一花一葉

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zoom RSS 北海道旅行P・2ー5(滝野すずらん丘陵公園2)

<<   作成日時 : 2006/10/26 19:24   >>

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10月16日の午後、国営滝野すずらん丘陵公園に入ってカントリーガーデンを見たあと、カントリーハウスに来た。此処は地元で採れた新鮮野菜を使ったレストランが入っている。そのハウス軒下の日当たりのよい柱には、寄せ植えのハンギングバスケットが掛かっていた。

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半日陰を好むツボサンゴの仲間のヒューケラで、草紅葉を思わす葉色の美しいカラープランツが寄せ植えされて、一緒に植えてある青い小花はアメリカンブルーであろうか?小花の青が鮮やかに浮き立ち、黄色いルドベギアの花も彩を添えている。葉ものを主体にしたこんな寄せ植えも、自然な感じで思わず目がいく。
同じ軒下には霜よけを兼ねてか、大きな鉢物の寄せ植えが置かれてあり、その鉢を入れるバスケットも自然の大きな鬘で編んだもので、手で持ってすぐ移動できるようになっていた。

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北海道の秋は駆け足で過ぎて天候が変わりやすく、ある明け方突然霜が降りたりするようだ。この植物園内で寒さに弱い植物を育てることは、管理上大変なことだろう。

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     <ガウラ(白蝶草)>

これは何処の植物園でも当てはまる事かも知れないが、この園内で育ててある植物は、宿根草が多いような気がする。勿論花の美しいコスモスやマリーゴールド、朝顔、向日葵、ハンジー、日々草、ペチュニア、ルピナスなどの1年草も多く植えられているが、種を採取したり翌年零れダネで育つようなものも多い。
此処の植物園内の管理は業者に委託してあるのだろうか?

あるコーナーの花を見て回っていたら、普通の奥さんと思われる方達が蚊取り線香を腰に下げて草取りをされていたので、「ボランティアさんですか?」と尋ねてみたら、「違います。」と話しておられた。我が家の狭い庭の花壇を管理するだけも大変なのに、これだけの園内の植物管理も大変だろうな?と思いつつ、山積みの草の入った袋が小さなトラックで運ばれるのを見送った。流石植物の名前に詳しくて、管理なども親切に教えて貰えた。

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       <サルビア・ホルミナム(ペインテッドセージ)>
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カントリーハウスの軒下の鉢で植えてあった、花とも葉とも見える苞葉の美しい植物。ムラサキサルビアとも呼ばれるサルビア・ホルミナム(ペインテッドセージ)の赤と紫であった。サルビアの、苞がこの様に主役になるものは少ないようで、本当の花は白く小さい紫蘇のような花で、僅かに見えている。これはうちの近くの花屋では余り見かけないようだが、古くからある植物のようだ。

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                <孔雀アスター>
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其処を出て、こどもの谷の方に下っていくと「花人の隠れ家」と呼ばれるコーナーがあった。このコーナーの名前は誰がつけたのであろうか?詩的センスと夢のある名前で、どんな花が出てくるか其処に入るとわくわくであった。入り口の外花壇には、白、薄紫の孔雀アスターが花盛りであった。

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      <ヘレニューム(和名:ダンゴギク)>

傍には鮮やかなテンニンギクのような花がもうそろそろと終わろうとしていた。良く調べたら、心花が、だんごのように盛り上がっているので、和名でダンゴギクと呼ばれるヘレニュームのようだ。

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                <ウラハグサ(フウチソウ)>
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そして私が家で育てているウラハグサ(フウチソウ)が其処此処にたくさん植えられて花穂が垂れており、場所によっては少し草紅葉しているものが秋陽に輝いていた。黄色っぽいもののキンウラハグサもあった。これは春にも小樽で地植えしてあったものを何箇所と見たが、寒いこちらの気候に良く合うのかも知れない。
ウラハグサ(フウチソウ)2006/08/10

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               <リオン、またはケロネ>

花屋ではスピード・リオンと呼ばれるリオン。学名はケロネで、ギリシャ語の亀から来ており、花の形が精一杯首を伸ばした亀の頭に似ている花である。我が家のものは丈が低かったが、此処のものは50cmはあり、本来の姿はこんなにも丈が高いものかとびっくりした。やはり冷涼な気候があうようだ。
スピード・リオン2006/09/19

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       <アサリナ(別名ツタバキリカズラ)>
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木々に囲まれた静かで落ち着いた空間と書いてある「花人の隠れ屋」の門をくぐって中に入ると、一面白いシュウメイギクが迎えてくれ、此処にも鉢の寄植えが幾つか置いてあった。根元にはバーベナが、上には葉がとても元気で蔓性のもので艶があり、余り見かけない赤紫色の花がたくさん付いたものがあった。地植えでも垣に這わせてあった。これはゴマノハグサ科のアサリナ(別名ツタバキリカズラ)で、本来は多年草で原産地はメキシコと暖かい所のものなので、日本では非耐寒性の為に1年草扱いである。夏の7〜10月頃まで咲くが、余りこちらの花屋では見かけない花である。

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    <コルチカム(イヌサフラン)八重種・ウォーターリリー>

木の下陰になるレンガの土手の上には、鮮やかなピンクのコルチカム(イヌサフラン)の八重種のウォーターリリーと呼ばれるものが群生して盛りであった。何故こんな所に、こんなにたくさんと思うほど勢いが良く、此処の花人の隠れ家が華やかで明るく、まさに花明かりのさまを見せていた。勿論一重の普通のコルチカムも群生していて、八重種を見たのはこれが初めてであった。

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このコルチカムの一重は、次の3日目に訪れた函館の元町と呼ばれる一般の家の外花壇のあちこちに群れ咲いていた。どうしてこんなにコルチカムだけがと地元の方に聞いても、植えた覚えがなくて、ひとりでに勝手に殖えてくるのだと言われた。公園も函館も最初数株植えたものが、10年以上かけて殖えたものであろう。
コルチカム一重2006/10/02
これに似たサフラン(秋クロッカス)が、次の日の午前中訪れた北大植物園でも、一面ピンクの絨毯を敷いたように樹下に群生していた。これは、最初何球かあったものが、20年の間に勝手に殖えて蔓延り、何処か木を移植するたびに球根が一緒に運ばれて、また其処で殖えているのだと北大植物園の方は話して居られた。

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このコルチカムとサフラン。未だに何故この地で殖えて見事に咲くのか、環境的に此処が気にいったのだろうか。不思議な植物で訳が分らない。我が家のコルチカムはもうすっかり終わり、秋クロッカスと呼ばれるサフランが、今花壇の中に何本か花を咲かせている。殖えもせず減りもせず、環境的にあまり良くないようだ。


「花人の隠れ家の中咲き群るるコルチカムの桃花明かりする」

「秋陽浴び公園に見る花花の馴染みの花あり初見のものあり」

「定刻に出て戻り来る一日の長しと言う夫我には短し」

「布団干す秋陽短く午後早もベランダ吹く風肌に冷たし」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
一花さん、ここ滝野すずらん丘陵公園名前からスズランばかりと思ってましたが本当に多くの種類の花々があるのですね。見事としか云いようがありません。花に詳しい一花さんも堪能されたのではと思います。
彦左
2006/10/26 20:40
いろいろの花を楽しませて戴きました、ところで最後のコルチカムのことですが、関東と比較するとだいぶ花の季節が遅いように思うのですが、これはなにか理由があるのでしょうかね??、普通寒い地方の方が花の季節は早いと思うのですが?、しかし次の一般家庭でも・・のことを考えると本来は寒い地方の植物なのでしょうか、それから資料には葉が枯れたらほりあげて保存と書いてありますけれど、これは暑さ対策なのでしょうかね、花の先生よろしく。
OSAMI
2006/10/26 22:01
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
私も最初すずらん公園だとばかり思ってましたが、春には、きっと沢山のスズランが咲くものでしょうね?そして此処が国営滝野と、丘陵までくっついた公園でした?駐車場代さえ払えば、あとは無料の公園もあり、お金を出して植物園や子供の遊び場があり、自然に恵まれた広大な所で、きっと自然の山野草も山では見られたのかも知れません。お花は好きで、堪能できましたよ。私は、お花には詳しくなくて、ただ自分がガーデニングして育てた花のことは少し分ってきましたが、育てていない花の事は、まるで知らないのですよ。木とか山野草とか道端の雑草とかまるで知らないのです。そして亦次々と新品種も出回っていますし、お花の世界はきりがないですね。名前もあちら名で覚えきれないですよね。
彦左さんへ
2006/10/26 23:02
今晩は♪スズランはウチにありますけど、たしか毒草でしたよね?

白蝶草(ガウラ)は福生の中央公園に植えてありますけど、園芸店に白鳥草の名前で売られていました。蝶か鳥か正しいのはどっちなんでしょうか?

ウラハグサはそろそろ刈り込みです。
晴耕雨P
2006/10/26 23:19
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。植物園には随分とたくさん花が咲いていましたので、今日は画像を多く貼ってしまいました。お疲れで見難くてすみません。コルチカムですが、原産地が北アフリカ、ヨーロッパで、耐寒性があってー5〜15℃と書いてありましたが、此処の冷涼な気候と良くあうのでしょうか?これは家では10月2日に咲いていましたので、仰るように此処の開花時期が遅いですね。夏の日照不足が影響しているのでしょうか?北海道では花期が10月〜10月下旬で、本州では9月からとか書いてあるのもありました。資料には葉が枯れたら掘るとか書いてあるようですが、此処は其の儘で堀りあげてないと思いますよ。うちも掘りあげませんので、春には葉が出て、その時すでに分球して殖えているのでしょうね。函館の道路際でも見ましたが、ほったらかしで殖えた様子でしたよ。植えた覚えがなく出てきたと仰るので、若しかしたら、街路樹と一緒に球根がくっ付いて其処で殖えたのでしょうか? お花の先生でなく、お花は好きなだけで、自分の育てた花のことを調べて上手く育てて枯らさないで花を咲かせてあげたいだけですヨ。
OSAMI さんへ
2006/10/26 23:30
 一花さん、北の大地では秋のおとずれも早くて、いろいろな花が精一杯咲いていますね。どれも見事です。
 国営公園の管理もなかなか大変なようで、業者さんや職員さんも苦労されているようですね。公園緑地管理財団というところで管理しているのですね。

 ウラハグサも穂が出るとまた風情があり、良いものですが、草紅葉も味のあるものですね。うちのはまだまだ緑です。
なおさん
2006/10/26 23:41
晴耕雨P さん、こんばんは。コメント有難うございます。ホントすずらんは可憐な花ですが毒でしたね?。ボケ予防ブログ書きが、ボケを早めてボケ進行中です〜〜。誤字脱字と、恥書きです〜。ガウラ、白鳥だと思っていたら、蝶でしたヨネ。蝶が飛んでとまっているような2枚の羽根の白い蝶と思ったらいいですよね。ウラハグサ、刈り込みですか?早いですね?草紅葉しました?うちは未だ青いですよ。これって何故此処にこんなに元気だったのか、イングリッシュガーデンみたいな冷涼な気候が良いのでしょうね。
晴耕雨Pさんへ
2006/10/26 23:41
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。此処の植物園のコルチカムはとても見事でしたよ。何故こんなにたくさんのコルチカムが群生しているのか気候の関係だったのでしょうか?不思議です。そして、函館でも一重でしたが、同じように道路端であちこちで殖えていました。
此処の公園の植物は、公園緑地管理財団というところで管理されているのですか?。緑花試験を運営している母体は、国営公園を管理している財団って書いてらっしゃいましたが、同じ財団なんですね?経営も大変ですね。特に此処は冬場雪が降りますし、スキー場を開設しているようですが。そうそう、試験のパンフが壁に貼ってありましたが、北海道でも行われて、頑張ってらっしゃる方がいらっしゃるのですね。。私は駄目ですが、なおさんは試験頑張って下さいネ。(植物学者並の知識持ってらっしゃるから、もう大丈夫ですよね。)
ウラハグサは、穂が出て綺麗でしたよ。穂がなかったうちのものも穂が出て見れるようになりました〜。うちののも緑ですが、此処は場所によって草紅葉してましたよ。とにかく、あちこちこのウラハグサが植えてありました。
なおさんへ
2006/10/27 00:08
一花さんおはようございます。早起きしています(笑)「定刻に出て戻り来る一日の長しと言う夫我には短し」は、花を見る一花さんの優しい光景が浮かびますね。凄く良く分かります。北海道は、秋が駆け足で過ぎるのもそうですね。今年は、東京も、夏が駆け足、秋も駆け足のような気がします。季節の移り変わりを、肌で感じたいこの頃です。一花さんは、今日もお庭に立ち、季節の風をかんじているのでしょうね、きっと。
hanahhana1952
2006/10/27 04:13
ヘレニューム、これもイギリスと北海道で同じ様に咲いていますね。名前を教えて戴き有難うございました。
それにしても沢山の花が咲いていますね。頭の中がゴチャゴチャになったのでこれにて、失礼します。Good by.
デコウォーカ
2006/10/27 05:20
hanahhana1952さん、こんばんは。早朝からコメント有難うございます〜。コケッコッコーの鶏の鳴き声は未だだったのでは?お早いお目覚め、それとも朝帰り?でしたね?(^_-)-☆ 北海道は秋が短く、霜が降りてお花が駄目になっていました。春訪れた時、春と夏が一緒に来て花が一気に咲いていましたよ。夏の暑さがなく、お花には良いようですよね。こちらで春に咲くものが、未だあちらでは咲いていましたヨ。こちらの東京も、今年は夏が駆け足で、秋もあっと言う間のようですね。今日は庭に立つことなく、寝不足の朝からウォーキングに出て、あと車でホームセンタに出かけ、春物球根を求めてきました。毎年チューリップ、水仙、ユリなどの球根を植えています。白いカノコユリの球根をみつけました。あと珍しい初めて見る植物があり、我が家に来ました〜。皆さんパンジーを買ってらっしゃいましたが、1ポットだけS社のものを買い、もう止めました。hanahhana1952さん宅楽しみですね。これからが、ヒンヤリとした季節の風に当たって、ガーデニングです。でも今日は未だ藪蚊がいました。
hanahhana1952さんへ
2006/10/27 21:02
デコウォーカ さん、Hello. How are you?
この頃英語も板についてきてらっしゃいますね?お帰りの頃は、日本語をお忘れなってらっしゃるかも知れませんね?
そちらで見せて戴いたテンニンギクと思っていた花があちらに咲いていました。ア〜、これだと思ってしっかりと調べたら、テンニンギクは1年草で、花びらが多く、これは多年草のヘレニュームのようでした。すみませんでした〜。そして別名ダンゴギクですって?面白い付け方ですね?そちらでは何と言うのでしょうね?
花数が多くて、頭がごちゃごちゃでしたか?それはすみません〜。たくさん画像を貼り付けて。あちらでたくさん撮ってきたものですから〜早く終わりたくてです。風景画の方がいいですね。風景画もあるのですが、植物園を2箇所巡ってきましたので・・お花がいやと言うほどです・・一花でなく多花でした〜。
デコウォーカ さんへ
2006/10/27 21:15
 寄せ植えの2枚の写真はカラフルでステキですね。サルビアの赤もカラッとした北海道らしい感じでよいと思います。
 孔雀アスターは見事な花をつけていますね。目の保養になります。
ゆうくらふと
2006/10/27 22:24
ゆうくらふとさん、こんばんは。コメント有難うございます。寄せ植えの葉は紅葉しているような葉色で、これだけでも綺麗で見事でした。同じツボサンゴの仲間のようです。サルビアですが、普通のサルビアと違って、苞葉が見事ですよね。本当の花は白い紫蘇のような小さな花です。やはり植物園ですから、珍しいものを植えてありますよね。孔雀アスターは、こちらでも見ますが、植物園のものは手入れが良くて、見事でした。私も此処で植物に出会って、水分目の保養をしてきました。カメラ画像がイマイチですみません〜。旅行しましたので、当分またこのカメラで我慢です〜。
ゆうくらふとさんへ
2006/10/27 23:01
北海道旅行P・2ー5(滝野すずらん丘陵公園2) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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