一花一葉

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zoom RSS ウメ(梅)

<<   作成日時 : 2007/02/07 15:07   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 16

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             <盆栽梅・豊後2007/2/7撮影>

我が家の盆栽梅も立春前から少し咲きだしていたが、庭植えの梅も今日開花した。
これは、去年は3月に開花だったが、暖冬の所為か時期的にやはり早い。

「酒杯(さかずき)に梅の花浮かべ思ふどち飲みての後(のち)は散るぬともよし」(万葉集・巻八・1656)

盆栽梅は、おと年の面倒見が悪く、去年は殆ど枯れたようになって花は数輪しか咲かなかった。だが、何とか去年枯れることなく持ち直して、一番寒い冬場に暖かい2階のベランダに鉢を置いていたら蕾も次々膨らんできて、1月末には咲き出した。だが洗濯物を干す度に、蕾に触っては蕾を幾つも開花前に落としてしまって花数が少なくなった。
梅 2006/03/06
盆栽梅2007/01/09

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「月夜にはそれとも見えず梅の花香(か)をたづねてぞ知るべかりける」古今集 ・凡河内躬恒 (おおしこうちのみつね )

ずっと前、盆栽用梅を枯らしてしまってまた求めた鉢だったので、今回は実が生るような品種を求めたが、おと年はしっかりと実が何個か生った。
この豊後梅は盆栽用としては、花も薄桃色で優美な香りもあり、観賞価値もある。

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調べてみると、豊後梅は、『果樹として栽培されるウメの一変種で、ウメとアンズの間種説もある。また、果実の大きいこと、更に花が優美で、一般に大型の果実をつける、いわゆる「大梅」の一種として知られている。遅咲きで2月末頃より開花が始まる。良い梅の実が取れる品種としても有名な品種だ。豊後梅は他花受粉であり、かつ花粉が少ないので結実が乏しく生産量は少ない。枝条が太く、また、古木になると主幹の下部に様々の形をした瘤ができる 』とあった。

真っ赤な萼に薄桃の花びらで、雄しべがパッチリと咲いているさまは、ぽっと頬を染めた乙女子のようで、華やかさも恥じらいも見せている。去年枯れ損なったが、今年は花を咲かせてくれてなんとかほっとしている。そろそろ植え替えをしてあげないといけないようだ。



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                 <庭の梅・2007/2/7撮影>

庭の梅は、我が家にもう植えるところがないのに、夫が数年前に求めて、隣家の塀際のヤマモミジの奥に植えたものだ。数年の間に3メートル近くになり、年年蕾も多く出て花が咲くが実はちっとも出来ない。
狭い庭に紅梅まで植えてあったが、これは何故か枯れていった。
落葉樹なので、風が吹くたびに枯れ葉が隣家まで散って、随分と気を揉み、伐ってしまいたい木だが、花が咲き馥郁とした香が春風に運ばれてくれば、そんな気持ちも忘れてしまう。
まして実などが出来ると、夫は喜んで数えているが、私も密かに実の生る具合をこの頃見てしまう・・。

白梅と紅梅の花の香を比べると、白梅の方が素晴らしく、馥郁と言う字はこの梅の為にあるような字だと思ってしまう。

梅は中国原産のバラ科サクラ属で、奈良時代の遣隋使か遣唐使が中国から薬として持ち帰ったらしい。
松竹梅としてお目出度く 、また万葉人にも萩に次ぎ百首以上歌に詠まれていて、花といえばこの梅のことであったが、平安時代から花といえば桜に移っていったようだ。
梅の語源は「熟れる実」とも、また薬として中国から入ってきた時の「烏梅(うばい)」のウメイの音が転化したと言う。
女性が悪阻の時にはよく梅を食べるが、梅の字に母があるのはそんな理由からともあるが、毎と言う字は、豊かな髪の成熟した女性の象形文字だともある。

「闇夜(やみ)ならばうべも来まさじうめの花咲ける月夜(つくよ)に出でまさじやと」(万葉集・巻八・1452)

「うめの花咲き散る園に我行かむ君が使ひを片待ちがてり」(万葉集・巻十・1900)

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      <神代植物公園・2007/2/3撮影>

先日神代植物公園に出かけた折、ヤエカンコウ(八重寒紅)と呼ばれる園芸種は早々と咲いていて、またシロナンバ(白難波)、トウジ(冬至)と言う白梅は満開だった。立春を過ぎてこの暖かさで、また他の種類も開花が進むようだ。
白梅と、紅梅の木の見分け方は、枝を折って確かめるそうで、紅梅の木は赤く色付いていた。

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            <神代植物公園・「冬至」・2007/2/3撮影>
梅は、花だけでなく、実は梅干、梅酒などにもなり、また梅の木のチップは、燻製のスモークハムなどを作る香木にも、また染料としても使われて利用価値が高い。
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         <神代植物公園・八重寒紅2007/2/3撮影>

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         <神代植物公園・2007/2/3撮影>

<ウメ(梅)>
バラ科サクラ属
原産地:中国
別名 :カゼマチグサ(風待草)、ハルツゲグサ(春告草)、コウブンボク(好文木)、コノハナ(木の花)

「立春の過ぎし庭に白梅の二輪咲き初め香の運ばれ来」

「盆栽の鉢に咲きたる薄桃の花びら淡く甘き香の立つ」

「ネットにて調べし夫が漬けたる梅忘れられつつ赤く色付く」

「わが庭に咲きたる白梅二輪の香誰にか届けん春立ちゆくを」

「手折り来る梅の一枝瓶に挿す温き部屋ぬち花びら開く」

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
こちら、あちこちで梅の花を見かけます。昨日も、ついでに来たメジロと一緒に撮ってみました。梅の花は、十年ちょっと前、雪が降って飛行機飛べず、父の亡くなったここ「その時は東京在住でした」翌日、梅の花が満開後、散り出していました。その梅を母と拾って、毎年漬けています。
薩摩節
2007/02/07 19:53
今年の梅の開花は早いですね。
近くの公園の梅も紅梅、白梅とも咲きそろいました。下を歩くとほのかな香りが漂います。これから桜へと続き楽しみです。
ミニミニ放送局
2007/02/07 20:03
ウメは花も香りも実も楽しめて良いですよね、散歩コースの外れの方に10本程の木のあるこじんまりとした実を取るための梅園がありますが、ここの木は数個花が付いている程度でしたけれど、花を見るには適さないほど剪定してありました、実を採るためですから仕方のない事ですが、花を少しくらい観賞してもなどと思ったところでした。
OSAMI
2007/02/07 21:07
 一花さんちも梅が見事ですね。あちこちの梅もこれからが見頃で、馥郁とした香りが楽しめますね。

 風邪もそうたいしたこともなく、体がだるいだけで、せきも熱も鼻もでませんでした。インフルエンンザでもないようです。
 お見舞いありがとうございました。
なおさん
2007/02/07 21:35
薩摩節さん、こんばんは。コメント有難うございます。
今年は暖冬の所為で、あちこちの梅の開花が早いですよね。うちもひと月も早いです〜。梅に鶯と良く言いますが、小さい頃、緑の鳥の目白が鶯とばかり思っていましたが、あれは目白だと大人になって知りました。一年飼っていて、よくよく観察しましたが、可愛い鳴き声の割りに大食いでした〜。(T_T)/~~~お父さんは10年前に他界なさったのですか?そして薩摩節さんが、田舎に帰られて、そちらに住むようになられたのですね。今はお母さんと一緒に住んでらっしゃって、親孝行なさってらっしゃるのですね。梅を漬けたり、また暮れの黒豆も煮たりとかなさって、お母さんはお元気そうでいいですね。(病院の薬も飲んでらっしゃるとかでしたが・・)
薩摩節さんへ
2007/02/07 22:30
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
今年は梅だけでなく暖冬の所為で、なんでも開花が早いですよね。
地球温暖化の影響は、植物だけでなく他にも色々影響を及ぼしているようで怖いですね。寒く無いのは有り難いことですが・・。この儘梅から桜へと季節が突っ走っていくのでしょうか?
梅は桜と違って匂いが良くて、おまけに実も出来て、庭木として好まれますよね。剪定すれば花付も良いようです。公園の紅白、散策の折、香が楽しめて良いですね〜。
ミニミニ放送局 さんへ
2007/02/07 22:41
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
今年は暖冬の所為で早々と開花して、OSAMI さん宅でも随分早くから色々な梅を見せて頂きましたね。
うちは、やっと今日2輪開花でした。壁際ですので剪定してありますが、結構今年は蕾が出ております。去年も実は何個かしか出来ませんでした。落葉樹ですので、秋には葉が散って困りますが、この時期花が咲くと有り難く嬉しいものです〜。実まではたくさん出来ないです。ご近所でも梅は人気で植えてありますが、匂いが届いてきていますよ。花期が短いような気がしますが・・。
OSAMI さんへ
2007/02/07 22:49
アチコチの梅が満開になり、いよいよ春本番に向かって行くのかな、と思っています。盆栽梅・豊後の花は、真っ赤な顎と薄桃色の花びらで綺麗ですね。良く見る白梅、紅梅と違った美しさが有りますね。
デコウォーカ
2007/02/07 22:53
なおさん こんばんは。まだ本調子でいらっしゃらないようですが、わざわざ律儀にコメント有難うございます。
自分の為とは言え、ご自分の身体を第一に考えてブログも余力を残しながらなさって下さいね。余計なことかも知れませんが、身体を壊して迷惑を掛けるのは家族で、また家族が一番心配するものですよ。うちの梅も開花してきました。
なおさん へ
2007/02/07 23:00
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
うちの庭の梅も、やっと今日2輪開花でした。他のところは随分早かったようですが。でも木の種類によっても開花時期があるようです。神代植物園のもので、冬至とか白難波と呼ばれるものは満開でしたが、他はまだだったようです。早生晩生が木にも人間にもあるようですね。
うちの盆栽梅の色は、赤でもなく白でもなく、これってウメの一変種で、ウメとアンズの間種説もあるようです。萼がやたらと赤く目立ちました。よく気が付いて下さいましたね。何時も観察眼が冴えてらっしゃいますけど。序にうちの庭の白梅は少し緑っぽいようでしたが、これってカメラの所為でしょうか?白でもパールホワイトやスノーホワイトなど色々あり、光線の加減でも違ってくるようですね。。
デコウォーカさんへ
2007/02/07 23:29
「うめの花咲き散る園に我行かむ君が使ひを片待ちがてり」(万葉集・巻十・1900)やっぱり万葉集にかかれた古人も今人も花と女性への思いは一緒ですね。「ネットにて調べし夫が漬けたる梅忘れられつつ赤く色付く」あーあ私と同様だなあなんておもいます。それを描写する一花さんの愛情感じますね
hanahhana1952
2007/02/07 23:41
梅三昧。とっても嬉しいです。
此方の梅の里。もう咲いているのかな。
仕事場の近くなのですが、有名の処。
今年は行くようにしてみたいです。

私のPCは、持ち運びが簡単。
移動時間や待ち時間。何処でもネット出来ます。
結構、タイピングも(仕事上)早いので、
無理は全くしていません。
(もう少し、無理して早く原稿出せと
言われていますが・・・・泣)

いつも優しいお心遣い、嬉しくてしょうがありません。
母が亡くなって三年。親身になって、
無茶や無理を言ってくれる者がいないので、
とても感謝しております。
今日は午後から、小学生へのPCの勉強会を担当しています。
楽しんできますね。では、、、
chiemi
2007/02/08 13:56
hanahhana1952さん、こんにちは。夕べ遅くにコメント有難うございます。すみません、お返事遅くなりました〜。
万葉集の歌、ストレートに気持ちを詠った相聞の歌が多いですよね。「方待つ」は「ひたすら待つ」の意味です。花にかけた思いを詠った歌が多いですが。昔人は、歌を介して互いの気持ちを伝えていて、和歌は教養の一部で今では風流だったのですよね。現代ではなかなかそんな遊び心は??です。
梅干、うちは田舎から母が送ってくれるので、私はそんなに漬けないのですよ。塩がきついようで、夫が甘い梅干を作るとか言って、今年ネットで調べて1キロ漬けましたが、漬けたのをすっかリお忘れみたい・・。消費量が少なくて、間に合っているのですが・・hanahhana1952さんも、蕪の千枚漬け以来、あれから色々挑戦なさってらっしゃるのでしょうね?男の手料理は、科学的ですからね。コック長も男性ですし、元来お料理は化学ですね。調理化学も面白い学問でしたよ。
hanahhana1952さんへ
2007/02/08 17:08
chiemiさん、こんにちは。コメント有難うございます。今年はお花の開花が早いようで、梅も同じようでしょうか?品種によって、早生・晩生もあるようですが。うちの周りも殆ど咲いていますよ。香が良くて、実もなって、庭木としても植えられていますよ。
chiemiさんのPC腕は凄いですよね。4種類もご自分で素敵なブログ(HP?)作成なさってらっしゃるし、夫々に個性がありますね。
PCを持ち運びなさって、移動時間や待ち時間など何処でもネットなさってらっしゃるのですね。電車の中などでも多いですよね。薄型で無線ランでしょうか?
お母さまが亡くなられてお淋しいことでしょう。ネットを見てますと、皆さん親身になって言ってくださる方も多く、有り難いですよね。上のhanahhana1952さんは特にお優しいお方で、やはりお花を育ててらっしゃって、出来た方ですよね。
お仕事としてPC操作を教えてらっしゃって凄いですね。
小学生も今は学校でPC操作を習っていますよね。覚えるもの早いでしょうね。私は自己流操作で、タイプもいい加減に最初覚えてしまって癖になり、何時もミスばかりでお恥ずかしいです〜。
chiemiさんへ
2007/02/08 17:28
一花さん、見事に梅が咲き出してますね。
写真がいいので見とれます。
彦左
2007/02/09 14:13
彦左さん、こちらにもコメント有難うございます。
やっと、うちの庭の梅が咲きだしました。この暖かさで、今日は結構咲いてきました。そちらはやはり早いことでしょうね。
写真ですが、少しサイズを大きくしてみました。以前小さくて見難いとか仰ってましたので、でも画質がどうでしょうね?
彦左さんへ
2007/02/09 18:20
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