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zoom RSS 伊勢旅行−4(伊勢神宮)

<<   作成日時 : 2007/03/05 21:23   >>

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     <伊勢内宮、新御敷地より垣根越しの御正宮屋根>

伊勢神宮は、外宮と呼ばれる豊受大神宮と、其処から4キロ先にある内宮と呼ばれる皇大神宮を中心として、14所の別宮、43所の摂所、24所の末社、42所の所管社から成り、これ等125の宮社の総称が正式には神宮と呼ばれている。(神宮司庁広報より)

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     <伊勢市駅前・外宮へ>

外宮は天照大神のお食事を司る神の豊受大神が祀られていて、内宮創建後500年経ってから、伊勢駅近くの山田原に迎えられ、衣食住を初めあらゆる産業の守り神だそうだ。(パンフより)

内宮と呼ばれる皇大神宮は、日本国民の大御親神とあがめまつる皇祖天照大御神が祀られている。

天照大御神は歴代の天皇がおそば近くでおまつりされていたが、第10代の崇神天皇の御代に初めて皇居をおでましになり、大和の笠縫邑(かさぬいのむら)におまつりされた。ついで各地を御巡幸ののち、第11代垂仁天皇の26年(約2千年前)、大御神の御心にかなった大宮どころとして、今の宇治の五十鈴の川上の地におしずまりになっている。(神宮司庁パンフより)

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       <宇治橋から五十鈴川>

普通「お伊勢さん」として賑わうのは、こちらの内宮のほうだ。
五十鈴側に架かる木造の橋は「宇治橋」と呼ばれ、両端に大鳥居がかけられているが、20年に一度遷宮される内宮と外宮の旧御正殿の棟持柱(むなもちばしら)がリサイクルされていると言う。

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   <宇治川を渡って、神苑>

橋を渡って砂利を敷き詰められた参道を進むと、「神苑」と呼ばれる広い松の植え込みが見え、ベンチもあって休んでいる人たちも見られ、此処でちょっと足休めしてからお参りと言うゆとりの場のようだった。
一の鳥居をくぐると、右手に川沿いに降りる「五十鈴川御手洗場」があり、参拝する前に心身を清める場で、清めるに相応しく川底が澄んでおり、この川は清流として有名だ。

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      <五十鈴川御手洗場>

「二の鳥居」をくぐると、立派な御殿風の建物が軒を連ね「神楽殿」が建っており、ご祈祷のお神楽を行う御殿で、お札や御守りを受けられる場所だった。
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        <神楽殿>
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参道は鬱蒼とした森のようで、杉や檜が植えられて夏場も暗く涼しそうだ。2000年前からの古代のままの佇まいがあり、お参りの人の姿が多く見られるが、まるで此処だけ霊験あらたかな場所の別世界だ。皆黙って黙々歩いており、踏み行かれる玉砂利の音だけが耳に付く。

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         <参道内樹木>
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行き止まりの階段を左手に上がっていくと、鳥居の中に御正宮の屋根が少し見え、参拝所があり、そこから階段の上は撮影禁止になっている。
御正宮は社殿の中心で、四重の垣根に囲まれており、唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)の古代様式で、萱葺屋根に10本の鰹木がのせられて、4本の千木の先端は水平に切られているという。
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     <御正宮参拝前階段>
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人夫々に先ずは己の身の幸せ、家族、ひいては日本の国、世界の平和と安泰など、祈りの形も様々であろうか?人は独りでは生きられず、親子兄弟、そして祖先との繋がり、日本国民、世界へと考えると、世界が平和でなければ吾個人も平和で居られないようだ。
欲を出してそう多くを望まずに二拝二拍手一拝のお作法でお参りを済ませ、帰り路から見える空き地には、新御敷地が見えた。

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          <新御敷地・平成25年新遷宮地>
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御正宮の敷地は東西2箇所にあって、20年に一度式年遷宮で社殿が新しく建て替えられるそうだ。次は平成25年に遷宮されるが、もう去年平成18年に木曾から檜の御用材を運ぶ第62回目のご奉仕者となるお木曳行事一日神領民募集の伝統行事が始まって、今年も5〜6月に開催される。
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帰りは行きと違う路で狭く、荒祭宮の方に行く途中の坂の上から、御正宮の屋根が少し見えていた。

そして、、お参りの済んだ帰りの参道出口付近には無料休憩所の「参集殿」があった。辺りを散策すると、花木や池の鯉、カルガモなどが見られて普段の人間生活臭さを感じさせてくれた。この時期、花木としては、ヒカンザクラや熱海ヒカンザクラ、馬酔木などが折り良く咲いていた。
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参拝を済ませて内宮を出て道路を渡ると、おはらい町の古い建物の佇まいを見せる店がずっと軒を並べている。お伊勢参りのお蔭で栄えて、そのおかげで栄えているので、「おかげ横丁」とも呼ばれるが、伊勢名物の赤福本店を初め、多くの食べ物ややお土産屋が軒を連ねて、伊勢うどん、他茶屋・干物・真珠屋などずらりと並んでいる。
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一生に一度はお参りしてみたいと思っていたので、やっと済むとお腹もすくもので、やはり人にとっては食事は生きるうえで欠かすことの出来ない大切なことと人間らしさを実感する。
外宮の豊受大神宮は天照大神のお食事を司る神さまなので、生きている人間にも、食事は疎かにすることは出来ない大事なことだ。生きるためには食べ、食べる為に生きることもあり、そして禊の祈りも大事のようだ。
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帰りの春暖かい電車の車窓から眺めた松阪辺りは、のんびりとした豊かな耕地が広々と広がっていた。
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「水底まで透明と見ゆ五十鈴川心身清むる禊の川は」

「鬱蒼と杉の聳ゆる参道に玉砂利踏み行く音のみ響く」

「我れ夫婦家族日本と世界平和願いつつ拝む伊勢の神へと」

「参拝を終えて出ずればおかげ横丁飲み食い賑わう人並み多く」

「春うららお伊勢参りを無事終えて車窓に見るは豊かな大地の」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さん、お伊勢参りは江戸時代から庶民の間でも流行っていたようですが、今と違い、街道を歩いていくのも大変だったことでしょうね。
 僕は、まだ行ったことがありませんので、こうして見せていただけて、ありがたいことです。
 まさに神さぶる、というか神々しい境内では身も心も敬虔な気分になるのでしょうね。
 おかげ横丁もあり、聖と俗、非日常と日常は切り離せないものだというのがわかりますね。
なおさん
2007/03/05 21:56
画面上で伊勢参りが出来ました。荘厳な建物、大杉や大檜の林の中を砂利を踏みしめて歩く感じが心地よいです。外宮と内宮の間の4kmは歩くのですか?それとも車ですか?
デコウォーカ
2007/03/05 22:01
「鬱蒼と杉の聳ゆる参道に玉砂利踏み行く音のみ響く」音が少ない世界にあうとほっとすることがあります。たくさんの人や建物がなく、遠くまで緑をみるとほっとすることもありますね。都会は喧騒。森の中でふと見上げると青い空と木漏れ日、そしておのが踏む足音だけなんていいかもしれないなあ
hanahhana1952
2007/03/05 22:20
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
昔からお伊勢参りは有名だったようですね。街道を歩いていったのでしょうね。四国巡礼の旅に比べたら、まだましのようですよね。
それで食べ物の町、おかげ横丁がしっかりと賑わって、人間味があり、人って食べる為に働くのでしょうか?食って大事ですよね。外宮は天照大神のお食事を司る神の豊受大神であらせられて、人情の世界にどっぷりと浸かっているようですね。人って一人では生きられないものですよね。木曾から伐ってくる木は杉でなく檜でした。(3日のなおさんのコメントに杉って書いたようで、テゲテゲでごめんなさいです〜〜)
なおさんへ
2007/03/05 23:09
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。写真ですが、外宮の画像もたくさんあったのですが、カメラ1台のホワイトバランスが狂っていて、駄目でした。昨日の画像の中にも、幾つか青く写っていて見難くてすみません〜。他、人が写っていて公開できない写真が多くて、こんな感じになりました。また実体験なさってお出かけください〜。内宮だけですと、近鉄五十鈴川駅からバスも出ていますし、伊勢市の外宮を参拝して、4キロ先の内宮まではバスもたくさん出ています。4キロ歩くのはデコウォーーカーさんには容易いでしょうが、見る所が多くて他で時間が掛かってしましますので、バスが良いようです〜。
とにかく此処は人が多いでしたし、バスも車も一杯で賑わっていました。暖かい春になると急に観光で増えるそうですね。
デコウォーカ さんへ
2007/03/05 23:21
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
此処参道から拝殿の方は鬱蒼として杉林があり、深閑としていましたよ。人が多いのですが、だれもお喋りする人も居なくて、砂利を踏み歩く音だけがしました。森の中って空気も澄んで良いですし、また五十鈴川の流れが澄んでいて、心まで清められる感じでしたね。神様って、やはりこんな森深き神聖な場所におわすものよと納得しました。熊野、木曾、そして伊勢と神々のお社となるべき木が育ち、川も流れていて、そして豊かな食料もある所で神宮となるべき場所として選ばれたんでしょうね。
hanahhana1952さんへ
2007/03/05 23:29
荘厳なたたずまいに襟をただして拝見しました。日本人の心の原点に触れる特別の場所だと思います。幼い頃に母に連れられて参拝し五十鈴川の水に触れたかすかな記憶が残っています。式年遷宮の場所が写ってますね。
定期的に社を建て直し古い資材は乞われて各地に移築されます。リサイクルになるわけですが技術の伝承という意味でも評価されることですね。
日本人のすぐれた見識には頭がさがります。
目黒のおじいちゃん
2007/03/06 04:51
一花さんのページで伊勢参りをさせていただきました。
帰ってからも色々調べ勉強されているようです。
「おもかげ横丁」も電線がないとこんなに綺麗なんですね。
まだ行ったことが無いので参考になります。
ミニミニ放送局
2007/03/06 10:54
遷宮が行われていますから、以前私が御参りした所は第62回式年遷宮御敷地だったという事ですね、いまは何も無い更地を写真で見ると何だか不思議な気持ちになります。
おかげ横丁の景色だけは以前と変らないような感じがします。
OSAMI
2007/03/06 20:09
目黒のおじいちゃん 、こんばんは。今朝はたくさん、こちらまでコメント有難うございます。私は初めて出かけましたが、若い方も結構多くびっくりでした。私の子供など、古事記日本書紀の日本の歴史・神話を知らないようで、拝む事を知る機会は元日の初詣と、受験の時だけのようでした。皇室離れしていくのでしょうか?でも日本人の魂のふるさとですから、親が一緒に連れて行って、話してあげる機会も大事ですよね。子供たちも是非此処を訪れて欲しいものです。建物はリサイクルされる、とこの記事を書きながら知りました。ありがたい此処の古い御正宮の建物は、あちこちから乞われるのでしょうね。20年毎に新しく建てかえられて、またそれを造る技術の伝承もきちんとされていて凄いことですね。今回、お木曳行事一日神領民募集の伝統行事も一般公募されていることを初めて知りました。京都に行きますと古い建物が多くて、日本建物の宮大工さんを育てるのも大変だとか以前知りました。
目黒のおじいちゃん へ
2007/03/06 21:56
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ミニミニさんと比べると、拙い画像ですが、それでもお出かけされた気分になられて有難うございます。画像として載せたい場所もあったのですが、公開出来ないものが多くてすみません。常識を知らない無知ものですから、出かけた先でパンフレットを戴き、またネット検索して書いていますが、ボケミスも多く、失礼する事が多いかも知れません。
仰ってから分かりましたが、ホント電線が無いですね〜。ビックリ新発見。有難うございます〜。流石良く見てらっしゃいますね。
ミニミニ放送局 さんへ
2007/03/06 22:02
OSAMIさん、こんばんは、コメント有難うございます。
以前お出かけだった時は、この場所の前に位置していたのですね。
遷宮することで、建物の老朽化を防ぎ(萱葺きですし)また神様の居心地の問題などあるのでしょうか?多くの方の願い事を聞かれて、穢れで一杯になられ、祓いの必要があるのでしょうか?ちょっと其処は分からないのですよ。おかげ横丁は以前の儘だったので、赤福も昔の味と変わらなかったのですね。相変わらず美味しいでしたよ。
OSAMI さんへ
2007/03/06 22:08
一花さん、流石!伊勢神宮のことを詳しく調べられています。感心しました。私など何度も行ってますが、五十鈴川のせせらぎぐらいにしか思いませんでした。伊勢神宮も奈良の橿原神宮でも玉砂利の音を聞いて歩くと身が引きしまるのが不思議です。
彦左
2007/03/06 22:19
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
何時もたくさん書いて画像を貼って、読む方にはお時間かかって仕舞われて申し訳ないですね。自分が知らない事が多くて、こうして記事と書いてまた調べて勉強としております。
彦左さんは何度もお出かけですか?熊野、奈良もいい所ですよね。何時もネット画像で見せて戴いて、改めて日本の神社建築も良いものだと思います。参道の玉砂利の音が良いですね。
彦左さんへ、
2007/03/06 23:32
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