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zoom RSS 北海道旅行P・2ー20(函館・五稜郭)

<<   作成日時 : 2006/11/10 20:17   >>

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                    <五稜郭タワーより>


トラピスチヌ修道院を出たのち、バスと電車を乗り継いで訪れた五稜郭。
電車の五稜郭公園前で降りてもまだ徒歩15分かかり、折り良く来たバスに乗って、また其処から徒歩7分程の距離にある。「五稜郭は何処にありますか?」と歩いていた地元の方に聞くと、「五稜郭公園ですね。」と言われる。大正3年から此処は五稜郭公園として開放されており、昔の建物は残って居らず、特別史跡の五稜郭跡がある。現在は此処に博物館五稜郭分館が建っており、当時の「五稜郭」と「箱館戦争」の関連資料約400点を収蔵・展示してと言う。春は桜の名所となって、市民の憩いの広場だ。



五稜郭公園へと急ぐ、大通りマンションの西側外花壇に植えてあった薄桃紫色の花。シソ科ヤマハッカ(プレクトランサス)属のプレクトランサスだ。この花は、こちら関東地方では、鉢花として数年前から出回って見ていたが、此処の外花壇では地に下ろしてあり、大株となっていて花付がとても良い。南アフリカ原産の非耐寒性宿根草だが、宿根草として毎年此処に出てくるのであろうか?同じシソ科ヤマハッカ属で、この花の形と同じセキヤノアキチョウジ(学名:Plectranthus effusus)を庭で育てているが、もう花期も終わり種が出来ている。
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                  <プレクトランサス>
セキヤノアキチョウジ・2006/10/13


同じ花壇に植えてあった、白と青紫色のイソトマ。花の形が5弁の形のキキョウ科イソトマ属だが、これも元気が良い。この花は我が家では6月末に鉢植えで育てていたが、真夏の暑さには弱く、今頃また弱った株から1輪咲いていた。これから5弁の桔梗の花形をした五稜郭を観に行くので、何故か印象に残った。
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                   <イソトマ>
イソトマ・2006/06/27


7分位歩いていくと、目の前に新しく高いタワーが見えてきた。このタワーは、1964年(今から42年近く前)から創業しており、今年4月に新タワーが開業したものだ。
これから此処の展望台に昇って、五角形の堀を巡らした五稜郭跡を見下ろすことになっていた。
エレベーター入り口には、やはり韓国のツアー客が長く並んでいたが、エレベーターで昇って30秒位で展望台に着いた。
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                   <五稜郭タワーより>


展望台の大きなガラス窓から見下ろす五稜郭公園。
公園内に植えられた木々の緑は鬱蒼としており、整然としたペンタグラムの五芒星の形の城跡と其処に巡らされた堀が幾何学模様をなして目の前に整然と広がっており、足元の景色を見下ろすと肝が冷えるようで、足がぶるぶると震えてくる。
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そもそも何故こんな北国に、このようなモダンな五角形の城郭跡があるか?とその歴史を調べてみると、『江戸時代末期、日米和親条約締結による箱館開港に伴い、北方防備の目的として、防衛力の強化と役所の移転問題を解決するために築造された。設計を担当したのは、洋式軍学者の武田斐三郎。大砲による戦闘が一般化した後のヨーロッパにおける稜堡式の築城様式を採用し、日本初のフランス築城方式の堡を星型に配置している。』(出典:フリー百科事典『ウィキペディアより)とある。
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『北方防備の目的で造られた城郭は、時の箱館奉行が蝦夷地を統治していたが、戊辰戦争が起こり、旧幕府海軍副総裁榎本武揚は、陸軍艦隊を率いて蝦夷地に渡り、大鳥圭介隊と土方歳三隊の両隊が五稜郭を占領し、蝦夷共和国を樹立するが、函館戦争の1869年新政府軍に敗北し明け渡されている。明治4年以降から、五稜郭内部の建物は殆ど取り壊され、今は城跡だけとなっている。』とネット、パンフレット抜粋より。             
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この五角形の星印の五芒星は、日本の陰陽道では魔よけの呪符として伝えられ、木・火・土・金・水の五つの元素の働きの相克を表した陰陽五行説で、陰陽師・安倍晴明の桔梗印だ。また五芒星の星マークはあらゆる魔よけのお札として重宝され、 特に弾除け(多魔除け)の意味から、旧日本陸軍・軍服の階級章マークとして採用されていたのは有名なエピソードと言うことだが、フランスでも、この五芒星の魔除けの意味が知られていたのだろうか?
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                 <五稜郭模型図>

弾除けの五芒星の形を成す五稜郭。その魔除けの形も、蝦夷共和国へのロマンを駆けて生きた若者たちの夢を空しく消して、今では模型図を見るのみである。
展望台からは、あらゆる角度で市内が見渡せるが、観光と漁業として栄える街中に、歴史の面影を随所に残して穏やかな景観を見せている。
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             <函館元町方面・函館ドック>
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                    <函館湾方面>
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五稜郭公園からの帰りにも見た花々。ベゴニアの赤が目に痛い。
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                    <キク・ミニバラ・ベゴニア他>

街路樹として植えられていたナナカマド。葉の紅葉は見られないが、朱実がたくさん生っていた。自然の木々は変わることなく花を咲かせ、実を生らせて、折々の姿を見せてくれている。
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                       <ナナカマドの実>



「五稜郭のタワーに登り見下ろせる緑に静もる掘と城跡」

「五芒星の晴明桔梗の形なす五稜郭跡の幾何学模様」

「蝦夷地へと夢追い求め戦いに敗れし者等よ五稜郭跡に」

「誰ひとり知る人ぞ無き函館の街並み見つつ歴史を思う」






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コメント(18件)

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やっぱり花の時期が少しずつ、遅れた感じですね。夏が遅く来た分花期もおくれるのかなあ?歩かれたのは良かったですね。歩くと、さーっと車で行くのと違った風景が見えたかしら?家々のお庭の花も見られましたか?タウンウオッチングも面白いですよ〜一花さん。
hanahhana1952
2006/11/10 21:21
一花さんへ
 掲載の写真とは関連しませんが、ありがとうございます。
>「モミジバフー」って紅葉葉風なんですか?
 私のページに追加記事と他の写真を掲載しておきました。
 気が向いたらもう一度、どうぞ!
>歌会で、刺激を受けてきました。
>皆さん相変わらず勉強熱心なお方ばかりです。
 一花さんも健詠をどうぞ!
>12日に備えて、風邪など召されませんよう、体調管理なさって下さいね。
 自分の程度を測るバロメーターとしての受験ですから!
ヤス
2006/11/10 21:22
 一花さん、今日は函館の五陵郭ですか。多摩ともゆかりの深い土方歳三の函館戦争の地ということで、一花さんも感慨深いものがあったのでは?と思います。

 さて、アメリカのペンタゴンも五角形ですが、洋の東西を問わず、強力な魔除けとして有名な形ですね。
 ソロモンの封印とも呼ばれる護符だったということですし、西洋でも知られた紋章だったのでしょうね。
 
 イソトマも青い星型の花ですし、この頃はあちこちで育てられていますね。
なおさん
2006/11/10 22:30
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。此方で見た花は、やはり花期が遅れて長く咲いているのかも?と思いながら見てました。でも冷涼な気候なので、とても花付が良かったですよ。
「歩く〜」hanahhana1952さんのモットーとしてらっしゃる事ですよね。この日は、電車とバスでしたが、途中からレンタカーにすればよかったかな?と思うぐらいでしたが、歩くことでタウンウオッチングして色々見る事が出来、また電車の中でも地元の方とお話したり、歩きながら道を聞いた地元の方も優しく、随分と人情に触れる事が出来て貴重な体験でしたヨ。でも、この日は随分と歩き過ぎてしまいました。翌々日から、足が痛くて〜〜でした。
hanahhana1952さんへ
2006/11/10 23:00
ヤスさん、こんばんは。お忙しいのに、こちらまでコメントすみませんね。
画像早速貼って下さって、お手数おかけしました〜。有難うございました。「カエデフー」フーとは、楓と書き、ただし、一般的な楓とは別なんですね。
葉がカエデの形をして、花が尖って果実も面白いですね。
広辞苑でも出ていました。『カエデとは別種、マンサク科落葉高木、中国、台湾に自生。高さ約10m、秋紅葉、春、新葉と共に黄褐色緑色の雌雄花を開き、棘のある果実を結ぶ。樹脂を楓香脂と呼び、薬用。古名、かつら、おかつら。』あんなに赤く紅葉した並木道、初めてです。花も咲き実もなるのですね。こちらでは見かけないようですが、今度しっかりとまた探してみますね。ご親切に教えて下さってお世話さまでしたね。ヤスさんは、こつこつと毎日ブログでも勉強してらっしゃいますので、その成果が充分に発揮されることと思いますよ。頑張って下さいね。また、ゆっくりされてから書き込みに伺いますね。
ヤスさんへ
2006/11/10 23:20
なおさん、こんばんは。NHKTVでもやってました、新撰組の土方歳三。その後の土方歳三?新撰組?だっかでしょうか?函館戦争をやってましたね。
TV放映の時、日野市では、新撰組と書かれた旗が随分とはためいてましたよ。此処では、懐かしく土方歳三の写真を見ました。六芒星はダビデの星と呼ばれてましたが、五芒星は晴明桔梗紋と教えて下さいましたよね。星条旗にも星型が使われてますが、この五芒星は洋の東西を問わず、強力な魔除けとして有名な形なのですね。秘教においては「明けの明星」を指し、護符として悪霊の攻撃から身を守る働きがあるとされているそうですね。日本の言葉ひとつひとつにも色々意味がありますが、星型に色々の意味を込めてあるのですね。なおさん、相変わらずお詳しいですね。


なおさん へ
2006/11/10 23:32
一花さん、五稜郭前からでもかなり行かなければ五稜郭公園に行かれないのですね。タワーがあるのも知りませんでした。タワーからの五稜郭後の景色は格別ですね。余程整備されているように見えます。
彦左
2006/11/11 10:12
小学校の教科書だったと思いますが、初めて五稜郭の写真を見たとき、とても不思議な感動を覚えたことを思い出します。こんな建造物が日本にあるなんて!と。後に成り立ちを知って、なるほどと思いましたが、それにしてもきれいな形ですね。
未来
2006/11/11 13:37
五稜郭タワーに登ればよかったと後悔
私が五稜郭に行った日は、小雨だったので眺めがよくないであろうと。
こんな風に見えるのね。有難う、見せてくださって。
ゆう
2006/11/11 14:24
函館の紅葉も遅いですね、五稜郭タワーの画像で少し色づいて見えますが、紅葉している木がもう少し多いと、カラフルで綺麗ではなどと想像しました、ナナカマドはイギリスには及ばないようですけれど、沢山の実が色づいて綺麗です。
OSAMI
2006/11/11 16:08
五稜郭ですか。いいですね〜。
デジカメを持ち歩く様になってからこういう景色には遭遇していません。
武田神社のお堀で感激してしまう私。こんな景色を目にしたら・・。うえーん。
環ちゃん
2006/11/11 20:40
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
電車の五稜郭公園駅で降りて15分くらいで歩ける距離ですが、時間が無い時はバスで行くと、2停留所のところにありますよ。また其処から7分くらいは歩きましたので近いですけど。
彦左さんは、こちらのタワーには昇ってらっしゃらなかったのですね。きっと改装中だったのではないでしょうか?下の公園からだと形が見れないので、このタワーから昇って見ました。でも公園内も見たかったのですが、次の元町が時間がかかりそうで、いきませんでした。春は桜の名所だそうですよ。
彦左さんへ
2006/11/11 21:19
未来さん、こんばんは。コメント有難うございます。
五稜郭、覚えてませんけど・高校の日本史だったでしょうか?それとも小学校の社会? いずれにしても、この星型はインパクトがありますよね。日本では見ない美しい形ですよね。TVで放映していた時、此処に未だ建物が残っているのかとばかり思ってましたが、博物館五稜郭分館だけが建っていて、市民の憩いの公園となっており桜の名所だそうで、地元の人は、五稜郭公園と呼んでらっしゃいました。
未来 さんへ
2006/11/11 21:25
ゆうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ゆうさんがお出かけの時小雨で、こちらのタワーには昇られなかったのですか?私も知らなければ、公園内をウロウロ何時間もしていたと思いますよ。夫タワーに昇らなければ、五稜郭の形が見れないと言ってましたので。今度お出かけの時、是非どうぞ確認してくださいね。
ゆうさんへ
2006/11/11 21:36
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
五稜郭公園には桜がたくさん植えてあって、恐らくその桜の葉が少し紅葉して見えると思います。紅葉の頃も桜の頃も綺麗でしょうね。
ナナカマドのこの木は、花をたくさん付けていましたが、イギリスのあの画像には及びませんよね。旅行から帰って、もう20日以上経っていますので、葉は若しかして今頃紅葉しているかも知れません。
OSAMI さんへ
2006/11/11 21:41
環ちゃん、こんばんは。朝夕寒くなってきましたね。お元気そうですね?
環ちゃんもあちこち旅行されて、この頃取材旅行もお忙しい中、楽しそうよ。
此処はタワーに昇らなければ見れない場所で、下からはこんな風に見えないのよね。日本でこんな美しい星型の堀、此処だけでしょうね。初めてで感激でしたよ。何時かお出かけの時、タワーから見てね。(料金かかるけどネ。)武田神社のお堀、どんな所でしょうね〜。
環ちゃん へ
2006/11/11 21:48
 五稜郭の様子がよく分かります。天気もよくて最高の観光でしたね。それにしても北海道シリーズが続きますね。随分と沢山の写真を撮られたのだなと感心しています。それに詳しい説明まで付けて・・・。
 頭の下がる思いがします。
ゆうくらふと
2006/11/11 21:48
ゆうくらふと さん、こんばんは。コメント有難うございます。
この日はお天気が良くて青空に映えて、画像仕上がりが美しいでした。
北海道シリーズ、もう此処で19回で同じような写真が多くダブって、ご覧戴く方に申し訳なく思ってます。北海道は見所満載ですので、何処をとっても絵に、写真になりますよね。説明が長くて、読んで下さる方には、お疲れのことと思ってます。自分が知らない事が多いものですから、勉強の為調べて貼っておりますが、レポート調ですみませんね。
ゆうくらふと さんへ
2006/11/11 22:21
北海道旅行P・2ー20(函館・五稜郭) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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