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zoom RSS 神代植物園ー6(椿-4・変り葉他)

<<   作成日時 : 2007/02/08 16:44   >>

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            <キンギョバツバキ(金魚葉椿)2007/1/21撮影>

神代植物園には椿が268種650本が植えられているそうだが、その中で葉が珍しい椿もある。

1月21日に訪れた折に、幸いにもたった一輪早々と咲いていたキンギョバツバキ(金魚葉椿)。これは園内にも植えてあるが、何故か葉食虫になって花付きも悪い。道路を挟んだ北隣のグリーンギャラリーに植えてあるものは虫葉もなく立派で花付も良かった。

調べて見ると『一種の帯化現象(帯状に扁平化することで、植物の茎などに見られる奇形の一。成長点が線状になるために起る。<広辞苑より>)により、先端が三つほどに分かれるツバキの葉を「錦魚葉(きんぎょば)」と呼ぶ。キンギョバツバキ(錦魚葉椿)はその代表 (「金魚葉椿」などと表記されることもある)』とあった。此処のラベルには「キンギョ(金魚)」とだけ書いてあった。

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             <キンギョバの様子>
  
葉の先端が金魚の尾ひれのように3〜4つに分かれていてそんな名があるが、全部が全部そんな葉ではなかった。この花は普通の赤いヤブツバキのようだが、それより少し大きく、ルーペで見ると花に繊毛が生えているらしいが、確認できなかった。八重種や白などの花もあるそうで、花期は3〜4月だが、暖冬で一輪早めに咲いていた。2月3日に訪れた時は、やっと2輪目が高い所に開花していたが、撮りなおしが出来ずそろそろこれから見頃となろうか?




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             <ヒイラギバツバキ(柊葉椿)>

ヒイラギバツバキ(柊葉椿)と言うのも27日に見てきたが、普通の葉より細く、鋸歯がありヒイラギの葉に似ているが、山茶花の葉にも似て、花は普通のヤブツバキより小さめだった。樹高があり良く繁っていて花付がよかった。(残念ながら、ちょっと花の画像がボケてしまった。)

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             <ヒイラギバツバキ(柊葉椿)2007/1/27撮影>
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                 <2007/2/3撮影>


日本にはヤブツバキ・ユキツバキが自生するが、ヤブツバキの中で屋久島と沖縄の山地の一部に分布している変種のリンゴツバキと言うのがある。たまたまここの園内にも1本植えられていたが、未だ蕾の状態だった。名前の由来は、赤色に色づいた直径5cmの果実が小さなリンゴに似ていることからだそうだ。丁度園内テントでガイドボランティアの方達が植物の実の展示をさなっていて、折り良くこの実の種子が弾けた状態のものが見れた。赤く熟れたリンゴのような実を一度見てみたいものだ。9月ごろであろうか?


花は3月頃だそうだが、普通の赤いヤブツバキが俯き加減に咲くようだ。新宿御苑内の温室では早々とこの時期に咲いていると言う。リンゴのように蜜をたくさん出すからか、メジロが寄ってくるらしい。そして、「屋久島では、リンゴツバキが自生しているだけでなく、街路樹や墓地などの防風林、大木の下木として利用されています。」と屋久島の自然HPに記載してあった。また3月頃に花を確認してみたい。
リンゴツバキ実(屋久島の自然HPさまより)
リンゴツバキ花(新宿御苑HPさまより)
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             <リンゴツバキ神代植物園内>

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             <蕾の様子・2007/1/21撮影>
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              <リンゴツバキ・果実>


「遠く見て咲き立つけはひゆゆしけれ近よる椿さき沈みつつ」(岡本かのこ)

「念念の心みつめて歩まんかくらぐらと未生の広野照れれば」(吉村三保子)

「寂滅土および傷めし棘の血は鮮やかならね晦くものうし」(々)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「人夫々花も夫々顔かたちあれど咲かせる短き華時」

「失えどまた得るものの大きさよ目くるめく時の過ぎ行き追わず」

「寒じめのほうれん草の色の濃し湯がく青きに甘さを備う」

「木偏に春立春過ぐる庭にまた侘助椿の蕾色付く」

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コメント(12件)

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キンギョバツバキは本当に面白い葉になっていますが、植物の機能から見るとやはりこれは奇形という事になるのですね、私も今度は椿を見るときは葉も時々はどうなっているか観察してみようと思います、普通の椿にも場合によっては奇形があるかもしれませんね。
OSAMI
2007/02/08 20:47
キンギョは最初花を見た時はヤブツバキかな?と思って、読み進んだら葉がキンギョだったんですね。ヒイラギバも葉がヒイラギに似ている訳ですね。香貫山のヤブツバキも多くの木が満開になってきました。キンギョやヒイラギは無いと思いますが一応、葉も良く見てみます。
デコウォーカ
2007/02/08 21:38
 一花さんちは変わり椿ですか。キンギョバは、葉の形が楽しいですね。武蔵丘陵森林公園の椿園にもあり、見たことがありますが、どうしてこうなるの?という感じですよね。
 森林公園の椿園には、ユリバという細長くなる葉の椿もあり、面白いです。

 リンゴツバキの実をごらんになったのですね。大きい実で見事です。
 もうすこししたら、花も見られることでしょうね。
 新宿御苑で見たのは、ずいぶん可愛らしい花でした。
なおさん
2007/02/08 21:51
「念念の心みつめて歩まんかくらぐらと未生の広野照れれば」(吉村三保子)「失えどまた得るものの大きさよ目くるめく時の過ぎ行き追わず」お二人とも心象風景なのかしら?心を覗くと、心を覗く機会は、いろんな場面でおとずれますね
hanahhana1952
2007/02/08 21:59
OSAMIさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
以前こんな葉があると、友人のお宅で見せてもらった事がありましたが、私に下さるとかでしたが遠慮しました。これは出回っているのかな?なんて思ってますが。お花は普通のヤブですので、一種の奇形なんでしょうね。普通の葉の椿ですが、去年アップしたヤブから変異した玉之浦と言う、縁が白い花のものがあるますが、葉ノの中には広葉が混じっていて枝が枝垂れる感じでがありました。此処の植物園では、他には枝が曲がったり、花が上向きのものもありましたよ。玉ノ浦椿は、2006/03/19 アップですが、此処神代には無かったです。
OSAMI さんへ
2007/02/08 22:27
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ヤブツバキも変種があるのですね。何故葉に奇形ができるのでしょうね?キンギョの尾っぽみたいですよね。これも売っているようで、椿好きな方で、求めて育ててらしゃる方がいらっしゃるのですよ。柊葉は山茶花の葉のようですが、花が小さいでした。今日は花の画像が、デコウォーカーさん宅の桜やOSAMIさん宅の蘭に比べて貧弱で申し訳ないです〜。また3月に出かけて撮って追加しますね。そうそう、セツブンソウも、もう一鉢求めて画像を撮ってまともな花びらで、蜜線もしっかり写してあります。黄色い椿のキンカチャも追加してあります。お暇な折どうぞ。葉の変形、また山で折を見て探して下さいませ〜。
デコウォーカ さんへ
2007/02/08 22:41
なおさんさん、こんばんは。コメント有難うございます。まだ本調子ではないのに、ご無理されませんように〜。身体がだるいそうですが、免疫力が落ちているので、無茶されませんようにね。お薬で抑えてらっしゃるかも知れませんが、風邪はやはり栄養と睡眠ですので、早寝励行なさって下さい〜。土日もお出かけばかりですし。。何時ぶり返すとも限りませんしね。椿で葉の奇形のもので、キンギョ葉は知っていましたが、花は初めてでした。ユリバという細長くなる葉もそちらにはあるのですか?今度何時か見せてくださいね。神代にはないか、今度また出かけた折に聞いてみます〜。花はヤブでしょうね。 リンゴツバキの花も、なおさんは見られてらっしゃいますが、私も実際見にいきますね。先日ベトナムのハイドゥンを見に出かけましたら終わってました。今度花屋さんで見てきます。
なおさん へ
2007/02/08 22:52
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
吉村三保子さんの歌集は古い本で「花侘び」と言う歌集名で、お花のことなどが多いです。結構内面を見つめて生きてらっしゃるようです。「念念の心みつめて歩まんかくらぐらと未生の広野照れれば」念念とぐらぐら、音感が良いですね。未だこれから進む人生の先。未生の広野と言う表現が独特ですね。そして「照れば」と明るい見通しで前向きですよね。
私も失っていくのもより今得ているものが大きく、プラス思考で前向きに生きる指標として、過ぎゆきを追っかけないようにして生きる行き方をしたいものです〜。今日は歌会でしたが、自分の勉強不足を感じます〜。皆さん鑑賞はいいのですが、作歌は難しいと同じようなんです〜。
hanahhana1952さんへ
2007/02/08 23:03
赤い椿の花は、昔から好きだったようで・・
田宮寅彦だったか「赤い椿の花」なんて小説もテレビドラマ化もあったような・・雪が降ると、赤い椿のところに飛んでゆきます。竹やぶの、ヤブ椿も絵になります。リュウキンのような尻尾の葉なんですね。全部が全部でないところがよいですね。
薩摩節
2007/02/09 10:08
一花さん、ヒイラギバツバキってやはり普通の寒椿と葉っぱが違いますね勉強になりました。この辺では見かけませんから。
彦左
2007/02/09 14:15
薩摩節さん、こんばんは。コメント有難うございます。
田宮虎彦ですか?愛のなんとかありますね。純文学で、あまり読んでいないです。「赤い椿の花」と言う小説がドラマ化されたのですね。きっと足摺岬のヤブツバキを思い出して書いたのでしょうか?以前足摺岬の椿は見に行ったことがあります〜。遠かったですよ〜。見残しとかの海岸も良かったですよ。大歩危、小歩危も。。
漱石は好きで、草枕にも出てきていますが・・
皆さんヤブツバキの真っ赤がお好きですよね。これって「赤い椿の花」の所為んでしょうか?今度暇な時のパラパラと読んでみます〜。雪が積もった椿は絵になるようですね。ブログでも他で何度か見せてもらいましたよ。このキンギョ葉はリュウキンみたいですよね。全部でないく変った葉です。
薩摩節さんへ
2007/02/09 18:12
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ヒイラギバは山茶花みたいな葉の椿で、花付が良く、花は葉に比例して少し小さめでした。
キンギョ葉の方が、葉の先が3つに裂けて変った奇形の葉です。
やはり特別なものは、植物園にいかないと見れないようですよ。葉より花の変わっているものが、好まれますね。
彦左さんへ
2007/02/09 18:17
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