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zoom RSS 仙台旅行・2(仙台市野草園その2)

<<   作成日時 : 2007/06/21 22:55   >>

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仙台市の野草園に入って突き当りを右の方に行くと、高山植物区が広がっていた。
其処はロックガーデン風で、真ん中には池を巡らしてあり、真夏日のもと、スイレンが涼しげに水面に浮かんでいた。

此処の岩場の環境に適して蔓延っていたものは、ハクサンフウロやチシママンテマ、タツナミソウ、キンロバイ、キョウガノコなどだった。

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     <ハクサンフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)>
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     <タツナミソウ(シソ科タツナミソウ属)>

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        <キンロバイ(金露梅:バラ科)>

チシママンテマは変った形のナデシコ科の花であり、去年北海道の滝野すずらん植物公園で初めてみたが、此処のものは随分蔓延っていた。
北海道の礼文島に自生するもので、絶滅危惧種に指定されていると書いてある。腕も悪いが、この日は直射日光がきつくて、画像が白っぽく写っている。

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     <チシママンテマ(ナデシコ科マンテマ属>
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  <キョウガノコ(バラ科シモツケソウ属)>
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ミヤマか普通のホタルブクロだろうか。ミヤマオダマキやコマクサなども一輪だけポツンと咲いていた。

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     <ホタルブクロ>

赤っぽく紅葉したような葉が目立つ蔓状のものがあり、小さな白い花はブログ画像で見覚えがあって「テイカカズラ」だった。
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      <テイカカズラ>

他にも色々植えてあったが、何故かボケ画像が多かった。
此処から坂を下って湿地帯へといくと、野菊のようなものが一面白々と蔓延っていて、ノコンギクかと思ったらミヤマヨメナと知った。ミヤマヨメナの花期は4〜7月と書いてあったが、深山に自生してミヤコワスレの原種だ。
カントウヨメナの案内板も別の場所にあり、見ると花期が9〜10月で、田の畦などに自生し嫁のように美しく若芽を食するとあってこれとは属が違った。
此処のミヤマヨメナは若芽を食べられないようだ。

これはもともとこんなに蔓延っていたものではなく、昔植えたものが勝手にこんな風に蔓延って環境に順応したものだと園の方に聞いた。

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    <ミヤマヨメナ(深山嫁菜:キク科ミヤマヨメナ属)>


水辺に下りていく途中、見慣れた大きな艶々とした葉があり、葉の中を覗くとひっそりとムサシアブミが隠れていた。うちではもう随分前に花期が終わったが、此処は気候が少しずれておまけに初夏の植物も一緒に咲いており、去年見た北海道の植物園もそんな感じだった。

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     <ムサシアブミ(サトイモ科テンナンショウ属)>

やっと涼しげな風景が眼の前に現れ、小さな「めがね池」の辺に出た。湿地のミズバショウがもう終わっていて、ノハナショウブなどが見れた。

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此処は二百数十年前、この一帯には大千院と言う松島瑞巌寺ほどの寺院があったという。
この山には自然の沢水が流れていて池が他にも4箇所あった。沢沿いにはしだ植物が繁り、水琴窟が作られていたが、残念ながら画像がボケてしまっていた。

「ヘビトンボ孵るといへば朝かげに見にゆくほたる袋も踏みて」(馬場あきこ)

「水より生まれ水に還らん生きもののひとりと思う海恋うる日は」(道浦母郁子)

「去年(こぞ)の夏思い出さむと目を閉じぬ露草の青が焦点となる」(山吹明日香)

「野の花というとき胸に露草の苦しきまでに咲きてあふるる」(冬道麻子)

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     <ノハナショウブ>

「見知りたる野草を見つつ園巡りふと立ち還る我の里山」

「野にありて野草それぞれ生き生きと思い思いに蔓延り花咲く」

「今年また花を求めて巡る旅杜の都の緑も深し」

「見る間にも空に暗雲漂いて雷鳴近づきまたも遠のく」

「雨降らぬ空見あぐれば久々に雷雲垂れ込みされど雨無し」

「訪いゆきし杜の都の野草園見知らぬ花にうつつ忘れぬ」

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
高山植物区域は自然の感じか良いですね、そんな中でいろいろの花が咲いているのですから、雰囲気も有り素晴らしい時間を過ごされて羨ましいなと思いながら拝見しました。
OSAMI
2007/06/21 23:33
 一花さん、昨日に引き続き仙台野草園ですか。まだまだいろいろ見所があるのですね。ロックガーデンも見事なのがありますね。キンロバイは、山梨の北岳で自生のを見ましたが、黄色の花が可愛らしいですね。
 ミヤマヨメナも清楚な花で群生して咲き、見事なものですね。

いろいろピンボケがあったとは、残念でしたね。でも沢山の花を見せて頂いてありがとうございます。
なおさん
2007/06/22 00:16
「見知りたる野草の園を巡るときふと立ち還る我の里山」「今年また花を求めて巡る旅杜の都の緑も深し」歌はやっぱり凝縮された言葉ですね。ここは、お好きで何度も訪れたことも、ここがどこかも、そして、思いがふるさとに募るのもわかります。何度も訪れると言うことは、きっと山野草がすきなんだろうとも。これが一花さんがかかれていなくて、初めてこの連歌をみたらきっとそう思うんだろうなあとしみじみ感じています
hanahhana1952
2007/06/22 04:25
ルンルン気分ですね。目星をつけて訪れた甲斐があろうというものか。
ご一緒に楽しませていただきました。ホタルブクロは画像がわかりにくいのですが小裂片が反り返っているようにみえますね。とするとヤマではないようです。
目黒のおじいちゃん
2007/06/22 05:43
「雨降らぬ空見あぐれば久々に雷雲垂れ込みされど雨無し」
まさしく、此方は、そんな感じです。
空梅雨でしょうか・・・少し降って欲しいです。
私は、母の庭を潰してしまったので、ほんの少しでも、
と思い、育てているので、母からの聞きかじりが、ほとんどです。
でも、こうして触れていると、何故母が大事にしていたか、
少しですが分かる気がします。
chiemi
2007/06/22 11:05
一花さん、仙台の野草園広い広いそしていろんな野草が満載ですね。
ところどころ看板があって名前を知らない私でも分かりますね。
一枚一枚大きくして見せて頂きました。
彦左
2007/06/22 16:37
 こんにちは、仙台秋保温泉郷への山野草巡りのたび、いいですね〜〜!、たくさんの緑をみせていただき、深呼吸でもしたくなるような・・・一花さんの会いたかった山野草に たくさんあえた事でしょうね
お天気のよさも伝わってくる 緑を楽しませていただいてます。
いけちゃん
2007/06/22 16:39
高山植物区、湿地帯共に広々と草花が生えている様ですね。植えられていると言う感じでなく自生していると言う感じですね。これも植物園としての歴史の重みなのでしょうか。
デコウォーカ
2007/06/22 20:58
OSAMIさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。
高山植物区は、去年北海道で見た植物もあり、また出会えて嬉しいでした。こちらは随分元気なものと、そうでないものがありました。コマクサはちょっと元気がないようでした。
やはり知っている野草に出会えると満足ですよね。
緑の中は癒されますが、OSAMIさんも、あちこち植物園におでかけで、何時もそんな思いをされてらっしゃるのでしょうね。
OSAMI さんへ
2007/06/22 22:37
なおさん、こんばんは。夕べ随分遅くにコメント有難うございます。
此処野草園は小さな野草園と思っていましたが、結構歴史もあり、市民の皆さんの憩いの場でもあるようでした。萩の名所ですよね。
ちょっと交通としてバスしか連絡がなくて、不便な所もあるようです。地下鉄からは結構歩きます。
ロックガーデンは何処も似たようで見事ですよね。此処は元元全体が山だったので、自然の環境に近い状態で植物が生息して元気でしたよ。おまけに沢もあり、種類も多いようでした。樹木は全部同じに見えて、相変わらず駄目でした〜。

なおさんへ
2007/06/22 22:45
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うござます。
すみません〜、仙台市を訪れたのは未だ2回目なんですよ。
「見知りたる」の言葉は、野草だけにかかるので、野草の園と言う園までだと、そんな誤解をまねきますよね。歌の表現が不味くてすみません。
ご指摘有難うございます。時間があったとき、また考えてみますね。
この緑の中を行くと、まるで故郷の里山に立ち還ったような感じがあったのですよ。何時も緑の中に身を置くと、そんな心持になって落ち着きます。緑、自然って大事ですよね。花育てもそんな所に惹かれていますよね。
hanahhana1952さんへ
2007/06/22 22:54
目黒のおじいちゃん、こんばんは。またのお出まし有難うございます。
旅行前は、色々ネットで調べて計画を立てて出ますが、植物開花は此処の園はHPがなくて、情報が乏しいでした。
植物園を巡るとき、ほんといつもルンルン気分なんですよ。この頃、土日は用事で神代植物園にも出かけられずにいます。
ホタルブクロはヤマではなかったですか。見難い画像でわざわざ調べて下さって有難うございます。
こんなに園内で色々蔓延るものが多くある中で、ホタルブクロはたった一株でしたよ。ちょっと侘しい咲き方でした。

目黒のおじいちゃん へ
2007/06/22 23:00
chiemiさん、こんばんは。この頃、真夜中のコメントでなくて、安心しています〜。
歌、何時もいい加減ですみません。昨日まで雨も降らず大変でしたが、今日は久々の雨でしたね。今朝雨に少し濡れながら、色々植物の植え替えをしました。アジサイも喜んで、しっとりでしたよね。
毎日雨だと憂鬱ですが、空梅雨だとまた水不足で飲料水にも影響がでて困りますよね。
植物育ては、お母さまの見よう見真似でしょうか?植物を育てながら、同じ気持ちが味わえて感じられ、一緒に生きている思いがありますよね。
そして昔の人の、時々の気時も自然と分かってきますよね。
何時も植物育てをしながら、人間育てをさせて貰っているようですよね。
chiemiさんへ
2007/06/22 23:08
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
此処では、結構広い山の丘陵地一帯が園になっていて、植物もそんな自然環境に恵まれて、まるで昔から此処に自生しているような感じがありますよ。
案内板はこの頃出来たそうで、植物を知らないものには有り難いですよね。こちらも全部撮った積もりが、呆けていましたよ。
画像は今回は遠くから写したりでボケが多く、おまけにちょっと白っぽく見難いでした。それで全部大きくしてみました。
彦左 さんへ
2007/06/22 23:14
いけちゃん、こんばんは。今日は久々の雨で、外仕事の水遣りもしなくてすんで有難いでしたね。ご旅行の準備整われましたか?
そうそう、毎日ケントベルを見ながら、アップしなくてはと思っていましたが、旅行先の植物も時期がずれてしまうので、アップ出来ないでおります。1株が3株に増えて、一株もう咲き終わりました。半日陰の一株がやっと開花です。今百合が色々咲いています。
山野草もぼちぼちですが、ナメクジの餌になっています。
此処では今回、たっぷりの山野草に出会えてラッキーでした。
そちらの旅行先では、どんな植物に出会えるのでしょうね?お楽しみですね。土産話、期待していますネ。夫に言わせると、色々美味しいものがあるそうですヨ。
いけちゃんへ
2007/06/22 23:21
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
そうなんですよ、画像でもお分かりのように、まるで昔から此処に自生していたような感じで植物が生き生きと育っているのですよ。
平坦な植物園に無理やりに植えられているという強制感がなくて、自然そのもののようです〜。此処がもともと自然の丘陵地だったので、腐葉土など野草の育つ条件を満たしているのでしょうか。
植物園でなくて、野草園の名前のそのままです。
デコウォーカ さんへ
2007/06/22 23:25
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