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zoom RSS オダマキ3種その2

<<   作成日時 : 2007/05/15 20:57   >>

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今、我が家の敷地内の西ブロックの砂利の間から咲いているヤマオダマキ(山苧環)と、苗から求めて育っているセイヨウオダマキ(西洋苧環)の2種。

日本には高山性のミヤマオダマキ(深山苧環)と低山性のヤマオダマキ(山苧環)などがあるそうで、園芸種として出回って育てているミヤマオダマキの開花はもう終わってしまった。
オダマキ3種: 2007/05/09

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ヤマオダマキは、ミヤマオダマキより開花が遅いようだ。我が家では、もう何年も前に鉢で育てたものからか、零れダネとして西ブロック前の砂利の間から出て来て、去年も開花を見た。

今春も砂利の間から何株かのオダマキの株を確認したが、そのうち葉の色が薄く青っぽく小さ目のものからは、ミヤマオダマキ(深山苧環)の花が咲いてきた。

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                <ミヤマオダマキ(深山苧環)2007/5/8撮影>

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        <ヤマオダマキ(山苧環)の葉:2007/5/15撮影>

それより葉の緑が濃くて大き目の1株から茶褐色の蕾が出て来、こちらはヤマオダマキ(山苧環)のようで、今開花している。
この辺りからは去年も開花しており、其処は踏まれたり砂利で夏場に焼け付く場所なのだが、風の通りが良いようでお気に入りとなっているようだ。

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ミヤマオダマキの花色は青と白の落ち着いた和風の感じで、草丈も小型で高山に生えているものだったが、このヤマオダマキは、日当たりの良い山地の草地などに生えて、萼が茶褐色で普通草丈40〜60センチとなるようだ。

オダマキの名前の謂れは前回も書いたが、花の背後の5本の距が糸巻きに見られて、「イトクリソウ」と呼ばれていたが、次第に紡いだ麻糸を丸く巻いたオダマキ(苧環)の名になったようだ。

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ヤマオダマキ(山苧環)の距が内側に強く巻き込むものをオオヤマオダマキ(大山苧環)として区別されているようだ。我が家のものは園芸種であり、また開花が進むと蕾の頃に比べて距の形も真っ直ぐになってくるようで、どちらとも言い難い。
また花色によって黄花のものがあり、「キバナノヤマオダマキ」と言うそうだ。

このヤマオダマキ(山苧環)もミヤマオダマキ(深山苧環)も零れダネとして鉢からも容易に育って、手間要らずの有り難い植物だ。


<ヤマオダマキ(山苧環)>
キンポウゲ科オダマキ属
学名:Aquilegia buergeriana
原産地:日本全国;低山の林縁や草地
性状:草丈
花期:5〜7月
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今年の春に苗として出回っていて求めたオダマキの白。
ミヤマオダマキの白かと思って求めたものだが、ラベルを良く見たらセイヨウオダマキ「ウィンキー」ダブル・ホワイトと書いてあった。

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それでもどんな白い花が咲いてくるかと楽しみにしていたら、葉はオダマキの形だが、草丈が30〜40センチで、花は上や横向きのオダマキらしからぬ洋風の明るく華やかなイメージだった。
しっかりと花の後ろには距があって、葉と距がオダマキのイメージだ。

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これはオランダの育苗会社が開発したウィンキーシリーズの品種の白色だとあった。
花付が良く長く楽しめて、咲き終わった花を順次摘み取ると次々と咲いてくるとある。
日当たりと風通しを好み、夏の高温には弱く、鉢植え庭植えとして人気とある。

花がもう終わって来て種も出来ているが、零れダネからも出てくるものだろうか?

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去年の暮れに宿根草として出回っていた、アクイレギア・ブラックバロー。
アクイレギア(Aquilegia)はオダマキの学名であり、日本産オダマキに対して、西洋苧環の名前に使われている。

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このアクイレギア・ブラックバローのラベルには、八重の黒紫色をした花で、オダマキに似ないものだった。

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出てきた葉はオダマキ独特の葉だが、草丈が70センチぐらいと高く、蕾も花も下向きで花の背後の距がなく、花は八重と言うより花弁の重なりが多く、小さなダリアを思わせた。
この八重の花として見えているのは萼だ。

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花色も真っ黒に見えたり、透かすと黒紫に見えたり、随分個性の強いオダマキに似ない独特の洋風の花だ。
日当たりと排水の良い場所を好み、これも高温多湿に弱いが、プランター植えとして、今も花が次々と咲き、咲き終わったものからは種も出来ている。

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このバロー種としては花色が桃色のものが本に載っており、他の花色も出回っているようだ。

西洋オダマキには、背の高いもの低いもの、花が上向き、また距が長かったり全くなかったり八重種など華やかなものもあり、随分多種多彩のようだ。

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「ことの葉は人の心の声なれば思ひをのぶるほかなかりけり」(小沢蘆庵)

「薄明のわが意識にてきこえくる青杉を焚く音とおもひき」(佐藤佐太郎)

「山鳩は朝より森に鳴くなれど然(さ)は悲しげに鳴くこと勿れ」(宮修二)

<アクイレギア・ブラック・バロー>
キンポウゲ科オダマキ属
学名:Aquilegia vulgaris var.stellata‘Black Barlow’
花期:4月下旬〜5月
性状:多年草・耐寒性あり。
草丈:70〜80cm

「パソコンのネットケーブル繋がらずひと夜ひと日の長閑かと言う夫」

「夕張のメロンの二個が競り落とされ百万円の一個売れたり」

「黒々と西洋苧環八重の花丈高く咲き幾許静もる」

「今年また砂利の間より咲き出ずる山苧環の花の慎まし」

「幾つもの言葉紡ぎて詩とならず苧環の花何輪も見る」



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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
あっ今年はなぜか苧環が西洋苧環しか咲いていない。ミヤマ苧環がとってもすきなのに。種をまかなくちゃねと思いました。「パソコンのネットケーブル繋がらずひと夜ひと日の長閑かと言う夫」パソコンにへばりつく夫は私だけではなさそうですね(笑)
hanahhana1952
2007/05/15 22:19
 一花さんちでも、いろいろ美人の織田真紀さんが勢ぞろいですね。このヤマオダマキはうちのと同じように、距がうちがわに曲がるオオヤマオダマキタイプのもののようですね。なかなか渋い色あいで、良い物ですよね。
 西洋オダマキはいろいろ華やかで、また違う趣のものですね。
なおさん
2007/05/16 00:04
日本のオダマキは本当に生命力が強いですよね、種が出来て枯れたようになっている茎を切るとき、少し振り回すと中の種が飛び散りますが、付近にあった鉢から発芽して3年目くらいから花を付けています。ベランダですから隙間みたいなところからのものはありませんが、それにしても強いと思います。
白花の上向きに咲くウインキーというのはやはりオダマキのイメージから少し外れている感じですね、しかし花は可憐な感じが良いと思います。
最後のものは綺麗ですが何だか別の花のようですね。
OSAMI
2007/05/16 19:50
セイヨウオダマキ”ウインキー”、そして、アクイレギア・バロー
珍しい苧環をみさせていただきました。
苧環らしからず、苧環のイメージを一新しますね。

先日のブログコメント上で、いろいろお気使いくださりありがとうございました。
私は結構、ここでお話させていただいて、又いつも、一花さんからのご丁寧なご返事もいただき、喜んでおります。一応私もブログを出しておりますが、一花さんのようなすばらしいものでなく、お恥ずかしい限りのブログなのです。読んでいただければ光栄ですが・・・。ここにアドレスを載せてもいいのでしょうか?
にりんそう
2007/05/16 22:07
hanahhana1952さん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。
都合でお返事遅くなりました。
今年の苧環は西洋苧環だけ開花でしたか?うちは日本種が零れダネであちこちから出てきます。昔の画像を見たら、洋種も他に育てていたのに出てきていません。以前アップした風鈴苧環が増えると有り難いです〜。
便利なPCネットがなくては、生活できなくなりましたね。うちは各部屋で、皆それぞれPCに向ってますよ。\(◎o◎)/!以前喧嘩した時は、メールで、「今日のおかずは何?」とか届いていました。
hanahhana1952さんへ
2007/05/16 23:02
なおさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。都合でお返事遅くなりました。
なおさんちにも小田真紀さんがおいであそばしましたね〜。それはオオヤマさんで、うちののもオオヤマさんでしょうかしら??オヤマー!!
本で見るとどれにもオオヤマとヤマの区別がなくて、ネットでは区別してありましたね。一応これは園芸種で、これからも変異があるかも知れませんのでヤマとして書いて置きますので・・。なおさんちのは、オオヤマからの血統種でしたね。
西洋の織田真紀さんは、とても華やか美人さんで服も変った色がありますね。
なおさんへ
2007/05/16 23:18
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
何故かこの日本産のオダマキは強いですね。あちこちに置いてある鉢の中からも出てきていました。やはり3年目ぐらいから咲いてくるのでしょうね。外国産のものはどれも華やかですよね。今までも違う種類を育てていましたが、ちっとも零れダネ種からは出て来ていないのですよ。
最後の黒いオダマキは小さめのダリアの感じですよね。オダマキの葉に似ますが、花茎も70センチと高いです。背後の距がなくても苧環なんですね。
OSAMI さんへ
2007/05/16 23:49
にりんそうさん、こんばんは。何時もお越し下さって、ご丁寧なコメント有難うございます。
オダマキにも西洋のものは華やかで、イメージが代わってしまいますね。

私のものは、いい加減な長いブログで、読んでくださる方にご迷惑おかけしております。内容も素人のいい加減なものですのに、この頃忙しさと、疲れっぽさで集中力に欠け、ミスばかりですみません。
にりんそうさんもブログを持ってらっしゃるのですね。こちらに書かれて不都合でしたらよろしいのですが、皆さん、此処のコメント欄に書いて貼って下さってますよ。是非読ませて下さいませ。
にりんそうさんへ
2007/05/16 23:57
大遅れのコメントです。
オダマキの前回には載って来なかったんですが、今回には載って来ました。我家に有ったオダマキの一鉢は青色のミヤマオダマキ(深山苧環)でした。もう一鉢はどんなオダマキだったか忘れてしまって???です。
西洋オダマキは日本産オダマキと大分イメージが違いますね。絶対に西洋オダマキではなかった。
デコウォーカ
2007/05/17 15:38
デコウォーカさん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございました。オダマキは以前もアップしましたが、青い色のミヤマオダマキを育ててらっしゃいましたか? 青い深山苧環は小型で花も下向きで日本風で良いですよね。もう一鉢はなんだったでしょう。実は私も色々育てていたのですが、昔の画像を見ていたら、洋風のものなども育てていました。私の方がボケが進んで〜怖いです〜。以前育ててらっしゃったのは、>絶対に西洋オダマキではなかった!!とキッパリ断定ですね。若しかして、このヤマオダマキでは?日本産にはこの2種類とあと萼が白っぽいのもありますよ。
カトレアがお好きなのに、??日本産好みだったのですね〜〜。
デコウォーカ さんへ
2007/05/18 00:42
一花さん、オダマキは最近初めて写真撮りましたが、種類もあるのですね。一番初めの種類でしたね私がサンパツ屋さんで撮ったのは。
彦左
2007/05/18 20:44
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。苧環は最近写真で撮られましたか。色々種類があるのですよ。一番出回っているのは、若しかして青い花の深山苧環かも知れませんね。どんな手法か、アップを楽しみにしています。
彦左さんへ
2007/05/18 23:22
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