一花一葉

アクセスカウンタ

zoom RSS 北海道旅行P・2ー16(北大植物園6)

<<   作成日時 : 2006/11/06 20:20   >>

かわいい ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 14

画像
        <アリストロキア・ギガンテア(別名パイプ葛)>

10月17日午前中、北大植物園内にある温室。北国なので室内の温度管理も大変であろうか、規模は普通並で、所狭しと多種多様の鉢が置いてあった。小さいながらも池にはオオオニバスやスイレンが見られ、リュウゼツラン科・サボテン科・トウダイグサ科・アロエ属などの多肉植物等も集められていて、中に入ると初めて見るものもある。関東でこの時期、外で管理しているストレートカーパス、シコンノボタン、ピレア、ゲンペイクサギ、ブルーウェルフィンなど室内に置いてあった。先日早々と初霜も降りたので、もう温室で管理してあるようだ。未だ温室は室温のままだったが、5℃?以下になると暖房が焚かれるのであろうか?(現在11月4日から春までの冬の間は、此処の温室のみの公開となっている。)

画像

大きな鉢で背丈が150センチぐらあり、長い蔓をネットに絡ませてあるアリストロキア・ギガンテア(別名パイプ葛)、ブラジル原産のウマノスズクサ科と書いてある。本来は50cm位の大きな花が咲くようだが、此処では20pちょっと位だったろうか?紫地に複雑な白い模様が入って、まるで布切れが下がっているような面白い花だ。実際の花弁はなくて萼で、この萼の後ろに、緑の袋状の子宮のような形の腋に付いており、常緑蔓性低木だ。温室で栽培されることがほとんどで、花は周年見られ春から夏にかけてが花期と言う。 神代植物園に以前出かけたが、若しかして見逃していたかも知れない。明治末期に渡来したそうだが、花らしくない花で、ただ奇妙だと見るだけであった。
ウマノスズクサ科と聞くと珍しいが、ウマノスズクサと言うのもあり見た事がないが、カンアオイもウマノスズクサ科でこれも独特の花である。我が家のカンアオイも花芽が出来ているようだ。    
画像

画像
             <横から>




鮮やかなオレンジの花が咲いているのは、ヒメノウゼンカズラである。普通ノウゼンカズラは蔓性だと思っていたが、これはブラジル原産の常緑半蔓性低木だ。高さが2m弱でノウゼンカズラの花色はしているものの、上向きの小さな花が纏まって咲いている。色としては黄色もあり、これも普通一般では見た事がないようだ。
画像
            <ヒメノウゼンカズラ>
画像


温室の中庭には花壇もあり、ハーブ等も育てられている。中庭に置いてあった白い鉢花。まるで椿みたいな白い花が咲いていた。フランクリンノキで北米原産だが、原産地ではすでに絶滅した希少種だそうだ。ツバキの仲間だが、葉が全然違うし葉が紅葉していて、恐らく落葉樹のようだ。此方でも普通に売っているとか聞いたが、この花は見た事がないようだ。
画像

画像
                       <フランクリンノキ> 


そんなに広くもないが、別の棟の温室に入ると、蘭、サボテン、アロエ、リュウゼツラン等の多肉植物がある。中には所狭しと蘭などが育ててあって花も咲いていた。
その中で、白い刷状のフサフサした球状の白い花が目についた。名前はマユハケオモトと書いてある。オモト(万年青)の葉には似ず、君子蘭の葉を短くしたみたいで、ヒガンバナ科の球根植物、別名ハエマンサス と言う。球根も売っているのであろうか?温室で育ててあるってことは暖かい所を好み、南アフリカ原産であって、赤花種もあるようだ。
画像
                     <マユハケオモト>
画像

画像



我が家ではゲンペイクサギの萼の白いものを育てているが、此処のものは赤い萼だった。傍にはハイビスカスやアンスリューム、ベニヒモノキ、サンゴバナなどの熱帯ものが所狭しと置かれている。どれも良く花が咲き、管理されているようだ。ネムノキの花より赤く樹形が小さくて、名前はベニゴウカンだった。
画像
           <ベニゲンペイクサギ>

画像
        <ベニゴウカン(別名:ヒネム(緋合歓)>
   



温室入り口前の外に置いてあったジニンギア・カルディナリス。葉がなんとなくイワタバコ科独特で厚ぼったくて毛が生えていると思ったら、やはりそうだった。ブラジル原産で、真っ赤な筒状の花が目に眩しい。同じイワタバコ科のセントポーリアも温室内で花が開いていた。我が家の去年のものは、未だ花が咲かない。何故かイワタバコ科は夏場の管理が難しく、上手く育てられない。
画像
             <ジニンギア・カルディナリス>


帰りに、こちらの職員の方に出して戴いた原種シクラメンとホトトギス。此処に展示してある小さな鉢毎盗んでいく人がいるそうで、大事なものは展示出来ないと仰ってた。そして、ここの植物の葉、茎なども平気で折って持ち帰る方もいると嘆いておられた。
ホトトギスはキイジョウロウホトトギスも出して下さったが、画像が良くなかった。
ここのキバナノホトトギスの花はとても花付がよく、流石植物関係の方が育てられた立派な株であった。原種系のシクラメンには、もうたくさんの巻いた種が見られ、翌年の繁殖も楽しみな鉢花だった。
画像
                <キバナノホトトギス>
画像


画像
              <原種系シクラメン・ヘデリフォリウム>



「襤褸(らんる)めく紫布の下がるごと初めての花珍しと見る」

「室内に取り込む観葉植物の鉢夫々の青々となす」

「吹く風も霜月思わせ肌寒し日陰の鉢花日当たり恋うらし」

「また一葉花水木の葉の風に落ち残り数うる物思う秋」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
かわいい

コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
ガーデニングは忙しいですね。冬の準備ですね。こちらは、まだまだ。のんびりしていると冬の霜でやられてしまいそう。そういえば、そろそろサトイモもとらないとね。霜に弱い。今日のお花は、インパクトありですね。やっぱりシクラメンの原種が可愛らしくて、好きです。旅の楽しみは、食べ物もありますが、美味しいものいただきましたか?
hanahhana1952
2006/11/06 20:56
さすが植物園ですね、はじめて見る珍しい花もあって楽しみながら拝見しました、マユハケオモトもなかなか面白い花ですしキバナホトトギスもやはり豪華な感じに育っているようですね。
OSAMI
2006/11/06 21:36
 一花さん、北海道では、もう早々に冬支度ですね。
このアリストロキア・ギガンティアは、新宿御苑の温室や川口グリーンセンターの温室にもあり、見たことがありますが、面白い形ですね。

 マユハケオモトは、うちでもいただいたものがあり、やはり今花が咲いています。こちらも面白いですね。
 キバナホトトギスも見事な花つきです。うちでも以前育てたことがありましたが、絶えてしまいました。
 温室や植物園のものを採るのは、よくないですよね。こまりものです。

 シクラメン・ヘデリフォリウムは、今、武蔵丘陵森林公園でも大群落が見事に咲いています。
なおさん
2006/11/06 22:04
マユハケオモトはこれで花なのでしょうか?ワタボウシのようにも見えますね。とても不思議な感じを受けます。
 パイプ葛は少し不気味な印象を受けますが、そんなことを思うのは発想の貧困な私だけでしょうか?
ゆうくらふと
2006/11/06 22:12
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。今日は今迄に無い寒い日でしたね。ベンジャミンなど観葉植物を家に取り入れてラッキーでした。未だ霜までは降りないでしょうけど、サトイモも植えてあるのですか?畑には色々植えてあって、休みはウォーキングも畑仕事もあり、そのうえガーデングも種からと何かとご多忙ですね?サトイモって霜に弱いのですね、サトイモの葉に似た、クワズイモもそう言えば冬場室内で育てていますので、同じでしょうね。今日のトップのお花、ギョギョギョ〜って、インパクトありですよね。初めて見ましたが、紫の布切れがぶら下ったこんな面白い花もあるのだと知りました。ウマノスズクサ科ですって。ウマノスズクサってネットで見ましたが、花も変わった面白い花ですよ。それに比べると、原種シクラメンは可愛い花ですよね。旅では、美味しいものを飲んで食べて、食いしん坊にはとても幸せでしたよ。
hanahhana1952さんへ
2006/11/06 22:38
OSAMIさん、こんばんは。旅行でお疲れのところ、コメント有難うございます。温室ですから、普段見ない花が見られて面白いでした。蘭とか、多肉植物もありましたが、大学の植物園ですので神代植物園並の温室ではなかったですが、それでも冬季には此処だけが植物園で公開されるので、色々細々と取り揃えてありました。こちらで未だ外で育てるものも、あちらでは温室育ちでした。燃料代もかかって経営が大変だと話して居られました。やはり、植物育てはプロで、蕾がたくさん付いてお上手でしたよ。
OSAMI さんへ
2006/11/06 22:44
なおさんさん、こんばんは。コメント有難うございます。
アリストロキア・ギガンティアって、面白い花で、神代植物園では見た事が無かったですが、新宿御苑の温室、他でご覧になったのですか?温室では必ず育ててある植物なんですね。かなり変わった花で、カンアオイと同じウマノスズクサ科で、科の中で最大の花が咲くのですね。
マユハケオモトは、やはり、なおさんは育てていらっしゃるのですね。また、戴かれて育って花が咲いていますか?画像楽しみにしてますね?こちらに球根が売っているってことですよね。面白い花で育てて見たくなります〜。赤もあるんですってね。
キバナノホトトギス、うちも枯れてしまいましたよ。これって此処の職員の方が育ててらっしゃって、プロだからお上手ですよね。そして、此処にある幾つかの植物は、ホームセンターから、安くなったものを求めて育ててらっしゃると伺いましたよ。(冬場暖房がかかり、経営が大変とか仰ってました。)
小さな鉢毎盗んだりと悪いことをする人もいるのですね。
なおさんへ
2006/11/06 22:57
ゆうくらふとさん、こんばんは。風邪気味でらっしゃるところ、コメント有難うございます。
何処も温室には日本で見られないような、変わった花が置いてありますよね。パイプ葛は、本当に不気味な感じの花ですよね。花色が悪いし、形もそうですし、世界最大の花、ラフレシアも形は違いますが、花らしくない不気味な感じですよね。虫を採るために匂いを出すのでしょうか。
マユハケオモトって言うのも綿帽子みたいですが、これは球根植物でヒガンバナ科だそうですよ。日本でも球根が出回っているのでしょうか、育ててらっしゃる方もいらしゃるようですね。やはり、原種系シクラメンは花らしくて可愛いですね。
ゆうくらふと さんへ
2006/11/06 23:09
さすが植物園の中の温室ですね。上手く管理されていて珍しい花のオンパレードですね。
デコウォーカ
2006/11/07 05:05
横文字になるから、園芸種の花の名前は難しいというか、分からなくなるのか・・よく見かける花もあるのだけども・・・
『のーぜんかずら』は薩摩の太鼓踊りの飾りに背負って踊る場所もあります。軍配やキジの羽と一緒に・
薩摩節
2006/11/07 09:15
一花さん、北海道植物園その6まで見せて頂いていますが、素晴らしいページの数々でした。まだまだ続くのでしょう。楽しみですね。
アリストロキア・ギガンテア(別名パイプ葛)非常に長い名前で到底覚えられませんが、ブログは残るでしょう。本当に珍しい花々ですね。一花さんでこそ纏められるのでしょう。素晴らしいです。
彦左
2006/11/07 16:09
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございました。
植物園の温室、冬場は此処だけが一般公開されるので、沢山の種類を取り揃えてあると思います。でも冬場の暖房管理大変でしょうと思いつつ、熱帯の花を見て来ました。
トップの画像の珍しい花、初めてみました。面白い形ですね。
デコウォーカ さんへ
2006/11/07 21:16
薩摩節さん、こんばんは。コメント有難うございます。
此処の植物園の花名は、殆ど学名のカタカナで書いてあって、ちっとも馴染がなかったですよ。流通名、和名があると植物も親しみが湧きますよね。
見かけられる花もありますか? きっと原種系シクラメンは良く見かけられるのではありませんか?
ここにアップのヒメノウゼンカズラは、普通のノウゼンカズラの朝顔のような花の形と違って、珍しい花の形ですよね〜。
>『のーぜんかずら』は薩摩の太鼓踊りの飾りに背負って踊る場所もあります。軍配やキジの羽と一緒に・
何で、そげな太鼓踊りに背負って踊るのでしょうね?面白い風習が残っているのですね。十五夜の踊りも面白いでしたが、独特の踊りが残って受け継がれていいことですよね。
薩摩節 さんへ
2006/11/07 21:24
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。もう植物園6回も書いて、そろそろ植物も見飽きる頃ですよね。馴染が無い花で、しかもカタカナ名だと植物図鑑でも見ているようで、面白くない感じです。ブログの何時も長ったらしい文章を読んで下さって有難うございます。画像も小さい上、見難いですので、度々すみませんでしたね。
アリストロキア・ギガンテア(別名パイプ葛)なんて、誰も覚えられっこないような名前ですよね。ただ、こんな花も植物園には揃えてないと誰も見にこないし、また研究のために揃えてあるのでしょうね。冬の北海道の植物管理は暖房が大変のようですよね。
彦左さんへ
2006/11/07 21:32
北海道旅行P・2ー16(北大植物園6) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる