一花一葉

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zoom RSS コルチカム

<<   作成日時 : 2006/10/02 18:13   >>

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球根のままで水も土も肥料も要らず、ほったらかしで葉も根も出ず花が咲くという「裸の貴婦人」のコルチカム。当初は随分と良い値段がしたが、今では安く出回っており、誰にでも手軽に花が楽しめると言うことで相変わらず人気の花である。

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           <2006/9/22 撮影>  

ほったらかしのままで花が咲くという触れ込みは一度限りで、次の花の為には土に植えてやり、葉を出して球根に養分を溜めてやらなければ枯れてしまう。
そんなマジックが続く花があればガーデニングの煩わしさはいらないのだが、インテリア・置き物感覚で、其処から花芽が出て綺麗な薄紫の花が咲く。夢があり楽しい花として一度だけでも楽な花の咲き方が人気の秘密なのであろう。

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            <2006/9/26撮影>

我が家でも数年前に求めて、当初から庭に植えっぱなしであるが、暑さが和らいだ毎年9月中旬頃に、葉も見せずに突然蕾が出て花が咲く。
この咲き方は、時期的にも彼岸花に似ているが、これはユリ科イヌサフラン属である。花は日照を好み、普通薄紫桃の色が咲くようだが、日当たりが悪いと花色が薄桃色で丈も間延びしてモヤシ状に咲くようだ。この植物は原産地がヨーロッパ、北アフリカで、花の名前はグルジア共和国の黒海沿岸の都市コルキスに因むが、この地は気候的に乾燥した温暖な所のようだ。
コルチカム2005/10/08
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             <2006/9/29撮影>

去年は10月8日にはもう咲いて、今年は土中で分球して花数が確実に殖えている。年々金木犀の樹が大きくなってきたので、日当たりが悪くなり、やはり花色が薄く丈も間延びしてヒョロヒョロである。 花後直ぐに葉が出る彼岸花と違って、来年の3月の忘れた頃に葉が出て光合成をして球根が太る。
我が家でも、緑葉の中に薄桃の花だけが何本も咲いて、はっと目につき、その美しい花を思わずまじまじと見てしまう。日当たりで育てた花色は薄桃に紫がかった花色を呈して濃い。
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             <2006/9/30撮影>

これは別名がイヌサフランと呼ばれているが、イヌとは似て非なるものと言う意味合いがあり、6弁の花の咲き姿はサフランに似る。サフランはアヤメ科クロッカス属で、その赤いメシベは香料として料理や染料、薬用に使われるが、このコルチカム(イヌサフラン)は花・葉・球根・果実全草毒草なので決して口にいれてはならない。
コルチカムは化学物質コルヒチンの毒を多く含んでおり、彼岸花同様動物からの食害を防ぐ為の自衛手段であって、やはり美しい花は毒を持つ。小さな子供がいる家庭では誤って口にしないように注意が必要である。
サフラン2005/11/20

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このコルチカムには45種の自生種があるそうで、よく見かける花は一重の秋咲き種である。
春咲き種、八重咲き種(ウォーターリリー)もあり、八重咲き種は花弁が15〜30枚もあり値段が良いらしい。そしてコルチカム(イヌサフラン)はクロッカスではないのに、英語で「オータムクロッカス」と呼ばれ、球根にはフートと呼ばれる突起物があり収まりが悪い。花色も他に白、黄色がある。植えっぱなしで何も手間を掛けなくても毎年きちんと花が咲いてくれ、土中でも確実に殖えて着々と息づいており逞しい球根である。

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<コルチカム>
ユリ科イヌサフラン属
学名:Colchicum autumnale
原産地:ヨーロッパ,北アフリカ
英名 Autumn saffron, Naked ladies
別名:イヌサフラン(犬サフラン)
花期:9月 葉は3月
花色:桃紫、白、黄色
生育環境:日当たり。耐寒性ありー5〜15℃
育て方:元肥として緩効性の化成肥料と腐葉土。追肥として葉の出る頃、4月頃に粒状肥料

「葉も見せず突と咲きたるコルチカム緑蔭の中華やぎのあり」

「日の恵み乏しくて咲くコルチカム花色薄くたおやかなるさま」

「花寄せの朝顔一輪みずみずし真昼の茶房われらを迎う」

「散り敷ける金木犀の花びらの耀よう中にコルチカム咲く」

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
クロッカスのような、みょうがのような花のつき方に見えるのは、写真のせい?みょうがも手間いらず。なんとなく似た感じはつぼみだけかな?(笑)しかられそうですね
hanahhana1952
2006/10/02 19:25
コルチカム、綺麗な花ですね。初めて見ました。
ヒガンバナと同様に、やはり美しい花は毒を持つんですね。怖い、怖い!
デコウォーカ
2006/10/02 21:58
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
クロッカスのような花に見えて正解ですよ。英語でオータムクロッカスと呼ばれているそうですよ。イヌサフランとも呼ばれ、サフランはクロッカス属ですから・・
あらら〜茗荷にも似てますか?そう言えば手間要らずで茗荷の蕾にも似てますね〜。若しかしてhanahhana1952さんも花より団子党〜かしら?
hanahhana1952さんへ
2006/10/02 22:36
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
この花初めてご覧になられましたか?こんな手間要らずの花があれば、ラクチンですよね。ほんと綺麗な花で、うちのもの、日当たりに咲いてくれればもっと美人さんに咲いてくれたのですが、もやしのなよなよ美人さんでした〜。でも八重種の花は、もっと綺麗ですよ。毒がある花は他に沢山あり、これって土中で育てていますから、少しは安心なんですよ。室内で誰か小さい子が食べたら怖いですよね〜。
デコウォーカ さんへ
2006/10/02 22:41
 一花さんちは、今日はコルチカムですね。育て主ににて、美人さんの花ですね。
 美しいものには毒がある、ということもあってか、この花も有毒ですね。でも、痛風の薬になったりもしましたし、コルヒチンというバイオ技術に使われる成分も含みますので、有用植物でもありますね。
なおさん
2006/10/02 22:52
コルチカムのこといろいろと勉強になりました、最後の画像を見ると少し日陰の感じと、周囲から攻められている感じが分かります、オダマキのプランターは元気が良いようですね。
OSAMI
2006/10/03 07:13
なおさん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。
コルチカム、有毒ですが、水なし土なしで手軽で育てられるようで、人気の花で、この時期あちこちで咲いているようです。通風の薬または、むくみやぜんそく、腎臓病の薬として利用されたようですが、副作用もきつくて免疫力の低下やハゲになることも多かったとかで、今はどうでしょうね。
バイオ技術として利用されれば良いですね。彼岸花、ダチュラなど毒の植物は、逆手にとって有用植物となっていますね。
なおさんへ
2006/10/03 19:10
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
コルチカム、以前アップされていましたが、随分と色が濃いでしたね。やはり日当たりを好むようですね。この植えた場所は、半日陰となってまして、仰るようにモヤシ状態です。日当たりの方の花壇にはもう他色々植えてありまして、植え替えした方がいいかな〜とも考えたりです。春にはチューリップを日当たりの方に植えて、あとしょっちゅう掘り返して他の球根を傷つけてます。苧環は毀れ種です〜。
OSAMI さんへ
2006/10/03 19:15
きれいな色の花ですね。咲き方は本当にヒガンバナのようですね。いつも詳しいご説明に感心するばかりです。
未来
2006/10/04 18:50
未来さん、こんばんは。コメント有難うございます。
コルチカムは花の時葉がなくて、彼岸花みたいな咲き方ですよね。もう彼岸花の季節も終わってしまいましたね。毒がありますが、一度植えっぱなしにして置くと毎年殖えてくれて手間要らずでお奨めですよ。花を育てて枯らす事が多いので、調べて次の教訓としているのですが、ボケが進んで書いた内容を忘れてます〜〜。綺麗な花を見ると元気が出ますよ〜。
未来さんへ
2006/10/04 22:45
皆さん、こんにちは。今夏、佐渡旅行して初めて買い求めました。  部屋の隅に置いて忘れてしまいそうな頃、ツボミがでてびっくり! 感激でした。もう花も終わりのようなので、土に植えてあげればよいのでしょうか? また、来年が楽しみです。 
チャコ
2006/10/31 17:52
コルチカム 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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