
2006/10/21 21:41
なおさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。お返事遅くなりました。以前尾瀬の三条ノ滝の岩場にひっそりと自生しているダイモンジソウの画像、見せて頂きましたね。清楚な白で素敵でしたね。ちょっとユクノシタと間違いそうですが、花弁が多くオシベがぱっちりとしてますね。近くでは、秩父や奥多摩の渓谷でも見られるのですが、私にはちょっと無理でしょう〜ね。やはり種が出来るものなんですか?種からだと丈夫でしょうが、なおさんは種から育てて見られたのでしょうか〜、如何だったでしょうね。紅が綺麗で、ついまた求めて愛でてますが1年草感覚でしょうか?石づけだと翌年も出てくるようですね。


なおさんへ
2006/10/21 22:10
お帰りなさい。一花さん。戻られてすぐにおいでいただきありがとうございます。ダイモンジソウ(大文字草) の赤があると知りませんでした。白だけかと思っていました。「ひと時の花の耀き愛でてまた明日は何かの違う花愛ず」はなんとなくそうなんだよねと素直な感じが良く分かります
hanahhana1952
2006/10/21 22:17
hanahhana1952さん、こんばんは。早朝からコメント有難うございます〜。
「ひと時の花の耀き愛でてまた明日は何かの違う花愛ず」この歌ですが、明日は「何かの違う」のここが口語的でぎこちなく、上手くいかなくて困ってます。今日はこのダイモンジソウを愛で、また明日はブログでも家でも違う花を愛でる。蝶や蜂だけでなく人にもそうですよね。人の心には色々な色が潜んでいるようです〜。心の上に亦と書くと何の字でしょうね?変でもなく恋なんですよね。心変わりって漢字も良く見ると、面白いですよね。漢字の成りたちを考えると、結構意味があって面白いです〜。あらら〜花から飛んで漢字に脱線で、これこそトンだことで、漢人?カナメ(肝心要)が抜けていました。花はダンゼン良いですよね。
hanahhana1952さんへ
2006/10/21 22:30
デコウォーカ さん、こんばんは。ご多忙な所、コメント有難うございます。
この花はユキノシタに似ており、同じユキノシタ科ユキノシタ属ですが、ちょっと花が優雅で繊細な感じです。特に紅色は人気で、この頃安価な値段で出回っておりよく愛でられるようです。山の岩場あたりで自生しているそうで、一度自生のもの見て見たいですね。
デコウォーカ さんへ
2006/10/21 23:01
未来さん、こんばんは。コメント有難うございます。お野菜の収穫上手くいきましたね。趣味と実益、感激でしょうね。
また、ボチボチよろしくです〜。
未来さんへ
2006/10/21 23:35
OSAMIさん、こんばんは。お久しぶりです。コメント有難うございます。
ダイモンジソウはこの頃品種改良されて、以前と比べて安価で花の形も様々あり買う時も迷います。ユキノシタに似ていますが、なかなか育ててみると気難しいものです。自生のものは白が多いようで、未だ見たことがないのです。調べて見ると園芸種も色々ありました。
OSAMI さんへ
2006/10/21 23:39
hanahhana1952さん、こちらにまた二度もコメント有難うございます。
ダイモンジソウは赤もあるのですよ。赤はちょっと華やかで洋風のイメージさえありますね。 歌は未推敲で、言葉がまだ上手く見つからない所ですよ。

hanahhana1952さんへ
2006/10/22 00:15
一花さん、 ダイモンジソウ(大文字草) って初めて見せて頂きましたが、とても綺麗なはなですね。仰るように山野草って感じがしませんね。
彦左
2006/10/23 14:08
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。これはユキノシタ科ですので、白い花色はユキノシタに似ておりますよ。名前が大文字草ですが、白が普通自生地で見られ、この赤は園芸種だそうです。ちょっとモダンな感じの山野草に赤だと思えますよね。ユキノシタはいくらでも殖えますが、これは山のものですから難しく上手に育てないと翌年出てきませんよ。私は枯らしてばかりです。
彦左さんへ
2006/10/23 18:46
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