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zoom RSS カンパニュラ・サラストロ。

<<   作成日時 : 2007/06/03 17:02   >>

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普通の自然の中で見かけるホタルブクロは薄桃色や白だが、花屋では園芸種として青色、黄色、そして八重種も出回っている。

数年前に花屋で「青花ホタルブクロ」として出回っていたものを見かけた。
ラベルには「サラストロ(カンパニュラ・サマルカンデンス)」と言う銘と、もう一つ、S社が開発した「ケントベル」と言う種で、この2種を2株ずつ求めて、地植えして見た。

ケントベル2006/06/14

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        <サラストロ>

サラストロは、半日陰と書いてあったので、場所を違えて2箇所に植えたら、翌年良く咲いてくれて株も増えてきた。
この株をあちこちに株分けしてあげたが、残念ながら我が家のものが次の年から、ばったり出てこなくなった。

ケントベルはイングリッシュガーデン向きで、日当たり管理とあったので、花壇と用心の為に半日陰に植えてみた。
ケントベルの方は枯れることなく、これは増えて花も元気で、イングリッシュガーデン向きの洋種っぽい艶と草丈もあり、花の縁の切れ込みが深く山野草のイメージに程遠く、華やかだった。
ラベル画像で見ると随分花付が良かったが、若しかして鉢管理でもっと日当たりに置いたら、もう少し花付も良くなるかも知れない。

さて、サラストロとケントベルを差し上げた友人宅は鉢管理で上手に咲いて増やされ、我が家が地で消えたと言ったら、幸いにも去年我が家に鉢で帰して下さって里帰りしてきた。

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その後、サラストロを大鉢に植え替えて冬越しして管理していたら、お蔭様で以前、地で見た時よりも、草丈が伸びて元気に花が咲いてきた。
花の長さが6cmはありちょっと太めで、70センチの草丈に咲くさまは大柄の洋風で、色も青紫が濃いめだ。

他でも聞いたが、このサラストロの方は地植えすると、自然消滅するとかだった、ネットで見ると上手く地植えしてある場所もあるが、熱帯夜となる場所は嫌うのであろうか?

サラストロのラベル記載として、「ブルーのホタルブクロと言えそうな花を多く咲かせる、丈夫なカンパニュラで、夏の暑さ、冬の寒さにも強く、ガーデンに一株欲しい宿根草です」とある。
宿根としてガーデン用と言うことで、地植えでもOKの筈だが、我が家ではS社が開発したケントベルだけがガーデンで丈夫に毎年咲いている。
このサラストロは、これからこのまま鉢植え管理となるようだ。

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鉢の開花株を初夏の陽射しの中に置いていると、花がい萎えてきている。やはり夏場は半日陰管理が良さそうだ。
地植えのケントベルは、いままだ蕾中で、このサラストロと一緒に比べて写真を撮る予定だったが、開花までまだ暫くかかりそうなので、去年の画像と比べしてみた。
ケントベルの花は艶があり、花の開き方も少し開き加減だ。

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  <左:去年のケントベル(2006/6/14撮影)&右:サラストロ(2007/5/30撮影)>
 
サラストロはキキョウ科カンパニュラ属だが、カンパニュラ名で出回っている青紫の花は多くあり、我が家の庭でも今咲いている。
カンパニュラの仲間として、日本ではホタルブクロ、イワギキョウ、ヤッシロソウ、チシマギキョウの4種が自生しているそうだが、カンパニュラ銘が付くものは、日本種銘のものと分けて洋種のカンパニュラ属の植物を指す。

例えばセンノウ属の仲間で属名の「リクニス」銘がついたり、ナデシコ属の仲間で属名の「ダイアンサス」、そしてオダマキ属の「アクレギア」銘が付くものは、どうも洋種を指すようだ。
 
これは日本のホタルブクロと洋種を掛け合わせたイギリスの育成種だそうだが、「サラストロ(カンパニュラ・サマルカンデンス)」と聞くと、サマルカンドは中央アジアの都市名だが、イギリスとは関係ないような名前だ。
一方、ケントベルはイングリッシュガーデン向きで、英国の庭園と呼ばれるケント州で生まれたそうで、その銘のままだ。

日本のホタルブクロ同様、このサラストロの花の中に虫も入リ込むようだが、初夏の暗がりに薄ぼんやりと蛍が飛び交う風情の蛍火とはならないようだ。
提灯のイメージとはかけ離れて、ガーデニング向きの爽やかなカンパニュラだ。

この釣鐘の花の形は、これからの梅雨に雨避けするように、下向きに咲き効率のよい咲き方で、裡に籠って恥じらいもある花姿だ。

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                <2007/5/30撮影>

「青春はみづきの下をかよふ風あるいは遠い線路のかがやき」(高野公彦)

「夜の暗渠みづおと涼しむらさきのあやめの記憶ある水の行く」(々)

「暗黒にほたるの舞うはやはらかき草書のごとしひかりの草書」(々)


<サラストロ(カンパニュラ サマンカンデンス> 
キキョウ科カンパニュラ属
学名:Campanula samarkandansis 'Sarastoro'
流通名:青花ホタルブクロ
花期:5〜7月
草丈:60〜100cm
性状:耐寒性宿根草(マイナス15度まで)
開花期:5〜7月、9〜10月
日照:半日陰むき
用途:花壇、コンテナ、寄せ植え(真夏は半日陰となる場所、水はけのよい用土)
日本のホタルブクロとヨーロッパ原産のカンパニュラ属の園芸交配種


「憂きことを隠すがの青きカンパニュラ閉じ籠りする水無月の雨」

「木漏れ日の差し込む庭に戻り咲く蛍袋の青色幾輪」

「一輪の花の縁の暖かし尽きせぬ思いの花の世界は」

「恥じらいを持つごと青き釣鐘の蛍袋の花の寄り添う」

「封印をしたきこと多く人の世に蛍袋の青花涼し」

「故郷の川下くだる蛍舟過疎となるゆく町灯り遠し」

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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
お二人の思いはなんか素敵だな。自分、そして、人とのかかわり、花が印象付ける不思議な実感を感じますよ「青春はみづきの下をかよふ風あるいは遠い線路のかがやき」(高野公彦)「一輪の花の縁の暖かし尽きせぬ思いの花の世界は」
はなはな
2007/06/03 18:22
 一花さんちでもカンパニュラ・サラストロが見事に咲いていますね。さすが手入れが良いのか、うちのものより花つきが良いですし、元気に咲いていますね。
 お友達に分けておくと、自分のところのものがなくなっても、また里帰りで戻ってきますし、危険分散のための保険?という意味でも増えたものは分けて差し上げておくと良いですね。
 近くに、花ともだちがいらっしゃるようで、良いですね。
なおさん
2007/06/03 18:28
デモドリ娘のようなサラストロが綺麗に咲いていますね、しかし考えて見ると一度外に出した花の子孫(株分けだと子孫にならないですかね)が戻ってきてまた更に元気に咲くというのは何だか楽しくなる話です。
街でも色の濃いホタルブクロのような花をよく見かけますが、こちらを見させていただきサラストロかなと思ったりしています。
OSAMI
2007/06/03 20:38
 こんばんは。そろそろ、当地でも山のホタルブクロが咲く季節になりました。そしてちゃんとホタルも出てきます。1度ホタルに頼んで、花の中に入ってもらおうか、と考えてみたり…。
 カンパニュラって、いろいろあるのですね。星の形、ベルの形をした花がいくつも皆カンパニュラだというので、店で「へぇ」を連発してしまいました。秋に「八重咲きホタルブクロ」という苗を、名前に惹かれて写真なしでかったのですが、暖かくなってぐんぐん伸びてきているので、もしかしたら、このタイプの花が咲くのかもしれません。
ひめだか 
2007/06/03 20:49
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
はなはなさん宅でも、お隣のおばさん先生や、おばあさんとのお花の関わりのお付き合いがありお互い良い関係ですよね。
差し上げた方も、また下さって、花育ての方は心優しい方が多いようです。この方もお花好きで色々育ててらっしゃって、お互いあれこれ花自慢?しています。話題は尽きないですよ。
「青春はみづきの下をかよふ風あるいは遠い線路のかがやき」(高野公彦)。とてもスケールのある歌で、自然を詠いつつ、またその中に己の身を重ねて、自然と人間を一体化した詠い方ですね。写実の中に心象があって上手い歌ですね。青春は風であり、線路の輝きだと。爽やかな風で、また平行に見えて遠くで重なる線路の輝き。その先に未来や希望を見ているのでしょうね。
こうしていつも花ブログを書くことで、花の縁の深さを感じますね。
はなはなさんとの縁も、ブログの花からでしたものネ。
はなはなさんへ
2007/06/03 22:49
カンパニュラ・サラストロはホタルブクロの親戚みたいだな、と思いながら読み進めると「これは日本のホタルブクロと洋種を掛け合わせたイギリスの育成種だそうだ」まで来て、ヤッパリと思いました。親戚でなく兄弟ですね。園芸素人には、あまり種類を増やさないで欲しいと思いますが・・。
デコウォーカ
2007/06/03 22:51
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
なおさんちは去年からアップで、お友達から戴かれて育ててらっしゃいましたね。
鉢管理だと、植え替えの手間がかかりますが、消えるよりマシでしょうか。「危険分散のための保険?」とまで、そんな考えはしないのですが、増えたものが余るので、何時も分けて差し上げていますよ。今日もエンジェルストランペットの挿し木や、冬クレマチス、そしてケントベルなどをご近所の花好きな方に差し上げました。また全く知らない方からも色々戴いております。お庭を見せて戴いたり、お花談議は尽きなくてすぐお友達になりますよ。何か知らないものも戴いてきました〜。花が作る縁はいいですよね。
なおさんへ
2007/06/03 22:58
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
デモドリ娘が随分立派になって嬉しいものですよ。うちを出る時は貧弱でしたが、あちらで可愛がって戴けたようで背が高く太って、うちより栄養状態がうん〜〜と良かったようですよ〜〜。
娘でなく、孫?でしょうか?
この頃、紫のこの手をご覧になられますか?日当たりを好んで丈夫なのは、若しかしてケントベルかも知れませんよ。ある方もケントベルを育ててらっさって、今日散歩の途中で見たお宅もケントベルでした。似たようね感じですけど、そのうち開花したらアップしますね。
OSAMI さんへ
2007/06/03 23:10
ひめだかさん、こんばんは。コメント有難うございます。
そちらでは何でも自然のものが見られるのですね。このホタルブクロだけはうちの辺りでも見られるのですよ。道路際に咲いていたり、結構逞しいものですよね。残念ながら蛍は出ないのです〜。蛍に入ってもらったら、どんな花の様でしょうね。是非実行されて写して下さい〜。貴重な画像になるかも知れませんよ〜〜。
この頃店屋でもホタルブクロの園芸種が売ってますね。黄色もありましたが暑苦しそうで止めました。「八重咲きホタルブクロ」の苗を育ててらっしゃるのですか?何色でどんな花が咲くかお楽しみですね〜。咲いたらアップお願いしますね。園芸種の青いケントベルは蕾が出ましたが、普通のホタルブクロはうちはまだ蕾も持たないです。白は消えたかも?です。
 
ひめだか さんへ
2007/06/03 23:19
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
これは、日本と洋種を掛け合わせた、兄弟種でしょうか?色が高貴な紫に変心したのですね。でも日本種のもともとが紫色でも良かったのでは?と思っているのですが〜。
園芸素人さんにしては、随分博士さまのような研究熱心な記事を書いてらっしゃって、こちらはいつも師としておりますヨ。宜しく〜。
そちらの山にも、そろそろホタルブクロ登場の頃でしょうか?
自生のものにも、ヤマホタルブクロ、ホタルブクロ、シマホタルブクロがあるようですね。萼の反転が見分けるポイントだったようです。
デコウォーカ さんへ
2007/06/03 23:29
一花さん、おはようございます。夕べはご指摘いただき、ありがとうございました。又何でもお教えいただけたらうれしいです。

朝から素敵なホタルブクロを拝見させていただいて、今日も一日いいことがありそうです。
カンパニュラ・サラストロ・・・素敵な花、きれいなブルー。
これからの季節、このような色に魅了されますね。
それにしても立派に咲かせていらっしゃいますね。さすがです。
我が家では、どうも、カンパニュラ系はうまく咲いてくれなくて、悲しいです。
好きな花なのに・・・。
山歩きをしていて、ひっそりと咲く、ホタルブクロの姿をみつけると、
感動したものでした。
にりんそう
2007/06/04 08:49
 こんにちは、UPの花は、サラストロなのですね〜?、葉っぱも、花もケントベルとほんとにそっくりさんどうしですよね、どういう風に見分ければよいのでしょうか?ケントベルの葉っぱは、上のほうと下のほうではすこ〜し葉っぱの形は違うようですが・・
我が家のケントベルは、きょうはさらに咲き進み濃い紫がとってもきれいです、私も、今度植え替えるときは、養子に出す分も分けておき、美しい濃紫を増やそうかなと思いました、そうそう、我が家は冬は温室にしまって、過保護なせいか、少し咲くのが早かったのでしょうか?
いけちゃん
2007/06/04 15:00
一花さん こんばんは〜!大好きなホタルブクロ。我が家はいつの間にか消滅します、南向きだからだめかなぁ。サラストロですか見分けがつかないですが...紫がきれいですね。また苗を買って育てます。
coupu
2007/06/04 19:47
一花さん、 カンパニュラ・サラストロっていうんですね。
ホタルブクロににていますが、袋の色がちがいますね。花びらがすべて同じ色ですね。
彦左
2007/06/04 20:37
にりんそうさん、こんばんは。何時もコメント有難うございます。今日は雨かと思いましたが、晴れてよかったです。何か良い事ありました?
うちは今日、PCモデムの調子が悪くて、22時頃やっと復活でした〜。
茶毒蛾ですが、昼に見まわってきましたら、まだ大丈夫のようでした。また今宵20時ごろ庭を見回りましたら、ナメクジをたくさん捕獲してきましたヨ。まるで虫愛ずる00君?のような有様です。
紫のホタルブクロは園芸種で、このサラストロは地でうまくいかなかったのですが、夏場半日陰がよさそうで、S社のケントベルは日当たりOKですので、丈夫に育ちますよ。ちょっと紫の色が濃いですが、切り戻しでまた咲くようですよ。
ホタルブクロは上手く育てればいいのですが、夏場の直射日光を嫌うようで、他にも植えてみましたが、突然消えたりしています。
これから野山で自然に見られて良いですよね。
にりんそうさんへ
2007/06/04 23:32
いけちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
いけちゃんちのケントベルは元気でしたよね。このサラストロと比べると、色艶はケントベルの方が良いようです。サラストロは花色は照りがなく、花も長めで、ケントベルのような裾広がりが少ないですよ。
葉ですが、ケントベルと違って、普通のホタルブクロに近いようです。でも小さいうちは見分けが付きませんよ。
我が家のものは、やっと蕾が出てきました。半日陰に植えたものは未だ蕾を持っていません。これは珍しいので、他所様に上げると喜ばれますよね。昨日お花を戴いた方に、これを上げる約束してあります〜。
普通のホタルブクロと違って、丈夫で日当たりOKで、宿根として耐寒性もありますよね。いけちゃんち、大事に温室育ちでしたか?それで、早目の開花だったのでしょうね。切り戻すとまた開花しますよね。
いけちゃんへ
2007/06/04 23:42
coupuさん、こんばんは。コメント有難うございます。
日当たりの良いお庭だと、普通のホタルブクロは落葉樹の下でも良いかと思います。でもS社が開発したケントベルはイングリッシュガーデン向きで、日当たりOKで素敵な花ですよ。日本のホタルブクロのイメージは余りないですが、でも釣鐘型の紫の花もこれからの時期、涼しげで良いですよ。
サラストロはケントベルに似ますが、夏場、半日陰が良さそうな気がします。ラベルには夏の暑さにも強いとありますが、直射日光下では弱っていましたよ。
coupuさんへ
2007/06/04 23:48
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
これは日本のホタルブクロに似ますが、その園芸種です。
日本のホタルブクロには、白、薄桃がありますが、イギリスで品種改良された園芸種で、「青色ホタルブクロ」名で出回っていますよ。これからの時期、この青紫は好まれますね。日本にはキキョウ、ソバナやツリガネニンジンやイワシャジンなど、紫の釣鐘の形をした花がありますね。
彦左さんへ
2007/06/04 23:53
きれいなブルーのホタルブクロですね。改良され色々な種類があるのですね。
カンパニュラの仲間は私も好きです。ただ見るだけですが・・
以前所属していた山の会の名前はこの花の仲間からとり「カンパヌラ」でした。
我が家のホタルブクロもだいぶ咲いてきました。赤紫です。
ミニミニ放送局
2007/06/06 10:58
ミニミニ放送局さん、こんにちは。コメント有難うございます。
これは日本のホタルブクロでなく、改良された園芸種だそうです。園芸的には、黄色とか八重もあるようですが、普通の山で見かける赤紫や白っぽいものが自然ですよね。でもうちではなかなか山のものは育たないのですよ。仕方ないので、園芸種で楽しんでいます。
ミニミニさん宅のホタルブクロも咲いてきましたか?。赤紫なんですね。そのうち、アップされるのを楽しみにしています〜。
カンパニュラの仲間は、青紫のものが多くて好きです。他にも植えてありますが、なかなか家では宿根とならないです。
サラストロに似たケントベルと言うのが今咲いてきました。日当たりに強くてイングリッシュガーデン向きです。
山の会の名前は「カンパヌラ」ですか?洒落て洋風なんですね。キキョウ科ホタルブクロ属の総称ですが、イワギキョウなど涼しげな花があり、良いですね。

ミニミニ放送局 さんへ
2007/06/06 18:13
カンパニュラ・サラストロ。 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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