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zoom RSS 庭のユリ・その1(スカシユリ5種)

<<   作成日時 : 2007/06/23 23:43   >>

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秋植え球根として出回っていて花壇に植えたユリの球根各種。

「スカシユリかかえる人をふりかえる彼もふりむき会釈をしたり」(鳥海昭子)

その中で早々と開花してきたのが、スカシユリ系の白と桃色混じりのロリポップと言う銘。
この色は我が家では初めてで、2球入りの袋で求めたが、1株だけがさっさと5月下旬に開花し、何輪か咲くかと思ったが2輪の開花だった。

別の場所に植えた2株目は、6月に入ってから咲いたが、こちらはたった1輪のみ。
普通スカシユリは花付が良いので、これも何輪か咲くだろうと期待したが、植えた場所が悪かったか、球根がまだ小さかったのだろうか?
もうこちらは、花も散り終わってしまった。
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6月中旬に入ってから咲いて来たのが黄色のスカシユリ2株。
色が鮮やかで、この初夏の真夏日に咲くと眩しくなる色だ。
これは、一株から8輪が咲いてくれたが、やはり此処連日の暑さで花期が短かった。
今は1輪のみ残って咲いている。

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スカシユリ系の葉は細くて葉色は緑が濃くて艶があり、日当たりに耐えるような葉だ。
咲いた花は全部上向きで、反り返った花びらの間に大きなすき間が開いている。それで透かし百合との名が付いたのだろう。
他のユリと比べて丈夫で育てやすく、花も明け透けで開放感がある。

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去年も同じ頃にスカシユリのオレンジ系のソレイユと言うのが咲いたが、植えっぱなしのままにしていたら、今年は花数が2輪と少なくなっていた。
お礼肥も足りなかったのか、やはり球根は掘りあげるべきなのだろうか?
スカシユリ・ソレイユ 2006/06/18
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         <去年から植えっぱなしのスカシユリ開花>

今年は新しくスカシユリ系の4色10球植えたが、やはりその中でオレンジ色のスカシユリ系が一番花付がいい。

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スカシユリの花色は橙が中心で黄色の変種があり、この2色だけと思っていたが、白も薄桃もあったようで、咲いて見ると優しい感じがありスカシユリのイメージが変った。
テッポウユリ系は横向きに咲くが、これは同じ真っ白でも上向きで、ちょっと主張性がある。

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薄桃色も同時に植えたのだが、何故かこの色が一番開花が遅かった。

スカシユリは園芸種の分類から見ると、アジアンティク・ハイブリッドに区分されるとある。
アジアンティク・ハイブリッドは、『アジア種のものでスカシユリを中心に交配改良した品種で色々な色があり、やや小型ながらも沢山の花を付け、花は比較的早く咲きます。』と記載してあった。
日本では、サハリン、中国北部、シベリア、北海道の海岸沿いの砂地に自生しているエゾスカシユリとイワトユリから数々交配されたそうだ。それで花色のオレンジ系を多く見る。

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日本は野性のユリの宝庫で、場所によりエゾスカシユリ、テッポウユリ、ヤマユリ、ヒメユリ、カノコユリササユリなどの自生のユリ各々が見られる。

花の咲き方を見ると、テッポウユリ系の筒状の花が横向きに咲くもの。
ヤマユリ系の漏斗状の花を横向きに咲かすもの。
スカシユリ系の盃状の花を上向きに咲かすもの。
そしてカノコユリ系の下向きに咲き、花弁が反り返るもの。
以上、この4タイプに分類してあるようだ。

古来よりササユリは、6月17日に「ゆりまつり」と呼ばれる「三枝祭」が開かれているほどだ。また、昔からユリの球根は食用ともされていて馴染が深い。

「お祭りの巫女の持ち舞うササユリの淡いピンクのさみしいまでに」(鳥海昭子)

先日出かけた仙台の秋保温泉郷の山中では、たくさんのヤマユリの蕾があちこちで付けていたが、開花が見られず残念だった。

「築山を埋めるヤマユリ大祖(おおおや)の魂集うごと荘厳(しょうごん)に咲く」(鳥海昭子)

スカシユリが終わると、これからまた花壇では、違う種が花を見せてくれる。

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「さ百合花ゆりも逢はむと思へこそ今のまさかも愛(うるは)しみすれ」(万葉・巻18-4088:大伴家持)


「油火の光に見ゆる我が縵(かづら)さ百合の花の笑(ゑ)まはしきかも」(万葉・巻18-4086:大伴家持)

「かりそめに早百合生ヶたり谷の房」(与謝蕪村)


<スカシユリ(透かし百合)>
ユリ科ユリ属
花期:6〜7月(早咲種)
日当たりを好む
上を向いて反り返った花びらの間に大きなすき間が開いている。
花の咲き方は上向きが多く、花色も橙、が中心で黄色の変種があり、芳香がない。
ユリは地表の高温を嫌い高温多湿な場所は避ける



「朝に見し膨らむ蕾の昼過ぎに花びら透かし咲く百合のはな」

「白桃黄橙色の透かし百合四色花色夏陽を通す」

「昨日降りし雨水庭にささやかに沁みて今朝また仰ぐ炎天」



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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
 昨日ちょうど静岡県の可睡百合の園という、百合ばかり植えた庭園に同行した伯母が訪ねてきて、その時に買った百合がたくさんに殖えたから、今度あげるねと、言ってくれました。すかし百合ばかり、何十種類も苗で売られていて、やはり珍しいものは高価でしたが、手頃なものを二、三種買って帰って鉢植えにしていたのだそうです。
 その時に、どうしても百合がここでしか咲かない、という庭の一があって、そこならばカサブランカでも何でもぐあいがいいという、不思議な話でした。よく考えれば百合園もオープンなところに等間隔で植えられていて、温暖な場所ですが、たぶん植え直しをしているのでしょう。伯母も堀りあげては植え直しているようです。ただし、百合は、深さを必要とするみたいですから、要注意です。日当たりはいいに越したことはないのでしょうが、木漏れ日の下にも十分咲いていたので、後は、土でしょうか。 
 私自身は、野生の百合がいっぱいで、あまり百合をたくさん育てていないので、これ以上のことは何とも言えません。
ひめだか
2007/06/24 00:37
 一花さんちでは、さまざまなスカシユリ系の花が咲いてきたのですね。受け咲きに咲くユリで、丈低く咲くものが多いですから、今のガーデニング事情にもぴったりの花なのでしょうね。
 スカシユリは、本来海岸近くの草地などに生えるものでしょうから、やはり日当たりが良いところが育ちも良いようですね。

 うちでも新聞屋販売店の球根シリーズのプレゼントで貰った黄色や白のスカシユリが咲き出してきました。鉢植えで育てています。
なおさん
2007/06/24 08:20
おはようございます。
百合の季節ですね。私百合大好きです。
特にすかし百合が大好きなのです。
一花さんのお庭には、色とりどりのすかし百合があるのですね。
庭に、百合のコーナーを設けたいと思いながら、
狭くてなかなか場所がとれません。
白のすかし百合が、とっても素敵。
今日は、すかし百合の名前の所以もわかり、
又ひとつ物知りになりました。
にりんそう
2007/06/24 11:07
綺麗なスカシユリですね、いろいろのスカシユリ勉強させて頂きました、最後に4つのタイプ分類はぜひ参考にして、なかなかよく分からないユリの観賞の仕方を向上させたいと思います。
OSAMI
2007/06/24 18:01
スカシユリの由来が解りました。これならば忘れないし間違えないですね。山でもそろそろユリが咲き始めます。蕾をつけた茎がニョキニョキ出て来ています。盗掘に会わなければ良いのですが。その点、一花さんちの花壇なら盗掘の心配は無いですね。スカシユリ5種、すべて綺麗ですね。
デコウォーカ
2007/06/24 19:22
ひめだかさん、こんばんは。夕べ遅くにコメント有難うございます。
昔はスカシユリが人気でしたが、この頃カサブランカが人気だとかでで去年の記事に書きました。でも最近の花ブームで、またあちこちで丈夫なスカシユリを植えてあり、観光スポットとなっているようですね。
小さい頃見た花色は、オレンジと黄色だけだったようですが、この頃白も桃も、また2色混合のものもあるようですね。ユリってうちではちっとも増えなくて消えていきます。好きな山ユリ、ササユリなども駄目でした〜。深植えしているのですが。一応、このスカシユリは次年度までは咲いてくれるようです。そうそう、鹿の子も毎年出ますが、花数が少ないです。カサブランカも花数が減って出てこなくなって、毎年植えています。
狭い花壇に、チューリップ、ユリなどの球根、そして宿根いろいろを植え過ぎてます〜。日当たりも年々悪くなっているのですが。。
そちらでは、自生のササユリ、ヤアユリなど手近で見れてお幸せですね。また、伯母さまの球根が早く増えたら良いですね〜。
ひめだかさんへ
2007/06/24 19:51
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
スカシユリは育てて見ると、丈が低く明け透けな明るい花で丈夫ですね。
海岸近くの草地に適合するように葉に艶があり、日照に強く出来ていて、日当たりを好むのですよね。球根を植えた場所によって、花付が違ってきています。植物は正直ですね。オレンジ色や黄色は派手ですが、白や優しい桃色は好ましい色で見直しました。
なおさんちの新聞屋さん、何時も球根専門でしたね?これも鉢植えで管理が大変そうですネ〜。
うちは主婦感覚で、洗剤のみです〜。今度、球根は?と訪ねてみましょうかしら・・
なおさんへ
2007/06/24 19:58
「昨日降りし雨水庭にささやかに沁みて今朝また仰ぐ炎天」昨日のことですね。雨あがりの朝、雨のアジサイを見に行きました。一雨は、空もすがすがしくしてくれたような感じでしたね。そして炎天でした。ゆりもまた咲きだす季節なんですね
hanahhana1952
2007/06/24 21:06
にりんそうさん、こんばんは。何かと今お気ぜわしい中、何時もコメント有難うございます〜。
ユリは色々種類があって、すらりとした姿が素敵ですよね。花瓶に挿すと華やかだし、和洋似あって存在感のある花ですよね。
匂いのあるものが殆どですが、これは残念なだら匂いがないのですよ。
盃状で上向きの明るい花で、花びらが透けています。
テッポウユリが、にりんそうさん宅では咲いていましたね。それは匂いが良くて好きなんですが、昔、花壇一面まっ白に咲いた年がありました。
でも今ではもう日当たり関係で駄目のようです。テッポウユリは日当たりだと植えっぱなしで増えるのでしょうね。
白いカサブランカも人気で好まれますよね。うちはこれもあまり成績良くないです。
ユリって、この頃園芸種が色々出回ってるので求めて花壇に植えて楽しんでます。でも初夏の陽射しがきついと花期が短く残念です。
にりんそうさんへ
2007/06/24 21:10
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ユリって昔は全部同じ花に思えていましたが、育てて見ると、その原種によって花の咲き方が違っていたのですね。日当たりを好んだり、半日陰がすきだったり、その葉の色艶形も違いがあり花もそれぞれ人間並なんですね。
上向き・横向き・下向きがあり、また花の形も漏斗型・ 筒状とあり、気をつけて見ないと今迄分からなかったです。
透かしユリは、はっきりとした上向きで、花びらが透けて特徴が一番良く分かりますよね。これからカサブランカ、カノコユリ、なども咲いてきますね。去年そちらで白いカノコユリをアップされましたが、偶然白い種の球根を去年秋に見つけて求めて植えてあります。
でも開花するか?です〜。それが楽しみなんですよ。
OSAMIさんへ
2007/06/24 21:19
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
去年は、沼津御用邸記念公園の素晴らしいタカサゴユリを見せて戴いて感激でした。あれは暑い8月でしたよね。色々な表情があって、デコ先生の説明がユニークでした〜。あの球根や苗が欲しくて探したのですが園芸店で見当たらず、近くの方が増えて困ると仰って、今年2株戴いてきました。しっかりと根付いていますが、花はどうでしょうか?テッポウユリと間違いますよね。
このスカシユリは園芸種でガーデニング向きです。自然の中で自生するヤマユリも秋保温泉郷の旅行先で見てきました。そうそう、お土産に「ヤマユリの花」の乾燥したものを求めてきましたよ。それ程自生しているようですね。そちらもヤマユリ自生が見られるのでしょうね?球根はスカシユリと比べて高いのですよ。盗掘心配ですね。
デコウォーカ さんへ
2007/06/24 21:30
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございました。ちょっと今町内のことで出かけたりが多く多忙で、記事が一日ずれになってきました。
昨日は炎天で、今日は一日雨でしたね。ガーデニング出来ず残念だったでしょうね。花は喜んでいるみたいですね。
昨日は雨上がりに紫陽花をまた見に出かけられたのですね。素敵でしたね。カタツムリがいれば良いのですが、この頃見ませんね。昨日新しく咲いた紫陽花をフォットしたら、画像仕上がりに今年も蟷螂の赤ちゃんが載って遊んでいましたよ。でもスパティフィラムの葉の上には、ナメクジがたくさん!!今朝レンゲショウマの蕾を見たら、また2個食べられて落ちていました。雨も良いですが、虫の悪戯に悩まされます。
hanahhana1952さんへ
2007/06/24 21:38
庭のユリ・その1(スカシユリ5種) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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