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zoom RSS シデシャジン(四手沙参)

<<   作成日時 : 2007/07/18 20:57   >>

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山野草として今年求めて育てているものに、タマシャジンとイトシャジン、シデシャジンがある。

シャジン(沙参)と名前がつくが、イトシャジンはホタルブクロの仲間だそうだ。
またシデシャジン、タマシャジンはツリガネニンジンのような紫色の小さな釣鐘の形の花が咲かずシデシャジン属となっている。
ツリガネニンジンの根を乾燥させたものが薬用のシャジン(沙参)名としてあるが、ツリガネニンジンと似た根の草にもシャジンとつけるようになった、と本にある。(山・渓社:「野草の名前」より)

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     <シデシャジン>

我が家で何年も地で育てているシャジンの仲間としてはソバナがあるが、いま開花中だ。
去年から鉢管理でイワシャジンも無事夏越しして育ってきているが、花芽は未だがこれから出来るだろうか?
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   <イワシャジン2000/7/17撮影>

イワシャジン(岩沙参)2006/10/04

ソバナ(岨菜) 2006/07/14
カンパニュラ&シャジン

<我が家で育てているシャジン、シデシャジンの仲間>
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        <ソバナ((岨菜)2006/7/14撮影>

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    <イワシャジン2006/10/4撮影>

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   <タマシャジン:2007/6/4撮影>



この他シャジンとして知られているものに、ホウオウシャジン、ハクサンシャジン、ミヤマシャジン、ヒメシャジンなどが本に載っていて、ホウオウシャジンは北海道の植物園で去年初めて見た。


シデは四手と漢字で書き、四手とは神主が持つ玉串につけた紙を言うが、このシデシャジンの花びらの形が細い紙のようで、そんな名前が付いたようだ。
シデが頭につく花は他にシデコブシなどがあるが、我が家でも春に姫シデコブシが咲いたが、花びらがこれと同じように細く長くなっていてた。
ベニコブシ(ヒメシデコブシ・姫四手辛夷)&コブシ 2007/03/30
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    <ヒメシデコブシ(ベニコブシ)2007/3/26撮影>

タマシャジンは円く面白い形で「悪魔の爪」とも呼ばれているが、シデシャジンもその他のシャジンと比べると、釣鐘の形をしておらず、もじゃもじゃとして曲がった花びらに特徴がある。

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シデシャジンをよく見ると、カールした2センチ位の花びらは5裂していて、花びらの基部はくっ付いているようだ。メシベも花びらのように長く、先の柱頭が3つに裂けている。また開花が進むとカールした5本の短いオシベも伸びてくている。それで花全体がごちゃごちゃした感じに見えて、ひとつひとつの花が漠然として乱れていて、纏まりの付かない花のようだ。個個に自己主張し過ぎているのであろうか?

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     <シデシャジン:花の様子>

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草丈が1mくらいあったが、今回の台風で裂けて1本が根元から折れていた。
花は上部から咲いてきて、下の方へと咲いており、葉はソバナと似ている。

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        <シデシャジン:葉の様子>

これは北海道から九州の山地の草原や林の縁などに自生するとあるが、ツリガネニンジンやソバナ同様自生のものを未だ見た事がない。
シャジンの仲間は涼しいところを好み真夏の管理がなかなか大変で上手く夏越し出来ないが、今年求めたものはどうなることだろうか?


「次に咲くその次に咲く蕾もちキキョウむらさき凛として立つ」(鳥海昭子)

「わたくしの絶対とするかなしみも素甕に満たす水のごときか」(築地正子)

「月明かりさしそふ見ればうつし身は芦のごときにもつとも遠し」(々)

「一本の木よりも懺く佇ちゐれば月は光の軽羅を賜う」(々)

「雨蛙けけとし鳴くは肥後訛かかいかい鳴くと茂吉うたひき」(々)


<シデシャジン(四手沙参)>
キキョウ科シデシャジン属
学名 Asyneuma japonicum
花期:7〜9月
原産地 :日本 (山地の草原や林の縁など)
性状: 多年草
草丈:50〜100センチ


「奔放に五弁の花びら開かせて四手沙参の花風に靡きて」

「転寝の睡夢見るごとうす紫四手沙参の花乱れ乱れて」

「各々の主張見るごと花びらの思い思いの四手沙参のはな」

「狂気かと花びら思わせ四手沙参乱るる紫心騒がす」

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コメント(22件)

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 一花さんちでは、面白い花型のシデシャジンがみごとに咲いていますね。細い花びらをシデに見立てたということですが面白いですね。
 うちでも苗を頂いて育てたことがありますが、絶えてしまいました。シャジンの類は絶えるのも早いですね。
 ヒメシャジン、ハクサンシャジン、ホウオウシャジン、イワシャジンなど育てましたが、みんな絶えてしまいまして、根腐れや暑さ負けしやすいのですね。
 花は青紫で涼しげで好きなのですが、なかなか思うように行きませんね。キキョウの仲間はヨトウムシの大好物なので、うかうかしていると、一晩で全滅してしまいます。
 やはり、里山に咲く、ツリガネニンジンあたりを種子から育てる、というのが一番無難なのかも知れませんね。
なおさん
2007/07/18 21:11
珍しいシデシャジン楽しませていただきました、特に花の様子の写真は又すごいです、花弁も絡まりあっているし雌しべも曲がっているようで、ミニジャングルみたいになっていますね。
シャジンの仲間の事いろいろと勉強になりました。
OSAMI
2007/07/18 23:00
 シデシャジンを細部まで拝見できて、楽しかったです。タマシャジンは、寒さには強いですよ。春には葉が出て、毎年花が咲きます。ツリガネニンジンとソバナは花は似ていますが、ソバナの自生は見たことがありません。山林に入っていけば、あるかもしれません。どれも涼しげないい色をしていますね。こういうむしむししている時には、うってつけですね。うまく夏越しできるといいですね。
ひめだか
2007/07/18 23:06
「次に咲くその次に咲く蕾もちキキョウむらさき凛として立つ」(鳥海昭子)「各々の主張見るごと花びらの思い思いの四手沙参のはな」人の姿に似せた感じがしますね。ひょっとして植物も人同様意識があって、・・・・なんて思います
hanahhana1952
2007/07/18 23:15
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
シャジンの仲間は夏越しが難しいようですが、ソバナは地で何年も大丈夫でした。でも今年は不調で、別の場所のものが元気です。長年同じ場所に植えると良くないとか聞きました。
イワシャジンは今回鉢で上手くいってます。ナメクジが凄かったですが、今は棚上で大丈夫です。タマシャジンは寒さに強いようですが、暑さにどうでしょうね?なおさんも色々駄目にされたようですね。
なおさんへ
2007/07/19 00:27
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
このシデシャジンはアップで見たら、凄いジャングルと言うか、髪を振り乱した狂女のようで面白い花でしたよ。アップで分かったのですが、メシベが長く、オシベも開花後くるくるになって来ています。
シャジンとカンパニュラは花が似ているようですが、根が違うそうです。 この花の自生のものを山で見てみたいものですが、これはご覧になられたことが無かったのですね。
OSAMI さんへ
2007/07/19 00:32
ひめだかさん、こんばんは。コメント有難うございます。
シデシャジンはそちらでもご覧になられるかと思っていたのですが、見かけられないのですね。ソバナもですか?
去年の有る方のブログで、ツリガネニンジンの自生のものをアップで見せて戴きました。何時も散歩に出られる山で見かけられるそうですけど。。
タマシャジンはそちらで見せて戴きましたが、寒さに強いのですね。ヨーロッパ原産だそうで、「悪魔の爪」とも呼ばれるのですって〜〜。
今元気にしていますよ。来年も出てくれば良いのですが〜。植える場所は風通しを選んでプランター植えにしてあります。濃い紫でなく、淡い紫でこの花色は素敵ですよ。
ひめだかさんへ
2007/07/19 00:39
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
「次に咲くその次に咲く蕾もちキキョウむらさき凛として立つ」
この歌はキキョウの様子をきちんと見て詠われてますね。
次に咲くものを用意して、蕾のたくさんあるさま、他と競争しなくて順番通りに整然と咲き、その紫の凛としてきりっとした花の姿が浮かびますよね。
キキョウは蕾の形も良いですよね。
私の歌、いい加減ですみませんね。お花は人間同様に自己主張していますし、虫に目だつためで、子孫を残すためですものね。でも自己主張の強い花は余り好まれませんよね。
hanahhana1952さんへ
2007/07/19 00:46
一花さん、おはようございます。
シャジン・・いいですね。大好きな花です。
こんなにたくさんの種類のシャジンがあるのですね。
家で育てるのはなかなか難しいのではありませんか?
山歩きをしていた頃、疲れた足元にふっと目をやると、
たくさんのシャジンの紫色に癒されたこと思い出しました。
そう、考えると、昨年のお盆休みに、夫と白馬へ行っていたのです。
それが今年は手術まですることになるなんて・・・。
人生、何がおきるかわかりませんね。大切に毎日を過ごさねば
、と、思います。
にりんそう
2007/07/19 06:59
ヒメシャジンはたまに山でみかけますが、シャジンにもこんなにたくさんの種類があるんですね。ただびっくりです。さまざまな花が季節を巡ってさいてくれるのを眺めたり手をかけてお世話していると心もいやされますね。広い庭がうらやましいです。
目黒のおじいちゃん
2007/07/19 07:23
おはようございます。
爽やかなシャジン類の花を楽しませていただきました。高原の散策をさせていただいたような気分にひたりました。
ありがとうございました。
リコリス
2007/07/19 08:27
シャジンの仲間(茎を折って乳が出るもの)の若葉は「トトキ」と言って山菜?になります。去年から沢山ある場所を見つけて母と何回も摘みに行き、お浸しで食べました。今頃は花を咲かせている頃だわね。見に行ってきます。
mint
2007/07/19 08:43
一花さん、 シデシャジン(四手沙参)大変難しい名前ですが、記述を読ませて頂くとシャジンと云うのが沢山有るのですね。紫・青紫の色がとても美しい高貴な花の感じがします。
彦左
2007/07/19 13:45
にりんそうさん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございました。
腰は大事な要ですから、余りご無理されませんように〜。
シャジンの仲間は涼しいところを好むようで、栽培が難しいようです。また枯らすかも知れませんが、見るだけで満足です〜。
ソバナは地植えですが、今年は不調でまた別の場所に苗を植えてます。
その優しい薄紫と釣鐘型の花が高山の涼しい風を運んでくれるようで、好きです。1年前の夏はお元気で、白馬にお出かけされていらしたのですね。やはり人生には何が起るかわからないですよね。先日の地震にしろ・・。昨日NHKの夜8時から、ひざ関節などのリューマチの痛みを放送していて、まだ原因不明だそうですね。免疫に依って骨と骨の軟骨が溶けていくとか・・早期治療が大事などと言ってましたが、誰が罹患してもおかしくない病気とかでした・・。
にりんそうさんは、高度医療のベストの治療を受けられてお元気になられるのですから、前向きに考えて頑張って下さいね。いま少しの辛抱ですから〜。今を大事になさって、ゆっくり休養さなって下さい。これからイヤと言う程、台所に立たれるかも?しれませんよネ。
にりんそうさんへ
2007/07/19 20:34
目黒のおじいちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
まだ自生のヒメシャジンを見た事がないのですよ。シャジンにも色々あって、イワシャジンとホウオウシャジンは人気のようですが、涼しい所を好むので栽培が難しいようです。
シデシャジンもソバナ、ツリガネニンジンも日本の野山に自生しますので茶花として使われますね。でもシデシャジンの自生はあまり知られないですよね。うちは狭い庭で、樹木ばかり植えてあって、日陰が増えてまるで藪です。山野草は好きですが、なんでも枯らしてばかりなんですよ。
求めて来ては、眺めるだけで一応満足なんですが・・。
目黒のおじいちゃん へ
2007/07/19 20:42
リコリスさん、こんばんは。コメント有難うございます。
この時期、カンパニュラと似てシャジンの仲間がいろいろ出回ってます。ソバナは地植えで我が家では一応何年か育って来ました。
洋物と違って山野草は楚々とした自然の感じがあって好きですが、栽培が難しいです。地で今迄色々育てて見ましたが、枯らしてばかりでした。
野のものは風と涼しさ、春の日当たり、夏場の涼しさなどが大事のようですが、狭い都会の庭では育てるのが困難です。だんだん山野草の鉢がこの頃増えてきました。濃い紫のケントベルと違ってこのシャジンの薄紫の花色が優しげです。(ケントベルは残念でしたね。)
リコリス さんへ
2007/07/19 20:49
mintさん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございました。
「山で上手いものはオケラとトトキ」と聞いた事がありますよ。
ツリガネニンジンの若い茎や葉を「トトキ」と聞いた事があり、本にも載ってますよ。そちらの山では山菜になるくらい、そんなにたくさん自生しているのですね。前の記事のギボウシと言い、羨ましいです〜。 トトキは御浸しとして美味しいものなんでしょうね。何故「トトキ」と言われるのでしょうね〜。お花は今頃でしょうか?山野草として人気で割と高いものですよ〜。
mintさんへ
2007/07/19 20:57
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
たくさん画像を貼ってあり、また文章も長くてすみませんネ。
シャジンの中で、シデとは花びらが、神主さんが使う四手に似ているからだそうです。
普通のシャジンは釣鐘型ですが、これはもじゃもじゃの面白い形ですよね。
色が薄紫で、この時期涼しげですよ。栽培が難しそうで、枯らしそうです。でもイワシャジンは鉢で今年も越冬しています。山野草を育てるのは難しいですね。
彦左 さんへ
2007/07/19 21:03
シャジンと言う名前は響きが良いですね。シャジンの付いた花はどれも綺麗ですね。香貫山でも1週間前にツリガネニンジンが2株咲いているのを見ました。その後は他の場所では見ていません。昨年は8月に見ていますので狂い咲きの様でした。シデシャジンは釣鐘形でなくゴチャゴチャしていて面白い花ですね。シャジンの勉強をさせて貰いました。
デコウォーカ
2007/07/19 21:39
デコウォーカさん、こんばんは。コメント有難うございます。
シャジンって聞くと、本当に言葉の響きがいいですが、デコさんは音感も優れてらっしゃいますね。
去年ツリガネニンジンのアップを見せて戴きましたが、もう開花でしたか?花色も白だったですよね。今年も無事咲いてよかったですね。今年は何でも早いのでしょうか?
シデシャジンとソバナも野山で自生とありますが、なかなかお目にかかれないのでしょうね。アップ画像で見ると、シデシャジンは髪を振り乱した狂女?のようですよ。
一度シャジンの根の様子を見たいのですが、どうなんでしょうか?朝鮮人参のような根だそうです。
デコウォーカ さんへ
2007/07/19 23:56
シデシャジンの花、面白いですね、初めて見ました。
四手という花の名前も凄いと思います。
タマシャジン、シデシャジン、忘れられない名前です。
hina
2007/07/21 15:33
hina さん、こんばんは。こちらもコメント有難うございます。
山野草って園芸種と違って楚々とした花が多いですが、この花の形は面白いですヨ。写真で捕って見ると、もじゃもじゃ頭みたいです。
シャジンって色々ありますが淡い青紫の花色が多くて好きです。
山野草は地で育てると枯れて鉢管理となり、増えて困ってます。この時期、水遣りと藪蚊で大変です〜。
hina さんへ
2007/07/21 21:52
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