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zoom RSS クロガネモチ(黒鉄黐)の実

<<   作成日時 : 2006/12/02 20:56   >>

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今年の6月に、緑がかったクリームっぽい小さな花がたくさん付いていたクロガネモチの花。随分蜂がぶんぶん飛び回っていて、今年も小さな実がたくさん出来て豊作だと思って見ていると、次第に膨らんで赤く色付いてきた。
そうするうちに秋になり、ヒヨドリや鳩、目白、カワラヒワ、シジュウカラなどの鳥が飛んできていて食べているらしい。ベランダで見かけてはヒヨドリを脅すが、しぶとくてまたすぐにやって来ては啄ばんでいた。同じ頃、ナンテンやクコの実も赤く熟れていて、色々物色していたようだ。
お隣さんから、「この樹肌は灰白色で珍しい樹ですね?」と名前を聞かれたが、うちの近所を見回すと、何故かこの樹は植えてないようだ。
クロガネモチ花・2006/06/12

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           <クロガネモチの花>
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夫から、この樹は南国ではイヌマキ同様庭木としてのシンボルツリーで、クロガネモチを植えると、お金持ちになれるという名前を担いで好まれているのだと聞いた。
何故かこちらでは庭木として余り見ないようだ。この樹は関東以西から沖縄の暖かい地方に生え、樹高が10〜20メートルになる常緑高木であり、また花が地味なのと鳥が来るので好まれないのだろうか?
そう言えば、こちらは田舎と違って住宅が建て込んでいる都会なので、鳥の糞害を嫌がられるのか、鳥が来るのをお好きでない方もいらっしゃるようだ。
「鳥に餌を与えないで下さい、車が汚れて困ります。外国では鳥に餌をやることは違法です〜云々。」と、書かれた無記名ハガキが届いたと、知り合いの方が憤慨なさってらっしゃった。
そう言われれば、ドイツでは鳩に餌を与えるのが法律で禁じられているようだ。日本でも洗濯物やベランダの鳩の糞害は大変なもののようで、鳥が来ない方法をTVで報じていた。
どうも鳩やカラス、ヒヨドリは庭に来て欲しくない鳥類だ。

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そんな鳥紛争の事等知らん顔で、ヒヨドリは今日までこのクロガネモチの実を食べて食べて、カメラに撮ろうと思った頃には実も殆ど残っていなかった。
だが今までに鳥が食べて庭や御隣近所に糞を落とし、其処からあちこちに実生苗が生えている。お隣さんが、艶々した葉のこの幼木はなんだろうと仰っていたが、クロガネモチですよと教えてあげた。
我が家の庭にも何本も出ていて、思わぬところから生えていたので全部抜いてしまった。

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関東地方では見かけないものかと思っていたが、こちらの公園を散歩していると、このクロガネモチに赤く実が付いたものが何本もあった。公園など人が大勢集まる所では鳥達も遠慮するのか、それともピラカンサなど他の実のご馳走を食べているのか、今年の1月1日に見た時には、まだ赤々と燃えるように実が残っていた。
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       <公園のクロガネモチ(2006/1/1撮影)>

近くのお宅に樹高のある樹があって、モチノキで一向に実が生らず虫だけ付いて困ると仰っていたが、モチノキもクロガネモチもどちらも雌雄異株だと書いてあり、そこのお宅のものは、きっと雄株なのかも知れない。我が家のクロガネモチは葉が艶々と光沢があり、虫も付かない。
どちらも同じモチノキ科モチノキ属で、樹皮からは鳥もちが取れることに由来するが、モチノキの方が質がよく、クロガネモチの方は悪いそうだ。小さい頃夫は山のモチノキの皮を剥いで、トリモチを作って目白を獲ったとか話していたが、このモチノキのことなのだろうか?
実はクロガネモチの方は6ミリぐらいで小さくたくさん付き、モチノキの実は1センチと大きい。
モチノキ(六甲山系の森林様より)


モチノキ科モチノキ属には、この時期赤い実をつけるものが多く、ウメモドキ、アオハダ、ソヨゴ、タラヨウ、イヌツゲ(黒実)などがある。また葉の形は似ていないが、これからクリスマス飾りに使われるホーリーの仲間のセイヨウヒイラギ、アメリカヒイラギなども同じモチノキ科モチノキ属だそうだ。
クリスマスホーリーのヒイラギの常緑の葉は邪気を払い、赤い実は情熱幸福をもたらすものとしてクリスマスリースにも使われるが、日本のクロガネモチは現実的感覚の意味あいで、幸福をもたらしてくれるものとして好まれているようだ。
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<クロガネモチ(黒鉄黐)>
モチノキ科モチノキ属
学名:Ilex rotunda
分布:関東地方以西〜アジア東南部
別名:尾張地方ではフクラシバ、香川県ではシチジョウ
花期:5〜6月
性状:暖地の山野に生える常緑高木雌雄異株
名前の由来は葉柄と幼枝が紫黒色を帯びることから。
樹皮はセンリョウ、トリモチに利用。
類似種のモチノキは果実が大きい。

「艶やかなる葉の中数多の朱美つくシンボルツリーのクロガネモチに」

「朝昼とヒヨドリ番飛び来てはクロガネモチの朱美啄ばむ」

「あどけなき笑顔を見せて銀盤に踊る乙女の直向なまま」

「一年の成長見せて余裕ある踊り見せたりフィギアの乙女は」

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コメント(14件)

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一花さん、これがクロガネモチだと随分知りませんでした。少し前にやっとわかりましたが、この様に花と実時期が違うのによく一緒に写真に入れられると感心します。やはり整理の仕方がちがいますね。私などあるのは覚えていても、さて出して来ようとすると大変です。ありがとうございました。
彦左
2006/12/02 21:46
 一花さんちは、今日はクロガネモチですか。濃い緑の葉に紅い実がついで、この時期いいものですね。僕の勤め先の近くの道路沿いに植えてあるところがあり、其処でも実がたわわに実っていました。

 鳥の糞害に憤慨?される方もいるようですが、たまには珍しい実をおみやげに落として行ってくれますね。
なおさん
2006/12/02 22:35
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
クロガネモチは名前が良いので、結構九州のうちの方では植えられており、こちらではあまり庭木として植えてないようですね?高木になるからでしょうか?公園では見かけましたよ。
写真は、月ごとで整理していますので、花期の時期のものを見れば出てきますが、何年もたまって見つけるもの時間がかかって大変です。でもこの花のものは6月にアップしましたので、見つけやすいでした。彦左さんも外国の旅行写真が多くて、大変な量でしょうね?
彦左さんへ
2006/12/02 23:23
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。こちらでは庭木として見かけないので、どうしたものかと思ってましたら、公園には結構植えてありました。なおさんの仕事場の近くの街路樹でも見られましたか?人通りが多いと鳥も遠慮するのでしょうか?何故鳥がうちのものだけを食べて、公園のものを食べないか不思議です。公園の人の気配に嫌がっているのでしょうね?鳥の憤慨にイカってらっしゃるのに、クロガネの落し物にニンマリかもしれませんね?そうそう、うちの冬クレマチスの種もお隣に飛んで、実生苗がたくさん出来ていますよ。うちも庭のあちこちから出ており、今年は違う場所のところのものの蕾が鈴生りですヨ。
なおさんへ
2006/12/02 23:31
このクロガネモチは鹿児島では、かなりの数が街路樹として植えられています。川辺町では数キロにわたって旧道の両側に・そして、再来年の篤姫大河ドラマの今和泉の彼女が育った仮屋跡の小学校の庭にもそのまま生きていましたが、現在は二代目。いま、あちこちで赤い実をつけています。
薩摩節
2006/12/03 00:05
テレビを見ながら居間で横になっていたらそのまま寝入ってしまったらしい。今寒くて目が覚めた二時でした。一花さんのところは、大きな木が多いお庭ですね。鳥といえば、色々な鳥が来ていいなといったらいけないのかなあ?と思いましたよ。人間が、鳥の住処に侵入したのだから、庭の実くらいどうぞじゃだめかしら?私のところの畑も鳥に被害をよく受けますが、じっと我慢かなとか思っています。とりもちは懐かしいですね。子供の頃、トンボをとったりしたような気がします。いつのまにか、子供の頃あったものがなくなり、忘れ去られそうです。一昨日、テレビでAlwaysという昭和30年代の貧しいけど明るく優しい時代を描いた映画をやっていて、あーあこんなだったとまた感じ入ってしまいました。
hanahhana1952
2006/12/03 02:27
クロガネモチの実が赤くなりましたか。私も香貫山で昨年の冬に赤い実を見つけ、今年の春には花を見てました。イギリスに来る前に緑の実を見て、日本に戻る頃に赤くなるかな?と、思っていました。山にあるクロガネモチの赤い実は長く残っているので日本に戻った時にも未だ残っていると思います。楽しみに見に行って来ようと思ってます。
デコウォーカ
2006/12/03 07:09
薩摩節 さん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。
夫が何故かこのクロガネモチに拘って、庭木として植えてありすが、こちらの家では実がなったり、高木になるのでか好まれないようです。公園では見かけましたよ。やはり暖かい所を好むようですね?川辺町ではそんなに街路樹として数キロにわたって植えてあるのですか?この時期、鳥も色々やってきて、また朱実が綺麗でしょうね?
再来年の篤姫の大河ドラマも楽しみですよね。主役がどんな演技をするか期待ですね。そろそろロケとか始まるのでしょうね。小学校跡にも2代目で育っているのですか、あちこちで実生苗が出来ないのでしょうか?
薩摩節 さんへ
2006/12/03 19:43
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント、真夜中の2時過ぎ、有難うございます〜。それにしても転寝なさって風邪などひかれませんでしたか?テレビが面白かったのでしょうね?今朝は、自治会の仕事で、朝早く起きなくてはならず、また帰ってから昼2時過ぎまでグーグーでした。何もしなくても、やはり1週間の疲れがドットでますね?うちは大きな木が他所より多いようですね?誰かさんが好きなのでしょうか?御蔭さんで、花壇の中は日陰が増えて困ります〜。庭は箱庭ですよ。色々犇きあって植物も相殺しあい、育ちが悪くて可愛そうです。田舎の大庭だったら良いのですが〜。家の庭には子供が小学校時代に造った巣箱が置いてあります。お隣さんも庭に米やらパンくずを播いてらっしゃいますよ。でも他では嫌いなお方もいらっしゃるようです。雨どいとかにも悪さをしたりしますので。テレビ映画ですか?この所、多忙で本も積んどくで、食事タイムだけTVです〜。
hanahhana1952さんへ
2006/12/03 19:53
コメントが遅れてしまいました、クロガネモチは私の近くの公園ではあまり見かけませんけれど、鶴見駅前の街路樹はクロガネモチで、今年は確認していませんけれど、昨年は沢山実を付けていましたが、やはり春には無くなっていた様に思います。
OSAMI
2006/12/03 20:56
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
デコウォーカさんの香貫山のブログ、4月23日記事「アオキの花他」にクロガネモチの樹に真っ赤に生った実の画像を見つけました!!可也の鈴生りですね?4月23日には、葉が落ちていて、常緑の筈なのに、何故葉が落ちるか?なんて書いてありましたよ。家でも、春にはると、常緑のはずなのに、全部ではないのですが、黄色くなってぱらぱら落ちています?そしてまた新しく葉が生えているようです。何故でしょうね?私もアオキの花を以前アップしたのですよ。
また黒い目の外人さんから帰国なさって、実の様子をレポートしてくださいませ。浦島さんにはなられませんように。
デコウォーカ さんへ
2006/12/03 21:50
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。クロガネモチは東京の街路樹や公園でも見かけるものなんですね?南国のものだとばかり思ってましたが。家で育てるのはあまり好まれないのでしょうね?花木としては地味ですし、高木で鳥がきますので。この頃シャラノキやハナミズキが好まれているようですね。鶴見駅の街路樹として見かけてらっしゃるのですね?朝静かな時に鳥が食べるのでしょうか?街路樹としてあちこち見ていますが、うちの辺りでは欅が多いようです。
OSAMI さんへ
2006/12/03 21:56
立川の空中回廊で(大袈裟?)やはりモチノキ科の
『ソヨゴ』に遭遇しもしたが。
実が揺れる感じで感じが佳かったです。
お連れもすっかりその木がお気に召した様子でした。
葉っぱが少し波打っているんですよ。鉢ならそれほどに
大きくならないしいいかなって思ってるんよ〜〜
シャラノキもハナミズキもあるけれど
私も常緑のソヨゴにゾッコンなの。名前もよかぁ〜〜(笑
クロガネモチほどでなくても小金持ちにはなれるかなぁ〜
nobara
2006/12/04 17:40
nobaraさん、きょうはまた寒かったね〜。ゲンチャもこいから、ひったいぬさんで〜、風邪をひかんごっつしやしたもんせな〜。
クロガネモチは金持ちになっちゅーて、うちのハズさんがぞっこんよ。いっちゃん効き目がなかよ〜。苦労せず金に欲がくらむと、どげなことになっとも限らんし〜。ノバちゃんげはソヨゴな?私はまるで知らんとよ。
ネットでしらべたけど、こいは大木にならんで、雌雄異株ごわんどな〜。実がまるでヤブコウジみたいか、それより風に戦いでいるような実ごわんどな?鉢で求めて育ててみいやっとな?
>花の数は少ないが、蜜源として重要であるという。材は建築用材などにはならないが、良質の炭として利用された。葉を熱すると膨れてパチンと音を立ててはじけるので、岡山県では「ふくらし」あるいは「ふくらしば」とよぶ。
名前がふくらしばじゃっち。そら財布が膨らんで、ちった小金持ちにないかもな?またちゃどんのんで、ちんちんぼっぼっしてからいっもんでな〜。お宅は映画をまたまたみちゃったよ〜ね。冷蔵庫がパンパンで熱々じゃごわはんか?うちんたすっかい冷えキッッチョよ〜〜。
nobaraさんへ
2006/12/04 18:49
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