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zoom RSS 冬クレマチス(アンスンエンシス)

<<   作成日時 : 2007/01/08 18:44   >>

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去年は1月中旬頃咲いた冬クレマチスが、今年は暮れから少しずつ開花してきた。
やはり暖冬の所為であろうか?
数年前にパーゴラに絡ませて植えたものだが、一昨年は鈴生りで冬場に真っ白の小さなベル型の花が見事だった。だが去年は葉が途中から枯れたように疎らになって、花数が少なかった。
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             <パーゴラの冬クレマチス>

これは旧枝咲き系なので、植えてから去年まで一度も剪定したことが無く、去年の花後思い切って枝の数本を地上10〜20センチのところで強剪定して見た。本に依ると、2〜3年に1回は思い切って株元から剪定すると、また新芽が出て全体に葉が繁茂した姿になるそうだ、と書いてあったので実行してみたものだ。

どうも剪定が過ぎたようで、本のようには上手くいかなかった。それだけでなく、今年は同じパーゴラに藤が蔓延って、冬クレマチスは思うように成長できなかったようだ。剪定の甲斐はあったようで、この時期の根の方だけには、葉が結構繁っている。そんな中、一枝だけがなんとかパーゴラの天井に伸びて、花がチラホラと咲いている。


この冬クレマチスは、花後の種が風で散ってあちこちから実生苗が出てくるとても丈夫なものだ。庭のあちこちから邪魔なくらいに出て来て、随分抜いたりしたが、その1株をフェンスに絡ませたものがとても勢いよく、蕾がたくさん付いて今花が咲いている。

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庭を見回すと、あと5箇所位から蔓が伸びて、塀や壁や花壇の中を這っている。

クレマチスと言うと、初夏から晩秋まで咲くものが多いが、こちらは冬が付いて夏場に休眠し、生育サイクルが半年ずれている冬咲きのクレマチスだ。

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名前が、アンスンエンシスと言い、中国に自生する原種だそうだ。花がベル形なので「ウインターベル」という名前で流通しており、花径3〜4センチで肉厚の白い花が節々に3〜5個固まって花付がとても良く、生育が旺盛だ。
蔓性で常緑だが、育てて見るとやはり真冬の木枯らしや雪には葉が傷んで黒くなってきた。

関東地方以南では露地植え可能で、雪の中でも成長し開花するが、寒冷地では軒下や無加温のフレームなどで花を咲かせられるそうだ。


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出来た蕾の時は緑っぽいが、開花してくると次第に白っぽくなり、開花が進むと花びらが反ってきてベルの形のようになる。中心部のオシベは白い羽毛のようで独特だ。花後には綿毛が出来、風で飛んで容易に実生苗が出来てくる。
クレマチスは側根が少なくて、根の再生力が弱いようで、何回もの移植を嫌うようだ。そして多肥を好むので、生育中も液肥を、そして寒肥も与えないと良い花が咲かないそうだ。

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         <実生苗からフェンスに絡ませて>

冬クレマチスには、他にシルホサ系のものなどもあるが、花の少ないこの時期に貴重な花だ。だが、何れも花色に派手さがなくて小さく、寒い中花期が長く寒中に咲く様が健気だ。特にこのウィンターベルは木枯らしに鈴の音を鳴らしているようで、その清楚な白にまた惹かれる。

冬クレマチス(アンスンエンシス)2006/01/20

「ビル風の大寒小寒 寒ければ迂回路となる地下道に入る」(外塚喬)

「角筈の角を曲がって帰らざる わが青春は霧に渦巻き」(福島泰樹)

「氷雨にただすぎゆくは喪章の列塩のごとくわれはくたびれはてぬ」(加藤克己)

「甕ゆれて 遅れて揺るる甕の中の水のようなりこころといふは」(高野公彦)

「まごごろが金銭となる 父たちの商う心は遠くなりたり」(三枝昂之)

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<アンスンエンシス>
キンポウゲ科クレマチス属
原産地:中国
別名:ガビサンハンショウヅル、ホワイトベル、ウインターベル
開花期:12〜3月
常緑蔓性多年草 冬期に、ベル型の白い花を多数つける。
近縁種のクレマチス・ウロフェラも、やや小型ながら同様の花をつける。



「ラジオより流るる二十歳の歌に知る今日の祭日成人の日と」

「成人の日を祝うかと木枯らしに鐘鳴らすごとウィンターベルは」

「正月の七日も過ぎて何となくベートーベンを聞いてみる朝」

「木枯らしに揺れいる白きウィンターベル誰にか届けんこの鐘の音を」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
たくさんの蕾いいなあなんて思います。こちらは、植え替えをしくじったようで、(鉢植えから地植え)ことしは、枝先がほとんどだめで、根元にわずかに葉です。来年に期待ですね。「木枯らしに鈴の音を鳴らしているようで、その清楚な白にまた惹かれる。」なんか素敵な感じ。「正月の七日も過ぎて何となくベートーベンを聞いてみる朝」は、好きなです。なんとなくすーっとはいる感じ。(笑)そうそう1952は、住所ではありません。(笑)

hanahhana1952
2007/01/08 20:07
純白の冬のクレマチス!素敵ですね。私も植えてみたくなりました。直植えになさっているのでしょうか?
C.anshunensis の種小名は貴州省の安順に因んだものだそうですが、C.yunnanensisとは別物ようです。ユンナネンシスはガク片とオシベの長さが同じだそうです。
ま、名前はなんであれ、この美しさはほんとうに魅力的です。
リコリス
2007/01/08 20:36
 今日の一花さんちは、育て主のような?清楚で可憐な冬クレマチスですね。この寒い時期にけなげに咲いて、いじらしいものですね。こちらは花(ガク)が4つに割れて、すっきりとした雰囲気でいいものです。
 実生苗があちこちから生えてくるというくらい殖えやすいというのもありがたいですよね。
 秋に咲くセンニンソウ、初夏に咲くハンショウヅルも花は可愛いものですが、季節はずれに咲くこの花は、よりいとおしいという気分になりますね。
なおさん
2007/01/08 22:05
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。以前冬クレマチスの記事を書いてらして、蕾が出来なかったとかで残念でしたね。鉢の儘で置かれたら、今頃は蕾が出ていたでしょうか?これって結構蔓が伸びないと蕾が出来ないようですよ。実生苗であちこちから生えていますが、此処のフェンスに移動したものは、夏場からせっせと蔓が伸びて秋に蕾が出てきました。他の場所のものは、蕾が出ていません。元元あったパーゴラの所のものは剪定しすぎて、花が少ないでした。恐らく来年たくさん花が咲いてくれることでしょうね?肥料を食うそうですので、寒肥をした方がいいようです。シルホサも育てましたが、まるで駄目でした。この時期、こんな可愛い花が咲いて嬉しいですよ。歌、いい加減ですみません〜。クラシックは好きで殆ど聞いていますが、以前はベートーベン党だったのですが、また聞いて見ると人生を感じさせますね。1952は、住所ではなかったのですね?
hanahhana1952さんへ
2007/01/08 22:43
リコリスさん、こんばんは。コメント有難うございます。
これは地植えで、元元パーゴラに絡ませていたものです。種で飛んであちこちに実生苗が出来易く、とても丈夫ですよ。6枚目の画像のフェンスに絡ませたものは、今年実生苗から育ったものです。真っ白で可愛いです。>C.anshunensis の種小名は貴州省の安順に因んだものだそうですが、C.yunnanensisとは別物で、ユンナネンシスはガク片とオシベの長さが同じだそうです。
教えて下さって有難うございます。調べた本に「ユンナエンシス(C.yunnanensis)」中国に自生する原種。節々から乳白色の花を数個ずつ咲かせる人気種。生育旺盛でぐんぐん伸びる。アンスンエンシスの名でも流通。」と書いてあったのですが、また他の本では、アンスンエンシス(C.anshunensis )は中国に自生する原種・・・・・近縁種にウロフィラ(国内ではウィンターベルと言う名前で流通)がある。とも書いてあって、学名からいくと、アンスンエンシス=ユンナエンシスとは違うようだ?とも思ったりでよく分からないでした。やはり別物なんですね。情報有難うございました。
リコリスさんへ
2007/01/08 22:59
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。なおさんは、今日もお暇だったのですね?育て主も清楚で可憐でありたいものですが、年と共に花の色は移りにけりな〜で、心だけは清楚でありたいものですね?なおさんちのアップの花はシルホサでしたよね。本ではシルホサにも何種類もあるのですね。シルホサは花びらが大きいですが、これは本当にベルのようで花びら(萼片)が反って可愛いですよ。この時期に咲いてくれますので、有り難いです。種は風で飛んで、あちこちで実生苗が出来て育てやすいですよ。綿毛が出来たら、そのうちなおさんんの公園宛にでも種を飛ばしてあげましょう〜。そちらでも他所から種が飛んでくれば良いですね。
この寒い季節外れに咲いて頑張っている姿は健気で可愛いですよ。
なおさんへ
2007/01/09 07:09
花数が少ないッチ? うんにゃ〜みごてなもんがんさぁーー
家のもね、暮れに蕾をいっぱい見てシメシメ〜〜だったのよ。
そいがねーーンダモシタン@@
蕾が全部おっこってましたがよ。ドゲンシタトジャロカイ????
そして、またやっとこさーー蕾が上がってきています。
でも開花にはまだまだ ごわんそ。
咲いたらTBさせて戴きもんでな〜〜
しかし、みごてな花付きじゃっど^^な。
鉢でほそぼそとは違いもんな。
休みで体がなまっちもしたが ーーー(-_-;)
仕事行ってくっでなε=ε=┏( ・_・)┛
nobara
2007/01/09 08:53
珍しい冬クレマチス楽しませて戴きました、種が飛んであちこちから実生苗が出来て花が咲いているというのは、なんとも羨ましいところです、ところで花の香りは如何でしょう。
OSAMI
2007/01/09 16:41
一花さん、冬クレマチス綺麗です。とにかく白は清潔感があって正月に似合いですね。それにしても非常に沢山の花を付けてますね。
彦左
2007/01/09 17:13
蔓が常緑で、花径3〜4センチで肉厚の白い花が節々に3〜5個固まって花付がとても良く、と冬には有り難い花ですね。花がベル形なので「ウインターベル」という名前も洒落ていますね。
デコウォーカ
2007/01/09 18:57
nobaraさん、朝早くからコメント有難うさん〜。ε=ε=┏( ・_・)┛の仕事から帰ってきちょいや〜時間ごわんそかいな。正月休みも明けてしっかい気張ってきやった〜とごわんそな〜。今日は温かかったね〜。
ンダモシタン@@、ないごてノバちゃんげん冬クレは、蕾がひっちゃてたとごわんそかいな〜。またやっとこさーー蕾が上がってきたち、良かったね〜。開花にはまだまだ ごわんそかい?今年は暖冬ごわんで、そのうち、花もさきもんそ。楽しみにまっちょっきゃんせ〜な。
咲いたらTBよろしく〜たのんみゃげもんでな^(^_-)-☆。あんね、TB欄は変なのが来るので、表示してなかと。こんまえも、コメント欄に英語の変なのが一度にドッサイ入ってたよ。テワン〜。また、ノバちゃんげののも楽しみにしておいもんでな〜。画像の花付は、実生苗を移植したとこいのものごわんど〜。あっちから苗が出てきて、鉢で育ててだれかにあげもんそかいちおもかた。前はあんまいどっさい出てきて、抜いて捨てたと〜。
nobaraさんへ
2007/01/09 19:13
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
昔はこんな冬クレマチスはなかったように思いますが、ガーデニングブームで種類が増えてきたようです。うちのこの種は、元気で零れダネからあちこち実生苗が出来てきます。鉢で以前出回っていましたが、今年は目にしなかったようです。街の生垣などには植えてないでしょうか?結構小さい花ですので、目につき難いかも知れません。匂いはさっき嗅いで来ましたら、残念ながら全然なかったですよ。この寒い中健気で可愛いらしいですよ。
OSAMI さんへ
2007/01/09 19:32
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
この冬クレマチスの蕾時は緑で、花が開くと真っ白になりますよ。真っ白は、やあり清楚で良いですね〜。そしてベル型で格好が可愛らしいです。
元元植えていた所は花付が悪く、種で飛んで実生苗で生えたものを移植したのですが、そちらはたくさん花が咲いてくれました。木枯らしの中、元気で健気ですよ。やはり、寒い中に咲いているのを見ると、こちらも元気を貰えますね。
彦左 さんへ
2007/01/09 19:36
デコウォーカさん、こんばんは。この寒い時期に咲く花って多くないのですが、その中でもクレマチスで冬クレマチスと言うのが近年出回って、やはりガーデニングブームの影響でしょうね。昔はなかったようで、中国原産のものだそうです。アンスンエンシスなんて、とても言えたような名前でなく、「ウィンターベル」なんて中国的でない洒落た名前が付いていますが、日本人がつけたのでしょうね。真っ白で品があって、可愛い花ですよ。他の花が咲かない時に咲いて、おまけに丈夫で種も飛んで実生苗が出来やすく、これぞお奨めのお買い得のお花でしょうか?私がお花屋さんだったら、「らっしゃい!!、さ^さ〜買った買った、お買い得〜お買い得〜だよ〜〜。冬クレマチス。丈夫で長持ち、花付もよく、おまけに美人!!女房より麗しい〜〜但し夏場は弱く居眠り〜!!」って????\(◎o◎)/!
デコウォーカ さんへ
2007/01/09 19:48
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