一花一葉

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zoom RSS 北海道旅行P・2ー8(滝野すずらん丘陵公園5)

<<   作成日時 : 2006/10/29 19:25   >>

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           <展望台への道にて>

峠の庭と呼ばれ、高山植物約250種集めてあると書いてあるロックガーデン。
初めて見る珍しい植物もあるが、この時期盛りのコハマギクに似ていると思ったら、エゾノソナレギクだ。(北海道の植物は、何でもエゾ(蝦夷)やチシマ(千島)が付くものが多い。)別名がイワギク、ピレオギク とありこれは野菊の仲間だ。太平洋岸のものはコハマギクと呼ばれ、日本海岸のものはピレオギクとかエゾノソナレギクの名前で、北海道沿岸では別種の菊が咲いている。どちらも外観がそっくりで見分け難いが、葉の切れ込みが大きく葉脈に沿って深く切れ込んでくるのがエゾノソナレギク、わずかにくぼむ程度で杓子状の葉をしたのがコハマギクという。コハマギクは、カントリーハウスの横に随分たくさん群生して他でも見たが、画像には少ししか映っていなかった。比べて良く見ると、葉の切れ込みが少なく杓子状であり、花びらも丸みを帯びている感じだ。コハマギクに対して、茨城県から青森県にかけての太平洋沿岸で咲くものはハマギクだ。これは家でも育てており、草丈も立派で花の感じが大きく葉も全然違う。
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        <エゾノソナレギク(別名ピレオギク・イワギク)↑>                      <コハマギク↓>
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 ハマギク  2006/10/15

紫の小さな花はラッキョウの花のようで、山でも見られるヤマラッキョウかと思ったら、 チシマラッキョウと書いてある。チシマ(千島)と付く植物も多く、こちらのチシマラッキョウは矮性のもので山野草としても人気だ。ユリ科で 10月上旬 〜 10月下旬の花期で、今丁度見頃だった。
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       <チシマラッキョウ>


花壇の真ん中辺りに真っ白なコマクサに似た花が咲いている。通称アメリカコマクサと呼ばれる北アメリカ原産のディケントラ・エキシミア‘アルバ’で、コマクサと同じ仲間のケシ科だ。中国原産のタイツリソウに似て、ピンクのコマクサよりは随分と大株で花付きも良いが、先日の初霜で傷んでいるようで、やはり純白はすぐ汚れやすいようだ。
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           <アメリカコマクサ(ディケントラ・エキシミア‘アルバ)>
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岩の傍に、初めて目にする鮮やかな黄色い豆のような花が咲いているが、葉はケシ科のようだ。調べたらケマンソウ科キケマン属で、コリダリス・ルテアだ。聞きなれない名前で和名もないようで、アルプス山麓の原産で日陰の岩場や礫地に生える。石灰岩地に多く自生して石垣の間にもよく生え、ヨーロッパ各地の石積の間などで広く見られると書いてあった。春から咲き、花期が非常に長いとも書いてあり、此処のものは生育条件が良いので未だ花を付けているようだ。
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              <コリダリス・ルテア>
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馴染みの無いカタカナ名の花ばかりが多いが、やっと見たことがあり名前が良く知られているエーデルワイスと呼ばれるウスユキソウらしいものに出会った。エゾウスユキソウのようで、以前育てたウスユクソウとは違って、随分と株が立派で草丈も高く花付きもよい。
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          <エゾウスユキソウ>
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苺の花のような真っ白い花は、バラ科のギンロバイ(銀露梅)、またはハクロバイ(白露梅)とも呼ばれる。もともとは北海道や本州の高山地帯に自生している落葉小低木だが、道内では庭木やグラウンドカバープランツとして利用されるそうだ。ヨーロッパではこの黄色い花のキンロバイが、耐寒性の強い低木として生垣にも使われるという。そう言えば、函館の駅近くでこのギンロバイに似た黄色い小低木の花を見たが、それがこのキンロバイだったようだ。函館はここ札幌より暖かく随分と葉が緑だったが、こちらのものは、やはり初霜に痛んでいたようだ。
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          <ギンロバイ(銀露梅)又はハクロバイ(白露梅>
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これで大方「峠の庭」の高山植物を見終わって登りきった峠の上に出ると、真っ赤に紅葉した1本の木が目に飛び込んできた。(トップ画像)
其処より先に進むと展望台があり、近くの山頂に広がるお花畑の「山のお花畑」があるとパンフレットに書いてあったが、先に行った夫が何も無かったと言うので、ひき返した。若しかしたら夫の探し方がいい加減で、素晴らしいお花畑を見逃していたのかも知れない・・。

随分と此処の「峠の庭」でゆっくりとしたので、閉園時間まであと1時間となっていて、真っ青な空も段々と薄くなってきた。
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   <峠の庭・ロックガーデンを下から>


「北国に見しは異国の珍しき高山植物カタカナ名の」

「園内に咲きたる駒草白花の初霜受けてややに傷みぬ」

「花好きの方より戴く小さなる一鉢生き生き緑葉をなす」

「深み行く秋の夕暮れ迫り来る薄闇広がり肌身に沁みる」

「一本の赤く燃え立つ紅葉の樹園内見下ろす山頂にあり」

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コメント(16件)

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北海道で自生する植物でしょうか?なんとなく急に疑問がむらむら(笑)カタカナばかりと一花さんが書かれるから。どうせなら北海道ならではの植物があればなあとも思いますが。それにしても、ご主人も、本当は、一花さん同様、お花好きかなと思います。そうでなかったら、こうして、ご一緒しないでしょう?山頂の紅葉は、みごとですね。北海道はやはり秋が駆け足ですぎていくんでしょうね
hanahhana1952
2006/10/29 20:59
>一花さんへ
 こんばんわ。いつも丁寧な書き込みをありがとう。引き換えヤスのコメントはいつも写真に関連なくて、失礼とは思いながらなのですが!
■コスモスの花あふれ咲くひとところ風吹くときに特に輝く<ヤス>
★今年の実いとも小さき感じして水に浸せし銀杏洗う<ヤス>
★拾ひきて四五日水に漬けをきし粒の小さき銀杏洗う<ヤス>
短歌があればコメントはいらないのではと思いながらです。
ヤス
2006/10/29 21:44
 一花さん、今日もいろいろなお花が満載ですね。
 ピレオギクはその昔、育てたことがありました。ピンクの可憐なキクでいいものですよね。花は5〜6月頃咲いたものですが、今頃でも咲くのがあるのですね。イワギクタイプのものでしたら、秋咲くのもあるのでしょうね。

 チシマラッキョウも、キイイトラッキョウなどと人気のある花で、秋にはよく店頭に並ぶもので、可愛らしい線香花火のような花ですね。


 それから、チシマウスユキソウ?とあるもの、ウスユキソウの葉のつき方ではないようです。どちらかというと、ヤハズハハコの仲間に近いような気がしますが、正式名は?ですね。

 北海道は、もう明け方0℃までも冷え込むようで、冬も間近という感じでしょうね。
なおさん
2006/10/29 22:07
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ここのロックガーデンは、北海道の山野草と、世界各地の高山植物250種と書いてあり、今日書いたものには、カタカナで和名がなくて他所のものもありました。北海道は気候的に、他の国の高山植物もよく育つのでしょうね。
すみません〜ウスユキソウと思っていたのは、名前が違っていると教えて戴きました。「ヤハズハハコ」らしくて、ウスユキソウと同様、稜線上の岩場や荒地を好んで自生するものでした。ウスユキソウは苗で求めて以前育てたのですが、丈が低いでしたので、本で見ながら此処の物はちょっと丈があり、違う感じがありました。訂正しました〜。
夫は花も好きですが、より果樹が好きですよ。家の庭には果樹が大きくなって・・・ます。
北海道の秋は早いですね。こちらもこの頃日の入りの早く、朝夕寒くなってきて、布団も薄ものでは寒く風邪を引きやすくなってきましたね。寝不足のないよう身体も丈夫にしたいですよね。
hanahhana1952さんへ
2006/10/29 23:31
ヤスさん、こんばんは。こちらこそ何時もお世話になってます〜。
ヤスさんには、何時も歌を教えて戴いて感謝の日々です〜。旅行画像で、毎日花の記事をこんなにたくさん書かなくてはならず、花の名前を調べるのにヒーヒーの日々です。ゆっくり思索の時間もなく、読書も相変わらず積読で、字を見たとたん眠り病〜です。それに薮蚊も少なくなって、そろそろガーデングの日々で忙しくなってきました。
ヤスさんのお歌、コスモスの歌、>「あふれ咲くひとところ風ふく時に」ここの状態がとても具体的で、見えてますね。「特に」は「風ふく時」と限定してあるのでとも思いますが。でも「特に」で強調なんでしょうね。花色とか駄目ですよね。すみません〜上手に歌えないくせに、感じたまま書いてます。
銀杏の歌は、生活感があり、作者の姿が見えてますよね。
私もこんな感じで歌いたいのですが、まだまだいい加減な31文字です。何時も有難うございます。
ヤスさんへ
2006/10/29 23:44
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。何時も花の名前教えて下さって有難うございます。ウスユキソウ、やはり違っていました〜。一度育てた事があったのですが、花はこれより大きめで、丈も低いでした。ネットで調べましたら、ヤハズハハコのようで、他にもこれに似た葉が白っぽいものが色々あるのですね。高山植物ですここの植えてある筈ですので、ウスユキソウは見落としていたのかも知れません。
チシマラッキョウに付いて、『実は和歌山や山口県に稀に自生しているキイイトラッキョウを、チシマラッキョウの名で流通させているようだ。チシマに自生しているミヤマラッキョウには、花茎に葉が3、4枚付く性質があり、本種には全くない。』と言うのが記事を書く時調べたら書いてありました。山野草として好まれるのですね。
画像がたくさんある為、記事も毎日たくさん書かなくてならず、花の名前調べてヒーヒーです。何時までかかるのか〜です。北大植物園のものは、実のものも多く困ってます〜。またお忙しいでしょうが、分ったらよろしくお願いします〜。
なおさんへ
2006/10/29 23:57
快調な花旅のようですね。チシマラッキョウの可愛さにはすっかり魅了されました。ところでTOPページの画像はすばらしいですがオリジナルですか?
目黒のおじいちゃん
2006/10/30 05:56
top画面の紅葉は素晴らしいですね。イギリスではこの様に真っ赤に紅葉した木をまだ見ていません。期待していたんですが私の滞在近辺では見ていません。今年は、一花さん宅で紅葉狩したことにしましょう。
デコウォーカ
2006/10/30 06:07
すっかり紅葉した画像が綺麗ですね〜〜〜〜
かなり寒くなってる北の大地でもまだまだお花、頑張っていますね〜
チシマラッキョウもムジョカね〜〜

昨日は雑多な新宿歌舞伎町に出ていました。
『地下鉄(メトロ)に乗って』を観てきました。
なかなか佳かったです。近場じゃなく一花さんみたく
デッカイドウにもいきたかぁ〜〜〜〜〜
ソゲナ事思っせ〜〜みちょいかたじゃした。
んじゃ〜仕事にいっもんそな。3連続月末+月初処理じゃっど。
nobara
2006/10/30 08:22
一花さん、展望台への道もう真っ赤な紅葉ですね。一本でなく周囲も紅葉の真っ最中でしょう。チシマラッキョウも紫が綺麗ですね。
彦左
2006/10/30 10:23
目黒のおじいちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。画像がたくさんありまして、毎日花ばかりうんざりするくらい画像アップで、ご覧になるのも大変ですみません〜。チシマラッキョウは山野草として人気のようですね。ここのものは大株で紫の花がたくさん付いておりました。
このページの上の画像ですが、画像左下に「森林N03」と書いてあるのが目につかれると思います。オリジナルではないですよ。ブログ・ログインして編集で選ぶことが出き、森林には素敵なものが多くて良く使っております。
目黒のおじいちゃん へ
2006/10/30 21:17
デコウォーカさん、こんばんは。此処の公園の紅葉は全体にしていなくて、所々の木が紅葉でした。何の木か気になりますが名前が?です〜。そちらでは真っ赤な紅葉見られませんか?未だ少し早いのかも知れませんよね。家あたりも未だですから。そうそう、以前24日のにダリアの下に黄色い苺のような花がアップされて、名前が?のものがありましたね。それって、此処にアップしてあります、ギンロバイの色違いで、キンロバイのようですよ。調べましたら、落葉低木で、生垣にもなり、函館でも見かけて写真を撮りましたが、ボケて此処にアップできませんでした。バラ科ですから、お花がそっくりですよ。キンロバイの品種の中でも最も花の大きなゴールドスターか、やや枝が上に立ち、花も小さいジャックマニー。どちらかだと思います。
デコウォーカ さんへ
2006/10/30 21:43
nobaraさん、こんばんは。その後ノバちゃんの体のこと、気になりながらご無沙汰失礼してました〜。ご機嫌伺いにと思いつつ、忙しくて〜今日出かけようち、おもっちょたら早々に出かけしてもらって、すんもはんじゃした〜。でも良かった〜、お元気そうで。好きな映画を観てきて、笑って〜よかよ〜^。「地下鉄(メトロ)に乗って」ち映画はあんまり?なもんで〜。どげんたろかい?このチシマラッキョウっち、なんちゅあならん、もじょか〜ちな?んだもしたん、山野草好きな人は、みんなそげんいやっごちゃよ〜。私がもじょかた、コマクサじゃっち思うけど、御目が皆さん高いのね〜〜。デッカイドーは、ノバ旦さんと一緒にイヤちゅうひこ、これからどひこでんいくっが〜。あせらんち大丈夫〜だよ、逃げんで〜。ゆっくい観光三昧じゃっが〜〜。飲んで食べて歌って〜。>連続月末+月初処理じゃっど〜ち、あらら〜、もへ30、31日ごわんどな〜。次ぎは11月、はやか〜〜。またひとつ年とるんだよね〜〜。テワン。
nobaraさんへ
2006/10/30 22:31
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。最初の画像の、展望台への道の木ですが、其処ではそれが1本だけ真っ赤でした。他にニシキギとか真っ赤なものがありましたが、全体が紅葉するには未だ少し早かったのでしょうか?
チシマラッキョウ、みなさんこれがお気に入りのようで、良く知られているのですね。小さい株ながら、紫の花がびっしり付いて居ましたよ。彦左さんはこの紫色お好きでしたが、花色としては良いですよね。
彦左さんへ
2006/10/30 22:37
 1枚目の写真はまさに北海道の秋らしくてとてもステキな写真ですね。
 アメリカコマクサはとてもユニークな格好をしているのですね。なかなかこんな花には出会えません。色々な花を見せていただいて一花さんには感謝。感謝です。
ゆうくらふと
2006/10/30 22:37
ゆうくらふとさん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
この木は山頂にあってしかも紅葉していましたので、見れて良かったです。
紅葉は東京では赤くなる前に、茶になって落ちてしまって、うちのハナミズキは真っ赤にならず、所々赤くなって殆ど散ってしまいました。朝夕の温度差が影響するのでしょうね。
普通のピンクのコマクサは良く見ますが、白もあるのですよね。名前を調べるのが大変で、時に外国ものはカタカナが殆どで、学名表記で困ってます。こちらで良く見る花もありますが、北国独特の花も未だたくさん咲いてくれれば良かったですが。



ゆうくらふとさんへ
2006/10/31 00:06
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