一花一葉

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zoom RSS 寒中・4題

<<   作成日時 : 2007/01/10 18:50   >>

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お正月の門松用として門柱に飾った松。真っ直ぐな松葉が放射状に出て、上から眺めた松がまるで花のようで美しい。松にも色々あるが、全国的に出荷されるこの門松用の松は何処の何松であろうか?


普通、小正月の15日までを「松の内」と言い、玄関飾りや門松は1月15日の「小正月」まで置かれるものだ。何故か東京だけは、早々と7日には玄関飾りや門松が払われている。
こちらに暮らすようになって、隣近所を見回すと7日に門松や玄関飾りを外してあり、我が家は田舎のしきたりで、今迄ずっと15日まで置いていた。非常識なのかと思われるとして、今年は9日に夫が外していた。何故こうも都会の人と暮らしは忙しいのか、理由が分らない。郷に入ったらやはり従うほうがいいのだろうか?とこの頃思うことだ。

『1月15日は、元旦の「大正月」に対して「小正月」と呼ばれ、「どんど焼き」、「なまはげ」、柳の枝にまゆの形の餅や団子をつけた餅花を飾る風習がある。また、「女正月」ともいい、暮れから正月に忙しかった女性の休憩日ともなっている。年賀状も15日を過ぎると、寒中見舞いで出すものだ。』(冠婚葬祭・小学館より抜粋)


我が家の寒中のこの時期の花壇には、今年の暖冬の所為か、秋に植えたチューリップ、スイセンなどの芽が早々と出て、確実に春へと季節は向っている。
植え揃えた鉢花にも色取り取りの花が咲いて、庭に彩を添えている。

そんな中、葉だけでも花に劣らず充分に美しいもの、と思わず見直すものがある。

イソギクは10月頃から咲いていたものだが、まだこの時期庭の花壇で咲いている。
黄色い花も美しいが、同じように美しいのが葉だ。イソギクは海岸端に咲くもので葉が肉厚だ。冬枯れもせずに常緑なので、葉だけでもグランドカバーとなっている。この時期、下葉が微妙に赤茶に紅葉しており、葉が白く縁取りされて素晴らしい意匠を見せてくれている。こんな自然の造形美もあったものだ。
イソギク2006/11/20<右画像・2006/11/8撮影>
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ダルマギクも海岸端に自生するものだ。葉が肉厚でグランドカバーにもなり、我が家の10月に庭で咲いたものだが、花後、葉が常緑で寒の時期にも元気に息づいている。まるで緑の薔薇を思わせ、中心の葉の重なりがそのようなイメージを与えてくれるのであろうか?
ダルマギク2006/10/09 <右画像・2006/10/19撮影>
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「渡りかね雲も夕べをなほたどる跡なき雪の峯のかけはし」(正徹)

「真白羽を空につらねてしんしんと雪ふらしこよ天の鶴群(たづむら)」(岡野弘彦)

「ひいらぎの棘の葉がくれ白く咲く花か鏡のきぬぎぬの額」(吉村三保子)

「ひろごりて万物のなか揺れ止まぬ光ながらに沈みゆく陽よ」(々)

「われ一人下り来しより夕光に輝くのみの長き石坂」(々)

「冬は、つとめて(早朝)。雪の降りたるは言ふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。」と枕草子にあるが、暖房に慣れた者には、この時期の早朝や外の寒さは好ましいものではない。

コンクリートの世界では、この頃霜柱を見なくなった。氷点下になった寒の朝、花壇の土中に残っていた水分が凍って、翌朝、霜柱となっていた。日中、暖かくなると忽ち儚く融けていくものだ。
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              <霜柱・2007/1/9撮影>

「寒中に庭土軽々持ち上げて針刺す如き霜柱立つ」

「長々と反抗せし息子(こ)の青春に日毎増えゆく笑顔と会話」

「暮れなずむ冬空じっと見つむれば星の瞬きまたひとつ増ゆ」

「裸木より透かし見えたる山の端の遥か一面夕焼け色に」

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コメント(16件)

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こんばんは一花さん。ゆっくりした時間に賛成を表明しますよ(笑)一花さんのお庭も秋の名残と早春が混ざった感じですね。やっぱりこの冬は暖冬そのものです。こういう色彩感覚すきですね。「真白羽を空につらねてしんしんと雪ふらしこよ天の鶴群(たづむら)」(岡野弘彦)我が家はどうだろうと「長々と反抗せし息子(こ)の青春に日毎増えゆく笑顔と会話」いま考えています
hanahhana1952
2007/01/10 21:26
 一花さんちは、今日は寒中の話題ですか。どんど焼きでは、松飾りや書初め、正月の古い御札などを燃やすということらしいですね。
 田舎では、小正月まで毎日のようになにかしら行事があるらしいですが、僕は実際にしているわけではなく、本で読んだうわべだけの知識しかありません。
 この頃はスローライフもずいぶん見直されてきてはいるようですが、まだまだですよね。

 一花さんちのイソギクはまだ咲いていますか?うちのはあまり咲きませんでしたが、もう実になっています。キクの冬至芽も元気に伸びていいものですよね。この時期は、緑が残るものは何でも貴重に思えます。

 一花さんは早起きが苦手ということですが、清少納言さんのように「冬はつとめて」と早朝を愛でる訳にもいきませんか?
 でも見事な霜柱が撮影できましたね。

 イケメンの息子さんとの会話も増えてきたそうで、喜ばしいことですね。
なおさん
2007/01/10 21:45
まだ秋のキク等が咲いていますか暖冬の影響なのでしょうね、私のところのシコンノボタンも綺麗ではありませんがまだ咲き続けています、今年は剪定しないでいつまで咲くのか咲かせてみようと思っています。
OSAMI
2007/01/10 22:23
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。何故かこちらの方達は忙しく暮らしてらっしゃるようですよ〜。都会の歩道を歩み行くスピードにもびっくりです。のんびり〜ゆっくり〜が好きなんですが・・。今年はやはり暖冬ですよね。庭にダッファディルの黄色いスイセンの蕾が膨らんでいますよ。そしてイソギクがまだ咲いているのですよ。hanahhana1952さんのお庭もビックリする位、まだ元気で色々咲いていますね〜。今年は此の儘寒が終わって欲しいですね。岡野弘彦さんの歌は「天の鶴群」と題された一連51首の中の歌です。S55年に出水市(鹿児島県)の鶴を見て詠われたものです。出水は太平洋戦争中、海軍航空隊基地があったところで、この地から多くの若い航空兵が特攻として飛んで逝ったので、作者も多くの友人を戦争で失って、出水の地の鶴に思いを馳せて詠っています。「魂はそこすぎゆくかあを蒼と昏れしづむやま天につらなる」(岡野弘彦)息子の青春の反抗を救ったのは、綺麗で可愛い彼女のお蔭のようですヨ。(T_T)/~~~
hanahhana1952さんへ
2007/01/10 22:58
なおさん、こんばんは。今日は他の植物をアップと思いましたが、門松の松は、何の松を使ってあったのかしら〜と本で調べましたが、見当はつけたのですが、ちょっと疑問でしたのでアップしてみました。
田舎では「松の内」が長くてゆっくりでしたが、都会の人は何でも忙しい方ばかりですよね〜。マツのがお嫌い〜ですネ??特急電車並ですものね。
自然の中でゆっくり暮らせば変るのでしょうか?イソギクはまだ半分も花が咲き残っていますよ。これは菊の冬至芽ではないのですよ。秋に花が咲かなかった葉が其の儘緑の儘に残っているだけですヨ。「冬のつとめて」は大嫌いです冬だけでなく「つとめて」が苦手で、だから「つとめにつとまらない」のでしょうか?イケメンサンはこの頃ニヤニヤニッコリさんです〜。イケメンサンの製造元さんも同様オヤオヤ、ニヤニヤのようですヨ??
なおさんへ
2007/01/10 23:09
OSAMI さん、こんばんは。今年は暖冬と言う予報だったそうですが、アタリ〜ですよね。花壇では、イソギクがまだ咲いていますよ。霜柱もこの頃余り見ませんが、昨日見れましたよ。都会では滅多に見られないことでしょうね?
シコンノボタンもまだ咲いているのでしょうか?何時まで咲くか楽しみですね。うちのものは花が咲かなかったのですが、丈が長すぎて早々と剪定して切詰めました。
実はうちのアブチロンも庭でまだ元気で咲いているのですよ。此の儘雪も降らなければ良いのですが、どうなんでしょうね?
OSAMI さんへ
2007/01/10 23:17
>一花さんへ
 こんばんわ、今年もよろしくお願いします。
 初めての訪問です。暮れから新年にかけて歌集が3冊送られてきました。
 漸く昨日までに読み終えて感想を書いたりし、やっと発送できてほっとしたばかりです。今年も余り書き込めないけど、折々、見せていただきますからね。
■路地を来て門ごとに立つ幣あれば一年息災思ひは同じ
■年明けて河原を行けばこり柳あまねく花芽日の方を向く
■暖冬と思ひつつゐてやうやくに凍てつく日々が朝々つづく
ヤス
2007/01/11 06:54
正月のお飾りは15日まで飾るもの・・知りませんでした。
知らない人が多い為、7日で片付けてしまうのではないでしょうか。
昔の風習・習慣などもだんだん薄れていくような気がします。繭玉飾りをする家も殆ど見られなくなりました。
ミニミニ放送局
2007/01/11 11:10
冬の庭に緑が有るのは良いですよね。皆、枯れて茶色だけではもの寂しいですね。立派な霜柱ですね。昔はこのくらいの霜柱は毎日出来て、これを踏んで学校に出かけるのが楽しかった事を思い出しました。
デコウォーカ
2007/01/11 18:53
ヤスさん、こんばんは。こちらへお久ぶりです〜。お忙しい中、歌を届けて下さって有難うございます。相変わらず下手な歌でちっとも上達もなく、ただ31文字並べただけの即詠で載せております。推敲する間もなく日々追われている始末です。
>■路地を来て門ごとに立つ幣あれば一年息災思ひは同じ
幣に息災を願う気持ちはみんな同じで、新しい間白い幣に新年の改まった気持ちが目に浮かぶようですね。
>■年明けて河原を行けばこり柳あまねく花芽日の方を向く
お正月には茶床には柳を飾りますよね。こり柳と言う種もあるのですね。
下の句の日の方を向くという発見と日差しの温み、植物への作者の温かみが見えますよね。
■暖冬と思ひつつゐてやうやくに凍てつく日々が朝々つづく
暖冬と思いつつも、やはり寒に入って、凍てつく日々となってますね。
ヤスさんのお歌は、やはり写実に徹してらっしゃいますね。私も見習うように精進しますね。また、お暇な折、おでかけ下さいね。楽しみにしてます〜。
ヤスさんへ
2007/01/11 19:34
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
正月飾りは15日までと田舎では思っていましたが、何故か東京では7日なんですよね?理由は分りませんが、だれかご存知の方がいらっやるかな〜なんて思いつつ。。七草粥の日に外すのが理由があって習慣なんでしょうか?
15日まで置いておくと、非常識に思われるのですよね。やはりお仕事にも影響があり、どんど焼きとかが無いからでしょうか?理由が分られたら、また教えて下さいネ。繭玉は蚕を飼っていたことからだそうで、この頃また、市の文化センターや公会堂なんかでは作って飾ってありますよ。今日文化センターで見てきました〜。
ミニミニ放送局さんへ
2007/01/11 20:19
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。冬枯れに庭にも、緑が残っていて花のような意匠を見せて、花の無い時でもこうして愛でるものがあって良い事です〜。霜柱は、昔たくさん出来ていて、サクサク踏んで潰すのが面白く楽しいでしたね?田舎の小学校の校庭にはたくさんできて、朝礼の時、長く話される校長先生の有り難いお話がちっとも耳に入らず、寒いな〜なんて考えていましたヨ。今はコンクリで、なかなかお目にかからないし、寒い朝に外に出るのも嫌ですが、塵だしだけはさっさと出して、あとはなかなか早朝には出ることがなく億劫です。
デコウォーカ さんへ
2007/01/11 20:27
てっきりコメントしたっち、思っちょいもしたがぁー
まっこて、あわてん坊ののばちゃんでごめんやったもんせ。
松の内の7日はやはり時代の流れ・・・じゃごわはんか?
小正月までながなが〜っち休んでもおられんとじゃなかね。
私も何時の頃からかせっかちな関東風にやっちょっでな。
さっさと7日には片付けておいもんがーー
鏡開きは11日じゃっで。その前くらいでもよかとにね。
お江戸ン しはせっかちのチャキチャキじゃっでな。
大目に見てくいやんせ〜〜〜
こちらのシモバシラに、TBをしかけましたでな。
nobara
2007/01/12 17:48
ノバちゃん、忙しい時間にコメント有難うさん〜。今年はやっぱい暖冬ごわんそかいな?梅が早々咲いて〜。そして、こんイソギクもまだ咲いちょっと〜。ブログの文章を良くみたら、ダルマギクのところをハマギクなんち書いておいもしたが〜。こらすっかいボケ進行中ごわんど〜。まこっちテワントとを^^。
松の内は時代の流れな?ゆっくい休んでおられんち、そいそい、亭主は元気で留守が良い〜ごわんど。はよさっさ仕事にでかけっせ〜気張ってたもはんければ〜。せっかっちな江戸っ子さんたちごわんで〜。ノバちゃんの旦さんはゆっくい〜ち感じでごわんどん、ノバちゃんの方がまっこちい、ちゃきちゃき江戸っ子娘んごごわんど???やっぱい、郷に入ってはごわんどな?
霜柱にTBあいがとうさんです。受験時の今が一番寒かよね〜〜。源チャも寒かこっごわんそ。風邪引かんっごしったもんせな〜。
nobaraさんへ
2007/01/12 22:16
一花さん、霜柱を綺麗に撮られたり、門松を殆ど見ないような角度から撮影の思いつきなど寒中4題誠に良かったです。
彦左
2007/01/16 10:18
彦左さん、こんばんは。今日は纏めて何件もコメント有難うございました。
門松を外し、捨てる前に見たら綺麗で是非アップしてみました。霜柱ももう少しアップで撮りたかったのですが、氷の柱が綺麗ですよね。光を含んでいるので耀いて、美しいのでしょうね。思いつきでなく、花もすくないこの時期ですので、きっとお花が多い時には見逃すことだと思いますよ。花の無い所の方は、空とか雪とか、鳥とか色々代わりの美しい自然が用意されているのですね。
彦左さんへ
2007/01/16 19:10
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