一花一葉

アクセスカウンタ

zoom RSS 北海道旅行P・2ー21(函館・元町界隈1)

<<   作成日時 : 2006/11/11 21:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 14

画像
           <ハリストス正教会>


五稜郭公園を見た後、バスと電車を使って函館ドック前の終点駅で降り、そこからぶらぶらと坂を上って、明治・大正期の古い建物群が残る函館山の麓となる元町界隈へと向った。


此処函館山の麓の界隈は函館港が見下ろせる小高い坂の町となっていて、江戸末期の函館開港に伴い、ロシア、イギリス領事館、教会などの異国の建物が次々とこの地区に建てられ、外人居留地としても賑わったところだ。
函館ドック前電停から坂を昇って来ると、普通の家並みの一角に並んで旧ロシア領事館の異国風の建物が見えてきた。
建物は比較的新しいようだが、赤茶色のレンガと白の木の部分が調和して美しい。中は誰も住んでいる気配がなく、建物だけが市に保存されている感じだが、たまに交流会などにでも使われるのであろうか?北国なので管理保存も大変のようだ。
画像
                       <旧ロシア領事館>

坂の町をぶらぶら巡っていくと、道端では、ルドベキアなど関東地方でも植えられる花が暖かい秋陽のもと見られた。今朝トラピスチヌ修道院近くの普通の家庭で咲き盛っていたダリア。此処元町の街路樹の下に作られた花壇に群れ咲いていた。中輪タイプで花の咲き方が豪華だ。観光客のために道端は花が植えられて、街並みに美観を添えている。

<街路樹下の花壇のダリア>
画像画像












この高台の住宅街は、函館港が見下ろせる場所とあって何処も立派な家が多いようだ。空き地に、紫の花のついた50cm丈の植物があちこち何本も出ていて、良く見たらブッドレアだった。ブッドレアは寒さに強く、北海道の平地までの寒さの地域なら外に植栽できるとあり、昔此処の庭木だったものの種から自然に生えて来たようだが、種で殖えるものだったのだろうか?
画像
                <空き地に生えていたブッドレア>
ブッドレア・2006/07/12


この坂の町で特に有名な建物は、国指定重要文化財となっている「函館ハリストス正教会」と「旧函館区公会堂」「旧イギリス領事館」であろうか?
この建物を目当てに来る観光客も多いようで、道路前にはタクシーが何台か控えていた。建物は木造で青と黄金色に塗りこまれて、まるで貴賓迎賓館のような感じを受けるが、この界隈ではひときわ引き立っている建物だ。
『明治40年(1907年)8月にあった大火で、函館区の約半数、9、000戸近くを焼失して、此処も免れず、M43年(1910年)に、洋風建築の優れた技法と意匠をもって造られたコロニアル・スタイルの建造物だ。
また、明治44年には大正天皇が皇太子殿下として行啓の際宿舎として使用されており、館内はその貴賓室130坪の大広間など当時の華やかな雰囲気をそのままに残しています。この由緒ある旧函館区公会堂は昭和49年に国の重要文化財に指定されています。』と資料にある。

<旧函館区公会堂>
画像画像












この元町界隈の道は石畳となっており、一般の住宅建物も瀟洒な造りが多い。そんな中、昔の儘の建物も残っており、現在もお店として使われている所が何軒かあった。
画像


旧函館区公会堂と並んで、有名なハリストス正教会。此処も国指定重要文化財となっている場所だ。真っ白な壁に薄青緑の屋根の塔が、真っ青な青空に向って高く伸びている。屋根の上の丸い形が異国風で、ロシア教会を思わせる。
『1861年、ロシア青年司祭ニコライが、切支丹解禁を待って日本で最初にギリシャ正教を布教した。ハリストスとは、ギリシャ正教でキリストのこと。初代聖堂が明治40年大火で焼失したため、現教会は大正5(1916)年にロシア・ビザンチン様式を用いて、2代目として建てらた。安政6年(1859年)敷地内に建てられた初代ロシア領事館の附属聖堂として建立されたのが始まりで、正しくは「函館復活聖堂」という。』と資料にある。
画像
            <ハリストス正教会・表入り口より>

画像
        <教会礼拝堂入り口>


鐘の付いた高い塔の建物を、三方向から写真で撮って見ると、礼拝堂入り口を除いて総て同じように見えている。その横の建物も表裏から写真を撮って見ると、これも同じ景観である。下は、薔薇の植えてある裏庭からの写真だが、こちらが日当たりが良いので南側のようだ。
画像画像















教会の裏庭に植えられていた数種の薔薇。トラピスチヌ修道院の庭では、真っ白い薔薇だけが咲いていたが、此処は白い建物なので赤とピンクの薔薇が多いようで、白い建物に映えて輝きを増している。特に秋薔薇は、色が深いので、蕾、満開とどんな表情をしていても妖艶で美しく人目を惹く。
画像














画像画像














画像画像














画像画像














画像画像














「教会の裏庭に咲く秋薔薇の花色深め匂うがごとし」

「函館の元町界隈坂道を夫とゆるゆる歩むひと時」

「華やかなる昔を偲ばせ瀟洒なる建物残す函館元町」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さん、函館の街をあちこち訪ねられて、見どころ満載ですね。今日は教会の塔が素晴らしいですね。日本でなく、西欧の国に行ったみたいです。

 深い青空と、白い教会の建物に紅の薔薇が映えて、彩りも鮮やかで見事ですね。御歌のように、まさに匂うが如しですね。

 ギリシアのキリストの教えが、北の地にも根付いたのですね。
なおさん
2006/11/11 21:17
ハリストス正教会の高い塔がいろいろの方向から、同じ様に見えるというのはとても面白いと思います、それにしても青い空と白い塔が素晴らしいコントラストですし、更に赤いバラは本当に素晴らしい景色です、楽しませて頂きました。
OSAMI
2006/11/11 21:47
 1枚目のハリスト正教会の写真は青空をバックにして最高ですね。青空は北海道だからこんな色が出るのでしょうか。
 我が家の周辺ではこんな色を撮影するのは無理と思います。
 後、数々のバラの花もステキですね。
ゆうくらふと
2006/11/11 21:51
不思議ですね。日本にいながら、日本と違う建物があるのは。またそれがなんとなく溶け込んでいるのは、日本的っていうことなのかしらね?バラは印象的ですね。白い壁と赤いバラのコントラストが見えるようです。本当にいい天気でしたね。今日は雨、明日も雨みたいで残念。ちょっとガーデニングしたいのにね。「函館の元町界隈坂道を夫とゆるゆる歩むひと時」のゆるゆるっていう言葉がいいですね。なんたなく雰囲気が見えます。
hanahhana1952
2006/11/11 22:04
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
北海道は、何処に行っても見るところが多いでしたよ。そして、絵になるところが多く、写真がたくさんなってしまって、もう20回にまでなってしまってました〜。此処のハリストス正教会は特に素晴らしく、三方向から見ても同じで、それにこの日が雲ひとつないまたお天気に恵まれて、画像仕上がりが良かったように思います。建物の白と形が良かったのでしょうね。これにツタが這ってなくて良かったと思います。レンガなら似合うのでしょうね。
此処の庭には誰もいなくて、秋薔薇が綺麗で写真をせっせと撮りました。
キリスト教、此処に流布されたのでしょうかね?此処に居住していたロシア人だけのものだったのでしょうか?外人墓地がこの近くにあるようしたが、手入れされていなくてとかで、出かけませんでした。明日のお休みもなく大変ですが、頑張って下さいね。
なおさんへ
2006/11/11 23:32
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
此処の建物を写真で撮って、今日改めて、三方向からの眺めが一緒だったという事を確認しました。当たり前なのかもしれませんが、表裏も綺麗で同じに見えるって建物、そうありませんよね。日本では裏庭とか見えない壁って普通汚いものですよね。
この日は雲ひとつない青空で、建物の白が映えて薔薇も赤、ピンク系が綺麗に見えました。
OSAMI さんへ
2006/11/11 23:41
ゆうくらふとさん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございました。
北海道の秋は空気が澄んでいて、何故かこんな青い色が出ていました。季節的に秋って、空気が澄んで一番函館夜景も美しく見えるって書いてありましたよ。こちらでもそろそろ、美しくなるのでしょうかね。地方に行けば、若しかしてこんな感じかも知れませんね。
薔薇も、春より秋の薔薇の方が、寒くなって来て温度差があって美しいのでしょうね。たまたま、写真写りが良かったですよ。
ゆくらふとさんへ
2006/11/11 23:47
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ここ北海道函館だから、こんな建物も違和感なくマッチしているのかもしれませんよね。建物の形が派手でも、白って、どんな風景にも色にも違和感なく馴染み溶け込みますよね。青い空、白い建物、赤い薔薇が上手く溶け込んで、お互いに映えていました。
今日は雨で、また明日も雨のようで、せっかくのお休みガーデニングできなかったですね。濡れ落ち葉が凄くて、晴れてくれたら掃けるのですが。
歌、何時ものようにいい加減ですみません。ゆるゆる歩いて行ったと言うか、のんびりと散策できましたよ。
hanahhana1952さんへ
2006/11/11 23:55
白い教会には赤いバラが良く似合いますね。ダリアも随分と花びらが変わっていますね。昨日の花も今日の花も青空をバックにとても綺麗ですね。
デコウォーカ
2006/11/12 04:14
写真学校時代か、北海道放浪中、ここも立ち寄った覚えが・・
函館の夜景とイカ釣りの明かりも・・
写真が残っていました。今はどこにいったか・この写真群・・
薩摩節
2006/11/12 09:46
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
此処は白い壁の教会だから、赤い薔薇が似合うのでしょうね。青と白と赤、対照的に映えて美しいでした。
此処のダリアは、花びらの先が尖ってちょっと変わった感じで、新しい品種なんでしょうか?ネットで調べるとランクリッズと言う品種名が近いようですが。
お天気が良かったので、花も建物も随分と引き立ちますよ。昨日アップのナナカマドは、これでも随分と咲いていたようですが、そちらのものには負けますね。
デコウォーカ さんへ
2006/11/12 17:23
薩摩節さん、こんばんは。やはりこちらにいらっしゃって、写真を撮ってらっしゃったのですね。夜景は三脚がないと難しく、何枚もボケてしまってました。此処の建物は、どこも被写体として美しく、絵になりますね。
たくさん写真を撮ってらしゃって、ネガが大変でしょうね。今ではCDに焼けば簡単ですが。イカ釣りの明かり、帰りの飛行機の中から沈む赤い夕日と共に見えて綺麗でしたが、カメラをバックに入れていなくて、残念、ちょっしもた〜でした。
薩摩節さんへ
2006/11/12 17:27
北海道でも秋薔薇が色鮮やかに沢山咲いてますね。
洋館建ちの家と薔薇はよく似合ってます。
彦左
2006/11/15 16:45
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
此処の薔薇は、建物が白いので、それで映えて美しいかと思います。
此処洋館には、薔薇が合いますよね。秋薔薇は特に寒さのせいで、色が深くて美しいですよ。トラピスチヌ修道院は白だけでしたが、こちらは何色もあり楽しめました。
彦左さんへ
2006/11/15 19:23
北海道旅行P・2ー21(函館・元町界隈1) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる