一花一葉

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zoom RSS 郊外散策2

<<   作成日時 : 2007/01/17 21:06   >>

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                <タンポポ>
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日当たりの良い空き地で早々と咲いていた黄色い花。蒲公英と思っていたが、若しかしてノゲシ?かなとも思ったりもする。でも葉に棘がないようなので、やはり蒲公英かなと分らなくなった。普段しっかりと野草を観察していなかったので、黄色い花は蒲公英だけしか知らなかった。先日ある方のブログで、この時期咲く黄色い花で蒲公英に似た「ノゲシ」と言うのがあることを初めて知った。ノゲシはロゼットから太い茎が出てきて、タンポポには無いので区別が出来ると教えて戴いた。やはりタンポポで、葉がロゼット状態になって赤く紅葉している。
綿毛も出来ていて、カメラで撮ってみたら羽毛のようにふわふわだ。
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我が家にもアオキが2本植えてある。今年4月にしっかりと開花を確認したが、まだ実を見たことがない。雌雄異株で雌株は秋に光沢のある真っ赤な実がつくそうだが、雑木林の中には、鳥が食べた実からあちこちに実生苗が生えていた。
アオキの花・2006/04/20
アオキ2006/01/24
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             <アオキ・実>

クマザザは北海道旅行であちこちの原野に蔓延っているのを見たし、南国の田舎でもクマザザがたくさん藪に蔓延って邪魔者扱いだった。イネ科ササ属で学名にSasa veitchiiと「笹」が付き、日本のブナ林を占めている。漢字では「熊笹」と思っていたが、間違いのようで「隈笹」が正しく、葉に隈取があるからと言う。樹林の隈にもよく生えるようだ。今ではクマザザ茶とかに有効利用されているが・・。岐阜県北部では野麦と呼ばれ、「野麦峠」と言う地名の由来はそんな所から来たそうで、凶作の年にはその実を食べて飢えをしのいだという。
和風庭園の樹陰には、この葉の緑と白の隈取りを愛でるために植えられている。若葉にはなくて、葉が越冬するときに縁が枯れて隈取りになると言う。住んでいるこちらの関東地方の雑木林では余り見かけないようだが、若しかして未だ若葉なのかも知れない。画像のものはミヤコザサであろうか。
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                      <ミヤコザサ?>


此処の雑木林には笹や竹が至る所に生えてきており、刈り込まれたドウダンツツジの植え込みの中までも生えてきている。竹は「松竹梅」としてお目でたく、そして神聖なもので人間生活との関わりが深い植物だ。防風林や垣根、食や住でも有効利用されているが、ほっておくと樹木の邪魔者のように藪となっている。冬の裸木の根を保温するためには良い事なのであろうか?あちこちに地下の根が広がってどんどん藪と化すようだ。此処に生えているのはクマザサ、オカメザサ、アズマネザサなどであろうか。竹と笹の区別が分らなかったが、「竹・笹類の茎は稈(かん)と呼ばれ、竹の子が成長したあと、稈鞘(かんしょう・竹の皮)が早く落ちるのを竹、長く残って稈を包むものを笹と呼ぶ」と本に記載してあった。本にも種類がたくさん載っていて判別が難しい。
竹や笹を家の敷地内に植えると大変なことになる。田舎の裏山は竹山で筍が出来るが、管理を怠ると屋敷内まで出てきて地下を這い、配管を突き通したりしてしまう厄介ものだ。湿気のある所を好むようで、この竹が生えている所は地滑りも起きやすい地形と見たほうがいいらしい。地震が来たら竹山に逃げろと聞いたことがあるが、竹の根が網状に這って地割れしないからだろうか?地盤補強として効果や影響があるのだろうか?
イネ科のススキと竹は、人間が面倒を見なくなったら野性の本性を現して、滅ぼしの勢いを持つ。農耕民族に働くことの大事さを教えてくれるイネの、野の山のイネ科の植物であろうか?
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瑠璃色の小さなオオイヌノフグリの花は、野原で目を惹く。足元を注意して見ないと踏んでしまい、今までまじまじと見た事がなかった。初めてカメラで撮って見て、意外に可愛い花だと確認した。もうしっかりと日当たりの良い場所では、たくさん咲いていた。「天人唐草」などと言う優美な別名を持ち、ヨーロッパ原産で明治初期に渡来した帰化植物だそうだ。似た花に「イヌノフグリ」と言う1年草があり、名前の由来は、イヌノフグリより大型の花を持つ植物とも書いてある。
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  <オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)>

「憂さもなくただおのずからただよへばたましいはそこをはみだしてしまふ」(辰巳泰子)

「ことごとく祀られいます賑やかさ 茶色の人間(じんかん)のさびしさに似て」(々)

「ほんとうかうそかを手繰るだあれもいない 翡翠いろのお花畑だね」(々)


裸木となった雑木林では、カラスがのんびりと日向ぼっこでもしているようだ。人間に慣れている所為か、近づいても逃げもしない。被写体として好ましくない鳥だが、じっとこちらの動きを見下ろしており、賢そうだ。
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「瑠璃色の天人唐草陽だまりの冬の野ずらに花開きおり」

「武蔵野の面影残す雑木林笹の蔓延り枯れ野はみどり」

「黄の花のまぶしく枯れ野に一輪咲き風無き台地に冬陽の温し」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
野山には春が少しずつ近づいているようですね。オオイヌノフグリは小さな星を地面にちりばめたようで綺麗です。自然の移り変わりを見ながら散策するのは楽しいですね。
ミニミニ放送局
2007/01/17 21:45
 一花さん、今日も郊外散策でいろいろご覧になったものですね。初めのはタンポポでよろしいかと思いますが、カントウタンポポかなあ?という気がするものの、この頃では、セイヨウタンポポとの交雑が進み、見た目では区別できないものも多いそうですね。

 うちにも斑入りのアオキがあるのですが、実がなりません。雄雌揃わないと実ができませんので、片方なのでしょうね。
 アオキは、目黒の自然教育園にもやたらとありました。

 笹ですが、4つあるうちの初めのはオカメザサのようですね。

 もう、オオイヌノフグリが咲いていますか。早いものですね。青空のような色あいでいいものですよね。近くで見ると、その良さがわかります。もう少し暖かくなって、一面に咲いたところはかわいらしいですよね。
なおさん
2007/01/17 21:45
ノゲシはロゼットから太い茎が出てきます。タンポポには無いと思いますので区別できると思います。アオキの赤い実も綺麗ですよね。結構長い期間付いているので楽しめますね。オオイヌノフグリがもう一杯咲いていますね。香貫山ではまだ1,2個しか咲いていませんでした。
デコウォーカ
2007/01/17 22:02
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
今年は暖冬で、植物達も早々と春を感じているのでしょうか?
まだまだ芝は枯れていましたが、少しずつ下草が生えて、遠目には薄っすらと緑に見えるところもありましたよ。日当たりと、そうでないところの差が歴然と植物の開花に影響を与えていました。やはりお日様の暖かいこころには花も開くのでしょうね。散策しながら自然に触れると、自然に教えられる事が多いですよね。花は美しいし、美しい鳥に会えるし鳥のさえずりは聞こえるし、寒中とはいえ、暖かい日差しを受けて感動が一杯待っていましたヨ。山登りは出来ませんが、こんな里山で楽しんでいます〜。
ミニミニ放送局 さんへ
2007/01/17 23:18
こんばんは。昨日続きのお散歩ですね。お散歩は、ご主人とかな?オオイヌノフグリのブルーはきれいですね。ちょっと目をむけるとうれしくなるかも。「瑠璃色の天人唐草陽だまりの冬の野ずらに花開きおり」ですね。瑠璃色っていいかたがいいですね。どんな色かなあ?ブルー、青でない瑠璃色 うんそれだけでなんとなく納得
hanahhana1952
2007/01/17 23:28
なおさん、こんばんは。やはり蒲公英でした?ノゲシと言うのもこれに似ていて、葉もこんな感じでしたが、ちょっと違う感じもして?ました。笹も、本によると色々出ていて、見たもの何種類もあったのですよ。教えて下さって有難うございます。
松竹梅で、竹は人間生活には有り難い植物ですが、管理を怠ると悪さをしますね。(田舎で嫌と言う程見ていますので。)植物はなんでもそうですが、人間の管理次第なんでしょうね。笹はうちのプレコが喜んで食べましたよ。食欲はパンダや熊並です〜。今年は12月から早々と今メスが発情中なんです。アオキは、以前目黒の自然教育園にも在ったと仰ってましたね。オオイヌノフグリは注意してみると綺麗なんですね。お日様が出ないと閉じていますね。
なおさんへ
2007/01/17 23:29
デコウォーカさん、こんばんは。これって蒲公英って思って書きながら、余りにも早く開花しているので、若しかして先日見せて戴いた画像と見比べながら、茎が出てないようで、でも花は似ているし〜と陳プン感になってきました〜。やはり蒲公英だったのですね。教えて下さって有難うございます。 アオキの実が出来ていた木は、たったここでは1本だけでした。雌雄株が揃わないと実が出来ないのだそうですね。長く見れて良いのですが、鳥は食べないのでしょうか?オオイヌノフグリは場所によってたくさん咲いている所と、そうでない所がありましたよ。カメラで撮って見たら意外に綺麗なんですね。香貫山ではまだ1,2個しか咲いていませんか?あんなに暖かいですのにね?今年はイヌが去ってイ(猪)だから?
デコウォーカ さんへ
2007/01/17 23:40
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
主人が一緒に行こうと誘ったのに、出かけ前に他の事を初めて、結局私が独りで行くことになったのですよ。何時もは逆なんですが。
今日は他の花の記事をアップする積もりでしたが、出かけていて時間がなくて、昨日の続きにしました。竹とかの植物って調べて疑問をもってくると、面白いですが限がないですね。ただめ愛でるだけの植物とは違うようで、人間と深い関わりをもっています。
オオイヌノフグリの瑠璃色は、「瑠璃色の地球」とかいうセイコさんが歌っていた歌謡曲がありましたよね。瑠璃色は「紫を帯びた紺色。襲(かさね)の色目。浅葱色の異称」と広辞苑ですよ。瑠璃色って言葉が素敵ですよね〜。短歌では綺麗な美しい日本の言葉を使ってあり、それも魅力の一つですよね。私は全然知らないのですが、有名歌人の歌や、万葉集では言葉の勉強になるものが多いですよ。何時もつまらない歌で、上達できません〜。読んで下さってごめんなさいね。
hanahhana1952さんへ
2007/01/17 23:55
おはようございます。
オオイヌノフグリやホトケノザを初めとして、いろんな春の花が咲いていて、今年の冬は楽しい散策ができますね。
雲隠れの場所は「野の花便り」です。ぽんぽこのブログに写真が貼り付けられなくなって、移動しています。
ぽんぽこ
2007/01/18 07:16
良く分からなかったササのこと勉強させて頂きました。
オオイヌノフグリも綺麗に撮れています、咲いている数も多いようですね。
OSAMI
2007/01/18 08:47
一花さん、郊外散策もいいですね。私は遠くへ行けないので殆ど近く散策です。野草でのタンポポとノゲシの違い詳しく教えて頂きました。これから注意してみます。オオイヌノフグリも咲いていましたか。
カラスも良い被写体です。私もゴルフ場に沢山いるのでカメラを持って行くと、その時は何故かいないのです。そして持っていない時沢山いるのですね。うまく行きません。
彦左
2007/01/18 09:21
ぽんぽこさん、こんばんは。コメント有難うございます。
今年は暖冬なのか、今までホトケノザ・ヒメオドリコソウ・オオイヌノフグリ・タンポポなどの野の花に出会えました。ぽんぽこさんは、野の花専門で、特にタデ科の花がお好きですよね。私も去年初めてタデ科の花をカメラ目線で見て、その綺麗さにビックリでした。今年は実際に真っ白いサクラタデを見てみたいな?と思ってます。
雲隠れの場所は、前のイメージと180度違っているようですね?
野を流離って、これからまた素敵な野の花をたくさん探してアップして下さいネ。楽しみにしてます〜。(以前、自然のウメバチソウのたくさんの花のアップありましたよね。)
ぽんぽこさんへ
2007/01/18 19:42
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
私も田舎育ちなのに、ササとタケの区別も知らなくて、本で調べて納得しました。タケは私達の生活に役に立っている反面、ほって置くと繁殖力がすごくて、田舎の空き家、畑が一面竹藪になることもあります。根が浅くどんどん茎が伸びるのですね。こちらの雑木林や道端、植栽された植物の間からも出ていましたよ。オオイヌノフグリは何故か此処にたくさん咲いていました。昨日も外出の折、見ましたよ。本来も花期が早いのではないでしょうか?
OSAMI さんへ
2007/01/18 19:49
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。私も普段は近くをウォーキングするのですが、この日は翡翠が目的で、お天気でしたので出かけました。タンポポに似た花で、ノゲシと言うのがあり、私は野草を知らないものですから迷ってしまいました。ノゲシは茎が長く葉に棘があるのだそうですよ。タンポポの花にそっくりなんですが。
こうしてブログで即教えて戴いて有難いことですよね。
オオイヌノフグリも他でも咲いていて、お日様が陰ると閉じるのですね。此処のカラスは大人しいでしたよ。じっと上から見下ろして観察されていました。ゴルフ場でもいるのですか?やはりカメラを撮りたい時にいなくて、何でも上手くいかないですね。カラスは真っ黒で嫌われ者ですが、賢いですよね。
彦左 さんへ
2007/01/18 19:58
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