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zoom RSS カラタチバナ(唐橘)(白実の百両)

<<   作成日時 : 2007/01/15 18:33   >>

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お正月の縁起植物として人気のセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)、カラタチバナ(唐橘)、ヤブコウジ(藪柑子)。
その中で余り花屋では見かけず、我が家には無かったカラタチバナ(唐橘)。

先日花屋で、一見してマンリョウと思うような大きさの赤実と白実の鉢物を見た。よくよく見たら、マンリョウより細長い葉でユズリハを思わし、ラベルを見たら白実百両と書いてあった。
此処に百両のカラタチバナ(唐橘)があったー、と思わず嬉しくて即求めた白実。

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家のマンリョウと比べて見ようと庭の実を見たら、暮れにあったたくさんの朱実は既に全部鳥が食べて無くなっていた。実を実測してみたら1センチ弱で、マンリョウと同じ大きさだった。
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      <左:マンリョウ(万両)、右:カラタチバナ・鉢(唐橘)葉の比較>

葉はマンリョウより長いのが特徴で、枝はマンリョウのように分かれておらずシンプルな感じだ。
このカラタチバナは、ヤブコウジ、マンリョウと同じヤブコウジ科ヤブコウジ属で、花は見た事がないが、きっとこのふたつのヤブコウジ科のものと同じかも知れない。
マンリョウ(万両)に対してヤブコウジは十両で、このカラタチバナは実の付き方が疎らのように大人しいので百両とも呼ばれる。
センリョウだけはヤブコウジ科でなくセンリョウ科で、花が全然違う。

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        <↑ヤブコウジ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)(十両)>
ヤブコウジ(藪柑子)2006/12/04

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        <↑マンリョウ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)>
マンリョウ(万両)2006/12/08

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        <↑センリョウ(センリョウ科センリョウ属)>
センリョウ(千両)2006/12/06

このカラタチバナも古典植物で、ヤブコウジ同様元禄時代に持て囃され、品種改良が盛んに行われ、葉の形、斑の色、幹や実の色に変わりのもがあり、高価な値段で取引された植物のようだ。実の色は赤、白、黄色がある。

マンリョウは鳥が食べて実生苗が出来やすいが、このカラタチバナの実をまた鳥が見つけるのであろうか?そうすると庭にまた実生苗が出来るかもしれない。鳥が食べなければ、今年の初秋まで実が残るようだ。これも常緑小低木で茨城県以西に分布し、耐寒性はマンリョウ、センリョウとの中間ぐらいと本にある。
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     <カラタチバナ(唐橘)・ヤブコウジ科ヤブコウジ属・(百両)>


新年を祝う植物の筆頭は松竹梅で、他に、串柿、福寿草、勝栗、南天,千両、万両、百両金(カラタチバナ)、交譲木(ユズリハ)などがあるそうだが、今日は15日で、昔風では小正月、女正月だが、松の内を締めくくる古典植物として、この百両のカラタチバナ(唐橘)をアップできてよかった。


「いかように在るとも交わす枝はなし影をひいてもひとりの冬木」(大島史洋)

「ここはどこどこにでもなる街として私は歩む冬の舗道を」(々)

「こともなく日は過ぎゆくをいま少し深く悲しめみずからのため」(々)

「丘の上の天つ光に"重荷なら捨てよ”と言いし声のかえるも」(々)

<カラタチバナ(唐橘)>
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
学名:Ardisia crispa
別名:百両(金)、コウジ、タチバナマンリョウ
原産地:本州の茨城県以西の本州、四国、九州、沖縄、中国、台湾(山野の林下に自生。個体数が少なくあまり見かけない。)
性状:常緑性小低木。枝分かれが少ない。
高さ:30〜40cm。葉は互生。
花期:7月
繁殖は種まき、接ぎ木。
管理:水はけのよい土、半日陰で栽培。

「小正月を飾る白実の唐橘花屋の隅に置かれし小鉢は」

「わが庭に百両揃えば千両も、万両、十両それぞれに良し」

「万両の朱実は鳥に啄ばまれ冬枯れの庭小鳥囀る」

「百両の疎らな白実ぶら下る円らなままに冬陽を反し」

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コメント(14件)

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こんばんは一花さん。「わが庭に百両揃えば千両も、万両、十両それぞれに良し」なんですね。千両、万両だけかなうちは。白い実はなんとなく珍しく見ました。鳥たちが、赤い実を食べ運ぶのは、やっぱり赤い実に鳥がきづきやすい?実色違えど花の色は全部白ならこれはこれで面白いですね。
hanahhana1952
2007/01/15 19:41
 一花さんちも、これで十、百、千、万と揃い踏みで大金持ちで一花長者さまですねえ。ウラヤマシイことです。あとはアリドオシが揃えば良いですね。
 白い実の方ですね。紅いのよりも珍しいと思いますが、紅白揃うともっとおめでたいことですね。
 うちは百のカラタチバナだけがないです。いちばん見かける機会が少ないものですね。古典園芸植物にもなっていて、かつては大ブームになったそうですね。

 今日は歌会始ということで、月の御歌のいろいろがNEWSでも取り上げられていましたね。
なおさん
2007/01/15 21:07
hanahhana1952さん、こんばんは。今日で3日目の風邪でお休みでしたか?普段チョー早起きされたり、チョー夜更かしされたりなさってらっさいますので、無理がたたってらっしゃるのかも知れませんね?くれぐれも無理なさらずにお大事になさって、長引かないようにして下さいネ。風邪は睡眠と栄養だそうですが、私は全部足りているようで今のところは大丈夫です〜。但し、喉とオツムが弱いので、すぐやられてしまいます〜。(T_T)/~~~
うちもこれで万、千、百、十が揃いましたが、お正月で一番使っているのは、やはり千両で、本当は千両が一番有り難いですよね。
求めたカラタチバナは万両と比べて葉と木姿が違い実付きも一段落ちるのでしょうね?
鳥は何故か赤い実が好きですが、黒い実もすぐ見つけるんですってネ。白実はどうでしょうね?「赤い鳥小鳥何故何故赤い、赤い実を食べた〜。白い鳥小鳥〜」でしたよね。もう庭には何の実もなく、先日冬クレマチスをメジロが食べていましたよ。蜜柑を庭に置いていると、忽ち無くなっています。
hanahhana1952さんへ
2007/01/15 22:04
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
なかなか百両はお目に掛からなかったのですが、何時もの花屋さんでなく別のところで偶然見つけました。本に依ると、自生のものは少ないそうですね。暮れにも余り見かけませんが、やはり実付がイマイチで、万両と比べて落ちるからでしょうか?植物は万、千、百、十と揃いましたが千両が一番重宝しますね。お財布の方は、やはり万が欲しいですね?歌会始、なおさんも現代短歌がお好きなんですか?
なおさんへ
2007/01/15 22:16
木の実で、赤い実が綺麗で好きすが白色の実もシンプルで綺麗ですね。白色の実にシラタマノキの実が有りましたね。この他にも有るでしょうね。
デコウォーカ
2007/01/15 22:19
全部そろってよかったですね、他の方のコメントにもありましたが赤と白を揃えると面白いかも、私の手元の本にはヤブコウジに白実があると記載されいませんが如何なのでしょうね。
OSAMI
2007/01/15 22:29
デコウォーカ さん、こんばんは。香貫山とイギリスからの発信では赤い実が多かったですよね。鳥が食べやすく種を運んでもらう為に、赤く色付けて見易くしている知恵でしょうと思うのですが、白もあることだし、知恵でもないのでしょうか?白実もシンプルですよね。シラタマノキはうちには無いですが、真っ白でしたね。(うちにあるシラタマノキ属のチェッカーベリーは赤でした。)他に白い実って、万両でも千両でも白実があるようですよ。以前アップしたフッキソウ(富貴草)と呼ばれる別名キチジソウ(吉祥草)も白いツヤツヤした実でしたよ。また山で探してくださいネ。
デコウォーカ さんへ
2007/01/15 22:57
OSAMIさん、こんばんは。そうですね、紅白揃えると良いかも知れませんが・。本当は千両がたくさん出来て増えればいいな?なんて主婦としては考えています。また出かけた折、残っていたら求めてきますね。
白実は千両、万両、百両にもあるのですが、本を今見ましたら、シロミヤブコウジの写真が載っていましたよ。黄色はないようですが?
今、色々品種改良されているのですね。
育てて見ると、ヤブコウジは斑入り種とか品種が色々出回っていますが、実付が悪いと花屋さんが仰ってましたよ。うちも今年は花がたくさん咲いて実付きを期待したのですが、サッパリでした。この百両の実付きは来年どうでしょうね?
OSAMI さんへ
2007/01/15 23:08
こんばんは。
カラタチバナの名前に惹かれてやってきました。これを野山で探しているのですが見つかりません。希少なのでしょうね。
そしてここを開いてビックリです。ヤブコウジの実の数!私が今まで見てきて最高が4個です。
千両も万両も、やっぱり「有り通し」となりたいですね。
ぽんぽこ
2007/01/16 02:28
一花さん、私の家には紅白の万両は沢山あります。千両は鳥に食べられて実がありません。正月には友人宅から取ってきました。百両もあるって聞いたことがありましたが、カラタチバナ(唐橘)(白実の百両)って今日教えて頂き感謝します。
彦左
2007/01/16 10:33
ぽんぽこさん、こんばんは。お久しぶりです。遅い時間に、コメント有難うございます。確か、ぽんぽこさんはカラタチバナを育ててらっしゃったような?以前、千両・万両・百両・十両、アリドオシをアップしてらっしゃいましたが、拝見させて戴きましたヨ。小さい頃田舎で育ったのですが、カラタチバナは野山では見た事が無く、そちらの山も同じで、やはり稀少なのでしょうね?ヤブコウジは去年は実付が良かったのですよ。今年は花付が良かったのに、暮れに見たら少しだけとなっていてビックリでした、それでこのオオミノヤブコウジをまた求めたものです。(すみませんネ。私が育てたのでなく業者さんのお手柄です〜。)最高が4個ですか?お店でも、縮緬葉・斑入り葉がありましたが、ひとつも実が生っていなくて零してらっしゃいましたよ。ヤブみたい??万、千、百、十とそして最後の閉めにアリドオシがないと意味が無いですよね。今度は何時か是非、アリドオシを山で探してみたいものです。田舎の山にはたくさんあって、遊んでいるとこの棘に刺されて痛いでしたね。ぽんぽこさんちはお引越しなさって、何処かに雲隠れ?
ぽんぽこさんへ
2007/01/16 18:28
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。彦左さん宅の万両は紅白あってお見事でしたよね。そして、南天も南天屋敷と呼ばれるくらいお見事でしたし。千両が何時もヒヨドリに食べられるとか仰ってましたが、今年も駄目でしたか?お友達のお家から取ってこられていいですね〜。カラタチバナ(百両)は何時もと違う所で偶然に紅白が売っていたのですが、白実を求めて来ました。野山でも余り見ないそうですね。万両は庭に実生苗でたくさん生えてきています。このカラタチバナも殖えて欲しいですけど。
彦左さんへ
2007/01/16 18:34
こんにちは。
唐橘、はじめてみました。ヤブコウジの白花があるんですね。
我が家も万両、千両、百両とありますが、次は唐橘を捜してみます。
yu-akane
2007/01/19 17:51
yu-akane さん、こんばんは。コメント有難うございます。お名前が以前と違ってらしゃいましたが、茶花の方ですよね。
唐橘は本で見ていましたが、なかなかこの近辺で売っていなくて、先日見つけました。丁度フユノハナワラビも意外と安くであり、ラッキーでした。
ヤブコウジも白がないかと思っていましたが、本には出ていましたよ。
未だ実際見たことがないです。
カラタチバナが近くにあれば良いですね。
yu-akane さんへ
2007/01/19 22:48
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