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zoom RSS 仙台旅行・5(秋保大滝)

<<   作成日時 : 2007/06/27 22:43   >>

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かつて伊達藩の湯治場が置かれたと言う秋保(あきう)温泉郷。
「開湯千年の歴史があり、有馬温泉(兵庫県)、道後温泉(愛媛)と並んで自然景観に勝れていて、日本三名湯のひとつだ」とパンフレットにある。

そこへは仙台駅前から普通のバスで1時間15分を要し、名取川上流に位置する山峡の温泉町だ。
訪れた日は今から2週間程前の6月12日だったが、その日は丁度真夏日の始まりで、バス停で待っていても結構陽射しがきつかった。
秋保温泉町止まりのバスを降りて、宿泊するホテルに荷物に預けて、そこからバスで30分かかる秋保大滝へのバスを待った。

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温泉町から大滝まではバス(宮城交通)の便が非常に悪くて、2時間に1本しかなかった。
バス停の足元付近にヘビイチゴがあり、またすぐそばの空き地には大きなノイバラが木に巻きついており遥遥遠く山裾に来た事を感じさせた。

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バスは、鄙びた山峡に入って行くかと思ったら秋保街道は整備されおり、結構人家があって車の通行も多く、観光バスも何台も走っていた。

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このバスは終点大滝止まりで、大きな駐車場の中には観光バスも止まっており、土産物店が幾つも並んでいて、ここは観光地化しているようだった。

すぐ近くに、秋保大滝不動尊があり、地元の方もここをお参りされるようで、バスの中でもお隣のお婆さんが春にお参りに行ったと話しておられた。
その日も、誰かお参りしておられた。

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鬱蒼とした奥へと下りると、滝が丁度目の前に見える展望台があった。
秋保大滝は高さ55m、幅6mあり、迫力ある眺めは見るものを圧倒させ、日本三名瀑のひとつだと「仙台ガイドブック」には書いてあったが・・。

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そこから眺める滝は、ちょうど目の前に迫って見えている。山々のこの時期の新緑は濃くなっており、これが秋の紅葉の頃だと、もっと素晴らしかったかも知れない。

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その展望台を更に横に下ると滝壺口まで出られ、森の中の遊歩道があった。
森の中は誰も居なくて、遊歩道と言うよりまるで原生林のようだった。

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こちらで見るヒトリシズカより葉が大きく、見慣れた植物も色々あったが、ここは名前の分からないものが多かった。

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秋保は「あきう」と読み、平安時代の頃からの歴史にその名が登場し、この地を秋保氏が治めていた名に由来するとあり、広辞苑にも出ている。

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森の中の遊歩道を出ると普通の大きい道路に出、滝口へ下る手前の橋から眺める山々は鬱蒼として陸奥を感じさせた。

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滝壺口の方の山を見ると、朧に水煙が見えていた。

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滑りやすい滝壺への急な道を下っていくと、ひんやりとして来、木の根が荒々しくむき出しており、もう一方からの山水が流れ注いでいた。

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滝壺への岩場には既に何人も先客があり、そこに長く座ってマイナスイオンでも浴びておられるようだった。そう言えば滝口へ下りる橋の袂には駐車場があり、車が幾台か止まっていた。

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遠くから見ると小さい滝のようだが、先日雨が降ったようで水量があるのか、水煙が近くの岩場まで立ち上がっている。

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反対側の山は穏やかな渓谷になっていて、先程渡った橋が小さく見えていた。
ここをずっと下ると秋保温泉郷の袂を流れる磊々峡へと続き、奇岩怪岩が続く景勝地だ。

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バスの時間が迫っていたので、これに乗り遅れるとあとは2時間待たなくてはならないので、遊歩道でなく道路沿いを歩いていったら、こちらの道端には、季節の野草が色々咲いていた。
皮膚のできものは瘡(くさ)と呼ばれ、クサノオウは瘡の特効薬で、王様のように頼もしかったのでクサノオウとなったそうだ。(山渓社:野草の名前:夏より)

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      <クサノオウ>
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     <ハナウド>
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小判のような花穂が夏日に輝いていたが、スイバ(スカンポ)のようだった。

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白い花はガクアジサイのようだったが、ヤブデマリのようだ。

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       <ヤブデマリ>
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ここの名取川沿いをさらに奥へと行くと、二口街道へと続き、そこは山形へと抜ける道だそうで、8キロ続く二口峡谷が見ものだそうだが、今回はバスの関係で大滝までしか行けなかった。近くに秋保大滝植物園もあったが、残念ながら見られなかった。

土産ものを売る出店には、薬草や山野草、地元の農産物などが売っていた。そこでは、「ヤマユリの花」の乾燥したものまでが売っていたが、ここでは咲いた花を採って売るほど、自生が見られるのであろうか?



「壁巌を覆うかのごと水煙を立ち上げ下る秋保大滝」

「みちのくの山々緑萌え立ちて秋保の大滝直下に落ちる」

「岩をも割り根を張り生きる一本の木が崖沿いにそそり立ちおり」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さん、秋保の渓谷に行かれたのですね。沢山撮影されてくわしい旅の様子がよく判ります。秋保大滝も見事ですね。日本三名瀑というと、那智の滝、華厳の滝、袋田の滝(ふくろだたきではナイですね)が有名ですね。でも、ご当地ですと、うちの滝が一番!となるのでしょうか。

 クサノオウは毒でもありますが、使いようで薬にもなりますね。スイバの下の白い花、ヤブデマリのようにも見えますね。
 山のお土産屋さんで売られている「ヤマユリの花」はカンゾウ類の蕾などが多いようです。ホンモノのヤマユリではないようですね。
なおさん
2007/06/28 00:01
山の中で見るたくさんの山野草は、ひそやかで、そして、華やか。自然の中で、人の手が入らずの自然はやっぱり凄いなと感じます。「岩をも割り根を張り生きる一本の木が崖沿いにそそり立ちおり」
hanahhana1952
2007/06/28 04:12
メンテで、コメントできませんでした。
長かったですね・・・ここの、メンテ。
百合の色が綺麗なこと、書きたかったです。
毎日、ビルとアスファルトと人と・・・
山肌の美しさ、山間の静けさ・・・夏休みが欲しいなぁ〜
chiemi
2007/06/28 09:33
IMEもなかなかであきうで秋保が出てきますオドロキ、さてこの滝は高さ55メートルとありますが水量が多くて迫力満点ですね、これだけ水煙が上がっていると本当にマイナスイオンはたっぷりの感じが伝わって来ます、渓谷ものんびりしたい所ですね。
OSAMI
2007/06/28 10:57
一花さんこんにちわ。
秋保大滝、すごい迫力ですね。
秘境の地へ旅されて、羨ましい限りです。
マイナスイオンをたくさん体に吸収され、気持ちよいことでしょう。
私今日、入院いたしました。
古い病院なのでP・Cはだめかなと思っていましたが、何とか接続でき、退屈しなくてすみそうです。
又ブログを楽しみに拝見させていただきますね。
自分では病気という認識をあまり感じていなかったのですが、
早速、点滴やら検査尽くしで、認識せざるを得ません。
休養のつもりでゆっくりさせていただきます。
IL・DIVOの曲を聴きながら・・・・・。
昨日の百合とってもきれいでした。
にりんそう
2007/06/28 12:45
3名瀑に3名泉、ゆっくりと楽しまれたようですね。さすが滝壷は水煙であたりが見えないほどで、うまく撮影されたものと感心いたしました。
さぞマイナスイオンが充満していたことでしょう。これで3年は長生きができますよ。なかなかよいところのようなので行ってみたくなりました。
目黒のおじいちゃん
2007/06/28 19:59
なおさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。お返事遅くなりました。
日本三名瀑は華厳、那智とあと何とかだと思ってましたが、此処のこんな名前とは違っていたな〜と記憶が曖昧でした。袋田でしたかね?冬場凍って有名な滝ですよね。此処も負けじとばかり、おらが国自慢してパンフレットに書かれたのでしょうか?
華厳は二度行ってますが、落差が高く水量が少ない感じでした〜。袋田でなく「吹き割れの滝」も行きましたよ。そうそう、うちの田舎の方には、東洋のナイヤガラと呼ばれる「曾木の滝」もあり、良く行きました。
スイバの下の白い花、ヤブデマリでしたか?そう言えば家で育てているオオデマリ(ちっとも花が咲かない)に葉が似ています。有難うございました。
ヤマユリとして売っているのは、カンゾウの花ですか?こんなに自生している筈がないですね。中国料理の食材として「キンチンサイ」と言うのがあり色が濃いですが、少し似ているようでした・・。今度しっかり比較してみます。
なおさんへ
2007/06/28 21:31
hanahhana1952さん、こんばんは。早朝からコメント有難うございます。
自然の野草はそこの環境に適応し、随分逞しく生き生きと育ってますよね。
うちの花壇と違って、自然体で花色も深く、思いのままに咲いているようでした。
滝壺口に下りていったら、岩を割って木の根が伸びて生きていました。
滝壺の川原も良かったですよ。
hanahhana1952さんへ
2007/06/28 21:37
chiemiさん、こんばんは。昨日のメンテナンスは夜中の0時から、午後4時までと随分長いでしたよ。私の所為ではないですが、何度かお尋ねくださったのですね。すみませんでした。こちらは無料でも使えて利用者が増え、また機能も充実してくるようです。
昨日のユリは結構人気のようで、今年、ポット苗でも見かけましたよ。
都会の喧騒や日頃の家事を忘れて、久々のんびりできました。
chiemiさんは仕事仕事で大変ですね。そのうちきっと夏休みもあることでしょうね?それを楽しみに、毎日を励んでくださいね。今はここの画像だけで我慢して下さいネ。
chiemiさんへ
2007/06/28 21:45
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ほんとですね。「あきう」を変換したら「秋保」が出ましたね。この記事を書く時は、「あきほ」で変換していました。
此処の滝は、高さ的にはそんなに高くないようですが、凄い水量で、遠くからでも水煙が立ち登ってました。先日雨が降ったとかでしたが、それも影響していたのでしょうか?
近くの岩場に座った人達は、マイナスイオンにどっぷり浸かって、リフレッシュされてのんびりされてました。此処の川を下ると温泉街の「磊々峡」へと続き、奇岩怪岩が続く景勝地でしたが、また後日アップします。
OSAMI さんへ
2007/06/28 21:53
秋保大滝は凄いですね。私も今日ブログに滝を載せましたが、月とスッポンの差がありますね。凄い水煙で近くにいたらずぶ濡れになりそうですね。珍しい山野草にも出会えて良かったですね。
デコウォーカ
2007/06/28 21:54
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
今日ご入院されたのですか?愈々でしたね。でもまだ検査段階で余裕で、お暇でしょうか?病院の生活は気遣いなどあって、ちょっと大変でしょうね。すぐ近くと言う気軽さもあって、ご家族の皆さんにとってもお互いに精神的に楽ですね。
今回の入院は、自分の身体だけの事を考えられるゆっくりとのんびりとした休養の良い機会だと思います。ご本人より、家族の方が色々気を使って心配されることでしょうね。

今日なんか蒸し暑い中、鉢物はぐったりでした。藪蚊の中を水遣りしたり、また主婦業として網戸を拭いたり買い物と、それはそれは果てしない評価されない家事がありました。元気だとつい身体のことを忘れてしまいますね。
でも今回此処の小旅行で、またのんびりとリフレッシュ出来ましたので、今こうして頑張っておられます〜。

PCも楽しめるそうで良いですね。
色々なチャンスを自分の味方として、頑張って下さいね。
お見舞いの花も届けられませんが、拙い画像で我慢して下さいね〜。
にりんそうさんへ
2007/06/28 22:09
目黒のおじいちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
ここは「3名瀑に3名泉」という触れ込みですが、おらが国自慢のようなか感じもしないではないです。日本の3名瀑は「華厳、那智、袋田」だそうです。でも、昔見た華厳より水煙が上がってダイナミックでしたよ。
でも此処の温泉は欽明天皇時代に開湯されて、伊達家の入湯場が置かれたとあり、歴史が古いようです。温泉郷の「磊々峡(らいらいきょう)」の方は奇岩怪岩が続き、景勝地でしたよ。
秋だと紅葉が綺麗かも知れませんね。
時々こうして出かけられて、リフレッシュしていますが、目黒さんも、ご夫婦であちこちお出かけされて、何時もリフレッシュされらっしゃいますね。その後、お身体の調子が良くて、よろしかったですね。
目黒のおじいちゃん へ
2007/06/28 22:22
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
そちらも今日、滝をアップされたのですね。どんな滝でしょうか?楽しみです。此処は日本三名瀑と、案内には書いてありましたが、チョット自慢しすぎでしょうか?案内版で見ると、実際は「日本の滝百選」に入っているようですね。水煙がすごくて、滝壺までは近づけなかったですよ。
そして、ここではイワタバコなど期待したのですが、山野草はそんなに見れなかったです。なにせバス時刻が迫っていて、これを逃すと2時間後でしたので。近くに植物園もあったのですが、見れずに残念でした。
そちらでは、色々植物をご覧になられたことでしょうね。
デコウォーカ さんへ
2007/06/28 22:32
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