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zoom RSS アカバナマツムシソウ(赤花松虫草)

<<   作成日時 : 2007/07/30 22:11   >>

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宿根草シリーズとして、苗から育てていた「アカバナマツムシソウ(赤花松虫草)」。
以前日本産の普通のマツムシソウや外国産のスカビオサは何度か育ててみた。

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    <西洋松虫草(スカビオサ)4年前に育てたもの。2003/7/16撮影>

マツムシソウ(植物園へようこそさまHP)
昔、車山高原で自生のマツムシソウの群生を初めて見たが、初秋の高原に咲く青紫の優しい花は美しく、今でも清清しいあの光景が浮かんでくる。
自然の中で咲くこの花は、八重の小菊のイメージで、華やかな洋種っぽさもあったようだ。
高原に自生していたものは草丈が低く、高山に咲くタカネマツムシソウ(高嶺松虫草)だった。
本で見ると日本産のものは越年草(2年草)で、零れ種でどんどん増えていくそうだ。

前に育てた洋種のスカビオサは草丈があり、次々と花が咲いて華やいで花壇に賑わっていた。宿根草として2年位咲いたが、その後傍に樹木を植えたので出てこなくなったようだ。

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このアカバナマツムシソウのイメージとしては、洋種のスカビオサの色変わりの真っ赤な花を想像していた。
6月中旬に蕾が出来、20日過ぎに初めての花が咲いた。だが青紫や桃色の普通のマツムシソウのイメージと違って、洋種っぽく丸まった形だった。
花色も赤というより赤紫っぽい色で、花の形も小振りで直径2cm弱だった。
日本産と西洋種の花のイメージは花びらの長さが違うようだが、このアカバナマツムシソウはまたどちらとも違った感じがある。

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今年はまだ小さな株だが、花茎もひょろひょろとして草丈が50センチ位で、風が吹くたびに揺れていた。時期的に暑かったのか花期が短かく、7月中旬まで何輪か花が咲いた。

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1番花が咲いてもう枯れるかと思っていたらまた脇枝が伸びて、いま2番花が咲いている。

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マツムシソウとあるので、本来の花期は松虫の鳴く初秋の頃と思うが、本で見ると初夏から11月頃までとある。本によって8〜10月とか、7〜8月と違いがあるが、西洋種は花期が早く、日本産のものは初秋の頃と花期が遅いようだ。
育てて見ると蕾が次々に出て、何度か花が咲く。

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マツムシソウ(松虫草)の名前の謂れは、松虫草(昔は鈴虫)が鳴く頃に咲くからとも、花後の実が、巡礼が持つ「松虫鉦(かね)」に似るとも、他あるそうだ。(山・渓社「日本の野草」より)

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   <花後の実の様子:松虫鉦(かね)似か?>
  
普通のマツムシソウはマツムシソウ科マツムシソウ(スカビオサ)属に分類されてる。
このアカバナマツムシソウのラベルを見ると、「クナウティア・マケドニア・レッドナイト」とある。本によると、バルカン半島からルーマニア原産で、一般的なマツムシソウとは別属扱いされて、クナウティア属に分類されるとある。

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海外種として、キバナ種が本に出ているが、この頃黒種も出回っているようで、ネット画像でも見かける。

このアカバナマツムシソウはラベルに耐寒耐暑性に優れた品種とあるが、風通しのよい直射日光管理だ。
これから熱帯夜の続くこの地に、宿根草として定着するであろうか?

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「むらさきのマツムシソウは高原の靄に滲んで朝を待ちいる」(鳥海昭子)


<アカバナマツムシソウ(クナウティア・マケドニア・レッドナイト)
マツムシソウ科クナウティア属
学名:Knautia macedonica
原産地:バルカン半島からルーマニア
花期:7〜9月
草丈:50〜80cm

「細枝に小さき赤花松虫草目にも鮮やか異国の花いろ」

「高原の足元に咲く松虫草爽やかな風吹き渡る中」

「見渡せば三百六十度の空と眼下に広がる緑の山なみ」

「たっぷりと雨雨あめの降る中を道行く人の姿朧げ」

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちでは、ワインレッドのマツムシソウが咲いているのですか。確かに、霧ヶ峰や美ヶ原で見かける薄紫のマツムシソウとは、だいぶ雰囲気が違いますね。普通のマツムシソウは、実が出来ると枯れてしまいますが、宿根タイプですと、毎年楽しめるということですよね。それは良いですね。

 8月の美ヶ原のマツムシソウの大群落、また見たくなりましたが、なかなか行く機会がないです。
なおさん
2007/07/30 23:39
「アカバナマツムシソウ(赤花松虫草)かわいいお花ですね・・♪宿根草として定着するといいですね・・・☆
「細枝に小さき赤花松虫草目にも鮮やか異国の花いろ」
「たっぷりと雨雨あめの降る中を道行く人の姿朧げ」
ステキな句です〜☆☆☆
meushiちゃん
2007/07/31 09:46
アカバナマツムシソウ・・・。これは我が家でも育てられそうな性質です。スカビオーサ、大好きな花で、最後の写真にあるような色、ワインレッド色を育てていたのですが、残念ながらいつの間にか消えてしまいました。車山高原に咲く、マツムシソウの群生、昔私もみました。今は、霧が峰や美ヶ原に多く見かけますね。涼しげな色が疲れた体を癒してくれます。
車山高原ではマツムシソウの群生は、
今も咲いているのでしょうか・・・。
にりんそう
2007/07/31 10:04
山で見る青紫のタカネマツムシソウとは花の感じが少し異なるようにも見えますが、ワインレッドは又艶やかですね、数が増えて小さな群落になると更に艶やかでお楽しみの事と思います。
OSAMI
2007/07/31 13:23
アカバナマツムシソウ、始めて見ました。普通のマツムシソウと大分印象が違いますね。
先日30日に白山に登りましたが一輪見ました。8月に入るとあちこちの山で見られるようになります。山で見るマツムシソウ、大好きな花の一つです。
ミニミニ放送局
2007/07/31 15:31
「むらさきのマツムシソウは高原の靄に滲んで朝を待ちいる」(鳥海昭子)靄に滲んでがいいなあと思います。言葉ひとつで、高原の朝を感じますね。「たっぷりと雨雨あめの降る中を道行く人の姿朧げ」雨雨あめのが面白いですね。長雨を感じますよ
hanahhana1952
2007/07/31 20:35
なおさん、こんばんは。夕べコメント有難うございました。
普通の松虫草を育ててたのですが、どうも相性が悪く、変わり者の宿根苗が目に付いたので育ててみました。どんな花かと思ったら、あまりパッ〜としない小ぶりな花でした。普通の青紫のマツムシソウは野山に咲きながら華やかさもありますね。
自生地で見る花は、何故か美しく心惹かれますよね。高原の風や空気、緑の所為でしょうか?何時かお暇になられたら、お好きな山歩きと花散策をたっぷり〜なさって下さい。
なおさんへ
2007/07/31 21:03
meushiちゃん 、こんばんは。コメント有難うございます。
普通の松虫草は素敵な花なんですが、何度か育てて上手くいかなかったので、変わり物を育てています。花も見栄えがしませんが、画像もボケ気味で良くなかったです・・。すみませんネ。
宿根として定着すると良いのですが、何時も枯らし専門でして。。
歌、いい加減で31文字並んだだけです。なかなか上達しない劣等性です〜。
meushiちゃん へ
2007/07/31 21:07
にりんそうさん、こんばんは。何時もコメント有難うございます〜。
日本産のマツムシソウは2年草だそうですが、スカビオサとして出回っているものは宿根が多いようですね。
アカバナマツムシソウは耐寒耐暑性があるので、宿根としてにりんそうさん宅でも育ちそうですね。宿根シリーズとしてガーデンセンターに行くと珍しいものが色々出回ってますよ。
ワインレッド色を育てていらっしゃったのですね。いつの間にか消えて残念でしたね。うちのものも、どうなるでしょうか?一季咲いてくれても1年草感覚と思えば花としては有難いです〜。
マツムシソウの群生、今は、霧が峰や美ヶ原に多く見かけるのですね^^:八島湿原も良いですよね〜。
ビーナスラインはこれからの時期賑わいますよね。また出かけたいのですが、この頃高速が混んで運転が疲れるとかです〜。平日だったら混まないのですが。。
にりんそうさんへ
2007/07/31 21:20
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
登山なさるので、あちこちで日本の松虫草は馴染みでらっしゃることでしょうね。うちでも育てたのですが、定着しなかったです。
宿根として色の違ったものを求めて育てたら、ワインレッドの違った感じの花でした。
定着すれば良いのですが?何時も上手く育たないものが多いです〜。
土質、日当たりなどありますが、ガーデニング下手なのかも知れません。
OSAMI さんへ
2007/07/31 21:25
ミニミニ放送局 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
この前「カライトソウ」のコメントの時、白山に登られると仰ってましたが、もうお帰りでしたか〜?
たくさんの花との出会いがあったことでしょうね〜。
松虫草はまだ1輪だけ開花で、松虫が鳴くこれからでしょうか?
このアカバナは、あちら産で開花期が早いですよ。黒花種も出回っています。これには松虫草が付いてますが、名前だけで感じが違ってますよね〜。
ミニミニ放送局 さんへ
2007/07/31 21:32
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
何故か3件コメントがありましたが、皆さん、時々そうなるのですよ〜。こちらで削除しますのでお気になさらずに・・。
鳥海さんの歌、「むらさきのマツムシソウは高原の靄に滲んで朝を待ちいる」、靄に滲むに高原の朝の情景と花の紫が浮き出ていますね。
言葉で詩情を作る文学ですから、言葉の持つイメージも大事ですよね。
雨雨とか歌がありますが、この雨の字も滴が滴る感じですよね。どうもこの下の句が上手くいきません〜。窓に霞んで人影が朧なんですが。。
hanahhana1952さんへ
2007/07/31 21:40
またまた周回遅れになってしまいました。
青紫のマツムシソウは昨年、9月に箱根の外輪山で見ました。その時の美しさは忘れません。その色違いが有るとは知りませんでした。両方を並べて見たい所ですが時期が違うので無理ですね。
デコウォーカ
2007/07/31 22:10
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。この頃アップが遅いのですみません^。
この赤色は期待はずれの色と形でした。やはり青紫のマツムソウはしっとりとして良いです。山で撮られた花を画像で見せて戴くと自然の感じでとても美しいですよね。
地で消えてしまったので、今度は鉢でまた植えて見ますね〜。
デコウォーカ さんへ
2007/07/31 23:59
一花さん、アカバナマツムシソウ(赤花松虫草)初めて見せて頂きました。背が高くてひょろっとしてるんですね。まるで私のようですが私は汚いですね。花軸が高くて花が大きいようですね。
彦左
2007/08/01 20:52
彦左さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございました。
これって背が高く、弱弱しい感じですが、花は燃えたつような色です。
普通のマツムシソウは青紫色で素敵ですよ。
彦左 さんって、背が高くてらっしゃって、何でも挑戦されて素晴らしい活動家でらっしゃいますね。 見習いたいものです〜。
彦左 さんへ
2007/08/01 23:56
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