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zoom RSS 菊・3 (嵯峨ギク&食用菊)

<<   作成日時 : 2006/11/25 18:21   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 12

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何年も前から育てていて、毎年出てくる嵯峨ギク。
鉢で出回っているポットマムと違って、中国から平安時代に伝わって改良された日本独特の観賞菊のひとつだ。

キクが伝わって来た当初は、一部の階級層の間で観賞用の花とともに薬用として用いられていたそうだ。それが江戸時代の中期から後期にかけて庶民の間で普及し、独自の発展を遂げ、現在菊花展でも見られるような立派な大輪菊から小輪菊のものまでと、素晴らしい今日の菊が作り出されたと言う。
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この黄色の嵯峨ギクは、横から見ると細い管状でホウキが靡く感じだ。楚々として秋風を感じさせる自然な咲き姿で、結構好まれる菊だ。
昔、オレンジ色と黄色の2色を求めて植えていたが、挿し木で今年は株の更新をしたものの、去年の株が消えて、一株だけの開花となってしまっている。

因みに伊勢ギク、肥後ギク、嵯峨ギクは古典三菊とも呼ばれて、嵯峨ギクは京都・大覚寺に古くから伝わる名花だそうだ。
来年はこの嵯峨ギクをもっと挿し木で殖やしてみたいものだが、年々日当たりの確保が難しくなってきている。
嵯峨ギク・2005/11/06

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食用菊として以前売っていた苗を鉢で其のまま育てており、毎年株が細ってきた。この菊の開花が我が家で一番早いが、開花寸前の枝が何本か折れてしまって、今年は特に寂しい花付きであった。


上の画像のものは、 『食用菊の横綱』と評価される「もってのほか」で、正式には「延命楽」という品種だそうだ。花びらが筒状に丸まった管弁なので事の他シャキシャキ感があるようだ。
名前の由来は、「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか、「もってのほかおいしい」といったことから転化したとか…。
この菊は一応食用菊の品種だが、観賞用として愛でているだけである。

食用菊 ・2005/10/03

食用菊として市販されていてよく見かけるものに、黄色い菊のパック入りがある。
菊作りして暑い中にせっせと水をかけて1年間育てて見ると、こんなに沢山のものを安くで売って一度に食すとは、もってのほかだと言いたくなる。
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               <市販の食用菊>

菊は薬草として中国から伝搬されたもので、ほとんどの菊は食べられるそうであるが、特に食用菊として改良された専用の菊の花は、さっと湯がいて食べると事の他シャキシャキとして美味しい。(湯がく時には、発色の為に少し酢を入れる。)葉も天ぷらとして美味しいそうだが、試したことはない。

食用菊は山形が有名で晩菊の漬物とか、甘酢漬け、塩漬けなどに利用されている。
また菊の花は、刺身の添えづまとしても彩りや香りのために用いられている。殺菌作用もあるのだろうか?

我が家では、茗荷とさっと湯がいて甘酢や三杯酢で何時も戴いてシャキシャキ感を味わっている。
上飾りとして、別名「畑のキャビア」と呼ばれる、ほうき草を加工した「とんぶり」を使った。直径1〜2mmの小さな緑色の実は、魚の卵に似てプリプリとした歯触りで、まさに畑のキャビアの名のとおりだ。
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              <菊花と茗荷の甘酢和え>



「湯がきたる食用菊の黄の花の器に盛られ卓上の華」

「嵯峨菊の花びら細く秋風に靡く姿のいともゆかしく」

「爽やかなる菊の香嗅げば故郷の庭に笑えし父の顕ちくる」

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちは今日は嵯峨菊と食用菊ですか。嵯峨菊は花弁の様子が面白いですね。嵯峨のほかにも肥後菊、伊勢菊と各地にいろいろなものがあり、それぞれ面白いものですね。何年か前、武蔵丘陵森林公園で菊まつりをやったことがあり、その際に3種の違いをじっくり教わり、見てきました。

 食用菊は「もってのほか」がネーミングのユニークさで有名になりましたが、酢の物の画像が見た目も綺麗で美味しそうですね。とんぶりも入れるとはさすがです。
 花や葉は焼酎に漬けてお酒になるそうですし、日本酒でも菊とついた銘柄のものが多いですよね。
なおさん
2006/11/25 19:35
菊をちょうど一昨日三杯酢でいただいたところ。花をいただく習慣は、なんとなく素敵な感じですね。
「爽やかなる菊の香嗅げば故郷の庭に笑えし父の顕ちくる」が今日のお歌ではすきです。やっぱり、花と想いが歌に伝わってきます。
hanahhana1952
2006/11/25 19:51
食べる所まで来ましたですね、私は試した事は無いですけれど、誰かが菊は食用菊以外も全部食べられると言っていたように思いますが、本当の事でしょうかね??。
OSAMI
2006/11/25 21:50
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
こうやって菊を見ると、華やかなポットマムと違って、日本古来の菊には重厚さと格調さ品が備わってますね。気分でポットマムも良いのですよ。音楽で言うと、ポップ系はポットマム、クラシックは日本古来の菊と言う風ですが、人の一日の感情、気持ちも時々で変わりますので、これが好き〜って決められないものですね。古来の菊は着物姿の時の床の間や改まった部屋、席に似合い、花も場に応じて適材適所使い分けるって事ですよね。
今日のサガギクはそんな古典ギクの中でも、花弁が繊細で、ホウキ型です。伊勢菊は撚れ裂け縮れとまるでハタキみたい。肥後は普通の菊の花びらの開いた大判型ですね。サガギクは飄々として嫌味がなく結構植えてあるのを見ます。花や葉は焼酎に漬けてお酒になるのですか?初めて聞きます。そう言えば、菊は酒の名前に使われていますね。菊00とか。うちは芋焼酎党で夏はビールです・・。ホウキ草も真っ赤に紅葉して綺麗ですよね。以前植えていましたが、もうほこってしまって抜いて、それ以来出てきません。
なおさんへ
2006/11/25 22:34
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
一昨日、菊の酢の物食べられましたか?三杯酢が私は好きなのでそれで頂きますが、この画像仕上がりの材料では甘酢が色が綺麗なので、甘酢に変えました。花を頂くって、キンレンカとか可愛そうですが、この菊だと、シャキシャキとして、とても美味しいのですよね。春菊も似たような葉でキク科だから、どこか似ているのでしょうね。菊の漬物「晩菊」も美味しいですよ。あらら〜お花の話より、食いしん坊のお話は尽きないですよね〜。
歌、何時もいい加減なものを読んで下さって恐縮しております。なかなか上達しません〜。hanahhana1952さんは、日に日に詩が上手くなっていかれますね。とても純粋で素直で、感性がおありですものネ。
hanahhana1952さんへ
2006/11/25 22:45
OSAMIさん、こんばんは。終に食いしん坊の本性が出まして、食べるところに話が落ちてしまいました〜。
でも、菊は本来は観賞より、薬として入ってきたので、やはりこんな風に愛でて食べて、人の為になるものだと、菊の価値が益々再認識されればいいかな〜なんて思ってます。美しい上に人の為になるって素晴らしいことですよね。
菊は、食用以外のものでも全部食べられると書いてありましたよ。今度試してみますね。知らなかったのですが、花や葉は焼酎に漬けてお酒になると教えてくださいましたヨ。
そうそう、サフランも試してみました〜。良薬と思えば耐えられない味ではなかったです・・。
OSAMI さんへ
2006/11/25 22:54
昨日と今日と纏めてコメント致します。
ファイン・シリーズの黄色とピンクの組み合わせは綺麗ですね。従来日本にある菊と全く異なる菊ですね。
今日の嵯峨ギクも初めて見ましたが花弁が筒状なんですか?1枚目は箒に見えますが、2枚目の写真ではイソギンチャクみたいだなと、思いました。(嵯峨ギクに怒られるかな?)
デコウォーカ
2006/11/26 00:17
おひさ〜です〜。菊もいろいろありますがこの嵯峨ギクもきれいですね。
伊勢ギク、肥後ギク、嵯峨ギクは古典三菊・・へえー、知りませんでした。
日本三大○○○・・とかって興味津々。
もってのほかを知らない私はもってのほか??
散歩途中に食用菊がたくさんある場所があります。ひとごとながら食べないのかなーっていつも感じています。
環ちゃん
2006/11/26 11:27
デコウォーカ さん、こんばんは。お忙しい中、コメント有難うございます。
ファインシリーズの菊は、ポットマムとして鉢で売っていて「ブランド菊」だそうですヨ。欧米で品種改良された洋ギクですので、そちらで好まれているかも知れませんよ。従来の日本的イメージはないですね。洋風スタイルになったので、もしかしてお花も、そうなのかも知れませんネ。若し目に留まられたら、今度そちらの菊をアップして見て下さいね?
サガギクの2枚目さんは、形が悪く、ホント、使い過ぎた箒がモップに変身〜したみたいですね。
お天気が温かいと、こんな状態になるようで、今日は寒くて花びらは箒状でしたよ。「いそぎんちゃく」イメージそっくり!!!去年の画像は素敵だったのですけどね?毎年使い捨てみたいで、細々と身がなっていき、侘しい〜です〜〜。巾着の中身共々〜??
デコウォーカ さんへ
2006/11/26 16:43
環ちゃん、こんばんは。お久〜です?寒くなりましたね。この頃カルタ旅行でお忙しいのでしょう?
今年の嵯峨菊はうちでは危惧種みたいになってすまってます〜。去年まで豪華だったのに・・育て主が忙しくて、手抜きしているので、こんな箒かモップかイソギンチャクのような哀れ格好なのヨ。
日本三大○○○・・でなくて、古典三00ダヨ!!!。ははん〜さては、古典の授業中は大居眠りで、グースカーピーだったのでは??お互いボケクラブごっこは、まだ早いよネ?
もってのほかを今日しっかりと知ったので、もって来い来いだよ。食用菊の美味しいよ。今度、そこで声をかけてみたら?以前ルピナス貰えたでしょう?
環ちゃんへ
2006/11/26 16:52
一花さん、やはり詳しいですね。古典三菊のこと教えて頂きました。
嵯峨ギクの黄色は素晴らしいですね。
彦左
2006/11/27 09:18
彦左さん、こんにちは。菊は好きですが、そんなに詳しくないのですよ。本に色々載ってますので、参考にしております。それより菊を真っ直ぐに育てることは難しいですよ。肥料を与えすぎてもいけないし、元肥と寒肥をあげてとかでしたが、鉢で求める洋ギクのポットマムは花付が良いので、液体肥料をあげないといけないし、また地植えとは管理が違うようですね。
嵯峨菊は好きなんですが、今年は不出来でした。たくさん殖やしてみたいのですが、果樹と桜の所為で日当たりがイマイチです。
彦左さんへ
2006/11/27 15:04
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