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zoom RSS ボケ(木瓜)・「長寿楽」

<<   作成日時 : 2007/02/09 16:51   >>

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ボケはバラ科なので棘があり、ブッシュになると言われて植えさせてもらえなかったが、花屋に出回っている園芸種を見ると棘がないようで、以前黄色と去年白の小さな鉢植えを求めた。

去年求めた白は花を楽しんだあと、鉢が増えるので地植えにしてみたが、根付いてはいるものの、今年の花芽は出来ていない。
ボケ(祝い錦)2006/1/7

もう一鉢、5年前に求めて育てていた黄色いものは棘がなく、てっきりリキュウバイと思っていたが、長寿梅と言うボケの一種だった。これは求めた儘の鉢で育てているが、順調に育って毎年花を咲かせており、今年もたくさん蕾が膨らんでいる。
ボケ(長寿梅)2006/04/05

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白と黄色以外で、家になかったスタンダードの赤い色のボケも欲しくて、1月中旬に求めた長寿楽。
これは、小さい鉢の盆栽用で草丈が20センチ位のものだ。花も真紅の八重で花径4センチはあって花付が良く、勿論棘がなくて有り難い。

ボケは音で聞くと「呆け」とも聞こえ、余り好ましくない花だが、名前の由来は、実が瓜のような形なので「木瓜」で、「木瓜」を「もっけ」と呼んでいたものが、「もけ」から「ぼけ」になったとか説が色々書いてある。ボケの花がこうも欲しくなるのは、愈々呆け佳境に入った証拠か?

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花はバラ科で梅や桜より大きくて、蕾から咲く時は薔薇のように美しく、一重・八重種の花びらがあり、また花色も赤、緋紅、朱、桃、クリーム、白、などの暖色系が多く、咲き分けもあって盆栽としても人気で銘が色々付いている。

「トウヨウニシキ(東洋錦)」は園芸種の代表で良く知られ、同じ木に紅・白、桃色など変化に富んだ花色で咲き分けになっている。他に、長寿楽、長寿梅、長寿宝 長寿錦、樺長寿、寿の嶺、寿錦 金寿盃 と「寿」とおめでたい銘も幾つか付いている。長寿にあやかりたいからであろうか?だが、鉢で育てて見ると、どうも花期が短いような気がする。
ボケの花色色・やまほんのHPさまより

これは落葉小高木の高さが1m未満のもので、庭や公園などにもよく植えられているが、中国原産で日本には平安時代に渡来したそうだ。江戸時代には品種改良が盛んに行われて、多くの品種が作出されたと言う。関東地方以西の暖地では別名シドミと呼ばれるクサボケ(草木瓜)が自生しており、これには棘がある。田舎の夫の家ではこのクサボケが植えてあったので、ボケには全部棘があると夫は思い込んでいたようだ。

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                 <2007/1/22撮影>


ボケの開花を見ると、普通3〜4月の春に咲くが、ボケて開花する訳でなく秋に咲く秋咲き種もあり、こちらは寒ボケと呼ばれるそうで、他に四季咲き性もあるそうだ。10月に北大植物園でもしっかりと寒ボケが咲いていた。

この花後には歪な実が出来、夏場に黄色く熟して香が良く、ボケ酒としても利用されるそうだ。我が家のものに実が出来るには相当の年数を要することだろう。

香の良い実と言えばカリンだが、これも学名にChaenomelesが付き同じ仲間のボケ属で花が良く似ている。カリンは6〜10mと高木で甲信越東北に多く植えられて、特に信州辺りでは庭木として好まれ、お金をカリンと言う意味あいで植えられているそうだ。学名のChaenomelesは「裂けたリンゴ」の語源だそうだが、カリンもボケも実がそんな感じだ。我が家のカリン酒はその色が琥珀色に醸されており、そして蜂蜜で漬けてあるのでなお滋養があり、今風邪予防に飲んでいる。

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          <外出先にて2007/1/28撮影>

ボケは別名で放春花とも呼ばれ、梅、桜と並んで愛でられるのか、これも春を告げる花のようだ。
先日出かけた先でも早々と咲いていた。



「未熟なる匂いの夜の更けゆきて春の坂道とどまるなゆめ」(吉村三枝子)

「陽の入りて丘傾ける夕空を鳥の怪しき声鳴きわたる」(々)

「夢紡ぐ吾らに離合のはかなさよ春の坂道緋の花の添う」(々)

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<ボケ>
バラ科ボケ属
学名:Chaenomeles speciosa
英名:Japanese quince
原産地:中国、日本。
別名:ヨドボケ、放春花
花期:春咲き、秋咲き、四季咲き
落葉低木
※クサボケには関東以西に自生・棘がある


「緋に燃ゆる『長寿楽』なる木瓜の花春陽を受けて急ぎ散りゆく」

「ベランダの棚に並べる幾つもの鉢花の中木瓜の眩しく」

「二階へと急ぎ駆けゆき立ち止まる何ゆえ来たかと我にふと問う」

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コメント(12件)

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ボケは木瓜と書くんですか。呆けとばかり思っていたので、何故かな?と思っていましたが、今日の木瓜の発音が変化したことで良く分りました。
デコウォーカ
2007/02/09 20:53
 一花さんちは、今日は育て主に似て、艶やかなボケの花ですね。うちの庭でも地植えのが咲き出してきました。うちにもクサボケはありますが、朱色の素朴ながらいい色あいの花ですよね。

 僕も大歩危・小歩危?ですので、馴染みの深い名前ですよね。
なおさん
2007/02/09 21:02
真赤なボケが綺麗ですね、ボケも品種改良で大きな花がいろいろの色で咲くようで素晴らしいと思います、確か街や公園でも従来のものがちらほら咲いているのを見かけますが、本格的に咲いているものに出会っていません、やはりこれからという事なのでしょうね。
OSAMI
2007/02/09 21:36
デコウォーカさん、こんばんは。ボケは私も「呆け」とばかり昔思ってましたよ〜。 木瓜と書いてボケって読めませんよね。実はホンとボケたような変な実なんですよね。カリンも良い匂いがしますが同じ仲間なんですって。ボケ酒が出来るそうですが、どんなお味でしょうね〜。
カリン酒はとっても美味しく匂いが良いし、風邪予防です。
ボケの花に惹かれるのは、同類だからかも知れません〜。この頃益々ボケ症状が進んでいます。
デコウォーカ さんへ
2007/02/09 22:12
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。風邪の具合はいかかでしょうか?明日がお休みだと3日連休になり、ゆっくりできますね。
ボケは、今までなおさんちでアップがありました?
クサボケは園芸種より花が小さめで素朴ですが棘がありますよね。
去年、白を求めたものは地植えではやはり花が開きませんね。木が大きくなるために栄養を使うのでしょうね。黄色っぽいクリーム色で、去年なおさんに「長寿梅」と教えて戴いたものは、今年も元気で蕾がたくさん出ていますよ。この花は私の為にあるような大歩危さんですよね〜。大歩危は良いところでしたけど。毎日ボケ更新して手帳にも書ききれないくらいに書かれて困ったものです〜。なおさんは、おトボケさんでしたっけ?
なおさんへ
2007/02/09 22:22
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
クサボケは田舎で見たり、また春に野山でも見かけていますが、棘がありますね。ボケは何故英名ではJapanese quinceが付くのでしょうか?品種改良が進んでいて銘が日本名なので、もう日本の花のようですよね。クサボケは暖かい地方に自生なんですね。そちらの公園では、今年未だボケを見かけてらしゃらないのですか?私は先日見かけましたが、花付が良かったですけど、花色がこんなに朱色で鮮やかでなく花も小さめでした。また見かけられましたら、アップ楽しみにしております〜。
OSAMI さんへ
2007/02/09 22:32
「未熟なる匂いの夜の更けゆきて春の坂道とどまるなゆめ」(吉村三枝子)未熟なる匂いが惹かれるフレーズですね。そうちょっと手前の香りはきっと若々しさかもね。「二階へと急ぎ駆けゆき立ち止まる何ゆえ来たかと我にふと問う」そして、木瓜と呆けをかけたのでしょうね。さえまくり
hanhhana1952
2007/02/09 23:18
我が家の木瓜も、同じ色です。
時々秋の終わりにも咲いたりします。
昨夜は、久し振りに、ほんの少しの
雨が降りました。今日はもう、良い天気です。
「今年の冬は・・」等と言っているうちに、
もう直ぐ、春の季節ですね。
朝夕は冷えますが、日中の暖かさは、
その春の近づきを、十分窺わせ、心も少し
わくわくしてきます。
chiemi
2007/02/10 13:09
hanhhana1952さん、こんにちは。夕べ遅くコメント有難うございました〜。お返事遅くなりました。
「未熟なる匂いの夜の更けゆきて春の坂道とどまるなゆめ」この歌の「未熟なる匂いの夜」素敵な表現ですよね。女っぽい感じで、このボケの赤でない色かな?なんて考えたりしています〜。がやはり赤い情熱で、感性豊かですよね。こんな言葉が使えるって素晴らしいですよね。そして「春の坂道とどまるなゆめ」の下の句も良いです〜。何時までも若い香なんでしょうね。
私は何と言うか、ボケ進行中で〜。2階に上がって、ふと何しに来たかしら〜ってな状態。ボケの花でも愛でていると、ますます進行でしょうか?
hanhhana1952さんへ
2007/02/10 15:27
chiemiさん、こんにちは。コメント有難うございます。
以前柔らかい色のボケの花をアップしてらしゃいましたが、「心を刺す雨に負けず」でしたね。あれからもう大分経ちますが、お元気のようですね。朝夕冷えますが、昼間は暖かいですよね。夕べこちらも気配なき雨でしたよ。明日はまた冷えるでしょうか?
ボケって、実からカリン同様御酒もできるんですって。イビツな実からは想像できませんよね。
これから段々春が進むと、花色が多く賑やかとなり嬉しくなりますね。
今年の春の流行色はなんでしょうか?コートを脱ぐと、ファッションも楽しめますし、ワクワクですね。
chiemiさんへ
2007/02/10 15:36
一花さん、この花を何故ボケって云うんですかね。
私も大好きな花です。見方によっては薔薇よりも綺麗にみえるのですが?
娘の家の庭にもありますから、よく写真をとりますが、蜘蛛の巣と棘がありますよ。園芸種では無いのですか?。
彦左
2007/02/11 20:27
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ボケって名前は音感で聞くと変な?と思ってしまいますよね。「木瓜」を「もっけ」と呼んでいたものが、「もけ」から「ぼけ」になったとかですよ。ボケの実は呆けているような歪な実ですよね。薔薇と思われても不思議でなく、これは薔薇科なんですよ。薔薇より綺麗?でしょうか?花色が色々あり綺麗ですよね。彦左さんの写真を撮られるものには、棘があるのでしょうか?若しかしてクサボケかも知れませんね?私が知っている園芸種で盆栽用のミニには棘がないですよ。大きくなるとどうなんでしょうか?鉢で草丈40cmぐらいの長寿梅と言う黄色いものを育てていますが、それには棘がないですよ。
彦左さんへ
2007/02/11 21:46
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