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zoom RSS ペンステモン(オヴァタス)

<<   作成日時 : 2007/05/19 20:52   >>

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       <ペンステモン・オヴァタス2007/5/15撮影>

ペンステモンは、以前こちらの関東地方ではガーデニング素材としては余り馴染みのない花だった。

これは北アメリカ原産なので、夏の暑さに弱く、寒い北海道や東北北部辺りでは良く育つようだ。
去年の秋に、北大植物園内で真っ赤に開花している「スカーレット」と言うのを見たが、冷涼な気候では元気に咲いていた。

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 <北大植物園にて、2006/10/17撮影「スカーレット」>

だがこの頃品種改良により、こちらでも宿根草として苗や開花株のものを見かけ、種も出回っているようだ。
去年の今頃、開花株が出回っていて求めて地植えしていたが、夏の暑さに蒸れて駄目になってしまった。
その後また、去年の秋に銅葉色の苗が出回っていて、求めて花壇に地植えしたが、寒さには強いようで、冬の間もしっかりと枯れずに成長して、今では大きくなっている。
求めた時の銅葉色がどうなるかと思っていたら、葉の銅葉色が消えて、葉先だけが赤っぽくて下葉は普通の緑色になった。ラベル銘は「ハスカーレッド」だが、少し花芽が見えているようだ。

一方、去年の暮れに他の花屋で宿根草として苗で求めたものには「ペンステモン・オヴァタス」銘とあり、こちらはプランター植えしていた。

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    <ペンステモン・オヴァタス:2007/5/5撮影>

ラベルには紫色の花が出ているが、咲いてきたのは青色だった。ラベルがどこかで間違ったのだろうか?
葉の感じも、ぎざぎざの切れ込みが入っていて、向かい合った葉が互生しており、草丈も70センチはあり、今まで知っているペンステモンの感じとは違うようだ。


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これはゴマノハグサ科ペンステモン属で、ペンステモン(Penstemon)の名前は、「5 本の雄しべ」という意味だそうだ。本によっては ペントステモンとかペンテステモン(Pentstemon)とかになっているそうで、ギリシア語の5を表わすペンタ(Penta)からするとPentstemon表記が正しいようだが・・。

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ペンステモンの花として出回っているものには、ネットで調べると2種類あるようだ。

近くの花屋ではもう開花株が出回っていたが、見ると、去年秋に求めた苗よりも安くで出回っていて、今育てているものより随分丈が低く、花の感じが地味目だった。

覗いた花屋のポット苗は紫と桃と白花の3色あるようだったが、去年同じ頃に開花株を求めて植えて駄目にしたので、もう今回は見るだけにした。

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これも元来宿根草だが、高温多湿に弱いため、暖地では夏越しが難しくて、一般的には一年草扱いともある。
だが、求めたもののラベルには、暑さ寒さに弱い宿根タイプとある。
去年の秋に開花するか心配だったが、寒さに強くてこうして無事開花したものの、さて花後に、此処の熱帯夜を乗り越えることが出来るだろうか?
涼しい半日陰で上手く暑い夏を乗り越えて欲しいものだ。

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なお日本の亜高山〜高山の岩場や砂礫地には、これに似たイワブクロ(岩袋:タルマイソウ)が自生するそうだ。
ネットで花を見ると、草丈は違うが花の感じが良く似ている。
ネットで検索するとゴマノハグサ科ペンステモン属ともイワブクロ属とも書いてあるものがあった。
イワブクロ(ネイチャーログHPさま)

「芽吹きどき木立の中は午後の風荒れつつ鱗のごとき光が」(松坂 弘)

「まぎれ来しこの世の事とうべなひて千手観音に向ひ立ちおり」(々)

「箸先に生きて身をそる白魚をのみこみし夜半ひとりするどし」(々)

「あをき実の熟す日頃を言葉よりことばを選ぶ苦役たのしむ」(々)

「今日ひと日花を支えて立つ茎へ朝ひえびえと水そそぎおり」(々)


<ペンステモン 「オヴァタス」>
ゴマノハグサ科ペンステモン(イワブクロ)属
学名:Penstemon ovatus(本によって、学名は Pentstemon)
原産地:北アメリア
英名: beard-tongue
別名:ツリガネヤナギ(釣り鐘柳)
開花期:5〜6月
性状:耐寒性多年草
管理:高温多湿に弱い
草丈:70〜100センチ、 他の種では矮性のものもある。

「雨上がる林の中に白々と朴の花びら落ちて芳し」

「半分に折らるる朴の花匂う吾より先に嗅ぎし人あり」

「咲きくれしペンステモンの花青くふっと心に隙間風吹く」

「今年また花屋に並ぶペンステモン鉢花色々見るに留める」

「山中に見知らぬ人と植物の会話楽しむひとときの縁」

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
この花は上唇が2裂して、下唇は3裂しているので何かに似ているな?と思っていましたが、読み進めていくとゴマノハグサ科とあり、ムラサキサギゴケに似ていると思い出しました。同じゴマノハグサ科ですね。草丈は大幅に違うでしょうが。
デコウォーカ
2007/05/19 22:33
 一花さんちでは、爽やかな空色のペンステモンが咲いているのですね。5月の薫風を受けて、心地良い気分になれますね。
 暑さに弱い、ということですから、これからの夏の季節が心配ですね。
なおさん
2007/05/19 23:15
立ち姿が可愛いですね。夏らしい色合いで、とても素敵です。
明日は、千葉に出張です。行ってきます(^・^)
chiemi
2007/05/20 00:41
「あをき実の熟す日頃を言葉よりことばを選ぶ苦役たのしむ」(々)一花もきっとこの方のように言葉を選んでいるんでしょうか?「山中に見知らぬ人と植物の会話楽しむひとときの縁」先日行った碓氷峠の山中で出会ったご夫婦は、山野草を見に廻られたようで、しばし、丁度、歌のごとくでした。ちょっと時期が早く、むさしあぶみ位しかありませんでした。そろそろ時期ですね。来週あたりまた街道歩きかな?
hanahhana1952
2007/05/20 04:12
ペンステモン綺麗な花ですね、ツリガネヤナギという名前もあり花色も豊富のようですが、なんといっても暑さに弱い植物は冷房装置という大げさな事も出来ませんから一番困りものだと思います、特にマンションはカンレイシャで直射日光を弱めても暑くなる要因は沢山有りますから、暑さに弱い植物には手を出さないことにしています。
OSAMI
2007/05/20 10:48
デコウォーカ さん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。お返事遅くなりました。
この花は昔は馴染がなかったのですが、この頃出回っていて、花の形がシソ科やゴマノハグサ科のものに似ていますよね。ネットで見ると、ペンステモンとして出回っているものには、他にも違う感じの花があるようです。去年秋に銅葉色の苗を求めて植えてありますが、今蕾が出来つつありますので、咲いたら比べて見たいです。北国では派手な感じの花もあるようです。
デコウォーカ さんへ
2007/05/20 19:01
なおさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。この頃(何時もですが)また、お忙しそうでらっしゃいますね。お返事遅くなりました。ペンステモンは、去年開花株を求めて花壇植えにしていたのですが、蒸れてか暑さでアップすることなく、花が汚くなって枯れてしまいました。場所的に夏日がキツイ所だったのでしょうね。
去年秋にまた苗で再挑戦で、今回はプランター植えと、ヒメシャラの下の花壇中ですからどうでしょうね。夏の暑さに弱い植物でも、ガーデニング素材として品種改良されて、どんどん出回ってくるのですね。植物界は忙しいようです〜。
なおさんへ
2007/05/20 19:08
chiemiさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。お返事遅くなりました。暑くなってくると、ブルーの花が生き生きと見えますね。花丈があり、薫風に戦いでいますよ。もう薮蚊も昨日登場で、愈々ガーデニングもこれから大変な時期を迎えますね。
今週末はお休みが無いとのことでしたね。千葉へのご出張、お忙しいですね。でもお仕事がそれだけお出来になり、女性として自立されてらっしゃるので羨ましいことですよ。お帰りになったら、またゆっくりとお花に癒されて下さいネ〜。
chiemiさんへ
2007/05/20 19:14
hanahhana1952さん、こんばんは。またまた早朝にコメント有難うございます〜。まだ明け方の4時過ぎにはグーグーで、お返事遅くなりました。「あをき実の熟す日頃を言葉よりことばを選ぶ苦役たのしむ」松坂弘さんて、昭和10年生まれの方です。この方の歌の、実景と心象を詠った歌に惹かれます。「言葉よりことばを選ぶ苦役たのしむ」と言う表現。詩人ですよね。青い実が段々と熟していくその様に、言葉からことばを選んで詩形が出来ていく、苦しみだけれど楽しみだと。私には苦しみだけで、まだ楽しみどころではないのですよ。詩形が出来ないのですから〜。昨日、また町内の役の用事で会議があり、帰りに何時もの散歩コースより山中に入って行ったのですよ。其処で見ず知らずの方に出会いました。プロとして絵を書かれる方で、植物の本の出版もされており、そこで即求めてきました。一緒に山野草を見て回って、色々教えて頂きましたよ。素晴らしい植物の絵です。本屋で見かけたことがあったようです。色々活動をなさってらっしゃっいましたが。先日は碓氷峠の山中までお出かけで、また来週辺りから、街道歩きですね。
hanahhana1952さんへ
2007/05/20 21:15
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。 ペンステモンの別名がツリガネヤナギとネットで調べて分かりました。今迄夏の暑さに弱かったので、あまり馴染みの花でないようですが、この頃品種改良されて、丈夫な苗も開花株も出回っています。夏場、半日陰に置いて様子を見たいと思いますが、プリムラ、ニホンサクラソウなどと同じ管理で、宿根として育てられたらいいのですが。植物の世界はバイオ技術で、どんどん性質も変えられていくようですね。自然の逞しい野草の花のようには園芸種はいかないものですね。見慣れない花を見ると、育ててみたくなって困ります〜。
OSAMI さんへ
2007/05/20 21:16
一花さん、本当にいつもいつも初めて見せて頂く珍しい花ありがとうございます。花の宝庫です。ペンステモン(オヴァタス)の色合いがまた素晴らしいですね。
彦左
2007/05/21 22:01
彦左さん、夕べこちらもコメント有難うございます。風邪の為昨日はお休みしておりました。またまだ本調子でないので、今日の記事はコメント欄を削除してあります。
何時も花屋で色々見かけると、何でも買ってきては育てて見たくなります。これは夏の暑い場所では育ち難いようですが、品種改良して大丈夫とありましたが、さてどうでしょうね。
この花色は涼しげです。明日はまた真夏日になるようで、これから花育ても水遣りが大変です。
彦左さんへ
2007/05/22 19:18
ペンステモン(オヴァタス) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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