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<<   作成日時 : 2007/01/29 17:57   >>

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         <フキタンポポ・2007/1/19撮影>

暮れに山野草として、ポット苗で求めたフキタンポポの花が咲いている。
求めた時には、丸い小さな蕾が幾つも付いて葉がないので、まるで枯れているようだった。
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これは何年か前にも求めて、正月用の盆栽と一緒に寄せ植えしたことがあったが、花後は葉も出ず、花茎が長く伸びてタンポポのような花がたくさん咲いていた。
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           <2001/1/28撮影>

去年も同じように松などと一緒に正月用の寄せ植えをしたが、根を崩してしまったので、早めに小鉢に戻して育てていたものだ。
今回は、前のように全部の茎が一斉に伸びて花が一緒に開かず、ばらばらに一輪ずつ開いている。

タンポポの名前が付くように、黄色の花色はタンポポ似だが、直径2センチ前後で、花芯が普通のタンポポとは雰囲気がちょっと違うようだ・・。
育ててみると。花は陽が射すと開き、夕方には閉じている。

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     <フキタンポポ・茎の様子2007/1/29撮影>
茎が伸びてくると、茎に小さな茶色いものが付いているが、これが葉になるのだろうか?花後に葉が成長すると書いてあるが、以前は花後寄せ植えのまま置いていても、葉を見ないで枯れた。今回もそんな気配があるようだが、一度は蕗のような葉を見てみたいものだ。


調べて見ると、日本の野山には自生しておらず、ヨーロッパ・インド・中国などに分布し耐寒性多年草で、野原にタンポポのように雑草化して生えているらしい。そう言うことだと、これを地に下ろしても翌年生えてくるのであろうか?
フキタンポポ自生の様子(峠の茶屋さまHP拝借)


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    <左:フクジュソウ、右:フキタンポポ>

これは日本で福寿草が品薄で高くなったので、代用品として根を切り取って売っており、正月用の寄せ植え盆栽として使われるようになったと書いてある。

去年、店でフクジュソウとこのフキタンポポを求めたが、値段的にも福寿草は4倍位だった。比べて見ると、フクジュソウの花は随分光り輝いているが、フキタンポポは野生的だ。

寄せ植えした時、ポット苗の根を崩してしまったが、根が短く切り込まれていた。やはり購入した株は、花後早く大きな鉢か庭に植え替えた方がいいようだ。

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             <フキタンポポ>

キク科フキタンポポ属(カントウ属)で、本来の花期は蕗と同じ2月頃から咲き、その花時には葉が着いていると言う。

早春に咲き、春を告げる花だが、漢名は款冬(かんとう・かんどう)と言い、広辞苑に依ると、ツワブキ・ヤマブキ・フキの別名でもあり、冬に氷を割って生えてくるという意味もあり、漢方では鎮咳、去痰、利尿に用いられるという。ヨーロッパでは、花より葉の方が用いられて、鎮痛薬、去淡薬として呼吸器疾患の治療に用いられるとある。

英名はColtsfoot(コルツフット)と呼ばれるが、和名のフキタンポポは、花がタンポポ似で、葉がフ キに似ることから、明治時代に牧野富太郎氏の提唱により一般化したという 。

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         <タンポポ・2007/1/14撮影>

今年は暖冬で植物が早めに開花するものが多く、タンポポも1月中旬に、郊外でその花を確認した。地球温暖化を促進するのは、エアコン、車の排気ガスなどだが、便利な生活に慣れてくると失うものも出てくる。

「フキタンポポ今日は綿毛をそよがせるひとつがありて陽が射している」(鳥海昭子)

「季外(ときそ)れて咲くタンポポの小ささよそれでいいのよ それでいのよ」(々)

「こんなにも首かたむけて空をみる雲をみる風を見る 小さい空」(槙弥生子)



<フキタンポポ>
キク科フキタンポポ属(カントウ属)
学名:Tussilago farfara
英名:Coltsfoot(コルツフット)
別名:カントウ(款冬)
原産地:中国〜欧州、アフリカ北部原産
花期:1〜2月
性状:耐寒性多年草
※福寿草の代用として盆栽寄せ植え用


「楚々と咲く蕗蒲公英の黄の花よ福寿草には絶対なれない」

「蒲公英も蕗蒲公英も春の花黄(きい)に輝く冬陽の中を」

「ベランダの蕗蒲公英も開きおり忙しき睦月忽ち過ぎゆく」

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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
フキタンポポ、面白い花ですね。植物園でも、園芸店でもまだ見たことがありません。初めてです。
ハッチの花散歩
2007/01/29 18:13
こんばんは。かわいらしい歌だなあ!「季外(ときそ)れて咲くタンポポの小ささよそれでいいのよ それでいのよ」(々)こちらは、一花さんらしくなくて面白い強い言葉ですね。「楚々と咲く蕗蒲公英の黄の花よ福寿草には絶対なれない」きっとなれないものはたくさんあり、それは、自分の人生もそうかななんて思います
hanahhana1952
2007/01/29 20:02
 一花さんちは、今日はフキタンポポですか。黄色い花が面白いですね。ちょっと見には多肉植物の花のような雰囲気ですが、寒さに耐えて今頃から咲くものですね。
 うちでも前に鉢植えを買ってきたことがありますが、正月用のものは、根を切り詰めたりして、あまり良いものではなかったようで、良く育ちませんでした。きちんと育てれば、種子でも増えるようですし、株でもやたらと増えるそうで、地植えにすると殖えるようですね。

 やはりフクジュソウの代用といっても、格が違いますね。でも、フキタンポポにはフキタンポポなりのよさもあり、比べるのもかわいそうな気もしますね。
なおさん
2007/01/29 22:00
峠の茶屋さんのところで見るとフキタンホポはすごいところで咲いていますね、遠くには氷河も見えるようなところに茎と花だけが一面にあるのはなんとも異常なかんじですし、高山植物ということに成ると、どの程度日本の夏に順応しているか分かりませんが、夏越しは大変だと想像します。
珍しい花を見させて戴きました。
OSAMI
2007/01/29 22:07
ハッチの花散歩さん、こんばんは。初めまして。よろしく〜。
私が暮れに求めた時は、この花の状態では売っておらず、蕾の粒粒が幾つか固まった感じでした。開花するとこんな感じなんですが。蕾だけの画像を探したのですが、ちょっとそれだけが無くてアップ出来ませんでした。山野草コーナーで売っていましたヨ。恐らく、もう売っていないかも知れませんね。
ハッチの花散歩 さんへ
2007/01/29 22:48
hanahhana1952さん、こんばんは。「可愛らしい花かな〜」と思ったら、いきなり「かわいらしい歌だなあ!」で歌でしたか?
このフキタンポポは、確かhanahhana1952さん宅でも育ててらしゃいましたね。フクジュソウの代わりに根を切って売っているようですが、比べようがないですよね。名前も福と寿に負けるし、山野草として楚々として愛でてあげるもののようですね。自生地は凄いですね。私の歌、下の句、「福寿草には絶対なれない」ちょっとキツイ言い方ですよね。
生まれ、名前も姿も違うのですよね。でも見栄えでなく、愛でるものの心にとまって此処にアップしてあり、コメント戴いて輝いているようですヨ。其処を詠えればいいのですが・・。
hanahhana1952さんへ
2007/01/29 22:57
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
以前なおさんも育てられましたか。ポット苗は根が切ってあり、植え替えたらちょっと調子が悪いでした。
葉が無くて、多肉植物ですか?地に下ろすと根が張って上手くいくものでしょうか?花後地に植えて見ますが、葉を確認してみたいものです。
フクジュソウと比べたら可愛そうですか?
でも見方によっては、楚々として野性的ですね。自生地では蒲公英並に元気なんですよね。
なおさん へ
2007/01/29 23:04
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
私もこの自生の姿を初めて知り驚きました。凄い高山に咲くもののようですね。道端に雑草並みに一面黄色で、蒲公英と見間違うようですね。
日本で地に植えても、恐らく育たないのでしょうか?これは日本のどこかで栽培しているのか、外国から持ってくるのでしょうか?
福寿草よりお手軽なお値段ですが、私には育てられないです。楚々として野性味がありますね。
OSAMI さんへ
2007/01/29 23:08
フクジュソウの代用品としてフキタンポポがその葉を切り落として売られたとは・・・?確かに似ていますが、そこまでしなくても良いのではと、思います。フキタンポポが故郷で咲いている様は凄いですね。

デコウォーカ
2007/01/29 23:47
初春のお花は、黄色が多いですね。
元気が湧いてきますし、春近しの気分も
盛り上がります。
そして、桃色一色になる頃を夢見て・・・
chiemi
2007/01/30 16:16
デコウォーカ さん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。
日本ではお正月用として、フクジュソウなど縁起物が出回りますよね。黄色い花で春を感じさせるのか、目出度い名前でフクジュソウは1鉢1000円前後しますので、このフキタンポポが盆栽の寄せ植えとして手頃で重宝されるのかも知れません。この頃また、盆栽、苔玉などが流行で、若い人も好んでいるようです。そうすると、安価なものが要求されるのでしょうね。「葉を切って」とネットで調べたら書いてあったのですが、どうも根を切ってあるようです。どちらが正しいのでしょうか?葉は出ていないので、根かもと思って本文を訂正しました〜。すみません。
フキタンポポの自生の様子は蒲公英のようですね。葉が出ていないですよね。どんな葉なんでしょうか?サッパリ??です。
デコウォーカ さんへ
2007/01/30 17:19
chiemiさん、こんにちは。コメント有難うございます。
花色を見ていると、春は本当に黄色が多いですよね。マンサク、サンシュユ、ロウバイ、土佐水木など。そして蒲公英、フクジュソウ、このフキタンポポ。黄色い花は、春に暖かい日差しを受ける為に、そんな色になったようです。フクジュソウは特に、花に蓄熱するそうな開き方で、パラボラアンテナの役割をするとかネット記載で見ましたよ。
黄色から桃色の季節に移るのは何時でしょうね??
初夏は白が多く、夏はブルー。です・・・
chiemiさんへ
2007/01/30 17:24
フキタンポポ・はじめて見ました。
ふきのとうのようなフクジュソウのようなタンポポ、珍しいですね。
ミニミニ放送局
2007/01/30 20:10
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
フキタンポポって、暮れの時期に山野草として出回っていて、蕾が固まったようなもので、こんな開花のイメージがないですよ。今頃売れ残っていれば、こんな感じで花が咲いていると思います。なにせ地味ですから、盆栽などの寄せ植えとして使われます。
自生地では蒲公英並に蔓延ってますね。
フクジュソウの代用品だそうですが・・。お花はミニ蒲公英みたいですよね。
ミニミニ放送局 さんへ
2007/01/30 21:59
 今年、フキタンポポを初めて買いました。多年草とのことでしたので、根付かせたいと思い、花が半分くらい咲いたところで(実をつけたものを2−3本残して)蕾は全部切り落としましたら、葉が出て来ました。根に余力があるうちに開花を止めることが、根付かせるこつのようです。
ルミナコイド
2007/02/22 08:52
 追加します。十分に実った種は、すぐ播いてやるとしばらくして双葉が芽生えて来ます。これを育てれば増やすことも楽になります。
ルミナコイド
2007/02/22 09:33
ルミナコイドさん、こんばんは。初めまして。
初めて買われて、しっかりと根付かされたのですか?お上手ですね。
以前も駄目になってしまいましたが、今年は先日株ごと地植えしました。もう綿毛が出来ていたのですよ。葉を見ることも無かったです。
綿毛を播いて見れば若しかしてすぐ双葉が生えるのでしょうか?早速明日実験してみますね。
花に栄養がいかないように蕾を切って、根に余力がある時になんですね。
植物の事を相当ご存知ですね。わざわざアドバイス有難うございました〜。
ルミナコイドさんへ
2007/02/22 23:52
実験の結果は如何でしたでしょうか。うまく発芽しましたか。私の方は、元々の株からでた葉っぱは、根っこの方が腐って来たため、生き延びることは出来ませんでした。綿毛に着いた種子からは20株ほどが育ち、いま一番大きい株は、直径3センチほどの葉を3−4枚つけ、次第に葉の数が増えて来ました。今年の暮れまでに蕾を着けることができると良いのですが。中間報告を申し上げました。
ルミナコイド
2007/05/12 11:13
さらに葉っぱも一層大きくなり、5月28日現在、直径が5cm以上になっていて、もっと大きくなる気配です。
ルミナコイド
2007/05/28 13:43
ルミナコイドさん、以前もコメント戴いていて、過去記事だったので、新着5件から消えてしまっていました。すみません。気付くのが遅くて。
今日は新着コメントで見かけてましたが、お返事遅くなりました。
綿毛の種からなさって、何でも種からなさるのですね。
私も種を播きましたが、地では上手くいきませんでした。鉢播きだったら良かったのですが、発芽用の無菌の土が用意してなかったのです。それでもやはり種からは駄目だったかも知れません。
そちらでは上手に発芽してきましたね。
山渓社の日本の野草の本には載ってなくて、「野草の名前・春」の本に葉が載っていて、見れました。
でも時々、この本すが、後ろの索引と違うのですよ。本もいい加減?とも思います〜。
わざわざお知らせ下さって有難うございます。
植物へのご執着があり、またご熱心でらっしゃいますね。
ルミナコイドさんへ
2007/05/28 23:47
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