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zoom RSS 神代植物園ー5(椿ー3・黄色椿他)

<<   作成日時 : 2007/01/30 16:36   >>

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椿の中で「幻の椿」と呼ばれて話題に上った珍しい黄色のキンカチャ(金花茶)。此処神代植物公園の温室でも栽培されている。
この葉は椿のようでなく、お茶の葉を長く大きくしたようだ。お茶もツバキ科ツバキ属でツバキの仲間だ。
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          <キンカチャ(金花茶)>
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            <2007/2/3撮影>
調べて見ると、中国南部の広西自治区原産で1965年に発見され、日本には1980年導入されたと言う。
此処の温室でも以前見ていたが、その時はまだ樹高が低く、今回温室に久しぶりに訪れて見たら、結構高くなっていて花もたくさん咲いていた。
ツバキと言うより、お茶の花を黄色く大きくしたイメージが強く、直径5cm位だ。一重で抱え咲きで光沢があり、純粋の黄色い輝きと言われるが、、茶の花同様、葉裏に下向きに咲いている。萼もしっかりと黄色で、これには芳香があるそうだが、手近かに咲いていて嗅げなかった。

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                    <キンカチャ・蕾>
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一時ブームになって、私もこの苗を以前二鉢求めて育てたが、冬場ベランダに置いて枯らしてしまった。
今は亡き姑もこのキンカチャの鉢物をもっていて、花が一輪咲いたと大喜びして大切にしていた。これは亜熱帯原産なので、やはり冬場は室内管理でないと上手く育たなかったようだ。 生憎温室内の暖房で、カメラレンズが曇ってしまって上手く撮影できなかった。花期は11月〜3月だ。

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           <キンカチャ>



このキンカチャを元に、日本の白椿が交配されて出来た日本の黄色椿「きのさと」。
『淡い黄色の半八重の中輪で、筒咲き〜抱え咲きとヤブツバキの花姿をしている。』とラベルに記載してあったが、まだ樹高が低かった。花色は薄い黄色と言うより淡いクリーム色に近い。

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  <日本産黄色椿「きのさと」2007/1/21撮影>
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黄色い椿は中国だけでなく、ベトナムにも存在することが判明したそうだ。「クエフォンエンシス」は黄から淡黄色で花弁が11〜14枚の一重だ。葉が結構大きく垂れ下がっていたが、何故か痛んでいた。日本に導入されたのは2001年となっていて未だ新しい。こちらは、椿のイメージがしない。

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          <ベトナム椿「クエフォンエンシス」>
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同じ温室内に、ベトナム原産の「ハイドゥン」の小さなツバキの木があった。日本ではカイドウツバキ ( 海棠椿 )とも呼ばれ、まだ蕾が一つだけで紅色だ。これは『日本の学術調査によって再発見された紅花椿。現地では正月に開花するので寺院などに植えられて珍重される』とラベルにあった。花は中輪の八重の抱え咲きで、開花すると先端が微妙に白いぼかしが入る紅色だそうだ。まだ本物は見たことがない。
ハイドゥン(海棠)花(ネット??様より拝借)
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   <ハイドゥン(カイドウツバキ・海棠椿)2007/1/21撮影>

同じハイドゥンが、たまたま園内の花屋の売店に売られており、蕾はこちらが大きくてたくさん付いていて写真を撮らせてもらった。これも寒さに弱く、冬場は室内管理だそうだ。1本4000円で売っていた。
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       <ハイドゥン(園内花屋売店にて)>
  

同じ店内に「平果金花茶」と呼ばれる中国産のものがあった。普通のキンカチャは樹高が5メートルにもなるが、これは黄色で極小輪で花弁は5〜8枚の一重の平開咲きと言う。キンカチャより花色が薄く、茶の花を黄色くしたような感じだ。これは金花茶の中でも花形が一番小さく、樹形も葉も小さくて、鉢植えとして冬場室内で楽しむには最適で、花付も非常にいいらしい。10月から2月まで早々と咲くと言う。(店屋の宣伝の積もりはないが・・。)
今回初めて、黄色い椿にも種類が色々あると言うことが分かった。

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           <平果金花茶(園内花屋にて)>>  


「おもむろに人は髪よりくずおれぬ 水のごときはわが胸のなかに」(永田和宏)

「窓に近き一樹が闇を揉みいたりもまれてはるか星も揺らぎつ」(々)

「亀眠るうすき瞼のうらがわを渉る乾坤初冬のひかり」(々)

「ふところに月を盗んできたようにひとり笑がこみあげてくる」(々)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「幻の黄色の椿下向きにただひたむきに咲く温室に」

「数多咲く春の花色黄の多し椿の黄色を珍しと見る」

「珍しきものの夢追う花の界藪より出でし椿の赤いろ」

「侘助の紅花椿の二輪咲く霜柱立つ今朝の狭庭辺」

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コメント(12件)

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あーあこれはどんな心境でしょう?でも面白い。笑いがこみ上げる何かはなんでしょうね?「ふところに月を盗んできたようにひとり笑がこみあげてくる」(々)春色は、一花さんには、黄色でしょうか?「数多咲く春の花色黄の多し椿の黄色を珍しと見る」黄色は明るく輝く色ですね。やっぱり陽射しを感じます
hanahhana1952
2007/01/30 20:19
黄色のキンカチャ私も見たいと思っていました。
見せてくださって有難うございます。
横浜のこどもの国にもあるとか・・
生花見てみたいです。
ゆう
2007/01/30 21:27
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
>「ふところに月を盗んできたようにひとり笑がこみあげてくる」
とっても発想がユニークですよね。
永田和弘さんは、京大教授で科学者で細胞生物学分野の方ですよね。奥様は河野裕子さんで、どちらも凄い歌人ですよね。
科学者であるので、脳や身体機能を意識する歌が多く、明晰な叙情性があり、意識と無意識のはざまに掬い取られるような思索性は独特だそうですって。懐に月を盗むって、大胆な発想ですよね。誰も考え付かない科学者的思考?世知辛いお金でなく、夜を照らし宇宙の月を懐に盗む。暖かい黄色い月。満ちたり欠けたりするんですよね。誰も考えない大胆不敵な発想で、笑がこみ上げて来るのでしょうね。
 春の植物の色は黄色が多いですよね。黄色は光、希望、生命の躍動で上昇志向なんですって。陽射しを感じますね。
私、一花でなくhanahhana1952さんには一歌のイメージ??
hanahhana1952さんへ
2007/01/30 22:34
ゆうさん、こんばんは。お久しぶりです〜。コメント有難うございます。
キンカチャは「横浜のこどもの国」にもあるそうですヨ。ネットでも見れましたよ。
テレビでも、何処か北国?だったかな?温室で咲いているとか先日報道していましたよ。そして、A新聞の29日朝刊に、神代のキンカチャが載っていました。今はあちこちの温室で栽培されて珍しくないようですよ。
暖かい指宿辺りでも露地栽培出来そうですよね。
カメラ技術が悪くて、ボケてしまってゴメンなさいネ。寒い外から温室に入ったら、カメラレンズが湿気てしまっていました。
是非、生花をご覧になって匂いも嗅いで下さいね。良い匂いがするそうですって。
ゆうさんへ
2007/01/30 22:43
 一花さんちは、今日はかのキンカチャですね。此処の温室のは、僕も何度か見ました。花というか、栗かサツマイモを使った和菓子のようで、甘くて美味しそうだなあ、と見るたびに思います。出始めの頃は、幻の黄色いツバキということで、ずいぶんいい値段でしたね。これと他のものといろいろ交配されたものも生まれたのですよね。

 ハイドゥンは、ベトナムのツバキですね。新宿御苑の温室にもあり、なんどか咲いたのを見ましたが、濃いピンクでふくよかな花ですね。

 温室に入ると温度差で、レンズが曇ることがありますが、それを防ぐには、ビニール袋かなにかに入れておいて、少しずつ温度に慣らしていくのがよいのだそうですが、あまり実用的ではないですね。
なおさん
2007/01/30 22:51
黄色のツバキを初めて知って、初めて見ました。ツバキも色々と種類が有りますね!
デコウォーカ
2007/01/30 23:36
私も初めて「黄色い椿」を見ました。
下から見上げ、少し曇っていると、
なんだか美味しそうな柑橘系の実がなっているように
見えてしまい、自分の食いしん坊に、少し恥かしくなりました。
一花さんのお友達の方が、温室でのカメラの使い方を教えて
下さっていて、大変勉強になりました。
早速、機会が有ったら実行しようと思います。
ありがとうございました。
chiemi
2007/01/31 08:02
なおさん、こんにちは。夕べ遅くコメント有難うございます。
黄色い幻の椿が出たと、ニュースでしたね。どんな花か一度見たくて、ここの温室で昔〜見ましたが、小さくてお茶の花のようで、少しガッカリでした。なおさんには栗かサツマイモのお菓子みたいですか?意外と食いしん坊さんなんですね。抹茶と戴く和菓子も美味しいですよ〜〜。和菓子なら、もう何処の何が美味しいと、私の口も肥えていますので・・・。でもキンカチャの感じの和菓子は芋では??ですね。

ハイドゥンは一度見てみたくなる花ですね。若しかしてまた見に行くかも??です〜。
カメラはビニール袋に入れて慣らすですか?以前北海道ではどうもなかったのに、やはり寒い温度差のある冬場だけそうなるのですね。
下にコメントされたchiemiさんも教えてもらえてよかったそうです〜ヨ。良く新宿の温室などに通われてますから、経験からでしょうか? 
有難うございました〜〜。
なおさんへ
2007/01/31 17:00
デコウォーカさん、こんにちは。コメント有難うございます。
>黄色の初めて知って、初めて見ました。
え〜〜〜(T_T)/~~~今まで黄色い椿のニュースをご存じなかったですか?
お仕事でお花に興味が、おありでなかったのでしょうか?ビックリ?です〜。今ではあんなにたくさんの植物調査で、まるで植物博士並??なのに。私の画像はボケていますから、他のサイトで調べて、その美しい花色を再確認下さいませ。すみません、お初の花がボケてまして。
このキンカチャの黄色を元に、日本で品種改良された「きのさと」もニュースになったのですよ。 A新聞の29日朝刊をご覧下さい〜。あ?若しかして、多摩版だけに載っていたのかも知れません???
デコウォーカ さんへ
2007/01/31 17:07
chiemiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
え〜〜〜\(◎o◎)/!お花好きなchiemiさんもお初??ウソ〜〜と言いたくなります。
温室育ちだから、植物園がなければ見られないのかも知れませんね。
ホントお初の花がボケてしまって紹介してすみません〜〜。
他のサイトで検索して、その美しい黄色を堪能してくださいね。
あれから園芸種が色々できているようです。
柑橘類に見えました?様々ですね^^。お茶の花みたいでしたヨ。
温室でのカメラの使いかた、教えて貰ってよかったですね。
土日も、温室、植物園通いでグリーングリーンでツウーの方ですから^^^。
chiemiさんへ
2007/01/31 17:14
始めまして!ウチでは「新世紀」という黄色い椿が咲きました。よろしければご覧ください http://homepage1.nifty.com/wave/family です。
それでは失礼いたします。
sazanbo
2007/02/08 11:09
sazanboさん、初めまして。こちらにご訪問有難うございます。
お宅で、黄色い椿を育ててらっしゃるのですね。そちらのHP拝見しました。蕾は薄桃みたいな感じですが、咲けば薄黄色と言うかクリームっぽいいのですね。木はそんなに丈がなさそうですが、お花は八重で綺麗ですね。お上手ですね。初めて咲いた時は嬉しかったことでしょうね。この頃品種も色々あるのですね。やはり室内でしたね。それと家も同じようなボケやオキザリスを育てています〜。植物がお好きそうで、ガーデニング頑張ってらっしゃるようですね。すみません、そちらのコメント欄がないようでしたので、こちらで失礼させて頂きます〜。拙いブログですが、私も植物好きですので、またお暇な折にどうぞ〜。
sazanboさんへ
2007/02/08 17:42
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