一花一葉

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zoom RSS 北海道旅行P・2ー1(ウトナイ湖)

<<   作成日時 : 2006/10/22 17:07   >>

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            <ウトナイ湖 白鳥・カモ>

早朝に家を出て、羽田から満席となった飛行機は北の大地が近づくと低空飛行し、右手に津軽半島の先端らしい突出した形が地図帳のようにうっすらと見えてきた。そして、温度差による潮目の色が微妙に変わっている海の様子や、地形が回り灯籠のように次々と変わっていき、外の景観がとても面白い。
機内から見下ろす北の大地。紅葉を期待して行ったが、今春訪れた緑一色の森は、何色かに薄く塗リ込まれてちょっぴり色を添えていた。

                 <津軽半島先端?と海の色>
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                 <海の潮目の様子>
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上空から見下ろす北の大地は至る所に湿原と川の蛇行がはっきりと見え、とにかく湿原が多い。
何故こうも湿原が多いかと疑問に思ったら、『本道は、その冷涼な気候に起因して泥炭が形成されやすいことや火山地形に起因した溶岩台地の存在や河川の氾濫などから、山地部から平野部にわたって多くの湿原が存在するとともに、高層湿原、中間湿原、低層湿原、塩湿地など様々なタイプの湿原が見られる。 特に、開発の歴史が浅いことや地理的、気候的条件から、本州では数少ない平野部の湿原が比較的よく残されており、これらの湿原のなかには人手の加わらない自然性と水平的な広がりを持つものも多く、本道を代表する自然景観として高い評価を受けている。 また、これらの湿原のなかには渡り鳥などの重要な中継地、繁殖地又は越冬地であるものや、氷河期の遺存種として、ユーラシア大陸と隔離された動植物の生息・生育環境となっているものもある。』(北海道保健環境部。北海道の湿原の現状と課題 より)と書いてあった。

                 <上空より湿原>
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今回の旅行目的地には支笏湖もそのコースに入っており、北海道といえば他に洞爺湖、摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖、サロマ湖、大沼など有名な湖が点在し、渡り鳥や動植物の繁殖地、そして自然景勝地としての観光スポットともなっている。

              <空港ロビーのアザレヤ白・桃、ベゴニア黄>
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空港に着くと、シクラメンとアザレヤ、ベゴニアの沢山の鉢が華やかに飾られ、観光客を優しく迎えてくれている。今回も、夫の仕事に一緒にくっ付いて出た旅だが、乗客の殆どが、シニアの旅行客とビジネスマンのようだった。予約していたレンタカーのカウンターで手続きを夫が済ませ、車置き場まで小さなマイクロバスで誘導されて行ったが、16人もこのマイクロに乗っていた。夫が良く利用するレンタカーに予約したら、もう一杯だったそうで、空港の外でマイクロを待っている間にも、何社かのレンタカーのマイクロバスが行き来していた。北海道は交通の便が余り良くないようで、移動、周遊するにはレンタカーが便利のようだ。行き先をナビに入れるだけで、音声で誘導してくれるので間違いなく目的地に着ける。

                    <ナナカマド・実>
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レンタカーで出発して暫く経つと、道路を走っている車に混じって、大型タンクローリーや車を積んだ大型車がひっきりなしに行き来し、良く目についた。道端に目をやると、あちこちで紫の色鮮やかな花が目を惹きユウゼンギクのようだった。春に見た街路樹のナナカマドの白い花はもう既に赤実となって秋陽に耀き、葉も少し赤く紅葉していた。
この日は絶好の秋晴れに恵まれ、16℃ぐらいだったろうか、薄い上着でも暑いくらいの気温であった。

                       <葦>
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                     <ユウゼンギク>
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昼食の予定地の苫小牧に入る郊外の手前に「ウトナイ湖」の看板が見え、予定コースに入っていなかったが其処に立ち寄って見た。
車窓には、ちょっと前から枯れた葦が目立ち、その穂波が風に揺れ折々逆光に耀いていたが、やはり湿地が近い所為だった。車を降り、緑の叢の中を歩むとノコンギクかユウゼンギクが今を盛りとばかりに咲き乱れ、その優しい紫の色は日本的な野の風情を与えてくれていた。目の前に開けた真っ青な湖には、白鳥やマガモが自由に泳いでおり、此処は鳥類の楽園であった。観光客が数名餌を与えていて、その餌にカモと白鳥が臆することなく近寄ってくる。
ここは他の有名な湖のように余り大きくないらしく、対岸が遠くに見えていた。やはりこの湖はラムサール条約に登録されて野鳥の保護区となっていた。

                    <ウトナイ湖>
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『ウトナイ湖は、周囲9q、面積275ha、平均水深0.6mの淡水湖で、美々川をはじめトキサタマップなどの清流がそそぎ、湖の周辺には、原野、湿原などの豊かな自然が形成されています。 このことからウトナイ湖は、動植物の宝庫、野鳥の楽園ともいわれ、現在まで250種を超える鳥類が確認され、バードウオッチングや自然散策、自然観察など、四季折々の自然や野鳥とのふれあいが楽しめます。特にガン、カモ類やハクチョウなどの渡り鳥にとっては重要な中継地であり、マガンやハクチョウの集団渡来地として国際的に知られています。 』(苫小牧市HPより)
ラムサール条約とは(フリー百科事典『ウィキペディア』より

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調べて見ると他に、シギ、チドリ、エゾシカ、キタキツネなども生息し、植物も色々あるようだったが、予定外で時間がなくて程々で切り上げた。ぐるっと見回したら丁度マユミの樹に沢山の実が熟していた。
                     <マユミの実>
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「少しだけ日々の憂いを忘れたく秋日に夫とまた旅に出る」

「台風も逸れて再び北の旅隣の席にまた夫が居る」

「湾岸の中洲に黒く鳥の群れ朝光の中数羽飛び立つ」

「またも訪う北の大地を機内より見下ろす森のややに紅葉す」

「春に見しま白き花のナナカマド朱実となりて秋陽に耀よう」

「道辺には紫の花友禅菊草紅葉の葦穂の靡く見ゆ」

「疎らにも泳ぐ白鳥鴨たちが餌に忽ち群れ来て騒ぐ」

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コメント(22件)

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北海道に行ってこられたんですね。青い空と青い湖、北海道の大自然を満喫している様子がうかがえます。続きも楽しみにしています。
デコウォーカ
2006/10/22 17:53
「台風も逸れて再び旅に出る隣の席にまた夫が居る」これが素直な感じかしら?私のところは、朝から家内が旅行にでて。割と我が家は、別行動が多いですよ。北海道は素敵ですね。ナナカマドが秋って感じですね
hanahhana1952
2006/10/22 19:56
北海道でしたか、あそこは食べ物が美味しいし後でウエイトが気になった記憶があります、ところで白鳥の首を真直ぐ伸ばした画像は珍しく面白いですね。
OSAMI
2006/10/22 20:18
北海道の旅のレポート拝見しました。うらやましいなー。首を長く伸ばす白鳥がCMのアフラックの鳥みたいで笑ってしまいました。続報楽しみにしてます。
目黒のおじいちゃん
2006/10/22 20:32
 一花さんはまたしばらくお留守と思っていたら、秋の蝦夷地探訪にまた行かれていたのですね。この時期も紅葉やら秋の味覚やらでエエゾ、ということなのでしょうね。ウラヤマシイことです。
 これからの蝦夷地探訪記が楽しみですね。
なおさん
2006/10/22 20:56
デコウォーカさん、こんばんは。お忙しい中、コメント有難うございます。
冷涼な北海道は、デコウォーカ さんが今滞在されてブログ発信されてらっしゃる、イギリスの涼しい気候に良く似て、植物が何処と無く似ております。この日はとても良いお天気でしたが、翌朝の天気は急に崩れ、午後からは晴れてました。北海道は観光の土地でしょうか、レンタカーと人が何処に行っても多いでした。本場イギリスの雄大な中に暮らして居らして、毎日リフレッシュされてらっしゃるお気持ち、それには程遠く叶いませんが、少しだけ緑の大地にリフレッシュできました。
デコウォーカ さんへ
2006/10/22 22:04
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
歌、素直なのでしょうか?お互い喧嘩ばかりで、あっちが良いとかこっちが良いとか、別行動しようとか言って結局は二人で、のこのこと同じ行動を取っております。hanahhana1952さんのお宅は、奥様がご旅行にお出かけでしたか?お友達とご一緒だと楽しいですよね。私は、やはり出かけると夫の食事とか気になりますので、一緒に出かけた方が気にならず良いかな〜なんて思ってます。方向音痴で、下りエスカレーターを逆に昇ったりと、何せドジで一人で旅行できない達ですので。ナナカマドはこちらでは余り見ませんよね。あちらではあちこちで赤い実が綺麗でした。
hanahhana1952さんへ
2006/10/22 22:14
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。北海道は、ラーメン、ジャガイモ、海の幸、ビール 、そしてジンギスカンも美味しいでした。食いしん坊ですので、今回も食べて飲んでが楽しいでした。勿論植物も色々見れました。このウトナイ湖の白鳥は、人馴れして、餌が欲しかったのでしょうか?写真を撮って見たら、面白い格好をしておりました。何かの示威行動だったのでしょうか?
OSAMI さんへ
2006/10/22 22:19
目黒のおじいちゃん 、こんばんは。お久しぶりです。コメント有難うございます。目黒のおじいちゃんも何度もお出かけで、また、奥様とあちこちにお出かけで何時も羨ましく思っております〜。前回北海道に訪れて、植物、自然、食べ物に恵まれたあのデッカイ大地に、また行きたくなってしまいました。体調もなんとなく良くなって来ましたので、季節の良いこの期に乗じて出かけてよかったです。白鳥も面白いポーズで、画像で見て面白いでした。此処は鳥の楽園で、時間がゆっくりと流れておりましたよ。
目黒のおじいちゃん へ
2006/10/22 22:28
なおさん、こんばんは。前回の蝦夷地探訪の旅の時は、お花の名前などお世話になりました。前回は2件の記事アップで大変でしたが、今回はやっとヒーヒー言いながらのアップです。年?と共にボケが進んでいるのでしょうね?相変わらずタイプミスも多く失礼しております。 お花ですが、ノコンギクより花びらが長く花弁も多いので、私がアップしたユウゼンギクにも似ているようですが?でもあちこちに自生しているので、ノコンギクかなとも思って名前を書きましたが、間違いかも知れません。白い花びらで、花弁が少ないヨメナは見かけたようです。前回のエエゾでも失敗ばかりでしたが、また相変わらず大歩危したりでした〜。
なおさん へ
2006/10/22 22:40
ブログお休みのわけは、北海道旅行だったのですね。
ご主人様とご一緒で。
私は昔、半年ほど札幌に住んだことがありますが、北海道は本土の箱庭のような風景と違って、雄大で広々としていますね。
白鳥の首がおもしろいです。
未来
2006/10/23 08:32
南でなく、北。ラムサール条約の湖も立ち寄られたんですね。
自然がいっぱいの北海道。満喫されたことと思います。
薩摩節
2006/10/23 10:23
未来 さん、お早うございます。早くからコメント有難うございます。一人での旅行は方向音痴ですので、なかなか出かけられず、夫にくっ付いて出かけました。夏場は鉢の水遣りが大変ですが、長くは空けられませんけど、少し涼しくなると3日に1度くらいで済みますので息子に頼んで出かけました。未来さんはブログに書いてあったようですけど、転勤族でいらしたのですか?あちこち旅行感覚で見学できて良かったですね。でも子供さんが大きくなると単身赴任の形になりますよね。札幌は春出かけた時、ライラックが綺麗でしたよ。東京並の街で、人・観光客が多いですよね。雄大で広々として、また惹かれて出かけました。白鳥首が伸びて映ってました。鳴いたのでしょうね?
未来さんへ
2006/10/23 10:49
薩摩節さん、お早うございます。コメント有難うございます。南はもう知り尽くしていますので、この頃北に惹かれてしまいます。でもまだ沖縄には行った事がありませんけど・・台風が来ない時期なら行って見たいですけど・・
北と南は何故か食べ物も美味しいですよね。植物園で珍しい高山植物を見たり、何より雄大で広々とした自然が残る大地が良かったですよ。ここのウトナイ湖には、鳥が色々居たようですが、餌に釣られてきたのは白鳥と鴨だけでした。他にも居たようですが、野鳥の習性で人が居ると近寄って来ないのですね。
薩摩節さんへ
2006/10/23 10:55
札幌に住んだのは、まだ夫が学生の時結婚しました(歳は同じです)ので、最後の半年ほどを過ごしたのです。冬は胸まで雪にうずもれながら家の裏の原っぱで「遭難」しかけたこともあって(笑)、懐かしいです。あの頃はまだホッカイロもなく、ダウンジャケットのような暖かいコートも普及していず、冷え性の私は外出すると足の先が感覚がなくなって、必ず転んだものでした。一度冷えちゃうと、防寒靴なるものは無意味でしたね。話がそれてしまってすみません。
卒業と同時に、就職ですから、転勤生活が始まって、10回くらい引っ越しました。
未来
2006/10/23 12:36
一花さん、私のところへいつも花の名前を本当にありがとう。今朝頂いたコメント参考にすべて名前を付けてアップ修正しました。

北海道の写真ありがとう。海水の潮目までくっきり捉えられていますね。
すごい量の白鳥と鴨ですね。そしてマユミの実も初めて知りました。
彦左
2006/10/23 14:18
未来さん、こんばんは。何度もコメント有難うございます。今日は一日雨で鬱陶しく、ちょっと肌寒くなりガーデニングも出来なかったですね。
札幌でも胸まで雪が積もるのですか?雪掻きが大変だと聞いていましたが、あちらの家は総2階で屋根にヒーティングしてあったり、ストーブの煙突が出ていたり、急角度で雪が滑るようになっていたりしているのが目につきました。
あれだけ広大な土地があるのに、お家もそんなに大きく造ってなかったように
思えましたが、やはり雪掻きの事を考えて造ってあったのでしょうか?寒いを通り越して、冬場の生活大変だったことでしょうね?まして昔は色々今ほど便利な暖房もなく大変だったことでしょうね。まして学生さんで新婚だと・・観光には良い街ですが、住むには大変そうですね。転勤10回もですか?ご主人様が単身赴任だったら、一緒にまた住むようになると結構煩わしい時もあるようですが、時と共に次第にまたお互いの必要性を感じると思いますよ。昔みたいな喧嘩のエネルギーもこの頃無くなっていくようです〜・・
未来さんへ
2006/10/23 17:57
彦左さん、こんばんは。こちらこそ何時もコメント戴いて、お返事もいい加減ですみません。今日は雨でしたので、することも無く午前中PC出来ました。
彦左さんの友人の方は、沢山の菊や珍しいオオタニワタリを柿の木に宿根させてらっしゃって、其れを書くのを忘れていました。それと肝心のロウヤガキの事も書かずにすみません。海水の潮目は飛行機に乗っていて良く見かけましたが、デジカメ用意していなくて、今回初めて撮ってみました。海の色も表情があることを納得しました。北海道の旅、ウトナイ湖には白鳥と鴨など沢山の鳥類が居て、餌で飼われているように馴れていました。
彦左さんへ
2006/10/23 18:05
 北海道旅行の雰囲気が手に取るように伝わってきます。白鳥の姿も素晴らしいし、ナナカマドの赤もとてもステキに思えます。青い空に旅愁を誘われました。
 まだ北海道まで出かけたことがないので羨ましい限りです。
ゆうくらふと
2006/10/23 22:43
ゆうくらふとさん、こんばんは。お久しぶりです。北海道は見所満載であちこち未だ見たいですが、前回も今回も2泊3日と限られており、あちこちゆっくりと時間が取れず、ホンの少しだけだったですが、冬場厳しい環境にありながら自然と食べ物、そして人情にも恵まれて出かけて見ると大きな懐に抱かれたようで、心休まる場所でしたよ。皆さん、何度でもお出かけしたいと仰る理由が分ります。北海道と言っても広く、札幌は都会並みですが、ちょっと離れると、自然豊かでした。勿論札幌市内も緑が多いでしたが。観光客とビジネスマンの街でしたよ。ナナカマドはこちらでは余り見ませんが、あちらでは街路樹として、春は白い花、秋は朱実、紅葉が綺麗でしたよ。ウトナイ湖は野鳥の宝庫でもありました。この日と翌々日は行楽日和で雲ひとつ無かったです、でも翌日は雷雨で、その後すぐ晴れました。下手ながら写真を沢山貼って、拙い文を長く沢山書いていまして、読まれるのに大変でしょうと思ってます。
ゆうくらふとさんへ
2006/10/23 23:40
お休みの理由は北海道でしたか?楽しい旅だった様ですね。
旅行記楽しみにまたやってきますね。
お疲れさまでした。前にも書いたかもしれませんが私は北海道未体験者。是非行ってみたいのですが、いつになることやら・・。その際はこちらを参考にさせて頂きますのでどうぞよろしく。それではブログで行った気分になることにします。
環ちゃん
2006/10/24 12:46
環ちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。は〜い。お休み理由はこれでした〜。楽しい旅?って言っても、疲れてくると誰かさんは我儘で〜。私はガマンガマンしているのですよ〜。旅行記長いでしょう〜。でも写真を400枚以上撮ってきたのですが、ボケも多くて〜。そうそう環ちゃんは以前も読んで下さって有難うさんでした。是非奥様と何度も出かけてね〜。そんなこれを参考にしたら駄目よ。ツワーならお任せであちこち沢山見て回れると思うよ。うんと年取ってからじゃ感激薄れるから駄目〜よ。ま^ブログで行った気分だけ味わってね。百聞は一見に如かずだから、一度は見なくちゃ〜。でも北海道は広いから、あちこち見るには何度も行かなきゃいけないみたい?お暇になったら何度でも出かけられるからね。
環ちゃんへ
2006/10/24 18:15
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