一花一葉

アクセスカウンタ

zoom RSS 外出先にて(ユリノキ紅葉他)

<<   作成日時 : 2006/12/12 17:48   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 12

画像
       <ユリノキ紅葉>

先日、外出先で見かけたユリノキの紅葉。葉がカエデより大きくて形が面白く半分ほど落葉していたが、青空に透けて黄色とオレンジ、褐色がモザイク模様を作って綺麗で、一体何の葉だろうと思って調べたらユリノキであった。ユリノキと言う言葉を知ったのは、短歌で詠まれた歌で随分前であったが、その時百合にも木があるなんてと不思議だな〜と思っていた。
その後小石川植物園を訪れた時、ハンカチノキとユリノキと言う名前の木を初めて確認できた。

ユリノキ(植物園にようこそ様より)
画像

小石川植物園にはユリノキの花時に行ったが、大木で近寄って花を確認する事が出来ずに、見上げていたらカラスが枝を突っついて落としてくれて、可愛いチューリップの形の白とオレンジ色の花をまじまじと見ることができた。英名は tulip tree で、花がチューリップのような形をしているからだが、百合の花には似ていないのに何故百合の木なのか未だに分からない。この木は北米原産のモクレン科で明治初期に渡来し、葉がハンテンに似ているので別名ハンテンボク(半纏木)と、また奴凧や軍配にも見えるのでヤッコダコノキ、グンバイノキとも呼ばれるそうだ。紅葉に気がついたのは初めてで、この頃街路樹、公園木としてもあちこちで植えられ、個人のお宅でも栽培されているようだ。
落葉した枝の部分には実が弾けた殻がまた花と見せて、こんなに花がたくさん咲いたのかと、来年の花時が楽しみになった。
画像
              <ユリノキ・実の殻>

訪れた公園に植えられていたモミジとドウダンツツジが、色を競い合うかのように紅葉していた。モミジはごく普通に植えられるイロハモミジ(別名タカオカエデ)であろうか?
紅葉の進み具合は、上部、下部と外気温に触れるところから進み、温度変化が遅い枝内とは紅葉の時間差が見られて、そこがまた何色もの彩なしを見せてくれる。画像は少し前のものなので、もう紅葉も見頃を終わっている頃だろうか?
画像
          <モミジ&ドウダンツツジの紅葉>

田舎の藪ではカラスウリの蔓が植物に巻き付いて嫌われものだったので、夏場のその白いレース様の花は誰も見向きもしなかった。デジカメで撮った写真をブログで初めて見てその美しさにビックリした。此処では赤いカラスウリが土手の木に巻き付いて藪となり、青い実の西瓜模様のものも見られたが、本当にカラスがつつくのであろうか?種は玉梓・玉章(たまずさ)とも呼ばれ、結び文に似ているからだがカマキリの頭にも似ているそうだ。

「玉梓の妹は珠かもあしひきの清き山辺に撒けば散りぬる 」(万葉・巻七・1415)

「玉梓の妹は花かもあしひきのこの山影にまけば失せぬる」(万葉・巻七・1416)
画像
                <カラスウリの実>

土手に垂れて来ていた青紫色の実は野葡萄であろうか?自然の実の色は、良く見ると珠玉の輝きを見せて宝石よりも美しいようだ。
画像
              <野葡萄>


スズメノウリと言うのをある方のブログで初めて知ったが、先日散歩に出かけた折、藪の中で白い玉を見かけた。なんだろうかと思って写真を撮って調べたらスズメノウリのようだ。葉もなくなっていたが、小さい頃藪で見ていたのかも知れなくて、今まで気が付かなかったようだ。カラスウリに対して小さいのでスズメノウリの名があるそうだが、やはり雀が食べるのであろうか?
画像
              <スズメノウリ>

十五夜の時だけ持て囃されたススキは、もうこの時期枯れて野原に侘しい佇まいを見せている。イネ科のススキは心地よい秋風を運んで靡いて見せてくれていたが、木枯らしの季節のススキは人生の黄昏時の姿とも重なって何故か淋しい感じだ。だが一面野を覆いつくし、蓬けた穂波が逆光に白銀と輝くさまは妙に華やかさもあり、王者の風格さえ見せているようだ。そのうち土手の藪草として全部刈られる運命にある。
画像
               <ススキ>

ツリフネソウは夏のものと思っていたが、まだこの時期に2株が残って花が咲いていた。
湿ったところが好きな花だが、小人が被る尖がり帽子のような面白い形で、これがインパチェンスやホウセンカの仲間とは思えないようだ。自然界では白、黄色の花もあるようだが、この辺りではこの色だけだ。画像は11月25日の撮影だが、もう先日霜が降りたのに、今日見たらまだ頑張って咲いていた。庭のインパチェンスも同様にまだ咲いている。
画像
              <ツリフネソウ・2006/11/25撮影>

「青空にモザイク模様を描きつつ日ごと百合の樹もみじ葉散らす」

「末高く枝に残れる百合の樹の花殻なおも花と咲くらん」

「蓬けたる芒の穂波夕陽受け野原一面銀と輝く」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
道すがらみる花や木々の一つ一つをじっと見ている一花さんがなんとなく浮かびます。花木の名前を覚えると本当楽しいですね。一花さんの場合はそれとうたが結びつくからなおさらでしょうね。ゆりのき、からすうり、すずめうり、なんとなく通り過ぎそうで、気がつくのはうれしいですね。今日はこれがいいかな(笑)「蓬けたる芒の穂波夕陽受け野原一面銀と輝く」結局、情景がすぐに浮かぶものをえらんでるみたいですが。いつも失礼ですね。勝手にこれがいいなんて。
hanahhana1952
2006/12/12 19:42
 一花さんちは、今日はいろいろですね。ユリノキは、もう葉も落ちる頃で、実がはじけたあとの実殻が枝先について目立ちますね。あちこちの公園、植物園にありますが、新宿御苑や神代植物公園のは大きい樹で見事ですよね。
 
 カラスウリ、スズメウリ、ノブドウの実もよく見ると面白いですね。スズメウリは鈴女瓜か?という説もあるようですね。
 ノブドウは美味しくないですが、実の色がさまざまで楽しいですね。

 まだツリフネソウが咲いているところがありますか?それはびっくりですね。10月頃でしたら、まだまだ見頃のところもありましたが。

 ススキも枯野の風情でよいですよね。
なおさん
2006/12/12 22:16
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ガーデニングで園芸種の名前は知っているのですが、樹木や藪のものは、小さい事余りにもたくさん見てきて、管理の大変さを知っていますので、好きになれなかったのですよ。山はほっておくと筍が出て竹やぶになるし、藪の中は蛇がいるし、それで綺麗な園芸種に心惹かれています。でも山野草も好きなんですが、育たないし。日本の野草の本と樹木、そして高山植物の本など求めましたので自然のものと見比べるのがまた楽しいですよ。(野鳥の本もですけど。)色々名前をちっとも知らないので、お話になりませんよね。人の短歌を読んでいても、知らないものが多いです。いい加減な下手な歌をアップして読んで下さって何時も申し訳なく思っております。無理してわざわざ選んでくださらなくても良いのですよ。今日の歌は漢字が多く駄目ですのでまた推敲しますね。でも読んでイメージが湧く歌が一番ですよね。ある意味で、言葉で作る絵の世界で、そして何に共感して、訴えてくるかですが。「あそう〜それでどうしたの〜」の歌が多くてすみません〜。
hanahhana1952さんへ
2006/12/12 22:44
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。外で撮った写真は何時も多くて、なおさんと違って一度にアップしてます。
ユリノキの花殻は実が出来て弾けた後でしたか?実の殻ですね。新宿御苑や神代寺のものは見た事がないですけど、気を付けて見ていなかったのでしょうね?今度は樹もしっかりと見ますね。スズメノウリやカラスウリもこちらでは珍しがられるのですね。スズメノウリは白いもので初めてでしたが面白いですね。日本の野草の本に載っていて、写真が綺麗で調べるのが楽しいですね。このツリフネソウの画像は2週間前ですが、今日も散歩で見てきたのですよ。まだしっかり咲いていて花色が少し薄くなっていましたが、頑張って咲いていてビックリでした。
>ススキも枯野の風情でよいですよね。
ホント、そうですワネ〜〜〜。(^_-)-☆
なおさんへ
2006/12/12 22:54
スズメウリの白色の実を見せて頂き有難うございました。香貫山で見たのは花後の緑色の実でした。資料で緑色から白色に変化するとありましたがイギリスに来てしまい確認できないでいましたが、資料通り白くなるんですね。
ユリノキは初めてでしたがそれ以外は日本の秋の風景でした。いずれも懐かしい風景でした。有難うございました。
デコウォーカ
2006/12/13 05:32
ユリノキがあるところでは、樹も大きく葉も大きくて他の樹と比べても落ち葉の量ガ他のものを圧倒していますね、落ち葉になったものは他のものと比べると美的には一ランク落ちるような気もしますが。
イロハモミジの紅葉は時期が長いようで私の近くでもまだ続いていますよ。
OSAMI
2006/12/13 08:55
マイ公園にもユリノキ広場って名前が付くほどの群落広場が。
お花の時はホントに目立たないグリーンがかってるし・・・
たか〜い所に咲いてるし、葉っぱが大きいし・・・
いつも行くフリマの広場にも数本聳えてるんですが・・・
葉を落とすと花殻がお花みたいに目立ちますよね〜〜
あんなに咲いていたんだぁ〜っとびっくり。いつもの事だから
お花の時期にしっかりみるんですけどね(望遠鏡)駄目ね。
花殻が可愛いのはそうそうないですよね。
すっかり寒くなって、そろそろお天気も予報通りかしらん。
今日は請求作業も終えてオフにしたんですよ〜
事務所の引っ越しもあるし・・忙しくなりそうよ〜(-_-;)
nobara
2006/12/13 15:59
デコウォーカーさん、こんばんは。お忙しい中、コメント有難うごいます。
9月23日に、香貫山のガガイモと一緒にスズメウリの花をアップしてらっしゃいましたね?『スズメウリの葉とカラスウリの葉は相似形で良く似ている。烏と雀の大きさの差は認められるので、葉は互角の判定になる。残念ながらカラスウリの実はここには見当らない。』
花後すぐに実が出来るとかでしたが、その時、赤と白の実が揃ったら面白いのにとか書いてました〜。この白い実はOSAMIさん宅で初めて拝見させて頂きました。
藪の中で真白い実をカメラで撮って、なんだろうかと思って、若しかしてこれがあの雀の瓜かなんて納得確認できました。色々こちらこそ教えて戴いて有難うございました。ユリの木は、こちらの公園とかでこの頃よく見かけますので、帰国後ご覧になれると思います。黒い目の外人さんになられたみたいで、あれからもう何年も過ぎたような気がしますね〜。残り少ない日々、ご家族とのお時間を大切になさって下さいませ。
デコウォーカーさんへ
2006/12/13 16:49
OSAMIさん、こんばんは。ユリノキは先日花後の実を拝見させて戴きました。
外出した公園で、上を見ていたらカエデの葉の大きなのが紅葉していて、何だろうと思ったらユリノキでした。仰るように、樹下に大きな葉が落ち零れて汚く、お掃除が大変そうでした。ホント、落ち葉の美的ランキングはイマイチでしょうか?落ち葉にも美的センスを見ておられ、自然を眺める目の確かさを持ってらっしゃって流石ですよね。実は私もある葉の落ち葉の存在をカメラに収めています。そのうちアップしますね。この花後の実の弾けたさまがまた花のようで綺麗した。イロハモモジはまだ頑張ってますか?うちのヤマモミジもまだ頑張ってますよ。
OSAMIさんへ
2006/12/13 16:58
nobaraさん、お久〜です〜。今日はちった〜ぬっかったち思ったら、午後から雨でしたね。暮れの忙がしか時にコメントありがとうさんです〜。気ばかりは忙しくして、体がブントうごかんと。口とキーボードの手だけが動いてひったい〜ぬさんとこじゃっち〜〜。ノバちゃんは仕事で忙がしかとな?私は仕事もせんで、ないもでけんで〜こら困った〜。体と頭がどんどんボケ進行中よ〜〜。ユリノキはこちらで見かけんち思っちょたら、あった〜〜。上を向いて歩いちょらんかった〜。何時も慎ましく下ばっかいじゃったで〜。ないもおてちょらんて〜〜(T_T)/~~~
花殻がまた花んごじゃった〜〜。今度はしっかい花を見てみもんそ。あんまいきばらんじ〜〜、てげてげしもんそな〜〜。身体をお大事にな〜〜。先日何気なく朝のTVで山田洋次監督の「武士の一分」の例の映画の事を見もした〜。人気で息子もしっちょったよ〜。キム拓が頑張っていたち。
nobaraさんへ
2006/12/13 17:11
一花さん、ユリノキの紅葉が見事ですね。こんな紅葉した美しい葉っぱ大きくて透き通ったようで、何かに使えないのですかね。見るからに虫が付いた気配もなく綺麗な葉っぱです。
彦左
2006/12/13 19:46
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
このユリの木の紅葉は初めて気がつきました。大きな葉っぱで綺麗ですよね。ちょっと大きくて、何かに使えると良いですよね。昔はサンキライと言う葉などは蒸し菓子を作るために載せて蒸していましたよ。うちの子供が幼稚園の頃には、公園で落ち葉を拾ってそれで遊んでいた事があったようですよ。ままごと遊びにもなるようですよね。
彦左さんへ
2006/12/13 21:57
外出先にて(ユリノキ紅葉他) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる