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<オオバナノエンレイソウ> この時期、北海道にはたくさんの自生が見られると言うオオバナノエンレイソウ(大花延齢草)。 山野草として見ると、菱形の3枚の葉だけがすっきりと出て、いたって単純な形だ。 花は何処にと言うと、葉の上にちょこんと載った3枚の萼の上にあり、一つの茎に一つの花が咲いている。 エンレイソウの中で、オオバナノエンレイソウの花は楚々として真っ白くて大きく目だち、育ててみたくなる花だ。 これは昔も求めて地植えしたが、翌年消えてしまった。 また次の年、エンレイソウとして求めたものは、茶褐色の花色で普通のエンレイソウだった。 このエンレイソウは鉢管理していて当初は花が見れたが、その翌年は花が咲かず、今年も葉は出てきたものの花が咲いて来なかった。 エンレイソウ 2006/04/08 <エンレイソウ:2004/4/12撮影> <花の咲かなかったエンレイソウ:2007/4/10撮影> 今年早春、まだ芽も出て居ないポット苗としてオオバナノエンレイソウをひとつ求めて育てていた。暖かくなって芽が出て、4月に葉も順調に展開していき、その後2本の花が咲いてきた。 我が家のものの草丈は20pぐらいで、葉は7cm幅で花は4cm位と大きかった。 花も毎日たっぷりと愛でていたが、5月に入り、もう花も枯れてきた。 <オオバナノエンレイソウ:2007/4/3撮影> <オオバナノエンレイソウ:2007/4/10撮影> 湿潤な谷間や山地、原野の林床に自生し、普通のエンレイソウやミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)は北海道から九州まで分布するが、オオバナノエンレイソウは本州北部や北海道に自生するとある。また北アメリカの東部や西部では30種以上が自生するようだ。 冷涼な気候を好むオオバナノエンレイソウの栽培は、道理で「ちょっと難」が付く訳だ。 ライラックと憧れの花オオバナノエンレイソウも見たいと思い、去年6月2日に北大植物園を訪れた時はもう花期が終わっていると案内の方に言われたが、アズマイチゲの看板下に偶然何輪かまだ咲き残っていて見られた。 これは北大の校章にもなっていて寮歌でも歌われており、大学構内にあった建物にも「エンレイソウ」と名前が付けられていた。 また北大植物園内にはエンレイソウ実験園があり、立ち入り禁止区域となっていて、遠くからちらりと見た。 北海道旅行3、(北大植物園その2)2006/06/22 <2006/6/2北大植物園内にて> 北海道ではこの5月初旬頃から、オオバナノエンレイソウとエンレイソウ、シロバナエンレイソウが競い合うように咲き、湿潤であれば場所をあまり選ばないようで、各地の自然公園、神社の境内など、身近な場所に群生していることが多いと書いてあった。 この時期になると本州各地で梅雨の時期に入るので、北海道ではアメフリボタン(雨降り牡丹)とも、また花後の実が蕎麦の実に似ているためソババナ(蕎麦花)とも呼ばれるとネットに知った。 これはユリ科の球根植物で、学名にトリウムとあるが、トリとはラテン語で3を意味して、3枚の葉、3枚の蕚(外花被)、3枚の花弁(内花被)、内外に3本ずつの雄蕊と、3室からなる雌しべと花柱も3裂し、すべて3とその倍数で構成されているそうだ。 この花の名前には「延齢」と付き、まるで不老不死のようなイメージがあるが、自生地の北海道では、アイヌ人が「エマウリ」と呼んで胃腸薬にしていたようだ。 完熟の実をアイヌ人が食していたそうで、不老不死では無いが、中国でも神経衰弱や高血圧など民間薬として薬効が多く知られているそうで、三葉人参とも言われている。 花後実が出来るそうだが、おと年は確認できなかった。 実生でも殖やせるそうだが、10年位かかり、これも自然の中では、蟻が種を運んで繁殖を助けているとある。 管理として湿潤で水はけが良く風通しの良い冷涼な気候を好むので、落葉樹の下で管理し、夏場を涼しくしてあげなくてはいけない。この花後をポット苗から鉢に移し、樹下管理して来年も花を咲かせて見たいものだが・・。 <八重種 2006/6/1札幌市駅近くにて> 花としては八重種もあり、去年6月に札幌の駅近くのビルの園芸店で見かけたが、これは花として豪華だった。都合で求めてこなかったが、誰か求めて花を咲き継いでいることだろうか? 延命効果は無いかも知れないが、延齢の名に因んだ真っ白い花を育てて見ることにより、癒された日々を送れて心穏やかに年齢を重ねられて、やはり延齢効果のある花だ。 「人間は傲慢にして滅びあり春土(しゅんど)のいのち素足をのぼる」(山田あき) 「机のうえにひろげられたる指の間をむなしい時が流れているよ」(山崎方代) 「文芸は書きてぞ卑し書かずして思う百語に揺れ立つ黄菅(きすげ)」(安永蕗子) 「朝霧の中ゆくことも只今の一存にして髪濡るるなり」(々) <オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)> 学名:Trillium kamtschaticum ユリ科エンレイソウ属 原産地:本州北部から北海道、アジア、ヒマラヤ、北アメリカ 花期: 4〜6月 草丈: 20〜50 cm 多年草、球根植物 花色は白、八重種あり ※本の記述として「オオバナノエンレイソウ」とも「オオバナエンレイソウ」ともある。 「延命の名を持ち大花延齢草三枚の葉と花楚々として」 「北大の植物園の花々の思い出早も一年も前」 「鉢毎の花のそれぞれ思い出あり北国の花延齢草は」 「足元にじゃれいる仔猫親も知らず里親としてわれを見守る」 「雪解けの北の大地に白々と咲き群るるか今延齢草は」 「皐月雨降りかかる若葉艶めきて樹間に垂るる枝枝繁る」 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
1枚目の写真に見とれました。オオバナノエンレイソウと言うんですか。 |
hirasan 2007/05/02 22:50 |
オオバナノエンレイソウは3枚の葉、3枚の蕚(外花被)、3枚の花弁(内花被)、内外に3本ずつの雄蕊と、3室からなる雌しべと花柱も3裂し、すべて3とその倍数で構成されているとは面白い花ですね。横から写した画像を見ると本当に単純な姿ですね。 |
デコウォーカ 2007/05/02 23:24 |
一花さんちでは、オオバナノエンレイソウが見事に咲いていますね。清楚な白い色が清々しいものです。 |
なおさん 2007/05/02 23:47 |
人の世でも赤ちゃんポストなるものができたそうですね。悲しいかな、これが存在する必然さが。優しい社会があって、優しい人がいて・・・「足元にじゃれいる仔猫親も知らず里親としてわれを見守る」可愛がっている一花さんお優しさを感じます |
hanahhana1952 2007/05/02 23:54 |
お早うございます。 |
hina 2007/05/03 07:37 |
初めてですがこのオオバエンレイソウは綺麗ですね、山に登った時に見るエンレイソウは、葉は立派ですがあまり目立たない小さい花が付いているだけですから、一度見たらあとは登山者にあまり注目されない可愛そうな花です。 |
OSAMI 2007/05/03 09:08 |
育てるのに大変な花をよくここまで咲かせること出来ましたね。感動の花です。 |
にりんそう 2007/05/03 09:16 |
オオバナエンレイソウ、初めて見ました。名の通りの花ですね。 |
ミニミニ放送局 2007/05/03 20:13 |
hirasan さん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。お返事遅くなりました。 |
hirasan さんへ 2007/05/03 22:44 |
デコウォーカさん、夕べこちらにもコメント有難うございました。 |
デコウォーカ さんへ 2007/05/03 22:50 |
なおさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。お返事遅くなりました。 |
なおさんへ 2007/05/03 22:57 |
hanahhana1952さん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。帰省なさって、もう今頃は田舎にお着きになっていらっしゃるでしょうね。久々の親孝行なさって、畑仕事やガーデニングを楽しんでらして、きっと親子の会話も弾まれていらっしゃることでしょうね。 |
hanahhana1952さんへ 2007/05/03 23:06 |
hinaさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
hinaさんへ 2007/05/03 23:15 |
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
OSAMIさんへ 2007/05/03 23:20 |
にりんそうさん、こんばんは。何時もコメント有難うございます。 |
にりんそうさんへ 2007/05/03 23:29 |
ミニミニ放送局さん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
ミニミニ放送局 さんへ 2007/05/03 23:36 |
一花さん、 オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)またまた大変珍しい花を見せて頂きました。ライラックと共にあこがれでしたか。北海道では自生してるんですね。ライラックという名前が好きですね。昔私が初めて乗ったバイク(今の自動二輪車クラスの大きな単車でしたがライラックでした。 |
彦左 2007/05/06 20:24 |
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。 |
彦左さんへ 2007/05/07 00:44 |
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