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<<   作成日時 : 2007/06/07 14:16   >>

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小さい頃、何処かで見たような記憶があるキンポウジュ(金宝樹)
花屋でブラシノキと聞いて、7〜8年前に幼木として求めてきたものだ。
オーストラリアに育つと聞いたが、此処東京でも地植えで大丈夫と聞いて庭植えした。耐寒性がやや強く−5℃と今回調べて知った。
ブラシノキ 2006/06/13

植えた翌年から花が咲き、非常に成長の早くて逞しい木だった。
その真っ赤な花はナイロンブラシのようで、名前そのままのイメージだった。

当初、まだうちの近所では植えてある所がなく、真っ赤な花が珍しがられた。
開花しているこの花には、何故か蜜蜂がぶんぶん飛び回っていて、ご近所迷惑だったかも知れない。
毎年春になると赤い穂状の真っ赤な花が咲いて見事だった。
常緑で剪定にも耐え、どんどん大きく伸びて今では3mあるが、根元の幹も分かれてきた。

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    <左:キンモクセイ:真ん中:ブラシノキ:右:カキノキ>

だがその後、横に柿の幼木が植えられてしまって、果樹の保護のためにばっさりと強剪定された。数年後にはナツツバキが手前に植えられ、日当たりが悪くなり成長を阻まれてしまった。
キンモクセイ、カキノキ、ナツツバキに囲まれて、行き場を失ったキンポウジュ。
横には伸びられず上に伸びるしかなく、花付も悪い状態だ。

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見た目の樹肌は荒々しい杉のような感じで、葉は乾燥に耐えられるようなオリーブ似で、それをちょっと長くしたような感じだ。マキの葉にも似て、普通見かけるものは「マキバブラッシノキ」とも呼ばれるとあったが・・。

見ていると、我が家では去年の古枝には花が咲かないようで、剪定した新枝の先に咲き、またその花の先から新しい枝が出てくる。
移植や多肥をきらい、花後すぐ剪定しないと、夏以降の剪定は翌年の花芽を切る様だ。
日当たりの問題だけでなく、何時も柿の木の邪魔になり、秋にばっさりと剪定されるので、花付も悪かったのだろうか?

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この頃、うちの近所でも植えてある所を見かけ、真っ赤に木が燃えるように咲いていた。そこは日当たりと風通しが随分良かった。
普通開花は4〜5月頃からだが、初夏に咲くさまはちょっと暑苦しい花だ。

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キンポウジュ名は昔、父に聞いた覚えがあったが、ネットで調べると、ブラシノキと呼ばれる「カリステモン・スペキオスス」と、キンポウジュと呼ばれる「カリステモン・キトリヌス」があり、キンポウジュは鉢植え切花、庭木として好まれるようで、種から簡単に育てられるとある。
我が家のものはどちらであろうか?ブラシノキとキンポウジュを一緒にひっくるめてあるネット記事もあった。

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これはフトモモ科ブラシノキ属になっており、オーストラリアから明治中期に渡来し、暖地に栽培されるとある。別名は属名のカリステモン(Callistemon)と言うらしい。(山・渓社:日本の樹木より)
花色も白花品種もあるそうだ。

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ブラシの毛に見えるものは雄しべの花糸で、花弁や萼は開花後すぐに落ちるようだが、暖かくなって咲く花は花期が短い。
属名のカリステモンは「美しい雄しべ」と言う意味だそうだが、花後に実がつくと書いてあるが、実を確認したことがない。
フトモモ科の花はフェイジョア、ユーカリ、フトモモなどオシベがぱっちりと目だって美しい花が多いようだ。

この頃、オーストラリア原産の樹木が日本では人気で、地植えでもギョリュウバイが育っているところがあった。ワックスフラワー、ユーカリもオーストラリア原産の同じフトモモ科だった。

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「つばくらめ飛ぶかと見れば消え去りて空あおあおとはるかなるかな」(窪田空穂)

「若竹の傾くさまもおのづから健やかにして梅雨晴れんとす」(佐藤佐太郎)
 
「木のもとに梅はめば酸しをさな妻ひとにさにづらふ時たちにけり」(斉藤茂吉)

「曇り日の青草藉(し)けば冷たかり自愛のこころかなしくもわく」(前田夕暮)



<ブラシノキ>
フトモモ科ブラシノキ属
原産地:オーストラリア
学名:Callistemon speciosus
別名:ボトルブラッシュ、カリステモン、キンポウジュ(金宝樹)
花期:3〜7月    
樹高:2〜5メートル
花色:赤・白 

「燃え立ちて赤きブラシの木の花に注ぐ夏陽を隠して見たし」

「水無月の湿りを帯びて吹く風にそよぐブラシの木の花眩し」

「青梅の袋破れて卓上を軽く転がる半分ほどが」

「雨を呼ぶ風に戦ぎて庭木々の青葉のざわめき波寄すごとく」

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コメント(22件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
ブラシノキの花の咲く様子をとても興味深く拝見しました。
あんなに丸まった糸のようなおしべが伸びていってナイロンブラシのようになるなんて、とてもおもしろいですね。
未来
2007/06/07 14:28
 こんにちは。私も今日は明るいうちにのぞいています。ブラシノキ、なつかしのコップ洗いのようですね。花の方はよく見るようになったのに、ブラシそのものは今では余り見かけませんね。さしずめヘア用のカールブラシでしょうか。
 暑いときの花は、ハイビスカスなどもそうですがぱぁっと咲いた様子が華やかで、色も鮮やかでいいですね。暑い中でははっきりした色合いと形が美しくていいものです。こちらでは冬越しが難しいと判っていても、毎年ブーゲンビリアやハイビスカスを目の前にすると、我慢するのに一苦労します。
 でも、ブラシノキなら、防寒したら冬越し出来るかも……です。
ひめだか
2007/06/07 14:32
あまりに鮮やかでおどろいています。以前に臨海の熱帯植物園近くで見たことがあります。和洋の花のいろいろ、本当にお詳しいですね。
目黒のおじいちゃん
2007/06/07 20:08
未来さん、こんばんは。コメント有難うございます。
これって、3mの木の梢の方に咲いていて、撮影に苦労したのですよ。
幸いにも引っ張っても折れなかったので、撮れましたが。
蕾から割れてくる画像、面白いですよね。まさにブラシの木そのものの姿ですよね。
未来さんへ
2007/06/07 20:31
ひめだかさん、こんばんは。コメント有難うございます。ひめだかさんも今日のお昼、お暇だったのですね?早めに記事を書いて、15時前に出掛けてきました。
そちらでもこの花を見かけられますか?
コップ洗いのあのナイロンブラシ、昔哺乳瓶洗いしていましたが、またこの頃出回っていてうちにありますよ。これは「キンポウジュ」と思っていたら、しっかりとブラシノキ属とあったのですね。近くでこれに似て、枝が長く垂れる種類も見ましたよ。
オーストラリアのものは、この頃出回っていますが、これは花が独特ですね。耐寒温度がー5℃までだそうですが、そちらでは大丈夫でしょうか?
ハイビスカス、ツンベルギアも冬場は外で育てられないのに、求めて南国の花を楽しんでいますよ。寒い地方で育つものも、花後の夏場に育てられないのに、また求めて花を愛でて、あとは失敗の繰り返しです。花には悪いですが、在る期間だけでも楽しませて貰って有り難く、私は花だけには我慢しないことにしました。それってガーデニングでないようですが・・。
うちは何故か花木が多いようですが、ほって置いても育つものですね。でも日陰は増えて増えて困っていますが・・。
ひめだかさんへ
2007/06/07 20:51
目黒のおじいちゃん 、こんばんは。コメント有難うございます。
目が痛くなるような鮮やかな花で、これが木一杯花盛りだったら、火事のようかも?です〜。暖かい熱帯の花は意外に明るく、派手なものが多いようですね。気候的に開放的で花も陽気なんでしょうか?
花好きで、和洋なんでも植えておりますよ。
目黒のおじいちゃん へ
2007/06/07 20:56
「つばくらめ飛ぶかと見れば消え去りて空あおあおとはるかなるかな」(窪田空穂)「燃え立ちて赤きブラシの木の花に注ぐ夏陽を隠して見たし」梅雨の合間なのか初夏なのか、どちらにしてもツバメがいて、赤きブラシの花が咲き、そこに青い空と光の輝きなんでしょうね。季節の中に身を置かれているのが感じられて、嬉しい感じです
hanahhana1952
2007/06/07 21:23
遠くからブラシを見た事が有りますが、こんなに近くで見たのは初めてです。まして蕾から花が咲く様は面白く見させて貰いました。
デコウォーカ
2007/06/07 21:31
ブラッシノキは30年ほど前に育てていた事があって、とても丈夫だった事を思い出します、其の時赤だま土に挿し木すると成功率が高くで、沢山出来てしまった苗木を友人に分けた事を思いだとしました、その後転勤のときにその場所に置いてきた木がどうなったのだろうと、こちらの綺麗な花を見ながら回想したところでした。
OSAMI
2007/06/07 21:44
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うざいます。
先日私も燕を見ましたが、窪田空穂が見た燕。一瞬に目の前を飛んで消えていった。その姿を追いかけた空は青々として広く遥かだったと。自分の目の前に現れてそして消えていったものは、何だったのでしょうね。遥かに広がる青い青い空の世界。幻影のような燕。この絵の風景描写に色々な思いが重なりますよね。過ぎ去った青春とか、失ったものとか。スケールの大きい歌ですね。私の歌はちっぽけな歌で、纏まりがないです〜。
赤い情熱的な花、それに降り注ぐ初夏の陽射し。燃えるものを総て隠したい。そんな気持ちを詠いたいのですが・・なかなか上手くいきません。もう夏の季節を感じてしまいます。今日は夕方、夜は雷雨とかでしたが、降らなくて良かったですね。
hanahhana1952さんへ
2007/06/07 22:24
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
そちらでもブラシをご覧になられますか?
他所では木の下でも結構密集して花付が見事ですが、うちは上にちょっぴり〜と言う感じで乏しく咲いています〜。下手に秋に剪定して花芽を切っていたようです。この蕾の中に長い毛を入れていて、そこからほぐれて出て花が咲くさまは面白いものですね。
他所ではもう少し早く咲いているようですが、うちでは遅いようで、とても眩しく目だつ花です。 楚々とした白いナツツバキなどとはまた違って、跳ねた花です〜。
デコウォーカさんへ
2007/06/07 22:32
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
もう30年も前に育ててらっしゃったのですか?
こちらの庭で7〜8年前から育てていましたが、その時には珍しいとか仰ってましたよ。ずいぶん昔から馴染みでらしたのですね。
小さい頃、九州のずっと南の方で見たようですが。父がキンポウジュと教えてくれたようです。
これは育てて見ると丈夫で、すごく成長が早いですね。意外に寒さにも強いですね。赤玉で挿し木で増やされて、戴かれた方の所では、きっと今ごろ開花中でしょうか?懐かしくていらっしゃいますね。
挿し木を今度実験して見ますね。これは鉢でも管理OKとか書いてありましたよ。
OSAMI さんへ
2007/06/07 22:43
 一花さんちでは、燃えるような色あいのブラシノキが咲いているのですね。強剪定され、日当たりも良くない、というなかでけなげに咲いてくれるものですね。
 本当にブラシのような形で、楽しい花ですよね。僕は、新宿御苑の温室近くの植え込みで見ていましたが、こんなにアップで撮影したことはありませんでした。やはり、ご自宅にあると、いつでも観察できて良いですよね。
 おとうさまの思い出の花でもあるのですね。
なおさん
2007/06/07 22:48
花は花、咲いてる時だけでいいという考え、それってガーディニングに必要だと思いますよ。でないと収集がつかなくなって、世話をするのが億くうになってしまいます。私は今いい年こいて、花の勉強中ですから、枯らすワケにはいかんと、悪戦苦闘していますが、居住地の気候に合わないものを無理に合わせる事は無い、楽しめればいいと思います。
ラフレシア
2007/06/08 08:58
おはようございます、一花さん。
今日も一日、Gardening日和となりそうですね。
ブラッシュツリー、この3月ころ、お友達が、コンポートで育てていたのが、あまりに根が張りすぎて、もう限界、といって、お嫁入りしてきました。
地に植え替えてあげたら、なんだかとっても元気に、のびのびしてきたようです。そして、お花もたくさん咲いて楽しみました。
この木、いま、ちょっとしたブームと聞いています。新築される家はこの木が良く植えられるとか・・・・。
一花さんの説明で、又いろいろ知りました。
剪定した新枝の先に、花が咲き、又その咲から新枝が出てくるとか・・・。先日夫が咲き終えた花を切っていました。うまくきってくれたかな?後で見てみましょう。
私は、咲いている花より、つぼみのときが好きです。丸いつぼみが割れて、赤い色が出始める・・・。どんな花が咲くのか、胸どきどきさせました。花の色は、黄色もあるそうですよ。

”青梅の袋やぶれて・・・・・”
もう梅の収穫をしたのですか?ご自宅の?
にりんそう
2007/06/08 09:39
先日TVで、珍しい花と言うことで、
このお花が、紹介されていました。
蕾など、咲く様子は紹介されなかったので
とても、勉強になりました。
ここは、植物の図書館。秘蔵のお花たちも
たくさんあって、素敵な場所です。
chiemi
2007/06/08 15:00
なおさん、こんばんは。夕べコメント有難うございました。お返事遅れました。
これって7〜8年前は珍しいようでしたが、この頃うちの近所では良く見かける花です。
オーストラリア原産の植物が色々日本に入ってきて、枯れることなく地植えで育っていますね。
暑い真夏に咲くとちょっと暑苦しいですが、5月頃咲きますので、まあ^ま^でしょうか。小さい頃見たようで、名前は知っていましたが、ブラシノキだとは知りませんでした。梢に咲いていたのでズームのものはブレてしまって、仕方なく枝を切って写しました。自宅のものは撮り直しが効きますね。新宿御苑の温室にあるのですか?地でも大丈夫のようですが。
なおさんへ
2007/06/08 21:45
ラフレシアさん、こんばんは。早朝からコメント有難うございます。
ガーデニングしていると、枯らすと可愛そうとか?と自分を責めてしまうのですが、経験も大事かな?とこの頃思っています。1箇所で駄目になったので次回は違う場所でとか。でも何度しても失敗のものがあります。山野草はうちの場合、地に下ろすと枯れてしまっていました。今鉢管理のものが、去年から生きていて嬉しいです。場所移動して管理出来ますが、水遣りの煩わしさが増えて困っています。
枯らしたら枯らしたで仕方ない、という諦めや潔さも学びますが、植物育ては何時まで立っても学ぶ事が多いものですね。
切花は切花の運命がありますが、枯れたら1年草とも切花とも思えば、ガーデニング経験が生かされることですし、要は楽しめば良い事ですよね。
宿根ばかりだと、花屋さんも売れないと困りますし〜〜。買い専門の私みたいなのが居ても良いかも?ですね。
植物学は多くの知識の綜合のようで、難しくも楽しくもありますね。また達成感がすぐ得られるから、植物育ては止められないですね。
色々アドバイスして教えて下さって有難うございました〜。
ラフレシアさんへ
2007/06/08 22:06
にりんそうさん、こんばんは。何時もコメント有難うございます。
今日は爽やかな風があって、ガーデニング日和でしたね?
毎日庭に出ると、何かと色々楽しいものですね。昨日、土・肥料・夏苗などを求めてきましたので、午前中から午後までガーデニング三昧で、夕方疲れて、うとうと〜でした。藪蚊が少なかったのでまだましでした。
ブラシノキは、この頃人気であちこちで見かけますよね。にりんそうさん宅でもお嫁入りして来て、花を楽しまれたのですね。剪定ですが、今迄秋以降して花芽を切っていたのですよ。
そちらでは早めに咲いてくれたのですね。今日見ましたら、もう花があらかた落ちてしまっていました。
花色は白だけでなく黄色もあるのですか?きっと、ご主人様が現地でご覧になられたのでしょうね?
梅の木には、まだそんなに実が多く生らないです。側の紅葉といつも喧嘩して、切られてばかりなんです。花は咲いてくれたのですが、今日見たらたった1個だけでした〜。何時も田舎の母が送ってくれていましたが、この頃遠慮して、市販のものを求めてジュース用にしています。
にりんそうさんへ
2007/06/08 22:34
一花さん、ブラシの木も珍しいと思うのですが、これは友人が沢山育てていて私もしってます。夏に咲く花で仰るように暑苦しいはなですよね。でもじっくり見ると非常に面白いです。
彦左
2007/06/08 22:39
chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。
これって、TVで紹介されていたのですか?でも昔南の方ではあったようですけど。こちらでは珍しがられていたのでしょうね。南国の花は赤く燃え立つようで、きっと目だつのでしょうね?
これが白だったら、余り気にならないでしょうか?
>ここは、植物の図書館ではなく、自分の育てている植物の素性とか興味があり、ネット拝借でしたり、本で調べたりしているだけです。いつも画像が多く、ただ駄文を綴ってあるだけですみませんね。
うちの植物はそんな珍しいものはないですよ。花屋さんで出回っているのだけですから〜。chiemiさん宅も数が多いですね。
chiemiさんへ
2007/06/08 22:41
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。
これって、お友達の方も育ててらしてご存知でしたか?
赤い花でちょっと暑苦しく思っていましたが、真夏でないので良いですよね。カメラズームでしっかりと撮ると、面白いユニークな形ですね。
彦左さんへ
2007/06/08 22:43
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