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zoom RSS 北海道旅行P・2ー17(函館へ1)

<<   作成日時 : 2006/11/07 21:12   >>

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             <函館山からの夜景>

札幌市から函館市までは約300キロ。特急電車にのんびりと揺られながら、北国の秋の車窓を約3時間楽しんだ。
札幌市から郊外へと電車で走ると街並みが次第に途切れ、折々見える建物の中に、突と異国風のシャトー屋根が景色に走った。
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そのうち畑や田圃が車窓に続き、やがて緑が増え、北海道らしい広々とした野山の景色が映り行く。この時期、木に白い花が咲き群れていると見ていたら、裏葉が白いギンドロと言う木だと知った。
10月中旬の札幌市では少し紅葉が見られたが、函館へと南下するに従い、紅葉している木が見当たらない。
『函館は対馬海流の影響のため北海道の都市としては冬の寒さは厳しくなく、夏の平均気温はむしろ札幌より低い。このため函館は日本では珍しい西岸海洋性気候に分類される都市である。』と書いてあった。
一般国道と並んで向こうに高速道路が走っており、映っている山は洞爺湖近くの有珠山のようだ。
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                  <有珠山を望む>
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その景色の遥か先に望む少しだけ姿を見せている赤茶けた荒削りの尖った山頂。洞爺湖にある、有珠山近くに新しく出来た昭和新山であろうか?遠くからでも奇妙な形が目につく。
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                   <昭和新山>

列車の中の乗客も少なくなっており、左座席からの車窓を眺めると、明るい太平洋の海が見えてきた。内浦湾に打ち寄せる太平洋の波が、大きく波打っている様子が眼前に広がる
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今年の5月31日、札幌から小樽へと電車で向って見た日本海の景色は、鉛色をして重たく暗かったが、こちらの太平洋岸の海は明るく、打ち寄せる波もダイナミックで洋々として随分と対照的だ。
次第に渡島半島(おしまはんとう)のカーブの先端に、渡島富士とも呼ばれる駒ケ岳が見えてきた。
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北海道旅行17(札幌から小樽へ1)画像2006/05/31
車窓間近に初めて見る駒ケ岳。稜線がなだらかで美しく、この山は活火山と言うことで、1640(寛永17)年以来たびたび噴火を繰り返しており、1996年(H8年3月5日)にも小噴火があったそうだが、まるで穏やかな山に見える。その駒ケ岳が車窓に次々と形を変えて見せてくれ、何時までも見飽きる事がなかった。大沼駅に着くと、駅前後には、大きな水を湛える大沼湖が見え、此処も観光地として有名だ。
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                 <駒ケ岳>
               
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                <電車より大沼湖>

電車で左右の車窓を見ること3時間。見飽きることなく函館の駅に着いた。隣のホームからは、青函トンネルを通って青森へと連絡する特急電車が、程なく滑り出して行った。
駅構内に入るレンガ壁には、1868年の戊辰戦争後期に、榎本武揚、土方歳三らが箱館を占領して蝦夷共和国を宣言し、五稜郭を拠点した箱館戦争に夢を賭けた幕末の男たちの壁画が刻んであって観光の街函館をピーアールしてあった。
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           <駅内 レンガ壁画>
       
函館駅に着いて外に出ると、駅の広場の花壇は、紫の花一色で埋め尽くされていた。花びらが長いのでユウゼンギクの園芸種、ミカエリマス・デージーのようだ。この花が此処にあるのは、恐らくトラピヌチヌ修道院にある天使ミカエル像を意識して植えられたのだろうか、などど深く考えてしまった。                       <ミカエリマス・デージー>
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函館は、札幌市、旭川市に次ぎ、北海道で3番目に大きい人口30万人位の都市だ。
この函館市は、『室町時代に津軽の豪族がこの地に築いた館が箱に似ていたため箱館と呼ばれるようになり、明治時代になって函館と改められた。
江戸時代に高田屋嘉兵衛が拠点とした箱館として蝦夷地交易の場として栄え、松前藩の役所が置かれた。蝦夷地が天領となると幕府の奉行所がおかれた。
1854年、日米和親条約によって補給港となる。
1859年、日米修好通商条約により、日本初の国際貿易港として開港、外国人居留地も設置される。』とある。(出典:フリー百科事典『ウィキペディア』)

ここは、扇を開いたような地形のために巴港(ともえみなと)と呼ばれる天然の良港として栄え、また観光の街として有名である。特に函館山から眺める夜景は、ナポリ・香港と並び世界三大夜景と称されるが、四季の美しい移ろいを見せてくれる函館夜景を世界一とする人も多いと言う。
天気が穏やかで、空気の澄んでいる秋が一番とも言われるが、春でも冬でも何時見ても美しいようだ。
夕方、バスに乗って市内を巡っていくと、函館山に近い元町地区の赤レンガ倉庫群には、様々な電飾が煌き、まるで異国の街を見るようだった。
125人乗りのロープウェーに並んで登ること3分。下では想像も出来なかったような百万ドルの夜景が目の前に広がって、何色もの光の宝石が彩なし、黒い闇に浮き上がっていた。山頂の風は冷たく、次々と下から登ってくる観光バスの客が展望台に降りて犇き、皆カメラを撮ることに余念がなかった。
私も何枚も撮ったが、風の為か光が流れて満足な画像は少ししかなかった。
街の明かりの両岸の海には、イカ釣り船の漁り火が煌き、より一層幻想的なイルミネーション を見せていた。
夜景を堪能したあとまた ロープウェーで下って、温泉で有名な湯の川へと向った。
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          <函館夜景、流れた光>
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「函館の山に登れば眼前に望む光の煌く夜景」

「秋風の冷たく吹く中身をすぼめ誰もが魅入る函館夜景」

「大きなるロープウェイにて運ばるる函館山より望む夜景を」

「一陣の風吹き荒れて冬立ちぬ竜巻襲う北国の町」


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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
北海道の秋空は、澄んでますね。そのせいか、函館の夜景も綺麗。風景が、空に映えますね。ずいぶん、まわりましたね。北海道の花は、やっぱり、夏がすぐ終わるから、花期が短いのかなとか思いながらよんでます
hanahhana1952
2006/11/07 21:26
最近あまり汽車の旅をしてなくて、のんびりした旅に憧れます、ネットで地図を見ると函館本線は駒ヶ岳の左右を走っているようですね、乗り換えてぐるりと一回りするのも面白いかなどと考えながら拝見しました、もし登れるものなら駒ケ岳にも登って見たいですね。
OSAMI
2006/11/07 22:06
 一花さん、「は〜るばる来たぜ函館ぇ〜♪」というサブちゃんの唄をおもいいだしますねえ。函館山の頂からの夜景は大変有名ですが、見事なものなのでしょうね。世界三大夜景ですか?ヤケイに綺麗なわけですよね。
 
 見返ります?デージーも、その名の通り見事な美しさで、良いですね。
なおさん
2006/11/07 22:58
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
この日の夜は寒いくらいで、北国の空は真っ青でしたよ。寒いところの景気は空気の所為でしょうか、画像で撮って見ると抜けるような蒼で引き立ちますよ。東京は何時も何故かどんよりとしてますけど。
この日は3時間、のんびりと電車の旅を楽しみ、車窓から眺める海や山や湖の景色を堪能しました。飛行機の旅では味わえない、またゆっくりとした時間でしたよ。北海道の花は、もうこの時期は霜でやられているかも知れませんよね。
hanahhana1952さんへ
2006/11/07 23:08
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございました。
函館まで海岸沿いを電車が走り、半島の先に駒ケ岳がずっと見えていて、そしてそのうちに突然目の前に現れて、車窓から見る景色に変化があって飽きなく3時間が楽しいでしたよ。大沼湖の付近も良かったですよ。今度大沼と駒ケ岳に行って見たいなと思いましたが、北海道は他の場所も見所ありますよね。。
ここ北海道は、何処に行っても絵になりますよね。
登山のお好きなOSAMIさんなら、そのうち駒ケ岳にも登られるかも知れませんよね。いつか実現させてくださいませね。
OSAMI さんへ
2006/11/07 23:22
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます〜。なおさんは今宵は、やけに調子付いてらっしゃいませんか?御酒2〜3杯召し上がってらっしゃるのでしょうかねえ〜。「は〜るばる3時間駆けて来たぜ函館ぇ〜♪」でしたよ〜。若しかしてなおさんもカラオケ派でした?それで〜0000なんですね〜。納得!!この夜景には妬けますでしょう〜。そして此処の見返りますは、なおさんが以前アップされた見返り美人には負けますヨ。明日、天使の羽根の付いたミカエリさまをアップしますからね。天使のご加護がありますように・・・
なおさんへ
2006/11/07 23:51
一花さん、今朝も北海道旅行のツアーのパンフレットを見てました。
函館・札幌・小樽ですと安いですね。何回行っても、景色を見るだけでもいいです。函館周辺ですと6回ぐらい行ってますが、それでも行きたいです。
夜景も少しは変わってきてる筈ですが。昭和新山もいいです。
彦左
2006/11/08 13:18
函館山からの夜景はやっぱりいいですね。
北海道はまさにでっかい道で続きがどんどん出てきますね
楽しませていただいています。

植物に詳しい一花さんなら直ぐ解るクイズをゆうの
ブログに、記載しましたぜひ参加してくださいね。
ゆう
2006/11/08 15:33
特急列車の車窓からの紀行文、楽しく読ませて頂きました。この辺りも列車で通ったことがありますが、こんなに変化に富んでいたとは気が付きませんでした。ギンドロの木が有りましたか?遠くからでは白い花の様に見えますよネ。北海道には良く似合う木だと思います。
デコウォーカ
2006/11/08 19:07
彦左さん、こんばん。コメント有難うございます。
以前は北海道ツワーは高いでしたが、時期もあるようでが随分と安くなりましたね。鹿児島の半額ぐらいで行けてびっくりです。でも個人でゆっくり見たい人には、ちょっと色々でしょうが、団体行動をしなければ好きな所にもいけるようですよね。流石旅行好きの彦左さんは、6回もお出かけでしいたか?外国にもあちこちとお出かけですし、羨ましいですね。
彦左さんは、何でも積極的に活動もなさる方で、生き方学ぶ事が多いですよ。年々夜景も変わっていくものでしょうね。函館は観光客が犇いてましたよ。
彦左さんへ
2006/11/08 22:45
ゆうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
北海道は何処に行ってもでっかいどうで、自然が豊かで食べ物も美味しいし、何処も観光客が犇いて居ましたよ。函館夜景も素晴らしかったのですが、この日はバスツワー客も多く、韓国からのツワー客であふれてましたよ。

植物のクイズお誘い有難う。何故か夕べからコメント欄も反映されず繋がらず、アップもやっと出来ました。また今夜も繋がりが遅くて、PC故障かなと思うぐらい変におかしいです。ゆっくりなるかもしれませんので、すみませんね。
ゆうさんへ
2006/11/08 22:53
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
特急列車3時間の間に眠ろうかと思ったのですが、左右の車窓の景色が初めてで、色々興味深く木や畑や山など雄大な自然そして眼下に広がる海の波、遠くに望む駒ケ岳など飽きることなく楽しめました。デコウォーカ さんは、以前此処を旅して通られたのですね。未だ植物にご興味がなかった頃なのでしょうか?それとも車内の景色に見とれて?なんて。。。ギンドロは綺麗で、花かと思いましたよ。
デコウォーカ さんへ
2006/11/08 23:01
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