一花一葉

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zoom RSS サザンカ3種

<<   作成日時 : 2006/12/16 18:50   >>

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サザンカは、茶毒蛾が付くので嫌いだと夫が言っていたのだが、冬の時期に咲く花木が欲しくて数年前私が小さな苗で6種類求めて来て、遠慮しつつ塀の際に植えていた。
塀際で日当たりも悪くて環境的には良くなかったが、それでも枯れることなく丈夫に育っているようだ。
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今年も先ず白の一重が10月中旬から咲き出し、ピンクと白のぼかしが11月に入って咲いていたが、最初に咲く系統は気候的に花が長持ちしなかったようだ。そして濃いピンク系が今咲き揃って、この花の少ない冬枯れの庭を彩っている。今年は花芽が出ていない株もあるが、株も小さく、また肥料の所為か日当たりなども原因なのであろうか?見ると、日当たりの悪い北側に植えてあるお宅もあるようだが・・。
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サザンカの花を見ていると、種類によって早咲きや遅咲きがあり、そして半びらも一重、八重、半八重、色も、白、ピンク系、赤系、そしてピンクと白のぼかし系などを見る。
我が家のこの画像の三種類は何れも園芸種で、白一色と、白とピンクのぼかしには銘があったが風で飛んでしまった。ピンク一色はカンツバキであろうか?
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サザンカは暖地の山地に生えるツバキ科ツバキ属の常緑小高木であり、原産地は四国、九州、沖縄の日本原産で、学名も英名もサザンカ「sasanqua」と書いてある。中国の「山茶花」は本来はツバキのことで、サザンカの中国名は「茶梅花」だそうだ。これは室町時代から観賞されて、江戸時代には一大ブームになって多くの品種が作られたようで、今では120種余りもあるようだ。西欧には長崎の出島へオランダ人として来ていたスウェーデンの植物学者で医師のツンベルク氏が持ち帰って広まったと言う。

そしてサザンカの原種は白だそうだが、実家の墓所と裏庭にも野生種の白のサザンカが生えていて結構高木だった。だが園芸種と違って花びらが疎らでシンプルな一重で、種も良く出来ていて、昔これからも油が採れるとか聞いた覚えがある。今住んでいる我が家の庭のものは、何故か種が出来ないようだが、気が付かなかっただけであろうか?ツバキにも種が出来るものと毎年出来ないものがある。
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ツバキとサザンカの違いを庭のもので見比べると、サザンカの葉はツバキの葉に似て艶やかであるが小さくて葉縁がギザギザしている。また花期も早く、花後の花びらの散り方がばらばらでその違いが一番はっきりする。花にも芳香があり夫々の種類のサザンカによって香が微妙に違う。

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本に依ると、サザンカの分類と品種は開花時期によって
@サザンカ群:秋から冬咲き。一重か二重咲き。花は大輪系が多く、樹形は立性が多い。
Aハルサザンカ群:サザンカとヤブツバキとの自然交配種。冬から春に開花するタイプ。
Bカンツバキ群:サザンカ群とハルサザンカ群の中間で真冬に咲くタイプ。ツバキとの交雑種とされているが八重咲きなど品種が多く、樹形は立ち性。「勘次郎」「乙女サザンカ」「富士の峰」「朝倉」など
と分かれるそうだ。
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今年初めて他所でサザンカの開花を見たのは白の八重で、10月中旬と随分早かった。小学校の頃歌った童謡「焚き火」の歌は、山茶花の花の咲く道端で焚かれている焚き火に、子供達が寄ってきて暖をとり、次第に身体や手が温まってくると霜焼けの手がかゆくなって来ると言う内容の歌である。随分とほのぼのとした光景が浮かんできたが、サザンカは今でも変わりなく垣根や公園や街路樹として植えられており、冬枯れの道を急ぐ時にこころ和ましてくれる花だ。だが、歌われている霜焼けやで悩む子供達は今では居ないだろう。
都会では焚き火など焚くと公害問題ともなり、今では大変のようだ。消防車が走ってくることもある。
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画像はカンツバキであるようだが、シシガシラ(獅子頭)とも呼ばれ、ツバキの名前が付いているがサザンカ系の園芸種ともまた異説もあるようだ。タチカンツバキと言う品種もあるようだが、カンツバキは枝が横に伸びるが、タチカンツバキは枝が縦に伸びると書いてある。また、カンツバキの「獅子頭」はカンツバキ群のもとになった品種だそうだ。

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先日来、庭のクロガネモチの実は全部ヒヨドリ等に食べられたが、このサザンカには目白が集まって蜜を吸っており、目白の鳴き声が庭に響き渡って冬空に抜けるようだ。写真を撮ろうと窓辺に近づくだけで逃げてしまう。先日開いたばかりのサザンカの花びらが全部無くなっていたが、これはヒヨドリの仕業のようだ。この時期、ヒヨドリは実だけでなく花も食べて悪さをする。大事にしていた千両までもつつきだしたので、食べられないようにビニールをかけたら、このサザンカを逆襲したのだろうか?きっと良い匂いと花色に誘われたのであろう。この時期、鳥も必死であれこれと目を付けているようだ。
サザンカ朝倉2005/12/13
サザンカ2005/11/15
サザンカ品種

「逆光に総身透きてあらば見よ われはこれだけ これだけのもの」(蒔田さくら子)

「ふくざつに枝さし交はしゐる樹林 木はあらそわぬものにあるらし」(仝)

「思ひとはいかなる色か時を経て思い褪すと実感あれど」(仝)


<サザンカ>
ツバキ科ツバキ属
学名:Camellia sasanqua.
原産地:四国・九州・沖縄
別名:イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花)
開花期:秋・10月〜冬・2月

「濃き薄き葉色の山茶花三本の花の何れも同じ桃色」

「山茶花の歌を歌いし遠き日のこころは変わり花は変わらず」

「故郷の父の眠りし墓つ城に咲き継ぐ山茶花白の一重が」

「紅に燃ゆる山茶花窓越しを目白飛び交い花花揺らす」
 

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
街でもいろいろの処で咲いているサザンカも、何だか今年は花の期間が本当に長いように感じます、やはりサザンカも気温の高い事が影響しているのでしょうかね?、サザンカは日陰の所でも育ちますがやはり良く日の当たる所のほうが花が良く咲くようですね、良く見かける所では街路樹になっている所がありますが、街路樹ですから結構厳しい剪定をされているのに、綺麗に沢山の花を付けていますから、やはり日当たりがいいという事かと通る時に眺めています。
今回は少し凝った画像に仕上がっていて良いなと思います。
OSAMI
2006/12/16 20:14
 一花さんちにも、いろいろサザンカを植えてあるのですね。メジロさんは可愛くて歓迎したくなりますが、ヒヨドリは喧しいだけで、あまり歓迎したくないですよね。うちでは生垣にサザンカを植えてありますが、タチカンツバキのほか、富士の峰に良く似た、白の八重のが咲いています。
 前にも書きましたが、やはり、ツバキにせよサザンカにせよ、一重の花の方が好みですね。

 一花さんちでは、名残りのモミジとサザンカとどちらも見られて良いですね。
なおさん
2006/12/16 21:14
今晩は♪今年は本当にチャドクガに泣かされましたね(T_T)ツバキもサザンカも。ツバキとサザンカの違いは葉の大きさと花の散り方ぐらいしかわかりません。一花さんのブログは勉強になりますね。
晴耕雨P
2006/12/16 21:21
OSAMIさん、こんばん。コメント有難うございます。
うちの近くでは随分早くから白い系統が咲いていて、今もう花期が終わったようです。濃いピンク系は今盛りで、公園の日当たりの良い所や街路樹では花が葉より多い感じでべったりと咲いていますよね。公園なんかに植えられて茶毒蛾は大丈夫なのかと思いますが。今年は発生しませんでしたね。この濃いピンク一色のものはモミジの近くに植えてあって、画像として撮ったら紅葉狩りと山茶花が一緒になり、思わず凝った感じで多彩になりました。
OSAMIさんへ
2006/12/16 22:24
なおさん、こんばんは。今日もお仕事で土曜日もゆっくり出来ずに相変わらずお忙しい中、コメント有難うございます。
なおさんちで、以前タチカンツバキのアップを見せて頂きましたね。カンツバキとの違いは、枝が上に伸びるからなんですね。お花はどちらも似ているようですけど。そして、同じ花が咲くのに、サザンカの葉を見ると色が薄かったりして、それは肥料の関係なのでしょうね?木の1本1本違っているのですね。我が家ではモミジとサザンカが窮屈そうに育っています。この時期、目白は可愛いですが、ヒヨドリは何でも食べて雑食大食いで、嫌になりますね。なおさんはなんでも、シンプルで4Vがお好きですものね?。先日外出の折、素敵なものを見ました。店先にカラスウリが置いてあり、ユキヤナギの紅葉の葉を壺に投げ入れしてあり、思わずハッとして立ちすくみました。(染物屋さんで、タトウ紙を買ったのです。)モミジしたユキヤナギの葉がこんなに美しいとはと、改めてこの時期の多彩な葉色に美を発見でした。
なおさんへ
2006/12/16 22:39
晴耕雨Pさん、こんばんは。コメント有難うございます。今年は何故かヒメシャラに茶毒蛾が出て、慌てて消毒でした?サザンカは気が付かなかったようで、若しかして出ていたのかも?です。何年か前は凄かったですよ。公園なんか出たらどうするのでしょうね?子供達が遊んでいますので・・。
ツバキとサザンカの違いは、去年も書いたのですが、また去年の記事をリンクしておきます。先日葉を比べて写真を撮ったのですが、画像が多くなって、載せませんでした。お茶の木も仲間で、茶毒蛾のご本家さんですよね。名前が山茶花ですから〜。ブログ内容は間違いがあるかも知れませんよ。自分の為に書いてボケ防止なんですが、書きながらボケツ掘っている状態でいい加減ですよ。間違いがあったら教えて下さいネ。よろしく〜。♪
晴耕雨Pさんへ
2006/12/16 22:49
山茶花は、椿が咲くまでのつなぎ・・なんて思っていました。
雪が「鹿児島もよくあります」積もった山茶花や椿、これは絵になりますので、降るとよく近所に出ます。もみじと山茶花も絵になりますね。
薩摩節
2006/12/16 23:03
焚き火ができないのはさびしい限りです。焼き芋もできないし(笑)庭の選定した木も燃やせないし・・・。霜焼けの子供が少なくなったのは、ほっぺの真っ赤な子供が少なくなったのは、暖かくなっただけでなく、外で遊ぶ子供が少なくなったせいかしら?子供は風の子・・・。「山茶花の歌を歌いし遠き日のこころは変わり花は変わらず」年齢とともに人は変わっていくのがきっと大切なことのように思えます。花は変わりませんが。
hanahhana1952
2006/12/16 23:13
薩摩節さん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。お返事遅くなりました。サザンカは繋ぎ見たいな花ですよね。でも早々と開花するツバキもあり、遅くまで咲くサザンカもあるようですよ。サザンかも結構綺麗ですよね。雪が積もったサザンカやツバキは絵になるようで、ブログでもアップされてらっしゃって拝見していますよ。今度是非アップしてくださいね。楽しみにしてます〜〜。紅葉とサザンかも意外や綺麗でしたヨ。狭い所に植えていたのが功を奏したみたいです。
薩摩節さんへ
2006/12/17 18:24
hanahhana1952さん、こんばん。夕べ遅くコメント有難うございます。お返事遅くなりました。
焚き火はこの頃、見ませんよね。田舎では草など未だ焼けるみたいですが、それでも煙は火事と間違われるようで慎重に〜です。ホント、美味しい焼き芋も出来ませんよね。\(◎o◎)/!霜焼けが出来ないのは、きっと今の子はハンドクリームを塗るし、コラーゲンを採っていて食料も良いし、お湯が出るからすぐ乾くからでしょうか?結構子供達は外でサッカーして遊んでますよ〜。塾に行ったり、習い事も忙しいなか、遊びも要領良いみたい?
歌、いい加減で、すみません〜〜。花は変わらず、人のこころは変わる。変わることも大事でしょうか。こころって、ころころ変わるから「こころ」と付いたそうですヨ。変わって当然ですよね。成長しなくてはいけませんが、年とともに、子供になる人も居るし頑固になる人も。。
hanahhana1952さんへ
2006/12/17 18:40
はじめまして。
「サザンカ3種」「外出先にて(ユリノキ紅葉他)」を拝見し、山茶花とユリノキを詠った拙い短歌と写真のアドレスを載せさせていただきました。
よろしければお立ち寄りください。

http://blog.goo.ne.jp/nazohige/e/e6c2fa7cac0152e701ce7fa514627876
http://blog.goo.ne.jp/nazohige/e/374f5baf45e75cd673946ab0ea65be92
http://blog.goo.ne.jp/nazohige/e/8b2ef9025daa6006a0f35be178b40c7a
髭彦
2006/12/18 23:44
髭彦さん、こんばんは。初めまして。こちらにコメント有難うございます。
毎日ブログを書いた序に、下手な31文字に並べた即詠を貼って、お見苦しい限りです。ちっとも歌が上達せず初心者ですので、毎日なんとか31文字捻って駄作を載せております。下手だと分かっており、推敲・推敲が大事なのですが、日々何かと追われて、あそう〜の歌だけの日々です。
私の画像に触発されて歌を詠われたと言うこと。それだけでもお役に立てて嬉しいです。お花が好きですが、歌は毎日頭を抱えている日々です。でも31文字並べるだけでも毎日が練習と思い、お見苦しいですが、何時か長〜い目で見れば少しだけは上達するかも知れません〜。と希望を持っています^。よろしくご指導下さいませ〜。
髭彦さんへ
2006/12/19 21:05
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