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zoom RSS 菊(ポットマム)・1(ティエラシリーズ&リトルマム)

<<   作成日時 : 2006/11/23 17:15   >>

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                  <ティエラ>

もうそろそろ季節は菊の盛りを過ぎようとしているが、ポットマムとしてふた月近く前に鉢で求めて育てていたティエラシリーズの黄色。

夫が去年、5センチ位の真ん丸いボール玉のような菊が、ある料亭の花瓶に挿してあって珍しかったと話していたので、注意して花屋を見ていたら、切花として白と黄色があった。鉢で出回っていないか花屋に尋ねて見たが、まだ出回っていなかった。

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今年花屋で見かけたポットマム。3センチ位のピンポン玉のようなぽんぽん咲きのティエラシリーズと言うので、白、黄、赤、緑、オレンジの鉢が出回っていたので黄色を求めて来た。

夫の見たものとは違って、少し小さくてまん丸ではなかったが、それでもこのぽんぽん状のポットマムは、こちらでは新しい品種のようだ。「ティエラ」とはスペイン語で、地球を意味すると書いてある。
これは、随分密集した花の咲き方でこんもりと丸くボリュームがあり、玄関に一鉢置くと黄色が明るく、出入りするたびに心まで明るくなってくるようだ。咲き初めからまん丸になるのでなく、咲き進んでいくとぽんぽん状態になる。

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菊と言うと、昔は菊花展で見かける儀式用のイメージの菊が主流だったが、ガーデニングが盛んになってきて、欧米で改良された洋ギクが持て囃されるようになってきた。

今、園芸用語として定着しているポットマムとは、ポット(pot)の小鉢と、マム(mum)とは菊、クリサンセマム(chrysanthemum)の略であり、ポットマムとは造語で辞書にない。
スプレーマムと言う言葉も聞くが、枝咲きで多花性のものを指すが、今では鉢植えで出回っている洋ギクを総てポットマムとして呼んでいるようだ。

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                 <ティエラ ・花びら>

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近年花屋のラベルに、ポットマムと言う言葉だけでなく、ガーデンマム、またはクッションマム、リトルマムなどとマム(菊)の名前のついたラベルが出回っており、造語がつぎつぎと出来ている。
オレンジっぽいの菊のジャーマンガーデンマムと書かれたリトルマム。
ジャーマンはドイツ、ガーデンマムとは花壇に植える菊で、花壇向き、あるいは寄せ植え用の菊のことだ。それに付けられたリトルマムとは、小菊のことだ。

このジャーマンガーデンマムとは、2003年にドイツで開発されたキク科の新品種で、寒さに強く、殆ど手をかけることなく勝手にこんもりとなって育つと書いてあった。
これは小さめの菊だったので、花壇に植えてあげた。

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           <ジャーマンガーデンマム>

今でも菊づくりをする人を多く見かけるが、昔は1年かけて冬至芽から挿し木をして色々仕立てて楽しむ人がまだ多かった。(ポットマムとしての洋ギクが出回っていなかったからだろうが。)我が家の父も若い頃から菊づくりが上手で、小さい頃から多彩な菊を見て育ったものだ。
近年忙しく働く人が多く、手軽に鉢で求めてベランダや鉢の寄せ植え、花壇に植えられる洋ギクのポットマムに人気が集まっている。これはまた花付が良いので、切花としても楽しめ、ガーデニングとしても明るい多彩な花色と形が目新しいようだ。
やはり手軽に楽しめるのが良くて、欧米化した生活スタイルの違いから好まれるものかも知れない。

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勿論我が家でも冬至芽を挿し木して、昔風のスタイルでも菊を育ててみるが、外出して家を長期空けられないので、鉢植えの3本仕立え、懸崖仕立てなどは止めて、花壇植えのタイプの
ものだけだ。
それでも日当たりの問題や、ピンチを怠ると草丈が長くなってきて上手くいかず、菊づくりは手間のかかる作業だ。

「ひと鉢の菊ありこの日蝶たえず」(木津柳芽)

「菊の香の闇ふかければ眠るなり」(稲垣きくの)

<キク:ポットマム>
キク科キク属 (デンドランテマ属 )
学名:Dendranthema ×grandiflorum(Chrysanthemum ×morifolium)
和名:洋ギク、家ギク
原産地:中国、アジア温帯地域
開花期: 10〜11月
性状: 多年草
※ポットマム(Potmum)の語源は、鉢植えのキク(Pot Chrysanthemum)の造語。
クリサンセマムはギリシャ語のchrysos(黄金色)+anthemon(花)に由来。



「ボンボンの丸き形の黄色菊玄関先の足元明るむ」

「在りし日の父の育てし菊の花木戸一面に咲くは遠き日」

「鉢植えの菊の花色目新し花屋の前に佇みて見る」

「一鉢の菊求めては懐かしむ遠きあの日と亡き父還らず」

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちは、今日は面白い菊の花ですね。ティアラは地球という意味ですか。黄色い丸い玉咲きで楽しい形です。昔にくらべてずいぶんとキクも様変わりしてきましたね。昔は草丈も大きいものでしたが、今はミニタイプのものでないと他のものとつりあいがとれないのでしょうから、作出する側も大変ですね。

 もうひとつはジャーマンガーデンマムですか。こちらもオレンジの面白い色あいの花で、他の花がすくない時期に咲くので目立つものでしょうね。

 うちでは、まだまだ野菊の花が頑張って咲いていますが、ナカガワノギクの花も紅を帯びて、また違う趣です。「庭の千草」の歌を思い起こさせるような咲き具合ですね。
なおさん
2006/11/23 17:35
こんばんは。お邪魔します。冬至に菊の挿し木、「在りし日の父の育てし菊の花木戸一面に咲くは遠き日」と昔を懐かしむ、昔の日本人の生き方を感じます。こうした何かをいつのまにか失い、文化が変わっていくのでしょうね。少しずつ、そういうものが、いつか、日本人に、せめて自分に宿るといいなあと思います。
hanahhana1952
2006/11/23 18:24
ティエラ面白いキクですね、今までのキクは花の中心からいろいろの花弁が出ているという感じだと思うのですが、この花の場合は散った花弁を見るとそれだけで一つの花に成っているように見えます、そういえば夏にヒマワリ畑に行った時に、ぽんぽんの様なヒマワリを見たことを思い出しました、あの時のヒマワリと同じ様にティエラもたくさんの花が集まってぽんぽんのような一つの花を作っているのでしょうか??。
明日の朝は最低気温が7度といわれています、蘭は室内に取り込みましたが熱帯花木はまだ準備が出来てなくて困ったなと思案しています。
OSAMI
2006/11/23 19:59
なおさんこんばんは。コメント有難うございます。
ガーデニングブームで、洋ギクのポットマムが随分人気で出回っていますね。
やはり寄せ植え、花壇、ベランダ園芸としての需要があるから次々と作出されるのでしょうか?手間要らずで安いし、切花としても出来ますし、また上手くすれば来年も咲いてくれますので人気なんでしょうね。菊は花としても長持ちしますし、花が派手でも飽きが来ませんね。
ナカガワノギクですが、以前書きましたが、白花種のほかに、紅花色種のものが本に出ていますね。白も赤くなってきて二度楽しめていいですね。
アイルランド民謡の「庭の千草」の原曲の題名は「The Last Rose of Summer」で、本来は白薔薇を詠ったものだと、去年教えて戴きましたね。うちも白菊も色々咲いていますが、白薔薇は今秋には咲きませんでした。
なおさんへ
2006/11/23 22:06
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
今日の菊はポットマムで、洋ギクで賑やか花です。洋風花壇や玄関飾りとしても活躍しますね。うちのご近所でも、従来の菊作りをなさってらっしゃる方もいらっしゃって、通りすがりに懐かしく見ています。菊作りは、長く家を空けられないですよね。私の父は若い頃から植物が好きで、花を色々育てて植えていましたよ。菊作りも上手で、大輪、中輪、小菊などまた珍しい花色形が揃って鉢で並べてあり、それを見て育ちましたので、菊を見ると懐かしく(何の花でもそうなんですが。(T_T)/~~~)つい求めて愛でております。自分でも挿し木して植えているのですが、もう植える場所がなく、今年は挿し木した儘の場所でも花が咲き、他ひと鉢に纏めて色々植えました。やはり父みたいに上手ではありません〜〜。ビオラなども種から撒いて、花育てが上手で、hanahhana1952さんみたいだなあ〜、なんて何時も思いながらお花を見せて戴いております〜。今日も色々収穫ありましたね。
hanahhana1952さんへ
2006/11/23 22:24
OSAMIさん、こんばんは。もう菊ポットマムの季節には遅いのですが、旅行記が23回も長くなって、遅くなってしまいました。 地植えのものは、未だ元気ですが、もうそろそろ終わりそうですね。
お店ではクリスマスバージョンで、ポインセチア、シクラメン、そしてビオラやパンジーが賑わっていますね。
向日葵もぽんぽん咲きのものがあり、面白いな〜と見ていました。
元元ポットマムは欧米で品種改良されて、日本に来たものですから、形も色も華やかなものが多く、菊とは思えないようなものがありますね。鉢物感覚ですから、色々楽しむものなんでしょうか?
花びらが、随分密集してそれが一つの個体を作っている花に見えます。
明日は最低7℃なんでしょうか?そう言えば今日は外がやけに寒いですね?ベランダ下に未だ熱帯ものが幾つも置いてあります。観葉植物は入れたのですが。エンジェルストランペットも未だ開花中です。霜さえ降りなければ未だ大丈夫かななんて思ってますが。スダレを置くだけでも防寒になりますよね。明日起きたらなんて、何時ものんびり考えています。洋蘭もまだ軒下でした・・
OSAMI さんへ
2006/11/23 22:38
ゴルフ用語はそこそこ知っていますが、花の名前や花の関係の用語は殆ど知りません。今日は随分と勉強させて貰いました。ポット=小鉢、マム=菊、ティエラ=スペイン語の地球。
ティエラは黄色いボンボンで綺麗ですね。初めて見ました。
デコウォーカ
2006/11/24 05:55
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
デコウォーカ さんは、自然の野山に咲いているお花や樹木の名前は、私よりご存知だと思いますよ。毎日山にお出かけなさっていた、香貫山の植物のことは、もう博士号並で、いらっしゃいますから〜。本も出せるかも知れませんね?
うちには、園芸種のものが多いので、名前があちゃら関係が多くなかなか覚えられません〜。このティエラは黄色いボンボン咲きで洋ギクなのですが、ポットマムとは欧米で品種改良されたもので、きっとそちらでも持て囃されていることと思うのですが・・。
デコウォーカ さんへ
2006/11/24 18:44
一花さん、この菊はまたすごいですね。
綺麗に丸くなっています。そして黄色がとても綺麗です。
彦左
2006/11/24 19:33
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
この菊は、今日アップしたファインシリーズと同じ生産者の出したブランドギクで、種苗登録承認済で許可無く繁殖、販売禁止だそうです。自分で育てる分にはいいそうですが。やはり丸くボンボン型で珍しい形ですから、一目見て欲しくなりました。菊は父が好きで色々育てていましたので、小さい頃から大好きで今でも菊を見ると欲しくて買ってしまいます。まだ、自分では上手く育てられませんけど。
彦左さんへ
2006/11/24 21:41
菊(ポットマム)・1(ティエラシリーズ&リトルマム) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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