一花一葉

アクセスカウンタ

zoom RSS ケマンソウ(華鬘草)

<<   作成日時 : 2007/04/22 17:40   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 17

画像

ガーデニングをするようになって、花の形の面白さに惹かれた植物にケマンソウ(タイツリソウ:鯛釣草)がある。
愛嬌のあるハートの型に、足か手が跳ねているようで、その形がまるで釣竿から鯛を釣ったようなイメージがあるのでタイツリソウ(鯛釣草)の名前があるのかも知れない。

画像

遠目に見ても小花の吊り下がり具合がユニークで可愛く、ガーデニング素材としても和の山野草とも、また洋花としても華やかだ。
桃色が基本種だそうだが、今では白花も見かける。花の咲き順は下からで、形も最初から鯛の形をしているわけでなく、中が膨らんで2枚の花びら様が外に跳ねてくるようだ。

画像

我が家で6年前から植えていたのは桃色種で、その後株が大きくなって良く咲いていた。年々樹木が日陰を作るようになってしまってか、花の咲き具合が少なくなり、宿根なのに今ではもうすっかり株ごと消えてしまった。
画像
  <6年前に育てたもの;2001/4/17撮影>

この花は好きなので、また育てたいと思っていたら、春先に小さな鉢苗で紅・白2鉢求めたものだが、いま開花中だ。
画像
   <花の中の様子>

これは中国北部から古くから渡来したとあるが、原産地では雑木林に自生するようだ。
育て方を見ると、根が太いゴボウのようで地中深く伸びるので耕土の深く水はけの良い場所で、夏場半日陰となる落葉樹の元が良いと本にはある。しかしラベルには、日当たりで夏場は西日を嫌うとあるが・・。
画像
  
丈夫で植えっぱなしでも毎年咲くとあるが、我が家のものは何故消えたかのだろうか?若しかして夏場から地上部が枯れて見えなくなるので、踏んだり掘ったりしたのかも知れない。

このケマンソウは、ケシ科コマクサ属で、かの高山植物の女王と言われるコマクサ(駒草)と同じ仲間だ。だが形は馬の顔の駒に似ず、こちらは、インドの女性達が首や体を飾る装飾品や仏像の華鬢(けまん)にも似るので、この名前がある。


同じケシ科にキケマン属と言うのがあるが、こちらは野原でよく見かけるムラサキケマン、キケマン、ヤマエンゴグサ、ジロボウエンゴグサなどがある。花の形は似ていないが、葉が少し似ているようだ。
画像

 <ムラサキケマン2007/3/29撮影:ケシ科キケマン属>
画像

コマクサは冷涼な気候を好むので栽培が難しいのか、高嶺の花としてなかなか育てられないようだ。自生地の山では見た事がないが、あちこちの植物園などで見た。タイツリソウとは違って、可憐で気品のある女王のイメージだった。

画像
   <コマクサ:2006/6/2北大植物園撮影>

「ケマンソウあなたとともに歩みきし金婚式の朝を咲きたり」(鳥海昭子)

「峰近く駒草は咲きいたりけり小さな風に素直にゆれて」(々)

<ケマンソウ(華鬢草)>
ケシ科コマクサ属
学名:Dicentra spectabilis
別名:タイツリソウ、ケマンボタン(華鬘牡丹)、ディケントラ(Dicentra)
原産地:中国、朝鮮半島
花期:4〜5月
草丈:40〜60センチ
性状:宿根草

「蔓延りいし庭の桃色華鬘草何時しか消え去り樹木の繁る」

「紅白の華鬘草の鉢求め来し春のうららに鯛の小花咲く」

「春風に揺るる紅白鯛の花百花繚乱賑わう狭庭を」

「駒草の代わりと見つつ華鬢草鯛の形に馴染みをもちて」

「未だ見ぬ自生の駒草高山に憧れを持つ花よとただに」



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
いろんな花色があるんですね。そして冬も夏も元気で咲き元気をくれる。
我が家の近所でも越冬してなお咲き競っています。
目黒のおじいちゃん
2007/04/22 18:43
今年はよくみかけました。名前を覚えたからかな?昨日の牡丹園でも。一花さんらしさはやぱり、花分解かな?(笑)鳥海さんの(歌は、素直な流れを感じます。「ケマンソウあなたとともに歩みきし金婚式の朝を咲きたり」(鳥海昭子)そして、この一花さんお歌にも、同じ旋律を感じますよ。「峰近く駒草は咲きいたりけり小さな風に素直にゆれて」(々)
「未だ見ぬ自生の駒草高山に憧れを持つ花よとただに」
hanahhana1952
2007/04/22 19:02
 こんばんは、京都の旅、とても楽しく、場所によっては
とても懐かしく拝見させていただきました、私はいつもツアー
ばかり、一花さんのようにお好きなところを気ままに歩いて
みたいです。タイツリ草、私も昨年、可愛らしさに惹かれて
求めてみましたが、消えてしまいました、宿根草なのですよね、
やはり、夏の過ごし方がいけなかったのでしょうか?ネ。
いけちゃん
2007/04/22 22:08
先日行ってきた山野草展でこのケマンソウを見ました。その美しさにビックリして写真をパチパチ撮ってきました。白色も有るのですね。こんな花が香貫山に咲いたら、あっという間に盗掘されてしまいそうですね。香貫山でよく見た、名前が似ているムラサキケマンとは大分花の格が違いますね。
デコウォーカ
2007/04/22 22:08
目黒のおじいちゃん、こんばんは。またこちらにコメント有難うございます。
このケマンソウは桃色だけかと思ってましたら、最近白を見かけました。
これは宿根ですから、以前は毎年出てきてくれたのですが、何故か何時の間にか消えてしまって、また鉢で紅白求めたものです。コマクサは高嶺の花ですが、これなら丈夫でなんとか育てられるようなんですけど。
近年、山野草を庭の地に下ろすと、うまくいかなくなりました。
ご近所でも咲き競っていて、皆さんガーデニング上手でらっしゃいますね。
目黒のおじいちゃんへ
2007/04/22 22:49
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございました。
これが、花屋敷のhanahhana1952さん宅で育ててらっしゃらないって、不思議です〜。宿根で毎年出てくるのですが、うちでは何時の間にか消えてしましました。hanahhana1952さんなら上手かな〜と思いつつです。昨日の牡丹園でも白や桜色の鯛が並んでいました?
この中の花の様子が気になり、見てみました。ちょっと花先のべろか足先に蕊があったのですね〜と納得でした。鳥海さんのお歌は何時も素直ですよね。
私はこの頃、頭を抱えています〜。ブログ記事は出来ても、歌がなかなか〜です。勉強不足なんでしょうね。でも素直素直にhanahhana1952さんの詩のように歌えば良いのですよね。結句がうまくいかなかったようですが・・時間切れで、いい加減でごめんなさい〜。
hanahhana1952さんへ
2007/04/22 22:58
いけちゃん、こんばんは。拙い京都の記事を読んで下さって有難うございました〜。今回は用事で出かけましたので、自由に見れましたよ。
でもツワーだと、自分で計画を立てる必要がないし、お友達も出来、あちこちもたくさん見れて良い事もありますよね。いけちゃんは外国もあちこち旅行をされてらっしゃいますね〜。羨ましいです。
タイツリソウは可愛くて惹かれますよね。いけちゃんも去年のものが消えました?残念でしたね。
私も6年前のものはとても元気で、皆さんから羨ましがられていたのですが、どうしたことか、何時の間にかドロドロンでした。今回は鉢で管理とかも考えていますが、本で見ると、腐葉土を敷いて、30pぐらいの深植えで排水が大事で乾燥させない。開花中は日当たり、その後気温があがり生育したら明るい日陰と書いてありますよ。どうも山野草は、相性がよくないようです。夏場は、地上部が枯れるけど秋に涼しくなると新しい芽が出来るとかです。やはり夏場の管理でしょうかね?
いけちゃんへ
2007/04/22 23:12
デコウォーカさん、こんばんは。これは以前OSAMIさん宅でもアップされてましたね。中国産でコマクサと同じ属なんですが、顔が中国のものは横に広がって、まるでエボシ鯛のようですよね。一方、コマクサはスマートな顔立ちで駿馬のようで、高嶺の花の高山の女王然としています。
山野草展でもご覧になられましたか?ムラサキケマンは「ケマン」の名が入っているのに、ケマンの形をしていなくて不思議ですよね。葉がちょっとだけ似ているようですね。タイツリソウやコマクサがムラサキケマンのように野性であちこちに見かけられたら、値打ちが下がるのでしょうか?きっと盗掘されるのでしょうかね〜。でもツリガネニンジンは香貫山では咲いていましたね。
デコウォーカ さんへ
2007/04/22 23:20
こんばんは。
ケマンソウ(華鬘草)は漢字で見るとなんだかすごそうな名前ですが、花は愛らしいですね。でも残念ながら、まだ実物を見たことがありません。
見たことがあっても、名前を知らなかったので憶えていないのかもしれませんが・・・
ムラサキケマンは先日里山公園で写した花の中にありました。あとから名前を教えていただきました。自然の中にも咲いているのですね。
「ケマンソウあなたとともに歩みきし金婚式の朝を咲きたり」という歌に、感慨をおぼえました。
未来
2007/04/23 01:06
植物はいろいろと面白い花を咲かせますが、なかでも山のガレ場で可憐に咲くコマクサに出会うとなんだか元気が出ますし、同じ中間のタイツリソウを自宅で眺めるというのは素晴らしい事だと思います。
OSAMI
2007/04/23 15:38
一花さん、ケマンソウ(タイツリソウ:鯛釣草)本当に変わった花ですね。若いときに良く釣りに行ったです。加太の鯛釣りが思い出されました
今も友人から釣りに誘われますが、この年になると船がもっとも疲れるのです。鯛釣りを思い出して下を見ると真っ白いのもあるのですね。
花っていろんな姿形をしていて面白いものですね。ブログのお陰で花を沢山見るようになりました。
彦左
2007/04/23 20:57
未来さん、夕べ遅くにコメント有難うございます。お返事遅くなりました。
漢字で華鬘草は難しいですが、タイツリソウ(鯛釣草)の方が愛嬌があって覚えやすいですね。
このケマンソウは自然の中では咲いていないのですが、同じケシ科でムラサキケマンと言うケマンが付く野草がありますが、似ていないですね。
このタイツリソウはコマクサと同じ属だそうですが、似て居ないと思ってましたら、少し花が似ていますね。
鳥海さんの歌集で、「花と短歌365日」はラジオ深夜便で放送されていました。もう亡くなられて、お花がお好きで色々育ててらっしゃったようですね。
未来さんへ
2007/04/23 23:24
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
去年、登山なさった折にコマクサの養生中でしたが、見せて頂きましたね。植物園では見た事がありますが、自生の山では見た事が有りません。汗をかかれて登られた山で出会われる高山の花は、また格別美しいことでしょうね〜。まして高山植物の女王ですから花も可愛いですよね。
タイツリソウはちょっとコマクサとは格が落ちるようです〜。 あちこちで植えてありますので、、。
OSAMI さんへ
2007/04/23 23:30
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
ケマンソウはタイツリソウで、面白い鯛の形をしていますよね。
彦左さんは、船舶お免許もお持ちでしたね〜。釣にも出かけられてらっしゃいますか?でも今ではゴルフの方が、釣より楽しいでしょうか?
白いタイツリソウもあるのですよ。ブログで色々珍しいお花に出会えますが、自分が育てないと、この頃なかなか覚えられなくなりました〜。
彦左さんへ
2007/04/23 23:34
今晩は♪ケマンソウ元気ないですね。花数も少ないようですし・・・。我が家のケマンソウは元気いっぱいです(^_^)ただ、大株になると根が太くなって中が空洞になり老化が進んで腐って枯れてしまうそうです。
晴耕雨P
2007/04/28 20:37
あっ!ところでトップの花はなんですか?
晴耕雨P
2007/04/28 20:41
晴耕雨Pさん、こんばんは。お久しぶりです〜。コメント有難うございます。
昔あったうちの大株は枯れてしまいました。そうですか?やはり根が太くなって中が空洞になり、老化が進んで腐って枯れてしまうそうなんですね。お宅はお元気なんですね?うちは枯れて、今小さい鉢で紅白育てていますが、花が貧弱でした〜。やはり地植えには叶わないようです。これから花後何処に植えようか〜と思案中です。
トップの花はご存知なかったですか?オオバナエンレイソウです。
昔、地植えで枯らし、草春にポット苗で芽も出ていないものを求めて育て、開花しました。花が他の色もあります。北海道ではたくさん見られますよ。北大の校章です〜。私の出身は、北海道ではありませんけど、好きな花です〜。そのうちアップしますね。
晴耕雨Pさんへ
2007/04/29 00:11
ケマンソウ(華鬘草) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる