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zoom RSS ショウジョウバカマ(猩猩袴)

<<   作成日時 : 2007/03/23 22:36   >>

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ショウジョウバカマは我が家の庭にはなく、去年10月末に6つの芽出しが植えてある鉢を求めて育てていた。
鉢植えの芽の格好は、まるでフクジュソウの芽のようだった。
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     <2006/10/28撮影>


同じ2階のベランダの軒下でフクジュソウも育てていたが、そちらの方は12月末には早々と開花した。
同じようにこのショウジョウバカマも早々と開花するものと思っていたが、一向に芽が動く兆しがなかった。
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      <2007/3/9撮影>

管理方法として、半日陰で湿気を好むとあって、結構水を与えていた積もりだったが、先日見たら、6つあった芽のうち4つが枯れてしまって、すっぽりと抜けてしまった。


根は随分短いようで、鉢物用として切って挿してあっただけかも知れない。(フクジュソウもそのようだったが。)
残りも2本の芽も変化が見られないので、地に下ろして見たが、髭根が少し付いていた。
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一方、街の花屋でもこの時期開花株が出回っており、2週間前の外出先の小さな花屋の軒先に、薄桃色の花が俯き加減に咲いているのを見かけて求めて来た。
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またつい最近、近くの花屋でも開花株が出回ってきて、花色として白も出回っていた。これは温室栽培なので早い開花だったのだろうか?

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この開花期は本来は4月(又は3月末)から5月とも書いてあるようだが、今年は暖冬の所為で、もうあちこちで早々とこのショウジョウバカマの花の便りを知った。

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ショウジョウバカマは漢字で、猩猩袴と書き、「猩猩」は広辞苑によると想像上の怪獣とか、オラウンタウンのこと、または酒飲みの人のことを言うとある。この花色が赤いので猩猩となり、袴とは、下部の葉を見立てたものだそうだ。別名はカンザシバナ(簪花)と言う美しい名前があり、そちらが似合っているような綺麗な花だ。(参考までにクリスマスの頃出回るポンセチアのことを猩猩木とも言う)。

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求めたこの株の花色は上品な薄桃色で、猩猩のような赤い顔色ではない。他に花色として白、淡紅色、紫、濃紅色まであるようで、花の付き方は放射状に咲き、密集して咲いており、まるでハタキを思わすが、全部で6個の花被片が付いている。

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アップで見ると意外に綺麗な花で、円形のようなものが見えているが、それは子房で、のちにこれが実になると言う。

これはユリ科ショウジョウバカマ属で、自然では湿った所や渓流沿いに生える多年草で、生育地が人里から高山の湿地までと垂直分布幅が広いと書いてあった。
分布として日本全土にあるようだが、本で見ると、葉も生育地によって、細い葉ややや広い葉などと変化があるようだ

花が派手なので、自然の状態ではすぐ分かるだろうが、実際に咲いているのを見た事がない。

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求めた時の草丈は10センチ前後だったが、日を追って段々伸びてくるようで、今日見たら花茎が曲がっていて、何時の間にか伸びたようで、もう25センチになっていた。

調べて見ると、やはり花後は新しい葉が伸びて花茎もどんどん伸びて30〜40cm以上にもなり、花は黄緑色になって、黒い斑点がつき、汚くなって散らずに残っているとの記載があった。

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この調子で行けば、まだまだ成長し続けて、ノッポになるようだ。

一方、葉の方は冬場も枯れずに常緑だそうだ。地面に放射状の葉を地面にぴったりとつけたロゼット状とあるが、鉢で見る葉は立ち上がっている。花後地面にくついて横に伸びてくるのだろうか?

この植物の特徴として、栄養状態が悪いと葉の先に不定芽を付ける独特の習性があると書いてある。
「葉から芽」とか「子宝草」と言うのがあるが、そんな感じなのであろうか?

参考までに、下の「石川の植物さまHP」に詳しくその様子が載っている。
ショウジョウバカマ(石川の植物さまHPより)

小さな鉢花だが、たった何日間のうちにどんどん花茎が伸びて、小さいながら非常に逞しい花のようだ。求めた鉢を、庭の違う場所に夫々植えて、これからまだ伸びて枯れゆく様を観察して見たいものだ。

「声明(しょうみょう)のきこゆる如き谷間(たにあい)にショウジョウバカマ花つけいたり」(鳥海昭子)


<ショウジョウバカマ(猩猩袴)>
ユリ科 ショウジョウバカマ属
学名:Helonias orientalis
原産地:日本
花期:4〜5月
別名:カンザシバナ
生育地:山野の湿り気のある地、半日陰
仲間として、シロバナショウジョウバカマ、ツクシショウジョウバカマ、ヒメショウジョウバカマ。

「立ち止まる花屋の前に夫々の思いの花色選ぶひと時」

「降り注ぐ春の光の庭中に猩猩袴の薄桃花いろ」

「数日を見ぬ間に花茎伸びており忙しき弥生の半ばも暮れぬ」

「とりどりの花芽膨らむ春庭に暫し忘るる春の憂いを」

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちではショウジョウバカマも咲いているのですか。なかなか面白い形の花ですよね。茶筅に見立ててチャセンバナともいうそうですね。僕も昨年、3月15日の記事で出しましたが、もう咲いている頃ですね。
 うちでも育てていますが、あまりかまわないせいか、葉ばかり茂るものの、花はあまりよく咲きません。やはり肥やしが不足しているのかもしれませんね。

 この花は、株分けも、種子播きでも、葉挿しでも殖えるのでいいですね。
なおさん
2007/03/23 23:43
おはようございます。今日は雨になるそうですね。残念だな。初めて見ました。まさにはたきですね。自然はやっぱり面白いと感じます。「立ち止まる花屋の前に夫々の思いの花色選ぶひと時」はとってもいい感じ。一花さんお新しい感じですよ。感性がにぶっているのでなく、変わってきているのかと思います。生意気でした。
hanahhana1952
2007/03/24 08:13
夏山などに登ると日陰の斜面で雪渓が溶けた所で、未だ他の植物が芽を出さないのに、ショウジョウバカマの花が咲いているのに出会います、この様な所ではもちろん葉は有りませんから何か異様な感じを受けたことを思い出しました。
茎が30センチ位にもなるとは驚きです、他の草に負けないように茎を伸ばして虫などを集めるのでしょうかね。
OSAMI
2007/03/24 09:29
ショウジョウバカマ、ヒヤシンスに少し似ていますね。この花はヤクが濃い紫できれいですね。ハタキとはまさにそんな感じですが、現代っ子は「ハタキって?」と言うでしょうね。
未来
2007/03/24 18:25
いくつか前の記事。ボケの記事ですが。
バラ科のボケ属なのですね・・。あ然です。
木瓜と言えば、近くに天然記念物の木瓜がありまして、明日、行ってきまーす!この時期、人気の木瓜なのです。私は最近、ボケ気味ですが・・。
環ちゃん
2007/03/24 20:10
もうショウジョウバカマが咲きましたね。今年は皆早いです。早く見ないと終わって今いそう。
ショウジョウバカマの言われが分かりました。
ミニミニ放送局
2007/03/24 21:50
ショウジョウバカマは始めて見る花です。名前は聞いた記憶がありますが。まさにハタキ似の花ですね。
デコウォーカ
2007/03/24 22:23
なおさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。コメント一日遅れで今頃になってしまいました。
3月15日のブログ見ましたが、もう遥か昔みたいですね。茶筅花でしたね。しっかり聞いたようでしたのに、トンと忘れてしまってました。
でも見ると、はたき見たいです。柄が伸びているのでそんな感じですヨ。花の蕾が出てものは茶筅にそっくりでした。シロバナも求めて全部で3株ですが、あちこちに植えて様子をみます。これって花が咲き難いのですか?
なおさんへ
2007/03/24 23:47
hanahhana1952さん、こんばんは。今日は雨が降らなくてラッキーでしたね。お散歩もされてよかったですね。ショウジョウバカマって初めて見られましたか?
山野草は園芸種と違って色々面白いものがありますね。はたき見たいですが、茶筅花とも言うそうです〜。
歌、感性が鈍っているのでなく変ってきていうのでしょうか?歌は自分でも思うのですが、どうしようもなく下手で詩形が出来ないのですよ。何時も説明短歌で。。これも毎日の勉強と思ってますので、そのうちにいつかキット上達しますね〜。それまで我慢してくださいね〜。
hanahhana1952さんへ
2007/03/24 23:52
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ショウジョウバカマは以前見せて下さいましたよね。白もたくさんありましたし、薬用植物園の花付はとても良かったですが、何でもありますよね。自然の山でもご覧になって、やはり異様な感じで咲いているのですね。草丈が数日で伸びてビックリしています他の花と違えて虫を集めるためなんですね。なるほどです〜。。アップで見たら綺麗な花ですが、花後汚くなるとかです。
OSAMI さんへ
2007/03/24 23:58
未来さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ヒヤシンスは纏まってボリウムがありますが、これってぼさぼさの髪の毛にも似ているようで、なんともです。でも地方によっては、茶筅花とか素晴らしい名前ももっているようで、はたきとは随分失礼でしょうね。
葯が紫で綺麗ですよね。現代の子は、はたきを知らないでしょうね。モップでもないし、毛バタキとか?パソコンキーボードを掃除するのがありますが、「スチックダストブラシ」書いてあり、それにそっくりです。でも花後柄が伸びてくるのですよ。
未来 さんへ
2007/03/25 00:05
環ちゃん、こんばんは。コメント有難うさん。
なんだ〜この記事のコメントでなく、以前のボケ記事へのコメントなの?\(◎o◎)/!それってトボケ気味?ではないの?
ボケは私の専門ヨ。
どこかに天然ボケがあるの?人気なんだね〜。明日雨だけど頑張って行ってらっしゃい〜。
そうそう、家にまだボケの木があと2本あって、益々ボケに執着気味〜。また花が咲いたらアップするからね。そのボケの銘を聞いてビックリヨ。その時またしっかり来てネ。
環ちゃん へ
2007/03/25 00:11
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ショウジョウバカマを山でご覧になってらっしゃるのですね。
今年は花が早いみたいですね。店屋で出回る頃には普通未だ自然では咲いていないのに、もう今年はOSAMIさん宅でも咲いていましたね。
そろそろ山登りされて、しっかりと山のスミレもこの花も見て撮ってきてくださいネ。
ミニミニ放送局 さんへ
2007/03/25 00:15
デコウォーカさん、こんばんは。私も画像だけで実際は見た事が無かったのですよ。今迄花屋さんで出回っているのに気づかなかったのかも知れません。ハタキのようですが、茶筅花とも呼ばれているようです。 デコウォーカ さんの山では見られないって不思議ですね。湿気っぽいところがお好みだそうです〜。
デコウォーカ さんへ
2007/03/25 00:18
一花さん、ショウジョウバカマ(猩猩袴)この花も初めて見せて頂きました。名前からしても、ちょっと怖そうな花ですね。大きいのでしょうか?
チューリップの様に花軸がすーっと伸びてますね。大変面白い花を見せて頂きました。
彦左
2007/03/28 19:17
私は岐阜の山間部、岩場の小さな滝のようになっている水の多いところ、常に湿っている日陰で見ました。育てるときのご参考にしてください。冬はへばりつくほどに薄いロゼットになって寒さをしのぎ、ぐぐっと伸びて開花します。「猩々」は能のほうの赤く長いおかっぱ頭のかつら姿と後ろに引きずるような袴の裾の様子から、名づけられたと聞いたことがあります。「能」まで行ってしまうと、親しみ具合が「はたき」「茶せん」どころではないですね。この花とセットで思い出すのが、同じ桃色の花を咲かせる、イワウチワです。名前だけでは想像しにくい可憐な花です。
ひめだか
2007/03/30 01:36
彦左さん、こんばんは。こちらもコメント有難うございます。お返事遅くなりました。
ショウジョウバカマって、名前が怖い感じですよね。猩猩と言う想像上の動物の名前だそうですが、広辞苑では、もうひとつ、能の一ともありますよ。上のひめだかさんが書いてらっしゃいますが、「能のほうの赤く長いおかっぱ頭のかつら姿と後ろに引きずるような袴の裾の様子から、名づけられたと聞いたことがあります」だそうですヨ。
これは花後たちまちどんどん伸びてきました。茶筅花とかも別名があるそうで、半日陰の湿った山で見かけるようですけど、私は山の自生のものは見た事が有りません。
彦左さんへ
2007/03/30 21:48
ひめだかさん、こんばんは。随分遅い時間にコメント有難うございます〜。ひめだかさんも山でご覧になったのですね。
猩猩には、広辞苑でも能の一で、そんな意味がありますよね。赤く長いおかっぱ頭のかつら姿と後ろに引きずるような袴の裾の様子からなんでしょね。茶筅やハタキより優雅で趣き深いですよね。
昨日、ある都立病院に行った帰りに、近くの万葉植物園に寄りました。この時期サワラビやイカリソウなど咲いていましたが、樹の間にショウジョウバカマが何種類か咲いていて、赤い種類もありましたよ。鉢では葉がロゼット状になっているものもあり、地では若しかしてこの頃植えられたようなものがありました。花色もあるのですね。
桃色の花でイワウチハですか?私も好きな花で、鉢で求めた「姫イワウチワ」の花が今うちでも咲いています〜。小さいですが、可愛いですよね。でも来年咲かせられるか?それが心配です〜。
ひめだかさんへ
2007/03/30 22:03
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