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zoom RSS ハナカンザシ(花簪)

<<   作成日時 : 2006/12/15 19:26   >>

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毎年11月ごろから鉢花として出回っているハナカンザシ。花屋では、小さくて赤く丸い蕾がたくさん付いたものが売っており、どんな花が咲くのか楽しみな花である。

これは去年の暮れも求めてベランダに置きっぱなししていたら、寒さで葉が痛んで結局お正月開けの開花となった。
調べて見たらオーストラリア原産で1年草と書いてあったので、夏ごし出来なくても当然でありこころ傷めることもなかった。前回は咲き終える前にドライフラワーとして楽しんだし、種も出来なかったので、毎年求めて楽しむしかない花のようだ。
ラベルには、冬の寄せ植えや鉢植えとして寒さにも強く、日当たりを好み、夏の高温多湿に弱いと書いてあり、「冬の妖精」の別名が記載してある。
ハナカンザシ・2006/01/17
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今年も比較的暖かかったので、求めたあとベランダに置いて育てていたが、ラベルに−5℃までは耐えれると書いてあるものの、去年の経験からして寒風や霜の時には室内が安全と思い、夜間は室内で、暖かい昼間は外で管理していた。今年は早々ともう1週間前ぐらいから、その可愛い白い花がまさに「冬の妖精」の風情で咲いている。
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この花の最初の蕾は3ミリにも満たない萼か総苞の赤紫色をしているが、段々膨らんで5ミリくらいの大きさになってくると、赤紫の外の総苞が開いて中の白い花びらが見え、そのうち1枚また1枚と花びらを開いてくる。
完全に満開となると直径2センチにも満たない小さな花だが、中の黄色い蕊が顔を覗かす。花びらを触るとカサカサしており、まるでドライフラワーそのもののようだ。
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今まで育てた中で、花びらがカサカサして似たような花として、テイオウカイザイク(別名、ムギワラギク)、ローダンセがある。共通してこれ等に言えることは、何れもオーストラリア原産で乾燥に強いような花びらで、ドライフラワー向きであることだ。花びらがカサカサしているのは、ケイ酸が含まれているからだそうだ。
ローダンセは別名が、ヒロハノハナカンザシとも呼ばれ、キク科ローダンセ属(ムギワラギク属)でこのハナカンザシも同じ仲間である。このハナカンザシの葉は1〜2センチの棒状の細いものだ。
テイオウカイザイク(別名ムギワラギク)四季の花さまより
ローダンセ(365花撰さまより)
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ハナカンザシ(花簪)と言うのは和名、流通名であり、正式名はアクロクリニウムと言う。
和名の花簪は、初々しい乙女の黒髪を飾る簪のイメージがぴったりの可愛い花である。また部屋のドライフラワーやコサージュとして飾れるので、切花としても楽しみな花だ。

ローダンセとはこれから春に出回る濃いピンクの花だが、これは父が好きな花であった。種からたくさん育ててあって、12月に逝った父の部屋にはたくさんのローダンセのドライフラワーと種袋があって、柩の中に母がそっと入れていた。
何故かこのハナカンザシの花が開くたびに、同じ仲間のローダンセの花が思い出される。この冬が過ぎて暖かい春が来るとローダンセも出回る。

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「この夜半を月照る気配あまねしや目覚め一刻身の冴えわたる」(吉村三保子・花寂び)

「ほしいまま歌に生きんも日日超えずわれの絆というほどのもの」(仝上)

「嘆くこと愚と思わずに何時にても噛みわけて吾ら明日を生くべし」(仝上)


<ハナカンザシ(花簪)>
キク科ムギワラキク属または、ローダンセ属
正式名:アクロクリニウム(和名がハナカンザシ)
学名:Helichrysum bracteatum
流通名:ヘリクリサム・ハナカンザシ
原産地:オーストラリア
開花期;2〜4月(日当たりを好み、夏の高温多湿に弱い。切花としてドライフラワー、コサージュ。
※良く似た花にペーパーカスケードがある。


「冬寒をこころして部屋に置きたれば早も開けり花簪は」

「赤色の蕾打ち割れま白なる花びら幾重も開く部屋ぬち」

「ころころと変わるはこころと師の言葉花のこころを知るは空しも」

「空しきはこころと言葉冬寒に小さき花の確かに開く」

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
花かんざしは、本当に髪に付けたくなりますよね。

サツマノギク、一枝持ち帰りました。一花さんへお土産に
お送りしましょうか?野に咲いてる時は可憐ですが
持ち帰ったのは石の隙間から採集したので根もヒゲ根
1本位ですが、菊は指し芽で根付くと思いますので
ただし園芸用と違いこれかーと思うかもしれません。
後は、一花さんの育て方で来年は見事な花が咲くことでしょう。
よろしかったら、私のブログのメッセージに住所書いていただければ
郵便でお送りします。
ゆう
2006/12/15 20:45
父がすきだったローダンセ。なんとなく惹かれます。好きな花がまだまだ見つからない私には、そんな風に好きな花を見つけて、育てたいという想いがあります。まだまだ、此花がすきって言えるまであとどのくらい時間がかかるんでしょうね。父上のように、好きな花の種袋なんて思います。上から読んでいたら、きっとお父上の歌をおよみなるかなと思いましたが、・・・・
hanahhana1952
2006/12/15 21:08
 一花さんちは、今日は育て主のような清楚なハナカンザシの白い花ですね。カサカサと質感の面白い花ですね。
 前に1度、ローダンセは種子を撒いて育てたことがあるのですが、あまりよく育ちませんでした。
 一花さんは、お父様の思い出の花なのですね。

 ドライフラワーにすると長く楽しめて、面白いものですよね。
なおさん
2006/12/15 21:38
アクロクリニウムはは楽しみの多い花ですね、白と黄色も綺麗ですしすぐドライフラワーにできる所も良いところだと思います、そういえば先日見ると夏に咲いていたムギワラギクがまだ咲いていました。
OSAMI
2006/12/15 21:49
ゆうさん、お久しぶりです。コメント有難うございます。また帰鹿なさってらっしゃったのですね?お母さまが何時も、ゆうさんのお帰りを楽しみに待ってらっしゃるのでしょうね?前回は十五夜の時でしたね?その後またお帰りなさってのでしょうが、また今回も色々と家のご用事をなさってらっしゃったのでしょうか?あちらでは、サツマノギクが咲いていましたか?良かったですね。お写真の拝見、楽しみです〜。お土産として大事に一枝持ってらっしゃったのですね?野菊は好きで、また今年、店で見かけたオキナワギク、ヒメハマギクの小さな野菊を育てています。うちの庭は樹木が大きくなって半日陰が増え、今年はハマギクも鉢で育てました。ダルマギク、イソギクは丈夫で何処でも育ちますが。サツマノギクは暖かい日差しを好むものなんでしょうね?有難うございます。うまく指し芽で上手くつくものなのでしょうか?育て方が下手ですから・・。どうでしょうね?メッセージの方にあとで返事、差し上げますね。わざわざお気にかけて下さって有難うございます。嬉しいです〜。
花簪は名前のような可愛い花ですよ。
ゆうさんへ
2006/12/15 22:25
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。何故か父は明るい園芸種の花が好きでした。きっと小さい頃、田舎の野山を見て育ったので、藪とか山の管理の大変さを知っていたから、余計庭を明るくする園芸種に惹かれたのかも知れません。菊もたくさん育てていましたよ。晩年もサクラソウやビオラを種でプランターに幾つも植えていました。盆栽は何故かしなかったですね。美しい花に、見た事の無い自分の生母の面影を求めていたのかも知れません。継母と育ての伯母が母でしたので。私も何故か似たような花を見て育てては偲んでいて、何時までも絆と縁は切れず越えられないものですね。
hanahhana1952さんへ
2006/12/15 22:35
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。このハナカンザシなんて面白い和名の花は、カサカサする花で、調べて見るとムギワラギク、ローダンセと同じ仲間なんですね。ケイ酸を含んでいると何故かさかさなのか化学に疎いのでサッパリです。去年も育てましたが、夏の高温多湿に弱いって、若しかして多年草かも知れませんが、1年草と書いてあってヤレヤレでした。去年も育てたのですが、この時期暖かい花色が多く、白い花は余り見かけませんので重宝します。
ローダンセは、私も種では上手くいきませんでした。この頃早めにポット苗で出ていて、寄せ植えしたりしています。ドライフラワーにしても楽しめて、この時期「冬の妖精」の名前までラベルに付いて売っているものでした。
なおさんへ
2006/12/15 22:44
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。ハナカンザシの正式名はアクロクリニウムで、ちょっと馴染が薄そうですので花簪と和名(流通名)がついたのでしょうか?カレンジュラの「冬知らず」もそうでしたが。和名だと随分可愛い感じですよね。これはムギワラギクと同じカサカサした感じですが、以前アップなさってらっしゃいましたね?ムギワラギクは昔田舎で育てていて懐かしく、種で育てたことがありましたが、丈夫で発芽率が良かったですよ。但し、背丈が伸びて倒れやすく、お店のような矮性品種みたいには出来ないでした。最初からドライフラワーみたいですが、未だムギワラギクが元気で咲いていましたか?随分今年は何でも頑張って咲いていますね。庭のインパチェンスも、ハマナデシコも種も出来ているのもあり、まだ頑張ってます。
OSAMIさんへ
2006/12/15 22:56
ハナカンザシとか冬の妖精とか可愛いらしい名前の花ですね。花が少ない時期に咲くので、持て囃されるのですかね?ドライフラワーみたいにカサカサした花びらも珍しいですね。
デコウォーカ
2006/12/16 00:05
デコウォーカーさん、こんばんは。お忙しい中、コメント有難うございます。この花には、冬の妖精とか花簪なんて名前がありますが、結構可愛らしくて、花が少ない時期に咲くので持て囃される?みたいですよ。ドライフラワーみたいで結構花期が長く、また切花としてドライフラワーにもなりますので、二度得をしたような感じです。寒いところで頑張って咲いている花には元気を貰えますよ。薔薇などと違って、小さい小花で愛らしいですよ。何でもちっちゃいものは可愛いですよね。
デコウォーカーさんへ
2006/12/16 19:09
昨年購入して 切り戻ししたりして楽しんだ後 適当にしていたら
今年も咲きました。 ラッキー!!
キャンディ
2007/02/25 12:29
ハナカンザシ(花簪) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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