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zoom RSS 原種シクラメン・コウム

<<   作成日時 : 2007/03/10 18:24   >>

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暮れから出回る普通の大きいシクラメンと比べて、原種系の小さなシクラメンは、今迄一般の花屋ではあまり見かけなかった。

原種系の小さなシクラメンの仲間は山野草としても人気で、本に依ると19種の原種と園芸種の仲間があると書いてある。

その原種系として日本で人気なのがシクラメン・ヘデリフォリウム、シクラメン・コウム、シクラメン・ペルシカムなどで、名前は良く聞く知られている。
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シクラメン・コウムは鉢花として知られているが、これは専門店で山野草として初冬に出まわっており、1月末にやっと植物園内の山野草を扱う花屋で見かけて求めたものだ。

このシクラメン・コウムは冬から早春咲きで、普通1月から3月が開花の時期だ。
求めたのは1月末だったが、丸みを帯びたハート型の小さな葉がたくさん出ていて蕾が何輪か付いていた。

暖かい2階のベランダに置いていたら、やっと今見頃となった。
ロックガーデン向きなのか、鉢に入っているものは土でなくて小さい砂利が入っていた。蕾は最初から花茎に出来ていて内側に曲がって地の表面に横になっていた。
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日毎に蕾が大きくなってくると、花茎が立ち上がって花として見れるようになる。
砂利の中から蕾の付いた細い花茎が5cm位まで立ち上がって、5弁の花びらは俯いているが捩れて反りあがっている。その花の全体の姿が丸っぽくて独特の形をしており、そこが普通のシクラメンと、また他の原種系の花と大きく異なるようだ。花びらの長さが他の原種系と違って短いのだろうか?

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花色は薄桃色で直径2センチ位で花芯は濃い赤紫色が付いている。、出てきた最初の葉は横幅1センチぐらいだが、その後大きくなって、4センチ近くなる。

これも耐寒性が強く、ー15℃までは大丈夫で、普通の園芸品種のシクラメンは球根の頭を地上に出して植えてあるが、こちらの原種系は、球根を5cmくらい深植えにして、完全に土中に埋めてある。

自生地は東欧から中近東にかけて分布し、サクラソウ科シクラメン属の耐寒性宿根草だ。、これも夏の高温多湿に弱く、雨よけのある場所に植えた方が良いようで、冷涼な場所だと夏越し出来る。ロックガーデン、小庭園の植栽や寄せ植えにも利用されるようだ。

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他にも原種として春から初夏に咲くものもあり、また、夏から秋に咲く秋咲き種で、地植えとして普及して知られているシクラメン・ヘデリフォリウムは植物園なので良く見られる。シクラメン・ヘデリフォリウムは、葉が出る前に開花するもので、去年10月に北大植物園や滝野すずらん公園の鉢植えと路地植えで開花を見てきた。
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    <シクラメン・ヘデリフォリウム.北大植物園にて2006/10/17撮影>


シクラメン・ヘデリフォリウムは我が家でも白花を地植えして育て、最初2輪咲いてくれたが、その後何年も葉だけ出て、今ではとうとう出てこなくなった。
寒さに強く、−25℃までの耐寒性があると書いてあり、半日陰に置いていたものの、夏場の暑さで弱ったのかも知れない。

普通のシクラメンもガーデンシクラメンも、この原種系のシクラメンも一番夏越しが問題のようだ。
が、原種系は何れも種からの栽培が比較的易しいようで、花や葉の変異種が栽培されて出回っているそうだ
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シクラメンの名前の由来は学名のcyclamenで、螺旋と言う意味があり、蕾も内側に曲がっているのは、その所為で、また花後もくるくる巻いて結実するそうだ。
以前見た、シクラメン・ヘデリフォリウムでは、その螺旋の様子が良く確認できた。
今ひとつ結実しているが、その後どうなるであろうか?

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普通の鉢花のシクラメンやガーデンシクラメンは、暮れお正月が終わると見向きもされないが、これもサクラソウ科と言うことで、篝火花のイメージはないが、原種風の可憐なサクラソウのイメージがある。


「かぐはしきゆふべ広がりゆかむもの待ちて白々とわが水の上」(高嶋健一)

「つつましく天のなかどに雲雀鳴き何事もなし春の日盛り」(々)

「菜の花の黄の咲きいづる崖の上ひかり幾日ののち溢れむや」(々)

<シクラメン・コウム>
サクラソウ科シクラメン属
学名:Cyclamen coum
原産地:東欧から中近東(ブルガリア、トルコ、コーカサス、イスラエル北部、イラン北西部など)
開花期:冬から早春咲き(1〜3月)
花色:桃色、白
性状:耐寒性宿根草、高温多湿に弱い。
草丈:5〜10cm、日向向き。
原種シクラメンコウム(アルムのフォットギャラリーさまHP)

「鉢に見る原種の花のシクラメン小さき花と葉可憐なる姿」

「寒暖の中にありてもゆるぎなく花咲かせおり原種シクラメン」

「春庭に咲き初む花に輝きを見れどわが身は憂愁の中」

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
一花さん、今シクラメンが沢山出ていますが、これが原種ですか?
葉っぱが少し違いますね。この薄紫の色はなんとも言えませんね。
紫は貴婦人をあらわすのですか。
彦左
2007/03/10 18:59
 一花さんちは、原種系のシクラメンのコウムの花ですか。コウムはツタ(ヘデラ)の葉に似るという、ヘデリフォリウムと違い、丸い葉ですね。花もヘデリフォリウムの方が早咲きと聞きました。
 これもむぞかぁ〜という花で、人気があるのもなるほどですよね。

 僕は、昨年秋に神代植物公園で花好きの集いがあった際、コウムの実生苗をいただいてきました。種子から育てているという方の話では、それほど難しいことではない、ということでした。でも、ふつうの草と同じように水はやれませんし、なかなか大変ですよね。
なおさん
2007/03/10 19:22
こんばんは。春はのどかに暖かき〜かな「つつましく天のなかどに雲雀鳴き何事もなし春の日盛り」(々)一方、一花さんは、やっぱり花粉症?「春庭に咲き初む花に輝きを見れどわが身は憂愁の中」 世界的に花粉症が蔓延の年みたいです。お大事にね
hanahhana1952
2007/03/10 20:52
シクラメンにも色々有るのですね。原種シクラメンは普通良く見るシクラメンよりも小さいのですか? 花色は同じ様に綺麗ですね。
デコウォーカ
2007/03/10 22:30
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
これって、普通出回っているあの鉢の大きいシクラメンでなくて、山野草みたいな原種なですよ。草丈が、5〜10センチで、花の大きさは2センチ前後でとても小さいですよ。葉っぱはハート型で小さいのですよ。花色は薄桃紫といったところでしょうか?
紫は彦左さんもお好きでしたよね。やはり高貴な色ですので、貴婦人のようでしょうか?
彦左さんへ
2007/03/10 22:48
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
以前公園のシクラメン・ヘデリフォリウムの群落を見せてくださいましたが、あれは秋咲きでしたね。このコウムは冬から春咲きですが、良く見ると、お花の形が独特ですよ。花びらの長さが短いのか跳ねて反ってそして捩れているのですよ。上から見ると、プロペラみたいです〜。葉も丸っこいでしょうか?
原種系は種から育てやすいそうで、なおさんお得意分野ではありませんか?今育っているのでしょうか?種が出来たら蒔いてみようかとも思いますが、私にはきっと無理でしょうね〜。水をかけすぎて、何時も駄目にしています。以前ヘデリフォリウムを地に下ろして駄目になりましたが、違う場所の地に半分下ろして見て様子を見たいものです。
なおさんへ
2007/03/10 22:57
hanahhana1952、こんばんは。コメント有難うございます。
春はうららで、「つつましく天のなかどに雲雀鳴き何事もなし春の日盛り」は、長閑で良い歌ですね。何事もなしが良いです〜。
先日、朝から出掛けて夕方帰ってきてからくたくたでした。眠たいやら、だるいやらです〜。ブログもお返事遅くなっています。すみません〜。
春って体の変調をきたしやすいですね。寒暖の差がありすぎるのでしょうね。テン茶も飲んでいるし、色々試していますが・大気汚染、ストレス、遺伝もあるとかTVで言っていましたね。
やはり世界的に花粉症が蔓延の年なんですか?睡眠も体力も問題なんでしょうね。
hanahhana1952さんへ
2007/03/10 23:04
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
原種シクラメンは、普通のものよりとても小さいですよ。
草丈10センチ位で、花は直径2センチぐらいです。
耐寒性はありますが、これも高温多湿に弱いのですよ。山野草好きな方は育ててらしゃるようです。これは冬から春咲きですが、秋咲きでシクラメン・ヘデリフォリウムと言うのがあり。これはポピュラーで、植物園などで植えられていて、群生するのですよ。種で殖えて蟻が運んでくれるのです。これも種が出来やすいですが、私には無理でしょう〜。サクラソウ科なんですよね。 ガーデンシクラメンと言うのもありますが、あれより小さくて、あれの親なんですけど。耐寒性があって地で大丈夫ですが、日本の夏には向かないですね。
デコウォーカ さんへ
2007/03/10 23:12
千葉のおいどんです。
さすが一花一葉さんだな・・・お花が一杯・・・いいね・・・こちらは紙芝居屋ですぞ・・・(^^♪
「おいどん」
2007/03/11 09:28
可愛いシクラメンですね、寒さに弱い植物は加温すれば可能ですが、暑さに弱いこのシクラメンのような植物は難しいと思います、いろいろと対策をされると思いますが、ぜひ来年も花が咲くよう頑張って下さい期待しています。
OSAMI
2007/03/11 11:30
原種のシクラメン、あまり見かけません。花屋さんで売るものは花が大きく綺麗な見栄えのするものになってしまうのは仕方がないことですがこれが野山に自生していたとすればかなり目立つ花です。葉の出る前に開花するのがいいですね。
ミニミニ放送局
2007/03/11 11:58
 シクラメンが咲いているのが羨ましいです。我が家では毎年シクラメンを頂いたりするのですが、育て方が上手でないためすぐに勢いを失くし花は枯れ、葉は萎れの状態になってしまいます。
 夏を越すことなんて考えたこともありません。何しろ新年を迎えるのも大変なくらいですから。
ゆうくらふと
2007/03/11 16:33
ご無沙汰しちょいもしたぁ〜m(_ _)m
我が家に10年近くも居た原種のシクラメン。
今季はとうとう〜乏れてしまって、消滅してしまいました。
その代わり、ガーデンシクラメンのチッチャイのが2年目、
生存中ですが 花芽はとんと見かけませんガヨ。
またこの子もきっと消える運命でしょうか・・・
葉っぱだけでも・・と、愛おしんでいます。
一花さんなら、きっと永らえてあげらるっこっができもんそ。
さて零れ種のマラコですが12月に芽吹きを見つけたのですが
3ヶ月経ってやっとやっと花の蕾の一輪が今朝開花〜〜〜
成長をずっと見続けておりました。私の風邪もあと一息。
がっつい、のさんがよ。歳はとりたくないもんごわんどナ。
nobara
2007/03/11 17:19
「おいどん」さん、こんにちは。コメント有難うございました。以前にもお出でくださいましたが、現代紙芝居面白く拝見させて戴きました。
相変わらずご活躍のようで、また暇人の時お邪魔しますね。
[おいどん」 さんへ
2007/03/11 17:48
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
原種は、普通のシクラメンと比べて寒さに強く、種が出来易いようでそれで殖えるとかですが、高温多湿に弱いので難しいです。
原産地は雨の少ないような地方で涼しく、クリスマスローズの原種と同じような所に自生生育していますよね。
夏越しが問題のようです〜。さて来年はどうでしょうか?育てて花を愛でる経験とするだけでも価値はあるようです。
OSAMI さんへ
2007/03/11 17:53
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
この原種とか、山野草の欲しいものなどは、普通の花屋さんでは扱っていなくて、植物園内の花屋さんで見かけたものです。見ると育ててみたいものがたんとあり、上手く育てられないのに買ってきては眺め暮らして、にんまり〜しております。日に日に花が育っていくのを見るのもまた楽しいし、癒されております。自生地では、サクラソウ(桜草)並にたくさん生えて見事のようです(サクラソウ科です〜)。これと同じ場所で、クリスマスローズの原種も咲いていたと、現地の写真がクリスマスローズの展覧会場に貼ってあり見せて頂きましたよ。野山にこんな花が咲いていて、目だつことでしょうね。外人さんから見ると、日本の桜を見ると、ワンダフル〜で同じことでしょうか?
ミニミニ放送局 さんへ
2007/03/11 18:14
ゆうくらふとさん、こんばんは。コメント有難うございます。これは普通の大きいシクラメンと違って、小さな草丈10センチぐらいで、花の直径が2センチぐらいの原種のシクラメンです。山野草扱いになっており、開花期が冬から春です。自生地では乾燥した雨の少ない冷涼な地方ですので、日本の高温多湿には弱いものですね。普通のシクラメンは豚の饅頭とも呼ばれて、球根が大きいもので、鉢の上に少し見えていますよね。これは土中に完全に小さな球根が入って植えられています。普通のシクラメンの見えている球根に水をかけると、根腐れしやすく良くないようですね。暖房の部屋や、窓際で温度差があり過ぎるのも良くないようです。シクラメンは過湿と温度に敏感で育て難いですよね。暮れも越されないって、ちょっと薄命すぎる美人さんですね。冷涼な北海道だと扱いやすいのでしょうね。
ゆうくらふと さんへ
2007/03/11 18:22
ノバちゃん〜随分お久しぶりでごわんどな〜。こっちに出掛けてくいやってコメントあいがとさげもした〜。お元気おじゃしたか?
私も以前、原種のヘデリフォリウムで「スノーバタフライ」と言う銘の真っ白を植えて花が咲いたのに、後は葉ばっかいで、今年出てきておいやらんと〜。すったいけっかれてしもたとごわんそかいな?ノバちゃんちも同じごわしたとな〜。今頃のガーデンシクラメンは、じょび(丈夫)できちょって、夏越ししやすいち記事があいもしたど〜。お礼の肥料もたらんとごわんそかいな?マラコイちゃんは夏越し成功ごわしたか?今朝開花ち、奥ゆかしいこと。うちんプランターた、どんどん大きくなって、地植えのものはやっと今頃。北側に植えたとも、蕾じゃったいしもんで。春には暖かい陽射しが充分必要ごわんどな。こん原種のシクラメンは、またひっかれっせ〜しもかもしれもはんどな?何事も経験ごわんで。死んだらガーデニングもできんち、よかふいおもかた?(^_-)-☆風邪の具合は未だな〜?長かね?寒暖の差があって、またぶりかえし?花粉症では?しっかい養生してたもんせ〜。身体が一番ごわんで何でもてげてげしやんせ。

nobaraさんへ
2007/03/11 18:41
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