一花一葉

アクセスカウンタ

zoom RSS ガンゼキラン(岩石蘭)&パフィオペディラム

<<   作成日時 : 2007/05/25 16:20   >>

ナイス ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 10

画像
        <2007/5/24撮影>

4年前に東京ドームで開かれた世界蘭展で、今ブームだと勧められて求めたガンゼキラン(岩石蘭)。
普通の蘭の苗に比べて安く、葉の形がシラン(紫蘭)に似ていたが、どんな花が咲くか楽しみだった。
翌年咲いてくれて初めて見る花は、薄黄色い洋蘭のシンビジュームのようだった。
花後葉が枯れるが、また毎年新しい葉と花芽が出て、半日陰の桜の樹下の此処がお気に入りのようだ。
ガンゼキラン(岩石蘭)2006/06/03

画像
    <2007/5/5撮影>

今年は去年より少し早めに咲いてくれ、エビネの花が咲いている頃に花芽が立ってきた。まだ全部開花していないが、この時期花びらにナメクジや虫が少ないようだ。
この花には香りは感じられないが、蘭特有の甘い蜜でもあるのか、盛んに蟻があがってきている。

画像
          <ガンゼキランと右手前の葉の様子:2007/5/17撮影>

名前のガンゼキランの謂れは、植物の根元に円錐形の球根のようなものがあり、これが偽鱗茎、またはバルブと呼ばれ、それが岩石のようにコチコチであることからだそうだ。(山・渓社「野草の名前」より)

画像
     <根元の偽鱗茎、またはバルブ>

植えてもう4年目だが、これは株としてまだ増えてくれない。
自生地は伊豆七島、紀伊半島、四国九州から南西諸島に広く分布し、常緑樹林の中に自生とあり、年中日陰を好む大型のランとして知られるともある。
結構暖かい地方に自生しており最低5℃を保つと書いてあり、やや寒さに弱いようだが、此処霜が降りたり雪が降る関東でも冬越してくれている。
我が家のものはまだ草丈が40p弱だが、暖かい島の方では草丈も40〜60センチにあるようだ。

画像

なお葉に黄色い斑点の系統は、斑点を星に見立ててホシケイランと呼ばれるそうだ。
日本の南の島には、このファイアス属の仲間のガンゼキランやカクチョウラン、ヒメカクランなどがまだ自生しているそうだ。今から50年ぐらい前は、山歩きで普通に見られたそうだが、長年の間に乱獲にあって今では絶滅危惧種とある。

画像

エビネ属とは近縁だそうだが、花が明るく大きく南方的で、林床の日陰の中で群生して咲く様は見ごたえあることであろう。

画像
<ガンゼキラン&葉はジエビネ>



「忘れいしシンビジウムが花芽もつこのおどろきの今朝のすがしさ}(鳥海昭子)

<ガンゼキラン(岩石蘭)>
ラン科ファイアス属
学名:Phaius flavus (Blume) Lindl.
自生地:日本、台湾、中国〜東南アジア(ニューギニア)
花期:5〜6月
エビネ属に近縁。やや薄暗い常緑樹林内に自生。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「雅なる装いにしてうつむけるパフィオペジラム何をか思う」(鳥海昭子)

画像
        <パフィオペディラム:2007/5/24撮影>

洋蘭は華やかな花として人気で種類が多く出回っているが、今まで色々求めて育てては枯らしてばかりだった。
洋蘭の中でもパフィオペディラムは、花色が渋く唇弁が袋状で変った形で、しかも開花期が長く、これも以前育てて枯らしてしまった。
先日、花屋で可愛い小さめな黄緑の小花が終わりかけて、安くで放出してあった。
こんなミニの黄緑系統のパフィオペディラムは初めて見かけ、他の斑入り葉のものと一緒に求めてきた。

画像

枯れかけた黄緑の花はすぐ終わってしまったが、蕾がまだ付いていて、それから20日後幸運にも蕾が開いて花が咲いてきた。
草丈が15センチ位で花も横幅5cm縦4cmぐらいしかなく、今までのパフィオペディラムとは感じが違ってキュートな感じだ。葉の長さも8センチしかない。
小さい株はこのままで、これ以上大株にならないものだろうか?

画像
         <蕾の様子:2007/5/19撮影>

この植物管理は、夏は戸外の薄日の当る場所でもよく、冬は最低温度が10℃確保で室内管理してミズゴケが乾いたら水を与えるとある。年中室内管理でも比較的育てやすいもののようだ。

画像

パフィオペディラムというのはギリシア語で,「女神のサンダル」の意味だそうで、下側の花弁が袋状になっているところからつけられた名前とある。
この小さなサンダルには虫でも入るのであろうか?気になるが、カンガルーのポケットのようでもある。
日本のアツモリソウにも唇弁の膨らみがあり、蘭の花の形は独特だ。

画像
        <横から撮影>

原産地がアジアで熱帯地方からインド北部のやや気温の低い地域まで広く分布して、森林の樹木の根本などに生えているそうだ。

我が家で育てている地植えの蘭はほったらかしでも良いが、鉢管理は冬の室内温度が一定でないので、管理が難しい。
簡単だと言われるシンビジュームも枯らすし、この求めたミニのパフィオペディラムは上手く夏越し冬越しが出来るだろうか?

画像


「売れ残る花屋の二鉢パフィオペディラム家にて咲ける黄緑小花」

「花型のポケットの中を覗きたしパフィオペディラム一輪の花」

「庭隅に薄黄色の花岩石蘭南の島を忘れて咲き継ぐ」

「五月雨に梅花空木の白々と初花咲きて花の俯く」

「五月雨にけぶりつつ咲く一本のみ岩石蘭の花色朧」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
今日は一花花壇のラン展ですね。ガンゼキランは和蘭でパフィオペディラムは洋蘭ですね。パフィオペディラムはOSAMIさん宅で世界ラン展の画像をタップリ見せて貰った中にありましたね。確かその中では別名レディススリッパと有りましたが、今日は女神のサンダルに格が上がった様ですね。
日本の南の島の自生地で和蘭をしっかりと復旧させて早く絶滅危惧種から脱して欲しいものですね。盗掘人は困り者ですね。
デコウォーカ
2007/05/25 18:53
ガンゼキラン初めての花です、エビネの花は開花日数が短いようですが、この花は如何でしょう?、山に登った時にこんな綺麗な花に出会うと、疲れも吹っ飛ぶと思いますが、絶滅危惧種とはまったく残念です。
パフィオがこの時期にも咲いているとは知りませんでした、写真で見ると右側の花の付いているものはチップのようですが、左のものは植え込み材はなんでしょうかね?、来年も花が咲くよう頑張りましょう。
OSAMI
2007/05/25 21:30
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ランでも誇張蘭?したような和洋2種ご披露です〜。
日本の南の島では、まだこんなガンゼキランみたいな蘭が自生しているようですね。ネット検索して情報を調べていましたら、山で掘りたてのガンゼキラン、カクチョウランの販売していましたよ。
パフィオペディラムはOSAMIさん宅で、蘭展や世界ラン展の画像をタップリ見せて貰って、頭にこびりついていましたね。以前育てて枯れたので、これは育てやすいとの情報でしたので、花屋の値下げが二鉢目に付いて、誰も買われないので、挑戦してみようと思ったのですよ。この一鉢にはまだ蕾が2つ付いていたようで、ラッキーでしたが、可愛いミニ咲いてビックリ〜です。OSAMIさん宅では別名レディススリッパでしたね。うちののは、女神のサンダルにしては小さいようで、ピノキオのサンダルくらいでしょうか?確か誰か、カンガルーのお腹のポケット?とか想像しておられましたよね。日本の山からは、もうエビネなども消えていくのでしょうね。色々品種改良されていくようですが。
デコウォーカ さんへ
2007/05/25 22:48
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。この花は洋蘭系のシンビに似ていますが、花期は今迄気にした事がなかったようで、どうでしょうね。今度観察して見ます。この雨の時期、ナメクジや蟻があがって花が傷んでいますよ。胡蝶蘭やパフィオは随分長いですよね。
このミニのパフィオは可愛いでした。以前育てたのはスタンダードな赤茶のシックな色でしたが、これは黄緑で新鮮な色です。花屋さんでも小さくて見向きされなかったのでしょうか?調べて見ると園芸種には春咲きもあるのですね。右の用土には上部にチップを入れてありましたよ。左は赤玉、鹿沼、が入っているようです。育て方は簡単そうに書いてありますが、水も好み、夏場は外で半日陰とも書いてありました。どうも洋蘭は苦手です。去年育てたフウランも枯れてきています。ズボラタイプには蘭は不向きなんでしょうね。また何か分からない事があったら、アドバイスお願いいたします。
OSAMI さんへ
2007/05/25 23:04
雨あがり明日も晴れるかなはれほしいなと・・・今日は雨でしたね。雨は優しくつつんでくれそうですね。風邪はいかがでしょうか?
hanahhana1952
2007/05/25 23:53
 一花さんちは、ガンゼキランも咲くのですか?僕も東京ドームで花は何度か見たのですが、黄色い大柄の花で良いものですね。
 こちらもウイルスが心配ですが、アブラムシにご用心!ですね。

 うちのカクチョウランは、鉢植えですが、一花さんちのは地植えですか?寒さに弱いので、うちのは霜にあてて枯らしてしまったのもありました。

 パフィオペディラムもいろいろあり、それぞれに面白いものですよね。葉も斑が入るのは観葉向きですし、楽しそうです。
 ヴィーナスのスリッパ、などという話は面白いですよね。
 
ラン展などでも多く見かけますが、僕は育てたことはありません。
なおさん
2007/05/26 08:54
シランは、最近何処でも見かけますが、
このお花は初めて・・・刺激を受けました。
可愛いお花ですね。
chiemi
2007/05/26 15:03
hanahhana1952さん、こんにちは。夕べ遅くコメント有難うございました。お返事遅くなりました。
昨日は雨でゆっくりできて、風邪もぼちぼちです。お気遣い有難うございます。息子さんは如何でしょうか?高熱が下がられると良いですね。
>雨あがり明日も晴れるかなはれほしいなと・
今日は念願どおり晴れましたね。ガーデニングでお忙しいでしょうか?
そしてお出かけなんでしょうね。
晴れると主婦業は色々忙しくなります。ガーデニングも家のこととか・・
晴ればかりも困りますが、雨もいいものです〜ね。
hanahhana1952さんへ
2007/05/26 18:01
なおさん、こんにちは。このガンゼキランは4年前に求めて此処続けて3年は咲いています。これは寒さに弱いようですが、エビネ同様にしっかりと此処に順化してくれているようです。なおさんちのものは鉢でしたか?あれは南国のものですから、地では大変ですね。
パフィオペディラムは、以前枯らしましたが、これは値下げしてあって求めてきました。洋蘭とは相性が悪く何故枯れるのか、また再挑戦です。枯れてもともとで、ユニークな緑の花を楽しんでいます。
なおさんへ
2007/05/26 18:09
chiemiさん、こんにちは。コメント有難うございます。今週はお休みありそうですね。
シランに似た葉ですが、お花がちょっと違うようです。シランも綺麗な花ですよね。白も、口紅色も紫も育てましたが、上手くいきません。これは何とか3年連続咲いてくれています。
洋蘭と違って、日本の野生ランにも色々素敵なものがあるようですね。
でもなかなか鉢では育てられないのですよ。ズボラタイプにはほったらかしの蘭だけです。シュンランもエビネも良いですが、これは感じが南方系ですね。
chiemiさんへ
2007/05/26 18:14
ガンゼキラン(岩石蘭)&パフィオペディラム 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる