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zoom RSS エンジェルストランペット(白)

<<   作成日時 : 2006/10/21 21:28   >>

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毎年一番暑い盛りの8月を除いて、我が家では7月と10月頃に花が咲くエンジェルストランペット。
他所のお宅のものを見ていると、年に4回ぐらい上手に花を咲かせている所があり、夏場中花が咲いているとも思われる花である。その花色を見ていると、白、ピンクよりも黄色系統に随分とたくさんの花を付けているようにも見える。

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我が家でも白花の他に黄色、ピンクと3本育てているが、ピンクは余り花付が良くなく、これは特に原産地でも標高の高い所に生息しているそうで、涼しい環境を好み、22度以上では花が付かず涼しくなってから咲くとある。黄色は園芸品種としてよく見かけて好まれ、花付が特に良いようだ。我が家でも去年までは花付が良かったが、今年は何故か未だ花も付けずに蕾がぼちぼち付いている。
エンジェルストランペット黄色2005/10/30

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白花も7月には蕾が出来ていたが、何故か落ちてしまって涼しくなった今花盛りとなってきた。
蕾の写真をと撮って見るとクリームがかった色だが、開花してくると真っ白になっている。
以前にも書いたが、この白花は、41年前から父が田舎で育てていたものの分身として我が家にしか残っていない。小さい頃から夏になると何時もこの花を見て育ったので、この白花が咲き継いでくれると、花育ての義務を果たしたようでほっとした気持ちになり、遠い日の思い出がありありと目に浮かぶ。
エンジェルストランペット白2005/07/28

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エンジェルストランペットは鉢で育てて見ると、真夏の暑さには葉が茹だったようになって随分と水分を欲しがって、鉢ごと地に埋めていても同じような状態になっている。やはり真夏の暑さは苦手なようだが、この真夏の時期には何処でも花が咲かないようだ。そして大鉢に植えていても、鉢の儘のものは根が鉢の底から長く出ており、その生育の旺盛さに驚いてしまい、非常に多肥を好む植物のようだ。

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この花は熱帯アメリカの比較的高地原産で、暑さには強いが霜には弱く−3℃程度の温度まで耐えれるようだが、(本に依っては5℃以上)我が屋では鉢植えで冬場室内に取り込んでいる。
管理として、極度の寒さに当たると春の新芽分化が遅れるようで、室内でも日当たりが良い所が望ましいとも書いてあるが、車庫の中の暗い所に置いて霜さえ除ければ大丈夫と教えて下さった方が居られた。
そして年間通じて日光に当て、日光不足だと枝葉が徒長して花付が悪く、また新しく伸びた茎先に花芽が付くので枝が伸びてきたら先端から2節くらいを切り不要な脇芽も取る、と本にアドバイスしてある。

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花がたくさん咲いているお宅にその秘訣を聞いて見ると、やはり鉢ごと地に埋めて、その際多量の肥料を施すそうだ。やはり一見して傍に大木もなく日当たりが良い所に置いてあり、枝振りが短く良く枝分かれしている。
我が家でも鉢毎地に埋めた去年は黄色の花付がとても良かった。しかし今年も同じ状態で地に埋めてあるが、去年より柿の木が生い茂ってきて結構日当たりに影響が出ている。
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小さい頃聞いたこの植物の名前はダチュラだったが、今ではダチュラはチョウセンアサガオのみを指し、のちにダチュラから分かれてブルグマンシアが正式名となって別名キダチチョウセンアサガオと呼ばれている。
その後、業者が売り出した英名のエンジェルストランペットが名前受けしたのか一般名のようになってしまった。これは華岡青洲が麻酔薬に使ったダチュラ同様、全草にアルカロイドを含み有毒だが、エンジェルストランペットの名前からして余り知られていないようだ。

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          <アメリカチョウセンアサガオ>

先日出かけて昼食をとった店屋の軒先に、熱帯アメリカ原産のダチュラ(アメリカチョウセンアサガオ)とエンジェルストランペットの鉢が置いてあり、ダチュラには花が咲いていた。
知人も店屋の使用人の若い方も、これは何の花かご存知なくて説明してあげたが、アメリカチョウセンアサガオの紫や黄色の花はこの頃何処にでも見かけ、鉢としても売っており愛でられるようだ。
チョウセンアサガオに付いては、『わが国に一番古く伝わったのはチョウセンアサガオで、チョウセンアサガオは熱帯アジア原産で,江戸時代に中国を経由して日本に伝わり,薬草として栽培され、華岡青洲の全身麻酔手術に使われたことで有名だが,日本では栽培が難しく,現在では薬草園などでしか見ることは出来ない。』の記述があった。
(アメリカ)チョウセンアサガオは1年草・草本・花が上向きであるが、キダチチョウセンアサガオは正式名ブルグマンシア、一般名エンジェルストランペットで多年草・木本・花が下向きである。

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エンジェルストランペットは毒を持ちながら、夕方には麝香のような良い香りがして、まるでその花に吸い込まれるような気持ちになる。特に純白の白花が薄暗がりに垂れ下がって咲く様は、まるで天使のラッパのようでもあり、何を囁いてくれるか天使の声に耳をそばだたせて見たくなる花である。

<エンジェルストランペット>
ナス科キダチチョウセンアサガオ属
学名:Brugmansia suaveolens (Datura suaveolens)
正式名:ブルグマンシア
和名 :キダチチョウセンアサガオ
流通名: ダチュラ、エンゼルストランペット
英名: Angel's trumpet
原産地:熱帯アメリカ、ブラジル
花期:4〜11月
性状:常緑低木

「微かなる天使の囁き聞こゆるかブルグマンシア白花の垂る」

「夕暮れに麝香の匂い立ち込めて降り向き仰ぐ天使のラッパ」

「白ピンク黄花の三色同じラッパ天使の性状異なる花は」

「思い切り庭木の剪定始めたり我が髪の毛もショートカットす」

「亡き父の形見となりたるブルグマンシア今年も花の盛りを迎ふ」

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちは、今日はエンジェルちゃん?ですね。育て主に似てか、清楚でありながら華麗でもあり、良いですよね。夕方からはずいぶんと芳香を漂わせて人も夜蛾も誘惑する花ですね。
 うちのはピンクですが、手入れがいまひとつなのか、そう沢山は咲きませんでした。葉にダニや虫が付きやすいですね。
 勤め先の日暮里界隈では、夕張メロン色の花が人気のようで、あちこちで咲いています。今頃、今年何度目かの花がさいていますが、2メートルを超える高さで地植えになっているものもあり、この株は沢山咲いて、実に見事です。
なおさん
2006/10/21 22:27
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
このエンジュルスちゃんは、名前を変えてから皆の憧れのようで、あちこちで育って、花がたくさん咲いているのを見かけますね。うちは何故か花付が悪いです。去年の黄色(なおさんの好きな夕張メロン色)は随分とたくさん花が付きましたが、今年は不調です。果樹の所為だと思ってますが・・
なおさんちのピンクも以前アップされてましたが、沢山咲かなかったのですか?ピンク種は冷涼な気候を好むそうですよ。うちでは葉にはダニでなく、ヨトウムシが付きます。都心の日暮里界隈は温暖化の所為で暖かいのでしょうか?
なおさんへ
2006/10/22 00:11
エンジェルトランペットを、なきお父様の後を継いで育てられているのですね。枯らさないように大事にして下さい。蕾の中は折り紙みたいに綺麗に折り畳まれていますね。それがだんだん開いていく様子は見事ですね。
デコウォーカ
2006/10/22 03:13
これかな。「思い切り庭木の剪定初めたり我が髪の毛もショートカットす」好きな感じ。気持ちのは、何かを変えたときに変わるでしょうね。人の気持ちは、そのようなものかも知れません。
hanahhana1952
2006/10/22 10:02
デコウォーカさん、こんばんは。ご多忙な折、こちらまで無理してわざわざコメント下さって恐縮しております〜。こちらのPCコメント返事より、そちらでの生活をエンジョイして下さいませ〜。これは、小さい頃父が育てていたもので、父亡きあと、その枝を何本か母が我が家に送ってくれました。何本も枯れましたが、この1本残り育てています。父が亡くなり、その家は母が一人残ってしまったので売り、今、別な所に家を建てて、母と妹が2世帯で住んでおります。もうこのエンジェルストランペットは、うちだけしか残っていませんので、大事に育てなきゃと思っています。流石注意深い観察眼をお持ちで、蕾の様子をしっかり見て戴けたのですね。有難うございます。何時も開花の花ばかり愛でてましたが、蕾も写真で撮ったら素敵で開いていく様も形が美しいでした〜。
デコウォーカ さんへ
2006/10/22 17:21
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。歌観賞して下さって有難うございます。こんな下手な未推敲のものを載せてお恥ずかしいです。自分の勉強のつもりで、ただ何首でも31文字の形にして詠んでいるだけなんですよ。下手だからこそ、毎日詠って積み重ねて行きたいのですが、もともと感性がないので、いくら詠っても駄目のようです。ま、継続は力なりと言うことで、形にしてあとはのちのこと。追々また見直しております〜。駄目なら駄目で〜元々です。
すっきりと剪定して、気持ちを切り替え、髪の毛もショートカットして軽々しく重い思いと、さようなら〜って気持ちを詠いたかったのですが。
hanahhana1952さんへ
2006/10/22 17:28
>一花さんへ
 歌集をめくっていましたら、次のような歌がありいいなと思いました。
■ゆく道に柿の葉の散るころとなり今日の朱の葉をけふ拾ひもつ<佐太郎>
 ■よもつへに入りたるものを叱るらく魂ひとり行くはよからず<鹿児島寿蔵>
 ■幼きにかえる心か桜咲きさくら紅葉す老いのまにまに<高安国世>
   ヤスも学びて
 ■柘榴の実裂けて日に照る枝仰ぐいよいよ秋は深まりにけり<ヤス>
 ■吾亦紅の朱もかそけく終わるらむ山里道はゆふぐれ早し<ヤス>
 ■みすずかる信濃の国を春たけて訪なひくれば山葵田に花<ヤス>
 ご無沙汰のお詫びには短歌がよいかと思いまして!
 コメント無用!
ヤス
2006/10/22 21:47
ヤスさん、こんばんは。ご無沙汰しております。わざわざ歌届けてくださって有難うございます。
佐太郎の歌、「柿の葉の散るころとなり」文学的ですよね。そして下の句も「今日の朱の葉をけふ拾ひもつ」今日とけふ。何故同じ言葉を使ったのでしょうね。「けふ拾ひもつ」と言う具体性の中に柿の葉の散るころに存在している自分を確かめているような結句ですね。
鹿児島さんの歌、よもつは「黄泉」ですよね。魂ひとり行くはよからず。黄泉の国に入っている者を叱るって、一人先に逝った魂への怒りでしょうか?
高安さんの歌。さくらの繰りかえり、リズムが良いですね。上の句の若さ、そして下の句の老い。1本の桜に、人生を重ねて見るようですね。
ヤスさんの石榴の歌、良いですね。こんな感じで、実写で迫ってみたいです。佐太郎的です。ワレモコウの「かそけく終わるらむ」ここが格調が高いです。結句もきちんと押さえて詠ってありますね。みすずかるの歌、これも言葉が伸び伸びと美しく和歌みたいでヤスさんの3首、しっとりとして余情があり良い歌です。
ヤスさんへ
2006/10/22 23:53
一花さん、エンジェルストランペットは友人から頂いて育てたことはあるのですが、一年で絶やしてしまいました。それから、友人に欲しいとは云えなくています。ちょうど向のお宅の裏庭(私の家から近い処)に大きな木があって沢山の花を付けているのを見せて貰っています。真っ白い一花さんっちのはとても清潔そうで素晴らしいです。
彦左
2006/10/23 14:13
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
彦左さんも育てられた事がありましたか?そちらは、こちらより暖かく冬場外でも大丈夫と思ってましたが、1年で残念でしたね?人から戴いて枯らすと気がひけますよね。よっぽど寒い冬場に小さな苗だと樹の勢いがなくて若しかして枯れてしまったのかも知れませんね。大きいものは元気があったのでしょうけど。これは毒がありますので、小さいお孫さんの為には、若しかして他所のものを眺めなさいと言うことだったのかも知れませんよね。白は清楚で好きですけど、寒くなると、ちょっと黄色の暖かい色のものも良いですよね。
彦左さんへ
2006/10/23 18:42
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