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zoom RSS スミレ3種・その1

<<   作成日時 : 2007/02/10 15:18   >>

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               <アマギ(天城)>

スミレは小さいながらも逞しく砂利の間からも蔓延っているが、育てて見たい品種のものは消えていくのか、やはり求めなければならないようだ。
去年はスミレを何種類か求めて地植えしたが、種を採取せずにほったらかしだった。その中から今幾つか葉が出ているものの、未だ花芽は出ていない。開花は本格的な春になってからであろうか?

「菫程な小さき人に生まれたし」(夏目漱石)

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                 <アマギ(天城)>

やはりこの暖冬の所為か、鉢の中でベニバナナンザンスミレとタチツボスミレが冬間も咲いていた。今丁度花が終わって蕾だが、また暫くしてこれから開花するだろうか。

さて、今年1月中旬には、もう花屋で小さな鉢として出回っていたスミレの小さなポット苗。今年は違う種類が多く出回っていて何種類かまた求めた。花芽が立っているものが多く、2階の日当たりの良い部屋に置いていたら早々と開花してきた。
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             <アマギ(天城)裏から>

天城と言うラベル画像には、真っ白の花模様で真ん中に少し条があるが、出てきた花はスミレとしては大きく純白かと思える。後ろから見たら薄桃の条がほんのりと付いている。中の芯には極薄い条が入っていて殆ど真っ白で清楚だ。花茎の色が濃くて茶色っぽい。
葉はスミレとしては長く太い感じだが、葉と花の大きさは比例するのかとも思わせ、大型で目立つスミレだ。天城地方に自生するのであろうか?
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             <アマギ(天城)葉の様子>

今はラベルが付いていので名前が分かるが、これを地に下ろすと名前が分からなくなる可能性はある。
同じ鉢の中には未だ小さな芽の状態のものもあり、これからまだ大きくなるようで、暖かくなって地植えすると花も長く楽しめるかも知れない。





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            <コスミレサクラ>

コスミレサクラは去年求めて地に下ろしていたが、種を採らずにほったらかしにしていたので、今年出て来ていないようだ。過湿に弱いと書いてあったので、根腐れしたのだろうか?花は薄くサクラが付くのでほんのりと桃色がかっていて、花びらの先が尖がっている感じだ。
葉は三角形でビオラの葉を小さくしたようだが、これには匂いはない。花茎は薄い茶色だ。
小さな鉢で育っているので花期が短いのか、すぐ萎んでいる。コスミレの名があるが、花の大きさは中で、特徴として丈夫で良く殖えて多花で美しいとラベルにある。優しい色合いだ。
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              <コスミレサクラ>

ラベルと比べると、出てきた花は花色が似ていないようだが・・。

「小諸なる古城に摘みて濃き菫」(久米正雄)

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            <コモロ(小諸)>

コモロとは小諸と言う字を当てるのであろうか?ラベルには八重咲きで小諸市の市花で、作り易いと書いてあるが、紫の条の入った色が一輪だけ咲いて、どう見ても一重の感じだ。

コスミレサクラに比べて全体に丸っこく柔らかいイメージだ。花模様の紫の条が粋な感じだ。今また次の蕾が立ち上がっている状態で花茎は薄緑色だ。葉は最初は小さな三角形だが、次第に細長くなっていて、今日のスミレの中では一番小さな野のスミレのような葉だ。

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                   <コモロ(小諸)>
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「つばな抜く浅茅が原のつほすみれ今盛りなりわが恋ふらくは」(万葉・巻八・1449)

「すみれ摘む花摺り衣露を重みかへりてうつる月草の色」(藤原定家・「拾遺愚草」)

「花の名をいく度となく問われます先生老いてスミレ花咲く」(鳥海昭子)

スミレ2006/03/20
スミレ・2・2006/03/25
スミレ・3・2006/04/15

スミレは田舎の日当たりの土手でたくさんの種類を見てきた。小さな薄青のものが多くて、濃い紫や白、黄色は珍しかったようだ。鉢で出回って求めたものは、園芸的で野趣味はないようだが、それでも自然の野山を感じさせて優しく可愛いさのある懐かしい花だ。名前の由来は、花の形が大工道具の「墨入れに」に似るからだそうだ。匂いのよいスミレには優美さがあり、小さいながら惹かれてしまう。

「音も無く夕べ降るたる春の雨優しき花色菫の匂う」

「暖かき二階の部屋に季知らず花咲き萎む菫白々」

「ようように発情の春の収まるかプレーリードッグ雌の大人し」

「暖冬の庭に青々砂利の間に菫蔓延り春の巡り来」

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コメント(10件)

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バンジーのような派手さは無くてスミレの可憐なところが良いですね、最初のアマギと言うのですか可憐なスミレの代表格の感じです。
山ではいろいろのスミレを見る機会が多いのですが、今度から少し注目してみようと思ったりしています。
OSAMI
2007/02/10 18:08
「菫程な小さき人に生まれたし」(夏目漱石)夏目漱石は何を思ったのでしょうね?小さな植物や動物の目線でものをみると人はやはり傍若無人な感じかな?
「暖冬の庭に青々砂利の間に菫蔓延り春の巡り来」 何気ない光景に季節の移ろいを感じる優しい心がとってもすてきですねえ
hanahhana1952
2007/02/10 18:28
スミレは可愛いですね。又、春到来を告げる花ですね。
スミレ3種・その1と言う事はまだまだ、その2、その3・・・と続くんですね。そうするとスミレも色々の種類が有るのですね?山道で見るのは小さな紫の1種類しか見ませんが・・・。
デコウォーカ
2007/02/10 19:36
 一花さんちでは、すみれのは〜な〜咲く〜頃♪なのですね。アマギは、育て主に似て、清楚で可憐なスミレで良いですね。山渓の「日本のスミレ」の図鑑には見あたらない名前でしたので、園芸的に作られたものかも知れませんね。

 コスミレサクラは、うちでも冬でも1.2輪と咲いていましたが、こちらも可愛いものですね。

 これから3、4月にかけて、ますますいろいろなスミレが咲き、楽しくなりますね。
 種子で更新しないと、スミレは株は長持ちしないものですので、絶えてしまいますね。一花さんちも、いろいろ種子を播いて育てると楽しいですよね。こぼれ種子でも殖えるほど丈夫なのも多いのもうれしいですね。
なおさん
2007/02/10 21:21
OSAMIさん、こんばんは。以前ガーデニングしたての頃は、パンジー・ビオラをケースで買って、花壇一面植えて花盛りでしたよ。でも6月に植え替えしなくてはならず、面倒くさくなって、今はパンジービオラも程ほどで珍しい品種を少し鉢で育てているだけです。スミレも人気なのか小さなポット苗で出回っているのを見て、ヒゴとかナンザンとか植えていますが、育てて見たい品種はなかなか翌年まで上手に育ってくれないものです。昔みた懐かしいスミレは見当たらないですが、これらは園芸種なのでしょうね。「天城」はどうもそうらしいです〜。ヒゴは匂いが良いですよ。鉢で寄せ植えされても楽しいですよ。ヒゴは真っ白で可愛い花です。
OSAMI さんへ
2007/02/10 22:25
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
3連休でガーデニングなさいましたか?今日はパンジーが光を浴びてキラキラと元気でしたね。私は、もうこの頃、パンジーもビオラも卒業と言うか、植え替えが面倒になって、植えっぱなしで良いスミレを植えています。宿根ビオラとかも植えていますが、スミレのような花です。昔土手で見たスミレと違って、花屋でポットで出回っているのは、結構品があって匂いもして小さいですがそれなりに花として楽しめますよ。ヒゴは真っ白で匂いが良くてオススメの花です。また咲いたらアップしますね。ヒゴだけは毎年出てきます。漱石先生は、原稿に追われて大先生となり有名人でしたので大変だったのでしょうか?胃痙攣したり、神経質だったようで仕事で多忙になると、のんびりと休んで田舎に湯治にでも出かけたかったのでしょうね。と自己勝手解釈です〜〜。今日庭を見たら砂利の間にスミレの苗が出ていました。マラコイデスも今年は砂利の間で元気に小さな花を付けていますヨ。
hanahhana1952さんへ
2007/02/10 22:37
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。スミレは昔田舎の土手で、薄紫の小さい花を見かけましたが、白は珍しいでしたよ。でも今日アップのような紫が濃かったり、匂いがしたりするこんなスミレはなかなかお目にかかれなかったのですよ。高尾山には色々スミレがあるようですが。そちらの山には色々ありそうですね。春には探して下さいね。花屋ではポット苗として結構安くで出回っていますので、人気なのでしょうね?ネット画像で見ると大きいようですが、結構小さくて花期も短いようです。でもヒゴスミレなどは匂いが良いですよ。今年まだ幾つかポット苗で求めて花が咲いていますので、あと2回はアップの予定です。去年からの地植えのものは例年通り3〜4月ごろ花が咲くと思います。
デコウォーカさんへ
2007/02/10 22:45
なおさん、こんばんは。早々と家は、すみれのは〜な〜咲く〜頃♪となりました。なおさんちは、うちより随分早かったですよね。
これは手軽にポット苗で幾つか求めてきていますが、ポット苗を見ると、1本は花が咲いていたり、まだ芽が出ただけと段階的な苗が入っているのですね。暖かくなって地に下ろしたいですが、分からなくなりそうですので、鉢の横に寄席植えしてこうと思います。去年育てた、2色アツバは丈夫でほったらかしで苗がたくさん出来ていて楽しみです。ヒゴも軒下庇護で元気です〜。なおさんは相変らず種専門ですね。私は何故か種では駄目なんです。種を採るのも忘れる位4〜5月は忙しかったですし、今年もそんな感じです。
なおさんへ
2007/02/10 22:54
一花さん、三種のスミレすべて綺麗です。
スミレは非常に可憐で清潔感を見せてくれます。
私は最初の白一色が好きですね。
彦左
2007/02/11 20:31
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
このスミレは求めたものですから、生産者が上手に育てられたものです。私はただ、日当たりに置いて水を与えただけなんですが。
普通道端で見かけるものより、銘が入った人気度の高いスミレが売っていて、私もこの白いものラベルに惹かれて求めました。花が出て来たら意外に綺麗でしたね。この白の「天城」は園芸種のようですね。
彦左さんへ
2007/02/11 21:51
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